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 突然ですが新しいヘッドホンアンプを作成しました。


 目標はディスクリート構成の、HD800をバランス駆動(BTL駆動)出来るアンプです。

 参考にしたサイトは下記URLのとおりです。



 まずアンプ部分の回路図を下記に示します。

イメージ 1

 参考サイトの回路図に若干の変更をしています。内容としては、

 ・ダイアモンドバッファ最終段Trの電源にOS-CON追加。
 ・FET差動増幅段とダイアモンドバッファドライブ段の電源経路に、10Ω抵抗を追加。
 ・出力カップリングコンデンサに0.1uFのフィルムコンをパラで追加。

 正直言ってオリジナルと大差あるとは思ってませんが、念のため上記変更を施しています。



 続いて電源回路を下記に示します。

イメージ 2

 電源は最後の-1.5V生成部分以外はオリジナルです。途中で挿入されている10Ωの抵抗は、突入電流で

 可変レギュレーターがお亡くなりにならないための電流制限抵抗です。

 回路図中に示してある電圧は、開放電圧ではなくアンプ回路につなげた時の電圧を示しています。


 今回はデュアルモノ構成とするため、上記アンプと電源回路を2つずつ使用しています。

 電源トランスは2回路入りのトロイダルトランスを使用しました。


 また、今回はユニバーサル基板ではなくプリント基板を使用しました。

 アンプ基板は参考URLのものに若干手を加えて、電源基板は自分で適当に引いたものを使用しました。

イメージ 4


 プリント基板の作成は、会社の先輩にして頂きました。多謝!


イメージ 5






 ここからは、完成した筐体を示します。

 まずはフロント。

イメージ 6


 ボリュームには4連のものが必要になりますが、そんなの中々ないので今回はソフトン製のアッテネーターを
 
 2つ使用しました。よって、ボリュームを上げるときは2つ同時にガクガクさせながら回さないといけません。

 
 続いて背面。

イメージ 7


 加工が下手くそなので、かなり位置がズレたり穴がはみ出したりしてしまいました。

 入力はバランス、アンバランス対応していますが、アンバランス接続の場合はバランス端子のコールドと
 
 GNDを接続させる必要があります。そのうちアンバランス化アダプタを作成します。



 正面斜めからの図。

イメージ 8


 1万もしたケースだけあって、中々カッコいいですね!サイドウッドはかなり好きです。


 

 今度は内部構成を見てみましょう。

イメージ 9



 真ん中に電源回路、両脇にアンプ基板を収納したアルミのケースという配置になっています。

 左右のクロストークを徹底的に排除できるように留意してみました。本当はトランスと電源基板も

 ケースに収納したかったけど、現実的ではなく断念…。

 それにしても、このトランスの偏り具合が気になります…。
 
 


 電源基板。

イメージ 10



 レギュレーターのヒートシンクはここまで大きくする必要はありませんでしたね。触っても30℃くらいだと

 思います。電源出力を繋ぐケーブルは、めんどくさいので信号ラインと同じMOGAMI 2534を使用しました。

 スペーサーを一個買い忘れてネジが一箇所止まっていないのは、恐らく気のせいです。


 
 アンプ基板。

イメージ 11


 天板に宙吊りになるようについてます。コンデンサがでかすぎて、ちょっとギリギリです。





 完成筐体は、下記のように配置してみました。

 
イメージ 3

 


 現状はエージング中です。またあまり聞けていませんが、真空管では出せない高域の解像度感が得られ、

 また半導体アンプによくある耳に突き刺さるようなキツさをまったく感じさせない、非常に聴きやすい音であると

 感じられます。そしてバランス駆動の利点か、濃い音の密度感、空気感が味わえますね。満足です。




 総費用4、5万程掛かりましたが、市販の15万クラスのアンプには匹敵するのではないかと感じています。

 これ以上のものを自作で作るとなると、非常に手間と知識が必要になるかと思われます。


 以上、FET差動バランス型ヘッドホンアンプの製作記でした。



【追記】

抵抗とアッテネーターをもっと質の良いものに交換しました。

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