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懐かしい曲を聴きます。当たり前ですか。 今回紹介する『果てしない夢を』は、93年度の『劇空間プロ野球』のイメージ・ソングである。当時中〜高校生の人気をほしいままにしていた、いわゆる『ビーイング系』歌手が一堂に集った、豪華幕の内弁当(松)のような一曲だ。 出演歌手の内訳は、以下の通り。 ●WANDS・・・言うまでも無く、ビーイングの最優秀作品。あまりに優秀すぎて、主要メンバーがビーイングと袂を分かった(笑) ●ZYYG・・・「ズィーグ」と読みます。鋼鉄だ。デビュー曲『君が欲しくてたまらない』が、初登場1位を記録するなど、時代の寵児だった。『バンド(ユニット?)名がZIGGYに似てる!』と、筆者の同級生のH君が言っていた。そりゃ、見りゃ分かるよ。 ●REV・・・「レフ」と読みます。『甘いKISS KISS』などの曲がヒットを記録した。 ●ZARD・・・坂井泉水は、裕木奈江とともに、中学時代の筆者のアイドルであった。現在も、女性歌手の第一人者として活躍している。すごい。もうすぐ、ベスト・アルバムも発売される。 ●長嶋茂雄・・・ミスター。うーん、どうでしょう。インフレ? (他にも、近藤房之助や大黒摩季などのビッグ・ネームもコーラスとして参加している) 勿論、当時のビッグ・ネーム揃い踏みもだが、それ以上に強烈な話題となったのが、当時読売ジャイアンツの監督であった長嶋茂雄の参加。歌っている箇所は、『熱く熱く信じていたい ずっとずっと胸に抱きしめ』の2文だけだが、その存在感は圧倒的だ。 曲自体は、オール・スターの集合曲の常として、最大公約数的というか、踏み外しの無いというか、刺激性や個性にやや欠けるポップ曲となっている。男衆の三人の声が非常に似通っているため、どれが誰の声か判別がつかない!という苦情が出たほど(実話!)。歌詞も、無難なポジティヴ路線で、正直言うと、必ずしも名曲とは言いがたい。 しかし、最後のコーラスで、長さんが出てきた瞬間、そんなコトはどうでもよくなる。本人は大真面目に歌っているとは思うが、思わず吹き出してしまう。シングルCDのジャケットも、他の歌手を差し置いてミスターの顔は丸囲みで特別扱いだし、ほとんど『長嶋茂雄と愉快な仲間たち』という感じだ。うーん、どうでしょう。セコムしてますか? ま、色々文句は言ったが、キッズの大好きな歌手が集合したということもあり、同曲は、オリコン初登場2位という大ヒットを記録した(同じ週の首位は、B'zの『裸足の女神』)。筆者も、直接シングルは買わなかったが、ラジオで60回ぐらい聴いた(シングルは友達から借りました)。また、前述の理由から、売り上げ以上に、強いインパクトを与えたのは確かで、『90年代前半のヒット曲』と言えば、この『果てしない夢を』を挙げる人は実に多い。勿論。ビーイング系のファンである筆者なら、なおのこと。いまだに、そらで歌えるぜ。 さて、ここからは、思い出話。 93年の夏、筆者の学年は、中国地方の某山中に、林間学校に向かった。メイン・イヴェントの登山が雨のため中止されるという腰砕け的展開はあったが、ま、それなりに楽しかった・・・と思う。流石に、覚えてません。藁草履を編む、なんて企画もあったが、不器用な筆者は、3分の1ぐらいしか出来なかった。 で、林間(臨海)学校のお楽しみの一つに、クラス対抗の出し物がある。筆者らのクラスは、歌を歌うことになった。ベタ? そこで、最終的に選ばれたのが、B’zの『あいかわらずなボクら』と、ここで採り上げている『果てしない夢を』であった。現在でこそ気の利いた小品としての地位を確固たるモノとしている『あいかわらずなボクら』だが、当時は、ファンのみぞ知る・・・というマイナー・ナンバーであった。それを選んだ筆者のクラスは、慧眼だった??? ま、いずれにせよ、キッズに人気の2曲である。この選曲に、なんら、おかしな部分はない。 斉唱によるものか、パートを分けたかは覚えていない。実際に歌ってみての感じも、ほとんど覚えていない。ただ一つ覚えているのは、曲中、長嶋茂雄の歌うパートを、筆者1人で、物真似でチャレンジしたということ。 失敗が許されないパートなので、必死に練習した記憶がある。連日連夜、『うーん、どうでしょう』と言っていた記憶がある。 練習の成果は定かではない。 ただし、ラジオで毎日のように原曲を聴いていたので、それなりの結果は出せたと思う。 ・・・若かったなあ。ま、今でもよくやるけどね。
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