私見暴論−Japon Renaissance

和魂覚醒の時は至れり。(FC2支所 「荒魂」)

全体表示

[ リスト ]

−責任と決定権−


 橋下 国と地方の役割分担も責任の所在が分かりません。本州と四国のどうしようもない、バカみたいに金を使った本四架橋の問題で、料金値下げするのに国はカネがないから、地方も一部出してくれという話になったんです。「もともと本四架橋は誰の責任なんですかね」と言ったら、国交省は「地方の要望で作らざるを得なかった」と。

 石原 いやいや、それは自民党の失政。当時は福田赳夫内閣の時で私は環境庁長官だった。「四国には大平さん(正芳元首相)や三木さん(武夫元首相)がいたり、著名な政治家がいらっしゃるのは分かりますが、これはむちゃで採算合いません」と言ったら、福田さんに怒られた。「余計なことを言わないの。採算とれるんだよ」と。だけど大赤字になった。

 橋下 もうどうしようもない状態です。永田町や霞が関で物事が決まらない。決められる仕組み、統治機構に変えるということを示す思いが大大阪構想、大阪都構想です。

 石原 とにかく、国は現場を知らないから、長良川河口堰とか、諫早湾の干拓とかをやる。東日本大震災の発生から数日後、気仙沼の港を見た。すると、漁協の組合長が「石原さん何とか助けて下さい。水揚げしたいんです」と。船がダメになったかと思ったら、遠洋漁業で無事だったという。すぐに神奈川県三崎市の市長に電話したら、うちで引き受けますという話になった。

 農水相の鹿野道彦君に気仙沼の報告をしたら、水産庁の役人がいっぱいいて、「ああ無事で良かった」と言った。それで、「まだ現地に誰も行っていないのか。お前たちが大臣に報告するのが当たり前じゃないか」と。役人が行こうと思ったら、自衛隊でも何でも、ヘリ飛ばせばいいんだよ。そういう機動力が役人にはない。

 橋下 それは仕組みとガバナンスの問題に行き着く。統治機構を変えることになれば、昔なら戦。大阪府庁と大阪市役所という統治機構の再編だけでも、今の体制でやっていきたいという人たちがごまんといる。変えられたくない勢力との大戦争になった。

 大げさだと言われるかもしれませんが、今回の選挙は生きるか死ぬか、やるかやられるかぐらいの話になった。国全体の統治機構となれば、石原知事みたいな方が旗を振らないと、本当に変わらないと思います。

 石原 歳、歳。余計なこと言わないの。あなたみたいな若い人、体力のある人間がやればいい。

 橋下 被災地のがれきの受け入れを懸念する苦情に「黙れと言えばいいんだ」というメッセージを出して、それで世の中が動いていくということを感じました。大阪も当然、受け入れを表明していましたが。

 石原 僕は独裁者じゃありませんから(笑)。

 橋下 今の政治家では統治機構を変えるというところまではできないんでしょうか。

 石原 できないねえ。結局、役人を抹殺する以外ないんだよ。昔だったら殺されている役人もいるよね。昔は気骨があったが、今の役人は逆。自民党がスポイルしたし、されもした。戦後、日本をよくしたのも、ダメにしたのも役人。昔だったら、壮士参上でやられてるよ。現に老人を食い物にして蓄財し、刑務所に入れられた次官もいたじゃないの。政治家なんて何の権威もないが、省の高官の権威なんて大変なものだよ。

 橋下 命をあやめるのが今のルール上難しいなら、公務員の絶対的身分保障をなくしたい。

 石原 まったくですね。

 橋下 警察や消防、自衛隊は別としても、通常の公務員は役所で仕事をしているだけですから、絶対的身分保障を外したい。今回の職員基本条例案も処分や分限免職をもっと活用するというもの。楽で安定した仕事をしたいんなら民間へ、つらくて不安定でも公の仕事をしたいなら公務員に、という価値観にしなければならない。公務員の世界と大戦争になると思いますが。

 石原 クビの心配がない仕事なんて、滅多にない。アメリカも政権が変わるとワシントンの役人が半分ぐらい変わる。日本はほんとに安穏としている。

 橋下 市長就任と同時に89人の人事異動をかけました。更迭という言葉は使ってませんが、人事権の乱用だ、独裁だと言われました。しかし、組織を動かすために人事をいじるのは当たり前のこと。橋下に仕える気はない、と幹部がメディアに言っていたので仕える気がないなら辞めてくれと言ったら、辞めるのはゼロだった。これが公務員の世界だと思いました。


−不連続性を目指す−


 石原 大阪も役人の数が多すぎるでしょう。

 橋下 まだ多いですね。特に大阪市は。

 石原 東京は2万8千人削って、増やしたのは警察官と消防だけ。でもまだまだ多いね。

 橋下 そうですか。

 石原 催し物とかに行くと、見知らぬ役人がぞろぞろ並んで頭下げる。ほかの仕事しろよ、と言うんだけど。まだ人が余っているな。でも、人減らしは組合がしっかりしていて、人脈もあったからできた。

 橋下 それがリーダーシップです。ただ、どうやって合理化のラインを決めればよいのかというのは悩ましい。府知事時代の会議で、扉の前に1人ずっといすに座っている人がいて、何かと思っていたら、隣の待機部屋から次の人を呼び込むために座っていたんです。その場でバカなことはやめさせました。

 石原 いや役人は時間の価値は分からないね。だから、引き延ばしたり、先送りしたりするけれど。

 橋下 会議が長くて、僕はこの会議の人件費コストはいくらなのか、出席した会議は金額換算してくれという話をしたんです。すると、その計算にまた時間をかける…。

 石原 こういう愚痴を言い合ってもしょうがないけれど、官僚は中央も地方もおかしい。副知事の猪瀬君は役人のうそに気がつくのがうまい。キャンペーンで街頭募金をやったときに、職員に日当を出すつもりだったんですよ。「日当なんて冗談じゃない。頭冷やせ」って怒ったわけ。すると猪瀬君が「まさかユニホーム作ってないよね」と言ったら「作りました」と。1枚400円の変なジャンパーを何百枚も作って、その分赤字になった。

 橋下 やはりそれは組織の問題だったり、行き着くところ仕組みの問題があったりする。僕は石原知事が言われる一貫性と継続性という、いわゆる連続性を変えて、「不連続」に挑戦するのが政治だと思います。日本全体で連続性を絶たないと沈没すると思っているんです。

 石原 します。半分死にかかっていますよ。

 橋下 日本の政治家、国会議員のみなさんに不連続への挑戦をやってもらいたいのに、何から何まで全部つぎはぎ。連続性の中で対症療法ばかりやっていて、にっちもさっちもいかない。いちから作り直す作業をやってもらいたい。

 石原 そうですね。とにかく場当たり、その場しのぎでしかこなかった。タイタニックの映画じゃないけれど、まだ大丈夫と言っているうちに、機関に水が入ってエンジンが止まって、あっという間に真っ逆さまに沈んでしまった。

 ニューズウィークの日本版のある号の表紙にアメリカの星条旗が書いてあった。どうして日本版にアメリカの星条旗が書いてあるのか、よく見ると最後の星が日の丸だった。そのうち、(中国の)五星紅旗の黄色い星の6番目が日の丸になるかもしれないよ。


.
syouwa_jp
syouwa_jp
男性 / AB型
人気度
Yahoo!ブログヘルプ - ブログ人気度について
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
友だち(7)
  • アジアや世界の歴史や環境を学ぶ
  • 愛國
  • 海の汚染は118電話
  • 憂国烈士
  • 地蔵
  • 谷 潜蔵
友だち一覧

過去の記事一覧

スマートフォンで見る

モバイル版Yahoo!ブログにアクセス!

スマートフォン版Yahoo!ブログにアクセス!

Yahoo!からのお知らせ

よしもとブログランキング

もっと見る

[PR]お得情報

ふるさと納税サイト『さとふる』
実質2000円で特産品がお手元に
11/30までキャンペーン実施中!
お肉、魚介、お米、おせちまで
おすすめ特産品がランキングで選べる
ふるさと納税サイト『さとふる』

その他のキャンペーン


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事