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ソウルからヨボセヨ 「日本沈没論」の快感
(2011.4.2 産経) 韓国では昔から“日本沈没”論が大好きだ。この言葉の元祖ともいうべき小松左京の小説もすぐ翻訳出版されたし、近年の同名の日本映画もすぐ輸入上映されている。マスコミも何かというとすぐ「日本沈没!」といって快感(?)を楽しんできた。 これは伝統的に日本をことさら“島国”といってバカにしてきたことと関係がある。北朝鮮は国連演説で日本を島国と非難し留飲を下げたつもりになっているが、自分たちが大陸につながる中華文明圏の優等生という“小華意識”の産物でもある。 東日本大震災は当然、こうした日本観を刺激する。マスコミには早速、「日本沈没!」が登場したのだが、あまりの大災難だったせいかマスコミ内で「隣国の災難にそれは品がない」と自己批判が起きた。沈没論は快感だったからだ。 その後、マスコミが先頭に立って「日本がんばれ」キャンペーンを展開し大募金運動になったのだが、今度は日本の教科書検定の結果、領土問題の部分で竹島(韓国名・独島)を日本の領土とする日本の公式立場が記述されているのはケシカランと、また大騒ぎしている。 「あんなに日本を思ってあげているのに…」と不満なのだ。しかし日本は“沈没”の危機なのだから領土問題ではこの際、韓国が日本に譲ってはどうかな。 竹島「天地がひっくり返っても、われわれの領土」韓国大統領 (2011.4.1 産経) 韓国の李明博大統領は1日、青瓦台(大統領府)で記者会見し、竹島(韓国名・独島)について「日本固有の領土」とする記載が盛り込まれた日本の中学教科書の検定結果に関し、「天地がひっくり返っても、われわれの領土だ」と述べ、竹島の実効支配強化を継続していく立場を改めて強調した。 李大統領はまた、東日本大震災にあたって韓国民が教科書問題とは切り離して被災者支援を続けていることを称賛。「成熟した対日姿勢を持つことが、日本に勝ち、すべてにおいて日本の先を行くことができる自信を表す」とし、冷静な対応で臨む考えを表明した。 今回の検定結果について「(日本の)政治家たちと同様に考えている日本国民は多くはないだろう」とも述べ、「竹島は日本固有領土」とする認識がすべての日本国民に共通したものではないとの見解を示した。 教科書の竹島記述、韓国大使が松本外相に抗議
(2011年4月1日 読売) 韓国の権哲賢(クォンチョルヒョン)駐日大使は1日、外務省に松本外相を訪ね、検定結果が公表された中学教科書で竹島が日本の領土と明記されるなどしたことに抗議した。 外相は日本の教科書検定制度と竹島に対する立場を説明して「抗議は受け入れられない」と応じ、「日韓は最も重要な隣国関係で、大局を見据え、日韓関係全体に影響を及ぼすことがないよう努力することが重要だ」と語り、冷静な対応を求めた。 独島:ますますおかしくなっていく日本 (2011/04/02 朝鮮日報) 日本政府は中学校教科書に続き外交青書でも独島(日本名:竹島)が日本の領土であるとの主張を繰り返している。 日本政府は1日午前、閣議を開き、独島の領有権を主張する「平成23年(2011年)版外交青書」をまとめた。昨年の外交青書で韓中日関係を重視した「東アジア共同体」構想については、今回の青書では簡単に記述されている。日本政府は7月発表予定である防衛白書で、独島の領有権を主張するものと見られる。 松本剛明外相は31日の国会で、自民党所属議員から「竹島に他国からミサイル攻撃があったら、どのように対応するのか」と唐突な質問を受けた。これに、松本外相は「竹島はわが国固有の領土なので、わが国の領土(が攻撃されたもの)として扱われる」と答えた。 一方、権哲賢(クォン・チョルヒョン)駐日韓国大使は1日午前、松本外相を訪ね、「独島は大韓民国の領土」と述べ、日本の主張を直ちに撤回するよう抗議した。 しかし、松本外相は「抗議は受け入れられない」と応じた。そして、「韓国政府の独島施設設置などが韓日関係を難しくしているのでは」と韓国政府の独島領有権強化措置に反発した。 権大使は面談が終わった後、「日本が確執の原因を提供したのだから、わたしたちは言葉ではなく行動で示さなければならない」と語った。松本外相は中学校教科書の検定結果が発表された直後の2日間、「忙しい」という理由で権大使の面談要請を拒否していた。 竹島問題:「脅迫・妄言」と松本外相を非難、実効支配を強化=韓国 (2011/04/02 サーチナ) 日本と韓国が領有権を主張する竹島(韓国名:独島)をめぐり、韓国は教科書検定の結果と外交青書の記述に反発を強めた。政界や学界を中心に実効支配の強化を促しており、松本外相の発言に連日非難を浴びせた。同国メディアは連日、竹島問題を大きく取り上げている。 日本政府が竹島の領有権主張を強化しているとして、韓国はヘリポートの建設に加え、住民用の宿舎の建設を急ぐなど、実効支配の強化に乗り出した。1日には教育科学技術部の李周浩(イ・ジュホ)長官が竹島を訪問し、環境放射線監視機70機を設置、2012年に完工予定の「東海独島海洋科学基地」で地震と津波の研究を本格的にスタートさせる考えを示した。 1日に公表された11年版「外交青書」の記述にも「外交青書でも独島挑発」、「減らず口」と非難が集まった。松本外相が3月30日と31日の2日間、権哲賢(クォン・チョルヒョン)駐日大使の抗議訪問要請に応じなかったことには「外交欠礼」と不満を爆発させた。さらに、松本外相の竹島関連発言も連日非難の的となっている状態だ。 松本外相は31日の参議院外交防衛委員会で他国から攻撃があった場合には「日本への武力攻撃と判断して対応する」としつつ、韓国が実効支配をしているため日米安保の適用はないとの見解を示した。権哲賢駐日大使の抗議を受けた際には「ヘリポートなどの建設が日韓関係をさらに難しくさせる」との認識を伝えた。 韓国メディアは「松本外相が竹島への攻撃は日本への攻撃だと妄言(もうげん)」、「議会でも独島領有権主張を露骨に現した」、「権大使の抗議に事実的な脅迫をした」などと批判した。 教科書検定の結果・外交青書の記述・松本外相の関連発言に加え、防衛白書でも竹島の領有権主張を強化するとみて、韓国では「日韓関係が凍ってきた」、「韓日両国の対立はさらに深まる見通しだ」などと懸念を示すメディアが急増した。 韓国が竹島の樹木復元を本格化へ 実効支配強化の一環 (2011.4.3 共同) 韓国山林庁は3日、日韓両国が領有権を主張する竹島(韓国名・独島)の実効支配強化の一環として、かつて樹木が茂っていた地域の緑を復元する作業を本格化させることを決めた。聯合ニュースが伝えた。 同ニュースによると、竹島に自生するマサキなどの種子を採取し、苗木を育てて再び同島に植える。復元計画は昨年、策定され、2014年までに計10億ウォン(約7700万円)を投入する予定。韓国の行政区画上、竹島が属する慶尚北道が実際に事業を担当し、4月中にも作業に着手する。 「わが国の神聖な領土だ」…竹島問題で北朝鮮報道 (2011/04/05 サーチナ) 北朝鮮の通信社、朝鮮中央通信は4日付で、「独島(ドクト)はいかなる者も勝手に侵犯できない朝鮮の神聖なる領土だ」とする論説を発表した。“独島”は竹島の朝鮮/韓国名。日本で2012年春から使われる中学校社会科の教科書で、同島が日本の領土だと、これまで以上に明確に説明することになったことに対して、反発した。中国新聞社が報じた。 北朝鮮メディアが新しい教科書内容に言及したのは初めて。朝鮮は最も早く“独島”を発見し、国家の一部として編入した。“独島”は朝鮮の不可分の領土などと主張した。 日本の主張に対しては「国際法にかんする無知と歴史資料の理解の間違い、侵略の野心により、“独島”を奪取しようとたくらんだ。白黒を反転させる歴史教育により、日本の国民と青少年に軍国主義思想を植え付けようとしている」と非難した。 中国新聞社は同記事中、“独島”を「日本は竹島と呼称」と紹介。「朝鮮(北朝鮮)、韓国、日本がいずれも領有権を主張しており、現在は韓国が実効支配」と説明した。 韓国の郡で、募金活動を中止 教科書「竹島」明記で抗議 (2011.4.6 共同) 韓国中部の忠清北道槐山郡は6日、日本の中学校教科書検定で合格した社会科公民や地理の教科書に竹島が日本の領土として明記されたことに反発し、東日本大震災の復興支援のための募金活動を中止したことを明らかにした。郡職員らを対象にした募金で、全額を返還する方針。 同郡によると、募金では各部署や郡議会から約450万ウォン(約35万円)が集まっていた。同郡の関係者は募金中止の理由について、日本の領土権侵害を挙げた上で「韓日の友好関係を一気に冷ました日本の対応は、理解できない」と批判している。 竹島近海で4月中着工、来年末完成 韓国「総合海洋基地」計画の中身 (2011/4/ 6 J-CAST) 韓国が実効支配している竹島(韓国名: 独島)をめぐり、日韓関係の緊張感が高まりつつある。竹島近海に韓国が総合海洋科学基地を建設する計画が明らかになったからだ。日本側は計画の中止を求めたものの、韓国側は「日本が関与する事項ではない」と一蹴。この施設は、一体どのようなものなのだろうか。 韓国では東日本大震災の被災者への募金額が213億ウォン(約15億円、大韓赤十字社集計)に達しているが、「震災への支援と領土問題は全く別問題」ということのようだ。 延べ2700平方m、高さ88m 李明博大統領は2011年4月1日に開いた記者会見で、竹島について「天地がひっくりかえっても我々の領土」と強調。実効支配を強化していく方針を明言した。これは、3月30日に発表された日本の中学校教科書の検定結果で、地理の全教科書、公民の大半の教科書が竹島について記述したことに反発したものだ。 そこに持ち上がったのが、総合海洋科学基地の計画だ。韓国政府が2011年4月4日に国会に報告したところによると、基地が建設されるのは竹島の北西約1キロの地点。約430億ウォン(約34億円)を投じて、延べ面積約2700平方メートル、高さ88メートル(海上からの高さは38メートル)の施設を11年4月中に着工。12年12月までには完成させ、完成後は無人で日本海の海洋・気象・地震などを観測すると説明されている。 さらに、この日の会議では、竹島に幅295メートル、幅20メートルの防波堤の設計を11年中に終え、11年7月に完成を予定していた宿舎の工事を2か月前倒すことも明らかになった。 「日本が関与する事項ではない」と一蹴 中央日報によると、この一連の工事の狙いは「実効的支配のための事業を迅速に進める」(鄭鍾煥(チョン・ジョンファン)国土海洋部長官)ことにあるという。 この動きに対して、何ら有効な対策を取ることができていないのが日本側だ。竹島を管轄する島根県は4月5日、外務省に対して、事実関係の確認を求める緊急要請を行い、仮に建設計画が事実である場合は基地建設計画の中止を求めるなどの対応を求めた。実際に同日午後には、佐々江賢一郎事務次官が権哲賢(クォン・チョルヒョン)駐日韓国大使を外務省に呼び、建設計画に対して抗議。中断を求めた。だが、聯合ニュースによると、権大使は 「独島は歴史的、地理的に韓国固有の領土であり、必要に応じ領土に対する主権を行使するもので、日本が関与する事項ではない」 として、日本側の要求を一蹴したという。 今回の施設建設以外にも、与党のハンナラ党では、08年頃から、竹島を構成する2つの島の間を埋め立てる構想も進めている。これは、水没しかかっていた沖ノ鳥島の周りを日本政府がコンクリートで固めて保全した手法が念頭にあるとみられ、定住人口を増やして実効支配を強化する狙いがある。 |

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