|
驚きました。まだお若いのに・・。
大浦みずきさんと言えば、宝塚のトップスターでありますが、実はタンゴともかなり関係の深い方で、関西を中心に活動しているタンゴバンド「アストロリコ」といっしょに、ピアソラの曲のコンサートを行ったり、CDを出したりしていました。独自の日本語の訳詞をもって、わかりやすくタンゴを歌い、身近なものとして広めた功績は、いちタンゴファンとしても大いに讃えたいところ。宝塚ばりの歌唱法とか演技が賛否両論あるのも知っていますが、僕は少なくともアリだと思ってますし、やはりスターさんと言うのは、ふだんから放っているオーラが違いますから、まったく絵になります。僕も一応舞台関係出身者として、スターのスターたる理由はわかりますので、そういう意味でも、非常に希有な存在でした。直接の知己というわけではありませんが、アストロリコの皆さんからご紹介いただいて、実際にお会いしたこともあります。そういう方が亡くなられたというのは、やはり寂しいものです。ご冥福をお祈りいたします。
しかし、今年は、タンゴ関係の大物が次々にお亡くなりになっていますね。ダリエンソ楽団のバンドネオニスタ、カルロス・ラサリをはじめ、タンゴではありませんが、アルゼンチンフォルクローレのディーバ、メルセデス・ソーサも先日お亡くなりになりました。国内でも、この夏、石川浩司さんがお亡くなりになり、そして今回の大浦みずきさん。なかでも、大浦さんはまだお若かっただけに、非常に残念です。
やはりミュージカル歌手で肺ガンでお亡くなりになった方といえば、劇団四季にいらっしゃった志村幸美さんを思い出さずにはいられません。志村さんも、本当に素晴らしい美声の持ち主で、僕は四季の女優の中では最大にリスペクトしていた方でしたから、お亡くなりになった(確かまだ30歳そこそこだった)と聞いたときは、本当に驚きました。僕の兄も肺ガンで亡くなっていますが、歌、つまり呼吸を商売にしている歌手の方が肺ガンで亡くなると言うのは、どんなに辛いものでしょう。まさに翼をもがれた鳥、そのものでしょうね。彼女達にとって、声が出なくなること、歌えなくなることは、死に値するほどの苦しみだと思います。本当に、お悔やみ申し上げる次第です。
大浦みずきさん死去=元宝塚トップスター、ダンスの名手
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091115-00000086-jij-soci
|