タンゴ練習帳

アルゼンチンタンゴを演奏するベーシスト(希少価値!)の練習日記

タンゴ練習帳

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アルゼンチンタンゴを演奏するバンドの練習日記です。僕のパートはベース(コントラバス)。踊れるタンゴのビートを刻むべく、奮闘中!
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この2週間、割とタンゴ漬け、しかもかなり濃密な時間を過ごした気がする。


先週は、現在もブエノスアイレスで演奏活動を行っている日本人バンドネオニスタの方を招いてのUOT練習。タンゴバンドのはずが、なぜか最近はジブリ音楽ばかりやってるというおかしな集団なのだが、さすがにこの日は久々にタンゴを練習。できたのは「El Once」と「Compdarita Mia」の2曲だけだったが、いろいろなアドバイスをもらい、非常に有意義な時間だった。特に、ディサルリについての、現地の人が感じている気持ちなどを伝えてもらったのが実によかった。ディサルリについては、僕もいろいろ思うところあって、重要な演奏家の一人だが、彼の地のミュージシャン達も、同じような思いを抱いていることがわかって、うれしかった。ベースについては、ゴルペをとても褒めてもらいました(笑)。


今週は、三連休だったが、そのうち土曜と日曜は、フルフルにスケジュール埋まっている状態。そのうち、1日半はタンゴ関連だった。土曜日は来月にタンゴワセダのOB会として、10/9に初めて開催するパーティーの打ち合わせ。いろいろ大変だが、各自いろいろ動いてもらって、実行委員会としてもまとまりが出てきた感じがする。この動きをぜひ全体に波及していきたいところ。僕もいろいろ苦労しているが、絶対に成功させたいイベントである。あと半月ばかり、頑張ろう。


日曜は朝から、そのパーティーで演奏するグランオルケスタのたった1回だけのリハ。現役の大学生バンドと、20台から70台までのOBが合わさっての20名以上での演奏である。これまでに例のないことでもあるし、どうなるか全くわからなかったが、この1日のリハだけで、ものすごくまとまった。世代も違えば、タンゴに対する意識もおそらく違うし、やってきた譜面も違うという状況ではあるが、いざ音を合わせてみれば、たかが数時間の合わせだけでこんなにまとまるんだということに感動! やはり65年も脈々とタンゴを演奏してきた歴史が、このサークルには刻まれているんだなーと思った。


僕は本番はベースは弾かず、なぜか歌のみでの参加(笑)となっているのだが、この日はほかのベーシストの予定が合わず、代打で1曲弾かせてもらった。曲はプグリエセの代表曲「La Yumba」。皆が知ってる有名曲だが、ある程度の人数がいないと迫力が出ないので、小編成では演奏しづらい曲である。でも、せっかくグランオルケスタをやるのなら、ということで、僕が提案して、その通りになった。現役も弾いたことない曲なのだが、やはりどこかで弾きたいと思う気持ちがあったのだろう。練習を始める前から、もう自発的に練習が始まっていて、ものすごく楽しそうな雰囲気。実際練習初めてみても、バンドネオン6台、バイオリン8台みたいな編成なので、サウンドが分厚くて、気持ちいい!! こういうのは、普通のバンドじゃさすがに体験できない。タンゴワセダの威力である。


続いて歌番の「El Dia Que Me Quieras」。カンタが僕含めて4名という豪華な構成で、これまたサウンドが分厚い! モノホンはカナロ楽団の演奏だが、バンドネオン3声、弦4声というオーケストレーションなので、これはキテますよ!! 歌番だし、揺らす部分は揺らすので、どうなるかなーと思ったが、そのあたりのさじ加減はこのリハでほぼ完璧にそろった感じ。歌番って、合わせられない人は徹底的に合わせられないものだし、今の現役は歌手がいないので、そのあたりどうかと思ったが、素早く勘所を押さえてくれて飲み込みが早く感謝! こういうのも、タンゴ自体を広く聴いている連中だからこそなんだろうなーと思う。むしろ狼狽してたのは、歌を歌うOBのほうで、少しガルデルをなめてたんじゃないかな(失礼!)。でもきっと、プロ意識高い人たちなので、本番までにはきっちり仕上げてきそうですが。僕も足引っ張らないように頑張らないと。


そんなわけで、タンゴ的に非常に内容の濃い2週間でした。グランオルケスタに関しては、ほんと、多くの人に聴いてほしいくらいの贅沢さですが、クローズドなパーティーなので残念。もし、マジで聴きたい!とかいうリクエストがあれば直接メッセください。でも、本当にマジでいいパーティーになりそうな気がするなあ。ここでは言えないけど、シークレットのスペシャルゲストもいらっしゃるし!(本当にスゴイ人が来ます!)


さらに、この練習の後にはロスポジのいつもの練習があり、しかも僕は譜面を全部忘れて、暗譜で弾かなくてはならないという状況に。さすがに全部は無理だったけど、半分くらいは覚えていて、それにも少しびっくりした。頭というか手が覚えている感じ。たくさん練習した曲はそれだけ身体が覚えているんだね。練習は裏切らない。その通りです。


何にしても、両日とも当然のごとく終わった後は飲み。両日とも3-5時間くらい飲んでいたので(しかも半分は同じメンバー)、さすがに今日はグロッキー。1日の半分くらいは寝てました(なのでこんな時間に起きている)。よかった、三連休で。でも、今週後半は遅めの夏休みなので、あと2日間頑張れば自由だ! 頑張ります!

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先日、2016年9月4日(日)に、宇都宮で行われた第2回「蔵ミロンガ」に、Los Pollitosがおじゃまし、演奏を行ってきました。

蔵ミロンガは、南宇都宮駅前にある、古い蔵(味噌蔵だったそうです)を改装して作ったダンスホールで行われる一風変わったミロンガ。名産の大谷石でできた空間は、まさにナチュラルリバーブのホールで、PAなしでも気持ちよく音が回る会場でした。

そんな場所で行われたミロンガで、2ステージ20曲ほどを演奏しました。ロスポジとしても久々の本番でしたが、会場のナチュラルリバーブにも助けられ、楽しんで演奏することができました。やっぱりミロンガ演奏は楽しいねー。

以下、セットリストです。
今回個人的に気に入っているのは、 Viborita、Comme il faut、La Cachilaのアローラス3部作です。


・ESTAGE1
 Loca
 Café Domínguez
 Hotel Victoria
 Lágrimas y sonrisas
 La puñalada
 Payadora
 Por una Cabeza
 Felicia
 Sentimiento Gaucho
 Quejas de bandoneón

・ESTAGE2
 Romance del Diablo
 Mano Brava
 Nocturna
 Viborita
 Comme il faut
 La Cachila
 Boedo
 Los Mareados
 Tanguera

(Otra:La Cumparsita)



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次回、ロスポジの本番は、10/23(日)に早稲田大学で行われる稲門祭での出演になります。
お時間あれば、遊びに来てください。(入場無料)

夏のアローラス祭り


またもや久々の更新になります。もちろんタンゴは続いていますよ。

今月、というか今週ですが、表題のアローラス祭りでした。

アローラスというのは、「バンドネオンの虎」と言われた名手、エドゥアルド・アローラスのこと。
バンドネオンの名手であったばかりでなく、いくつもの初期タンゴの名曲を残したことでも知られている、タンゴ会のレジェンドだ。

何を隠そう、僕もこのアローラスの大ファンである。El Marne、Comme Il faut、Derecho Viejo、La Cachilaなど、彼の名曲の数々をあげただけでもそのすごさが、タンゴファンなら理解できるはず。32歳という若さで死んだアローラスだが、まさにキラ星のごとしの名曲を残している。その作風をひと言で言うなら、激しさと明るさ、静と動、フォルテとピアノ、波のようなグルーヴ、といったところか。つまり、タンゴのエッセンスは、彼の音楽の中に全てがあると言っても過言ではない。

正直、彼のタンゴはめちゃカッコいい。タンゴというか、ロックでもある。彼のタンゴは、ある意味j非常に単純だ。短調で始める激しいAパートと、長調に転調するやや脳天気なBパート。これの繰り返しだ。奏者としては、Aパートでは、これでもかと思うくらいに重く苦しく弾く。そしてBパートに移った途端に、何かカルナヴァルのあの楽天的な陽気に誘われたかのごとく、脳天気に弾かなくてはいけない。もちろん、タンゴの常として、そんな明るいBパートは永遠に続くわけもなく、再び訪れる暗黒のAパートによってかき消され、それどころか、そのBパートの余韻があるだけに、より苦しく、より哀しいものに成りはてる。それらは、すべて激しいタンゴのアクセントによって、激しい最後をとげる。まるで、ピストルで頭を撃ち抜くように。

アローラスのタンゴはすべてこういった具合だ。狂っている。でも狂っているからこその美しさがそこにはある。絶望の淵に見える、ほんのわずかな天国の色彩。やがてかき消されて、再び訪れる地獄の深淵。だからこそ、そのBHパートには意味がある。ここをどうやって盛り上げるか、それが今の我々の課題だ。

ロスポジでは今、Comme Il Faut、La Cachila、Viboritaの3曲をやっていて、安達君とのPedazo de Tangoでも、Comme Il Fautをやっている。アレンジは異なるが、持って行く気持ちは同じ。タンゴの王道というか、タンゴのオーソドックスであるからして、これらの曲がうまく弾けるかどうかは、テクニック、コラソン、双方のレベルがよくわかるバロメーターでもある。これからも大事に弾いていきたい。


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2016年4月9日(土)、「Pedazo de Tango」というユニットとしては初のライブを行いました。
お越しいただいた皆様、本当にありがとうございます! 喜んでいただけたようで何よりです!

元々は歌手の安達玉樹君といろいろ模索しつつ数年やってきていたタンゴバンドの現在形という形なので、、このメンバーでやるのは、せいぜい1年くらいの準備期間しかなく、今回乗っているメンバーとしては半年くらいしか合わせてないのに加え、1か月くらい前に、トップのバイオリニストが出られなくなるという、いろいろな問題が重なって、何とかこぎ着けたライブでした。僕はバンマスじゃないので、やれることをやろうというだけで、今できる形で最上級のものをなんとかステージにあげようと必死でしたが、正直いろいろ大変でした。バンドって難しい・・・。

このバンドはタンゴ歴が2年未満とかかなり短いメンバーが多く、その中ではもっともタンゴ歴の長い人間として、いろいろタンゴ的な演奏とかそういうのを何とか伝えなければならないと思ってやっていました。限られた時間の中でどこまで伝え切れたかわかりませんが、本番は何とか形になったようで(ギリギリな感じでしたが)、少しほっとしました。僕も、メインバンドのロスポジをはじめ、3つくらいのユニットに参加していますが、やはり、このバンドが一番難しい。ほかの2つは、ある程度、タンゴの基本を身につけている(タンゴワセダの卒業生が中心になっている)バンドなので、あまり苦労しないのですが、こちらは結構イチからという部分が多いので、何となく便りにされている僕としては、本当に基本的な4つ打ち(4ビート)の基本から伝授しなくてはならず、タンゴ独特のスタッカートの弾き方や、アクセントの付け方、走らないためのビートの刻み方、リズムの揺らし方などなど、いろいろやることも多かったわけですが、正直伝え切れてない部分も多々ありつつ、本番では何とか破綻せずにいけたのは本当にラッキーでした。やはり、タンゴのアンサンブルは楽しいし、乗ってくれば燃えるし、演奏する側が一番得がたい時間を過ごしているんだと思います。そんな演奏を聞きに来てくださった皆様には、本当に感謝の念でいっぱいです。思ってもみなかった方、当日駆けつけてくれた友人達など、本当にありがたい存在です。この演奏を聞いて、タンゴという音楽の素晴らしさに目覚めてくれたとしたら、それこそ本望だと思っています。ありがとうございました。

さて、そんなライブも終わったばかりですが、来週4/17(日)には、聖蹟桜ヶ丘にて、すでに告知済みの「UOT」という別のユニットのロビーコンサートがあります。こちらもぜひよろしくお願いします!

しかし、タンゴは、本当に麻薬のような音楽です。人の愛憎も生む。でもやめることができない。そんな悪魔の音楽に魅せられて、今後も演奏を続けていきます。
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1/30(土)、早稲田大学関連の多摩稲門会の新年会パーティーにて、演奏してきました。

現在僕がタンゴワセダのOB会の幹事長をやっている関係で、ご紹介をいただきまして、数ヶ月前から準備をしてきた案件になります。実はその間いろいろありまして、この日を無事に迎えられたのは、ちょっとした奇跡のような部分があったのですが、まあそれはさておき。

この日のステージは、自分達がどうこうより、タンゴの良さをいろんな人に知ってもらえて、感激してもらえるたのが、嬉しかったです。雪の予報も出ていたような悪天候の寒い日でしたが、60名以上の方にいらしてもらい、演奏を聴いていただきました。皆さん楽しんでいただけたようで、直後の懇親会では、随分お褒めの言葉をいただきました。今回お呼びくださった副会長の方のお話では、昔南米に仕事で駐留していたことがあり、タンゴの生演奏を呼ぶのが夢だったそう。そんな場所に僕らのようなものを呼んでいただいたこと自体が感謝であるし、何かの運命を感じすらする。タンゴは、いろいろな人をつないでくれる。そして、僕らはタンゴを通じて、いろんな人と感動を共有できる。そんなことを実感できた夜になりました。

もうひとつ、最近、機会があれば、歌も歌うようにしてますが、今日も、まあ同窓のよしみで2曲(El Dia Que Me Quieras、Caminito)歌わせていただきました。もちろんちゃんと習ったわけでも練習してるわけでもないので、あくまで余興の域を出ませんが、それでも喜んでくれる方が沢山いるのがうれしい。僕の下手な歌でも、その歌がなかったら、こんなに盛り上がらなかったかもしれない。皆さん大いに盛り上がってくれたし、その後の「みんなで歌おう」というコーナーでも、皆さん懐メロを(演奏しました、タンゴバンドでw)声高らかに歌っていただけて楽しかったです。何より歌は楽器に比べてはるかに聴いてもらえるし、身近に感じてもらえる。説得力も全然違う。それに、タンゴはいい歌曲が多い! タンゴやってて歌がないなんて、僕の中ではもう勿体無いとしか思えなくて、曲の良さに助けられて、僕も何とか歌ってるだけですが、しかし、タンゴの歌は素敵です。次はどなたか歌ってください、よろしくお願いします!!

懇親会の締めは、お約束の「都の西北」をみんなで肩を組んで斉唱。ベタですけど、早稲田の早稲田らしい泥臭いところですね。もちろん、僕も声高らかに歌いましたよ。泥臭くて結構!ワセダ万歳!

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