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以前にも書いたかもしれないけど、やっぱりいい曲だなーと。もちろん、このメルセデス・ソーサの歌声で、ということなんだけど。
僕がタンゴを始めた学生時代、メルセデス・ソーサという名前は知っていたものの、タンゴじゃない(フォルクローレだった)ので、あまり気にもとめなかった。当然聞きもしなかった。でも、10数年経ってふたたびタンゴを始めて、そこでいろんな仲間と出会って、この歌に出会った。こんな曲あったんだ!と思った。もちろんタンゴじゃない。ルーツをたどれば、フォルクローレのサンバ(ZAMBA)・アルヘンティーナであるという。僕はそのとき、サンバ・アルヘンティーナもよく知らなかった。いきなり演奏するというので、譜面を渡されたその拍子が6/8。僕がいつもやっているタンゴは2/4で、ワルツも3/4とかで書かれている。だからまず6/8に戸惑った。しかも6/8は3/4の倍とはいえ、全然意味が違う。最初はこのリズムに思い切り戸惑った。どうしてもうまくリズムが取れない。ワルツの3拍子と、2拍子ベースの3-3-2のリズムが微妙に交わり合っているのだ。最初に演奏したときはそれこそ何とかこんな感じかな、という雰囲気だった。でも、それから1年後だったか、2回目にこの曲を弾いたときは、何となくこのバルスのリズムがつかめてきていた。それが、下記のビデオだ。今でも、このビデオを見ると、そのときの気持ちがありありと浮かんでくる。佐藤美由紀さんのピアノと2人で伴奏をしているのだが、1回目のときとは違って、何となく6/8がちゃんと弾けてきている。この日はとても暑い日で、車に乗せていたベースが暖まってしまい、松ヤニもどろどろになっていたなーとか、ありありと思い出せる。この曲もいちいち覚えている。それくらい印象深い曲だ。
そんな僕のサンバ・アルヘンティーナとの出会いだったのだけど、この「Alfonsina y El Mar」という曲も、後からじわじわとくる曲で、いろんなタンゴの女性歌手が歌っているのだそうだ。とはいえ、僕はやっぱりこのメルセデス・ソーサの歌が一番好きで(当たり前か)、聞くたびに深い声だなーと感じ入ってしまう。ぜひ生前にこの声を生で聞いてみたかったものだと本当に思う。ラテ研でお世話になっていた伊高先生が、このメルセデス・ソーサに若い頃インタビューしたことがあるそうで、そのときの話を聞いた。美しいケチュア系の黒髪の女性で、非常に深い歌声を持った、まさにディーヴァだったと言っていた。ラテンアメリカでは間違いなく一番の歌姫だったと。僕もそう思う。
この演奏はギターとバホというシンプルな編成だけど、やはり歌の力がすごくて場を完全に支配している。すごいな。いつかこんなシンプルな編成で、じっくりと聞かせるような演奏をしてみたいものだ。もちろん女神には及ぶべくもないけれど。
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この曲大好きです メルセデスソーサを最初聞いていたのですが、最近はララファビアンにはまりました 私はギターでも弾いています いろんな編曲があるのですがソーサの原曲に近いようにカルレバーロ編をさらに歌わせるようにちょっと変えて弾いています 何回聞いても飽きないですね 詩の内容を知るとさらに興味わきます
2017/2/11(土) 午前 2:59 [ ima***** ]