私見暴論−Japon Renaissance

和魂覚醒の時は至れり。(FC2支所 「荒魂」)

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『 マスコミの裏を読む 』
2012年 4月28日


 去る22日、日本会議福岡県南支部の総会に招かれ、「今こそ教育改革」と題して講演をさせて頂きました。昨年から決まっていた日程、題名でしたが、時節柄政局がらみ、外交関係まで話をさせてもらいました。

 沢山の方が出席され、熱心に耳を傾けられ、又的を得た質問、意見を頂きました。主催者の皆様に心から感謝申し上げます。

 集まられた皆様は日本を愛し現状を憂える同志ばかりでした。私は出席者の背後にいらっしゃる多くの方々にまで届いて欲しい、出席者が帰られて、回りの人達に私の話を少しでも広げて欲しいという願いを込めて話しました。というのは、例えば尖閣諸島の件でも国民の大多数は石原知事に賛成ですが、大手マスコミの論調は産経新聞を除いて殆どが反対ないし消極的です。
 
 その間の解離の大きさに改めて日本のマスコミの問題点が浮き彫りになりました。要するに、対中国となると日本のマスコミは極端に弱腰あるいは中国寄りになるということです。これは日本のマスコミが中国に支局を出すに当たって、中国に不利になるような報道はしないという協定を結ばされているということがあるからでしょう。しかし、現実にはそれを越えて、中国のマスコミだと考えれば納得できることが多いように思います。 いつもは、つい誘導されてしまいがちですが、さすがに領土問題という、よく分かる問題だけに、マスコミの偏向ぶりが国民の目にはっきり見えたのではないかと思います。

 合わせて、参院で問責を受けた二大臣に対するマスコミの論調も自民党政権に対するそれとは違うなということに国民が気付いて来たように思います。これを契機に、新聞に書いてある、テレビが言ったと、鵜呑みにする国民が少しでも減る事を願うものです。

 私達がお話しするのは精々数百人、テレビは一度に数百万人です。影響を及ぼせる範囲が違う。本当の話、本当の事実が伝わるように我々もいろいろ努力しなければなりません。

 先日も浜岡原発の地元の首長選挙で、原発再稼働慎重派が勝ったという記事が出ていました。それでは負けたのは原発再開賛成派かと思いがちですが、実は負けたのは原発反対派でした。それを書かないのは原発反対へ読者を誘導する意図的なものを感じます。

 TPPについても大手マスコミが揃って賛成を言うのも、その理由を含めて首をかしげざるを得ないし、消費税増税の論調も同じ。ついでに原発についてもおかしいですね。太陽光発電の電力会社購入価格が42円というのはあまりにも高すぎます。必ず電力料金のアップにつながり、企業や消費者の負担になります。

 沖縄県では沖縄タイムスと琉球新報という二大紙がほとんどを占めていますが、極めて偏向しています。沖縄県民の考えや心情とあまりにくい違っていることに驚かされることがあります。でも、沖縄の人はそれを知って冷静に読んでいます。

 報道を真に受けるのでなく、その裏、隠された意図まで見抜く眼力がマスマス必要になって来たように思います。


眞悟の時事通信〗より

『 小沢裁判と小沢現象 』
平成23年 4月28日


 四月の十日を過ぎた頃であった。月刊誌WILLの編集長から、四月二十六日に判決が出る小沢一郎さんについて書いてくれ、原稿の最終締め切りは十六日、との依頼を受けた。
 その趣旨を聞いて承知し、何時も通り、日常の予定をこなしながら、筆を執る前の想を練る段階、もしくはボーッと考える妄想に近い段階に入った。
 やはり彼小沢氏を、彼が泳ぐ現実のちんぴらの世界(永田町)ではなく日本の再興という過去現在から未来への本来のプロセスのなかに位置づけることが必要だ。
 そう決めて、十三日から十四日にかけて原稿を書き、十五日に最終校正を終え、十六日に関空から台湾に出発した。

 そして、二十五日の夜の九時過ぎに関空に帰着し、翌二十六日には予想通りの「無罪」の第一報を聞きかがら新幹線で東京へ行き、チャンネル桜の「どうする憲法」に出演して最終の新幹線で帰宅し、二十七日は朝から奈良の三輪、桜井そして多武峰の地帯を仲間と巡る。
 要するに、小沢判決の「中身」や「政局の動き」についての詳しい報道に目を通すことなく今朝(二十八日)を迎えている。
 つまり、私が小沢氏を位置づけたプロセスのなかでは、そんなものにいちいちのめり込む必要はないというWILL掲載文通りの生活を送っているという次第だ。
 ただ、二十六日の新聞に掲載され手元に届いたWILL誌の私の一文の表題は、「小沢一郎は日本の疫病神だ」となっていた。そこで、この表題について言っておく。
「まことに適切な表題である」と。
 
 この度の裁判は、自宅に四億円の現金を置いているおっさんが、「天下国家のことだけを四六時中考えている」ので、この金がどう処理されているのか知らんという筋書きだ。
 
 他方、例えば、制限速度が時速四十キロの道路を,
時速六十五キロで走っていて「ねずみ取り」に引っかかった国民がいたとする。こういう経験がある国民は、全国で何百万人いるだろう。
 そこで、このねずみ取りに引っかかった国民が、
「僕は、天下国家のことだけを考えているので、この道路が、時速四十キロの道路だとは知りませんでした」
 と取り締まりの警官に言ったとする。
(別に「天下国家のこと」を言う必要はない。「彼女のことだけ」でも「借金のことだけ」でもよい。要するに知らなかったという言い訳になりそうなことなら何でもよい)
 このような場合、どうなるか、どうなったか考えられたい。
  「そんな言い訳が通用するか!」
 (警官によっては、この一喝にアホ、馬鹿を付け加える)
 この一言で済むのではないか。済まされたのではないか。
 
(実は、小沢裁判とはこのレベルの裁判で、このレベルの言い訳が、諸兄姉の経験つまり国民の経験とは逆で、効果を発揮したまことに情けないというか馬鹿らしい裁判なのだ)
 よって、さあ、これからは、試しに言ってみよう!
 今日も全国津々浦々の何処かの道路で、「ねずみ取り」に引っかかっている諸兄姉。
「僕は(私は)、天下国家のことだけを考えているので制限速度のことなど知らなかった」と。

 WKLL誌掲載の私の一文は、小沢判決の十日前に書いたが、判決後にも、表題を含め何の訂正すべき箇所はない。
 もう小沢という政治現象につき合うのは止めよう。
 こういう中国共産党が喜ぶ政治現象が、我が国の政治だと思っていたら祖国が滅ぼされるぞ。
 
 救国のため、
 国家戦略を同じくする真の保守の結集を目指そう。
 平沼赳夫を代表とし、石原慎太郎を顧問とする
 「たちあがれ日本」
 はこのために結成された。
 尖閣を護ることは日本を護ることだ。
 
 従って、尖閣を俺のものだと奪いに来るものは日本の敵だ。
 その敵は、中国共産党だ。
 来るべき政界の再編は、この具体的な危機から生み出された救国の国家戦略を核として為されなければならない。
 即ち、国体の自覚と国防体制の充実だ。



『 台湾の山の民を巡る 』
平成23年 4月26日


 昭和二十年八月、関東軍が武装解除したあとのソビエト兵にあらゆる陵辱をうけるがままであった満州における百余万の民間人同胞の、祖国帰還に道を開いた影の功労者、
 帝国陸軍特務機関、門脇朝秀さん(数え百歳)
のお伴をして、十日間の台湾東海岸の山の民を巡る旅を終え、先ほど大阪堺に帰還した(十六日〜二十五日)。

 この旅の途中で、盛んに日本のマスコミから石原慎太郎さんがワシントンで公表した尖閣諸島の東京都による買収に関する取材を受けたが、
「民主党政府の反日・売国・親中的脆弱性と中共の強権的侵略姿勢という双方の正確な状況認識を前提にした絶妙にしてあっぱれな発表である」と一貫して回答した。
 しかも接した台湾人は皆、尖閣は日本のものだと思っている。「尖閣は中国のものだと思っている台湾人は一人もいないよ」と台湾の人たちは私に言った。
 私は台湾人に、「尖閣諸島周辺の漁場は日本人の漁場だ。そして、その日本人のなかに台湾人も含まれる。日台は力を合わせて中国の侵略に対抗しよう」と言った。

 さて、台湾東海岸の山の民とは、先の大戦で高砂義勇兵として帝国陸海軍の軍人軍属として戦った人々のことだ。
 彼等は、南太平洋の島々の密林そしてニューギニアの密林で、忠勇義烈、剽悍にして勇猛に闘った。
 アメリカ軍が台湾を回避して上陸せず沖縄に上陸してきたのは台湾の団結と南北に繋がる富士山より高い三千メートルを超える山々に勇猛な高砂族がいたことによる。

 戦争で生き残った高砂義勇兵の人々は、日本敗戦後、ひっそりと郷里の山に帰って生きてきた。
 その間、台湾には蒋介石の中国国民党軍が進駐し、三十八年間という世界史上最長の戒厳令をひいていた。
 その戒厳令は、日本時代と日本的なものを根絶やしにするためのもので、日本を語る者を抹殺する「白色テロ」の期間であった。従って彼等はひっそりと生きてきたのだ。
 その中で、一人、門脇朝秀さんは彼等と接触を保ってきた。さすがに元特務機関だ。そして、この度の旅となった。
 
 生き残りひっそりと生きてきた高砂義勇兵の方々は、皆八十歳代後半になっていた。
 彼等は皆、日本名を名乗り日本語で語った。
 そして、門脇さんと手を握り肩を抱き合って泣いた。
 それを見守る我々も泣いた。
 その後、彼等は日本の軍歌を歌った。
「海 ゆかば 水く かばね 
     山 ゆかば 草むす かばね・・・」と。

 彼等元兵士達が、門脇さんに会って、堰を切ったように「日本に還る」姿を見て私は、皇后陛下の次の平成十年の御歌を思った。それは、イギリスを訪問されたとき、日本軍の元捕虜であったイギリス兵達が尻を向けて両陛下を迎えるという非礼を見て、皇后陛下が読まれたもので、イギリス軍の捕虜となり命を奪われ、また虐待を受けながら、敗戦国故に語ることなく生きている元日本兵のことを思われた歌である。
「語らざる 悲しみもてる 人あらむ 
          母国は 青き 梅實ころ」
 
 今までの私は、「語らざる悲しみもてる人」は地理的に日本にだけいると思っていた。
 しかし、三十八年の戒厳令を経て真の「語らざる悲しみもてる人」は台湾の山にいる。
 このことを、元高砂義勇兵に会って分かった。
 日本人は、このことを忘れてはならない。高砂義勇兵のことを忘れて日本に未来はない。

 詳しくは追々語りたいと思うが、これが最後だと度々言われる百歳の門脇朝秀さんに導かれた台湾東海岸沿いの山の旅は、今までのどの旅よりも感慨深い旅となった。
 何故なら、この度の旅は、
 日本を発見する旅であり
 日本を確認する旅であり
 日本を愛し誇りに思う旅であったからである。

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