タンゴ練習帳

アルゼンチンタンゴを演奏するベーシスト(希少価値!)の練習日記

タンゴ練習帳

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アルゼンチンタンゴを演奏するバンドの練習日記です。僕のパートはベース(コントラバス)。踊れるタンゴのビートを刻むべく、奮闘中!
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2/28に、堀切菖蒲園のカフェ「aire ameno」さんで行わせていただいた「UOT」のミニライブ「TANGO Cafe NIGHT vol.1 with aire ameno」ですが、好評のうちに終えることができました! 当初20名程度のお客さんを見込んでいましたが、最終的には30名ほどの大勢のお客さんにお出でいただき、お店のキャパが心配になるほどでしたが、盛会のうちに終えることができました。まことにありがとうございます。


内容もかなり好評だった感じで、このバンドが今出せる力で、タンゴの魅力はお届けできたのかなと思っています。僕はこのバンドではバンマスではありませんが、細かい部分ではもちろん失敗した部分もあるものの、ここ1か月くらいで20曲近くよくまとめられたなあと思います。遠いところから参加してもらっているメンバーもいて、当日久々に合わせた、という状況もあったりしたものの、さすがは、みんな実力あるメンバーなので、うまくまとめてくれました。お客さんからも、いろいろ声をかけていただき、「本当に楽しかった!」「最後の曲でとても感動した!」など、うれしい限りです。生のタンゴに初めて触れるという方も多かったので、そういう方に1人でもタンゴファンになってもらえたら成功だと思います。楽しいライブになりました。


なお、UOTでは随時新入団員を募集してますので、ご興味ある方はご連絡ください。

最後に、今回のイベントにご協力いただいた、aire amenoのオーナー夫妻に改めて感謝いたします。ステキなカフェなので、ぜひ今後もご贔屓に!

「aire ameno」のホームページ


Leopoldo Federico - El abrojito

そういえば、死んじゃったんだよなあ。Leopordo Federico。バンドネオンの名手。

正直、僕もそんなに彼のことをよく知らない。もちろんプレーヤーとしての腕は一級品だ。でも、比べるのもどうかとも思うが、タンゴの世界には、トロイロ、マフィア、ラサリなどの大変にすぐれたバンドネオン奏者がいたし、彼らと比べるとフェデリコのバンドネオンはいったいどういう特徴があるのだろうと思わなくもなかった。今でも正直よくはわかっていない。フェデリコのプレーヤーとしての才能は認めつつも、アレンジャーやバンドリーダーとしての評価はあまり認めていない人もいる。おおざっぱに言えば、あまり個性がなくて、面白みに欠ける、といったところなのだろう。

今日、帰宅時にたまたまiPhoneから流れてきたタンゴ、バンドネオンとギターの二重奏だった。妙に上手いなと思ってプレーヤー名を見たら、フェデリコとロベルト・グレラのデュオだった。これまでフェデリコのタンゴはオルケスタで聴くことが多かったが、実はこういうデュオとか小編成のほうが彼の持っているいいところが出やすいのかもしれない。このYouTube音源もそういうトリオの演奏だ。まだ数年前の演奏。現役バリバリである。この路線でフェデリコがやっていくのであれば、もっと彼のタンゴを聴きたかった、そう思わせるに十分な映像だ。やはり、彼のバンドネオンは、ソリストとしての自由さの中でのほうが光るのだろう。

そういう意味では、フェデリコのバンドネオンは、アニバル・トロイロに通じるものがある。前述のグレラといえば、トロイロとの競演で知られているギター奏者だ。トロイロもグレラ兄弟との四重奏団でよく演奏し、そのタンゴは僕も大好きなところなのだが、フェデリコのバンドネオンも、こういうコンフントでよりよく開花している感じがある。元々技術的には、最高峰と言われただけの腕の持ち主だが、トロイロ的な「歌心」というものに、晩年はむしろこだわっていたんじゃないだろうか。そんな気がしてならない。

タンゴにおいて重要な楽器は何か? おそらく多くの人がバンドネオンと答えるだろうが、実はそうではない。一番重要なのは「歌」である。誤解を恐れずに言うなら、タンゴは「歌曲」である。歌が人の心を揺さぶり、その歌を楽器で演奏して、人が踊る。これがタンゴだ。タンゴはほぼどんな曲にも歌詞がある。歌を入れるかどうかは別として、オルケスタのメンバーも、その歌を主旋律として歌い上げる。根底に歌があればこそ、タンゴはオペラ的な感傷をまとう音楽になったのかもしれない。いずれにしても、タンゴは歌であり、タンゴを演奏する人間は歌を意識しなくてはならない。これは、僕が20年ほどのタンゴ接触歴で学んできたことでもある。

その歌心をバンドネオンで歌い上げる名手と言われていたのが、「ピチューコ」あるいは「ゴルド(太っちょ)」の相性で知られるアニバル・トロイロだ。彼はもちろんバンドネオンの名手だったが、大編成のオルケスタも指揮しつつ、ブエノスアイレスの市井のタンゲリアでコンフント(小編成)による演奏もかかさなかったという。だから、ポルテ−ニョ(ブエノスアイレスっ子)達は、そんなトロイロを熱狂的に支持した。「彼のタンゴには歌心がある」と。そんなトロイロは、誰からも一目置かれる大スターだったが、彼の愛弟子といえる人物は残念ながら存在しない。トロイロ楽団からは、ピアソラやフリアン・プラサらの大物バンドネオニスタが排出されてはいるものの、トロイロスタイルというようなスタイルを踏襲した人物の話は聞かない。しかし、直接の関係こそないとはいえ、実はこのフェデリコこそ、トロイロの魂をしっかり受け継いだバンドネオニスタだったのではないかという気がしてならない。その理由が、このビデオにしっかり刻み込まれている。バリエーションの早弾きのすごさで世に名を知らしめたフェデリコだったが、その実、そういった技巧を使わない、まさに「歌心」の面で、トロイロの魂を継いでいたのではないかと思う次第だ。

ちなみに、この映像の「El Abrojjto」という曲は、フリオ・デカロが作ったタンゴの名曲である。デカロは言うまでもなく、今につながるタンゴをタンゴたらしめた張本人というか、とにかく素晴らしきコンポーザーでありプロデューサーでありプレーヤーであった人だが(今だったら、クインシー・ジョーンズとかプリンスみたいな人だ)、そのデカロの名曲「El Abrojjto」を持ってくるあたりも、何か心憎い。トロイロだけでなく、デカロの盟友であるペドロ・マフィアのコラソンを受け継ぐというような、彼の思いも受け取れなくはない。ちなみに、僕はデカロ大好きで、もちろんペドロ・マフィアも大好きです。

ちなみに、アストロリコの門奈さんが、アストロリコというバンド名を付けるにあたって、ご自身の尊敬する3人のバンドネオニスタの名前を取ったと言っている。それは、アストル・ピアソラ、アニバル・トロイロ、そしてレオポルド・フェデリコだ。ピアソラとトロイロは割とわかりやすいが、フェデリコに関しては、バンドネオニスタでない僕らには、それと同格に扱うべきかどうかという判断がしかねていたものだが(まだ存命のときの話)、こうして、フェデリコが亡くなった今、その門奈さんの思いもだいぶ理解できるようになってきた気がする。もしフェデリコに対して、何らかのもやっとした思いをお持ちであれば、ぜひこのようなコンフントの演奏を見ていただければと思う。そこに、かつてのトロイロやマフィアの姿を感じられるのではないだろうか。

松本君結婚式

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去る1月31日(土)は、バンドメンバー・松本君の結婚式でした。

ふだんはなかなかそろわないバンドメンバーもこの日ばかりは勢揃いし、久々にお会いした人もいて、そういう意味でも楽しかった日となりました。

今回の新郎は、僕の3つ下の後輩ということで、比較的歳が近い(&家が近い)ということもあり、割と近しい間柄でしたので、何となく弟分的な感じでしたが、その彼もようやくいい縁に恵まれ、こうして結婚することができたこと、何となく兄貴のような気持ちで見ていました。これまで周囲の人間に見せたことのないような幸せそうな笑顔がすべてを物語っておりました。本当におめでとうございます。奥さんを大事に、末永くお幸せに!


僕らは披露宴の余興でタンゴを2曲演奏しました。久々のフルメンバー+いつも踊ってもらってるAkito&Aiaのダンスペアも入って、かなり見応えはあったのではないでしょうか。こういうお祝いの場でタンゴ弾くってのも、やや複雑な気持ちはありますが、昨日はそういう気持ちやMCは封印して(笑)、おそらく新郎のタンゴ演奏を見たことのないほとんどの人に、タンゴのよさを知ってもらおうとカッコいい演奏を心がけました。まあその試みはうまくいったのではないでしょうか。

しかし、振り返ってみれば、バンドメンバーの結婚式に出るのは、これで4回目。そのたびに余興で演奏してきましたが、ロスポジは何気に愛のキューピッドなんでは?(笑)

よし頑張ろ!(このあとまたタンゴの練習が・・・)
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(注:写真は、ハイソOBバンドです)

2015年1月19日(月)、早稲田大学の歴史ある音楽サークル13団体のOB会で構成される「稲門音楽連盟」の発会式典および記念パーティーが開催されました。訪れた方の数、500名以上。なかなか盛大なパーティーになりました。

僕も、こちらの連盟には、オルケスタ・デ・タンゴ・ワセダの代表として参加しており、年末くらいからいろいろとタンゴワセダOB会内で仕込みを行っていたわけですが、なんとかバンドとしての出演もでき、パーティーにもそこそこの数の方をお呼びできて、最低限の義務は果たせたのかなと思ってほっとしています。しかし、何よりも、本パーティーが、非常に盛り上がり、大盛会に終わったことが、本当にうれしく思っています。なにせ、本パーティーは、参加している13団体それぞれが、何らかの形で演奏パフォーマンスを行う、というのがコンセプトになっており、それぞれのOB楽団が、非常に素晴らしいパフォーマンスを見せてくれました。実に豪華だったし、実に楽しかったです。ワセダの音楽サークルの伝統はかくすばらしきものなのだと再認識できました。

僕ら、オルケスタ・デ・タンゴ・ワセダOB・OG会としては、OB・OG4名と現役2名による混成セステートをこの日のために作り、練習時間もわずかではあったものの、3曲を破綻なく演奏することができました。うち2曲は、誰が入ってきてもすぐに演奏できるように、ということで、「La Cumparsita」と「Felicia」という定番レパートリーにしたのですが、この2曲はさすがにOB・OGも現役もすぐに合わせられたので楽だったです。もう1曲の「Decarisimo」は、ピアソラ作曲の割と難しい曲なのですが、力のあるOB・OGの先輩・後輩と、現役のサポートもあって、ほぼ1日で形になりました。本当に素晴らしいことです。皆さんのご尽力に感謝するとともに、タンゴワセダのOB・OGって本当に言わなくてもわかるからいいなあと心から思いました。それから、急遽MCを引き受けていただいた、大先輩の元TBSアナウンサー、松永邦久さんにも盛り上げていただき本当に感謝に堪えません。おかげさまで、1曲演奏するごとに、会場中から大拍手と大歓声をいただき、演奏している僕らも本当に楽しく演奏できました。ワセダの音楽仲間って、本当にノリがよくっていいなあと思いました。なんだか、学生時代に戻った雰囲気でした。

演奏が終わってからは、会場にいらっしゃったいろいろな方に声をかけられ、「演奏よかったよ」「やっぱりタンゴはいいなあ」など、お褒めの言葉をたくさんいただきました。なかでも、同じように出演していたほかのOBバンドの方たちから、「あのベースかっこよかったです!」「リズムがシャープですごかったです!」といった言葉をいただき、ベーシスト冥利につきるありがたさでした。自分ではそんなにわかりませんが、ここのところ、いろいろなバンドで本番が多かったせいか、もしかしたら本番での演奏が安定してきているのかもしれませんし、思い切りがよくなったのかもしれませんが、何にしても、こうした異種音楽交流のような場で、タンゴのよさとか、タンゴベースのかっこよさを感じていただけたのなら、これに勝る喜びはありません。そういう意味でも、非常に有意義な会となりました。

やっぱり、音楽をやっててよかったです。とても楽しい時間でした。

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(当日の演奏メンバーです)

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去る2014年12月27日、オルケスタ・デ・タンゴ・ワセダの第53回リサイタルがありました。

今年は、中野のなかのZERO小ホールに場所を移しての開催となりましたが、キャパ500名の会場は満席! 土曜日ということもあり、大勢のお客さんが詰めかけました。素晴らしい!

最近のタンゴワセダは、弦パートを中心に音楽的な技巧が非常に高くて、毎年上手いなーと思うことしきりなのですが、今年もうまくまとめてきており、いいタンゴを聴かせてくれました。プロの演奏家のヘルプもいただいているようで、タンゴ独特の演奏技巧もしっかり身につけていますし、何よりアンサンブルとしてきちんと合わせようという気持ちが伝わってくるのが、よかったです。特に、今年のバンマスを務めた高橋さんのパフォーマンスはよかったです。いろんなところに気を遣いながら、しっかりバンドを引っ張っていく。そんな感じがにじみ出ていましたね。学生バンドのいいところです。本当に1年間お疲れ様でした。


今年はOB会がようやく正式発足したということで、僕も会を代表してお花をお送りしました。OBとしてこういうサポートをしてあげられなかったことを残念に思っていた人も多いと思いますが、ようやくOBらしいことができたと思って安堵しています。年明けには、OB会総会、そして音連発足パーティーと、イベント続きですが、皆さんのご協力よろしくお願いします!

では、よいお年をお過ごしください!

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