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キヤノン7
1961年発売の距離計連動式カメラ なぜか型番がこれまで続けてきたローマ数字からアラビア数字に変わった ラッキーセブンと言うのと、いかついイメージを払拭させたかったのかな? バリエーションとしては、内蔵露出計をセレンからCdSにしたキヤノン7S(1965年)があるだけ ライカM型と同様の採光式ブライトフレームファインダーは、35mm/50mm/85mm/100mm/135mmの5種類の枠を内蔵していて、ファインダー上部のダイヤルで切り替えられる ただし、85mm/100mmは同時表示 ダイヤル、ファインダーとも、ブライトフレームと共に枠サイズが数字で表示される フレーム切り換えダイヤルの影響だと思うが、軍艦部をごちゃごちゃした印象にしないため巻き戻しダイヤルの口径が小さくなっているが使いづらく感じるほどではない むしろ、自分にとってはデザイン的に好印象をもった まあ、Pに比べれば使いづらい機種は存在しないかも(笑) レンズマウントはライカスクリュー いわゆるL39ですが、マウント外周に外爪をつけていてバヨネットマウントとしても使えるようにしています その理由は? このカメラでしか使えない史上最高の明るさを持つ夢のレンズ、キヤノンレンズ50mmF0.95の重量に耐えるための工夫だと言われてます VI型シリーズの後継機種でキヤノンレンジファインダーカメラの最高峰に位置しますが、コストダウンが進み50mmF1.8付きで46700円 廉価版としてヒットしたキヤノンP(ポピュレール)に外付け露出計と50mmF1.8を付属した値段より安く、キヤノンレンズ交換式レンジファインダー史上最多生産台数を記録したそうです 断るまでもありませんが、最初の画像に写ってるでっかいレンズは、50mmF0.95ではありません(笑) そんな高いモノ買える財力はありません(爆笑) では何か? キヤノン詳しい人には易しい問題なので、ここはノーヒントで... |
Canon
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キヤノン T60
1990年発売、35mm絞り優先フォーカルプレーンシャッター式一眼レフカメラ
海外市場専用モデルのため、なかなか手に入れることができませんでしたが
オークションでようやく見つけ、落札したものです
Tシリーズ、これで念願のコンプとなります
予告どおり、ツイッターでメモしたものをパソコンで編集しなおして記事にしております
既にストックは3機種ありますので、この調子だと毎週記事書けるかなぁ〜
逆光だということもあって、カメラ画像がちょっと(だいぶ)変ですがw
Tシリーズを振り返ると Tシリーズとしては異色の、手動巻き上げ&液晶パネルなしのダイヤル操作となっているT60 上に書いた一覧をみて分かるとおり、83年のT50発売から毎年コンスタントに新機種を発表しながら
なぜかT60だけ番号が飛んでいます
キヤノンほど番号に拘る会社はないことから、何らかのアクシデントがあって本来予定した機種が出せず
仕方なく飛ばしてるうちにFDマウントが終焉を迎え、今更AシリーズとかFシリーズというわけにもいかず しかたなく欠番を利用したように思えます
ここら辺の経緯についてはいろんな文献読んでみましたが、私にはよくわかりませんでした
(誰かご存知の方いらっしゃったら是非教えて欲しいです!)
あくまで個人的な推測に過ぎませんが
AL-1で採用したフォーカスエイド機能を載せた機種を出すつもりだったのでないかと思っています
バッテリーケースを利用したグリップの感じなど、そのままワインダー組み込むには丁度良いかなと
ただ、いかんせんAL-1そのものがTシリーズと見まごうほどのチープさ(笑)で差別化が図れなかったのかな?
たわごとが過ぎました・・・
もう一つ大きな特徴は、この機種はコシナのOEM製品だと言うこと
時代背景的には、既に87年マウントを一新したEOSを展開しているにも関わらず 海外の低価格商品ニーズに対応するため時代に逆行したカメラを発売せざるを得ない
AV-1やAL-1でも聞いた話ですね
これまでは、まだマニュアル式カメラが現役だったこともあり自社で賄ってこれたのでしょうが
さすがにこのタイミングで自社生産は、コスト面含め得策でないと判断したものと思われます
さて、能書きは置いといてw いつものように簡単にスペックを紹介します
シャッターは、金属幕縦走り式電子制御フォーカルプレーンシャッターを採用
何より音が大きいw
ここだけはTシリーズを継承してるようですwww
絞り優先AE時は、8〜1/1000秒
マニュアル時は、1〜1/1000秒、B 上が1/1000秒まであるので、今でも十分使えますね
中央重点平均測光 ファインダーには、選択しているモードとシャッタースピードがスケールされていて
マニュアルの場合、選択されたシャッタースピードも表示されます
ワインダーを持たないのでバッテリーはLR44×2で済み、重量365gもあってともかく軽い その分手に取ったときの質感はちょっと・・・ですが、チープなプラスチックってほどの感じでもありません
軽さを生かすためレンズはNFD50mmF2を常用してますが、これがベストマッチ 自分のお散歩カメラとしては、これとヤシカFX-3が1、2を争うお気に入りです!
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キヤノン T90
1986年発売、35mmフォーカルプレーンシャッター式一眼レフカメラ キヤノンのカメラばかり記事にしないように意識していたら、前のAL-1から一年以上経っていました そこで今回何にしようかと考えたとき、近くにあったこれにしようと思ったのです キヤノンのHPには 『ユーザーの負担を取り除くための自動化と撮影者の意図との調和を目指して開発 もてるカメラ技術の総力を集めて、こだわりを持って製作』とあります その言葉どおり、当時オートフォーカス化に向け各社がシフトしようと考えたとき 考えられる限りのスペックを詰込み、マニュアルカメラとしての意地をみせたカメラ Tシリーズ最高峰にして、国内最後のFDマウントカメラでもあります (海外向けには、1990年発売のT60があります) 翌年にはマウントを一新したEOS650が発売され、新しい時代の幕を開けることになりますが ルイジ・コラーニが関わった斬新なデザインは、後のフラッグシップEOS-1に引き継がれています Tシリーズ T50 1983年 3月 T60 1990年 4月 T70 1984年 4月 T80 1985年 4月 T90 1986年 2月 その過剰ともいえるスペックの一部をピックアップすると 縦走り全速電子制御メタルフォーカルプレーンシャッターを採用し、最高速1/4000秒を実現 電子ダイヤル一発で好みのシャッター・絞りを選べるマルチプログラムAEは、8モード13種類を搭載 ・シャッター速度優先AE(シフトON/OFF可能) ・絞り優先AE(シフトON/OFF可能) ・標準プログラムAE ・バリアブルシフトプログラムAE ・絞り込み実絞りAE ・ストロボAE(A-TTLダイレクト調光 FEロック自動調光TTLダイレクト調光それぞれ シャッター速度優先・絞り優先・プログラム各AE可能 NewCATS) ・絞り非連動値読取マニュアル ・絞り込み指標合わせマニュアル ストロボAEの際、FEロック機能(メインの被写体をフォーカスロックした後、フラッシュをプリ発光させ 発光量を記憶させる機能)を搭載 簡単に言うとAEロックのフラッシュ版で、EOSになってからはEOS55になって搭載された TTLダイレクト調光は、スピードライト300TLとの組み合わせとなる 3測光方式切替(測光感度分布特性=中央重点平均測光、中央部分測光、中央部スポット測光) スポット測光時だけの限定だが、FEロック機能と併用してマルチスポット測光+HSコントロールが使える 現在でも充分に通用する内容だと思います しかし、このカメラの驚くべき点はそうした電子機能だけにとどまりません 単三電池わずか4本で、秒間4.5コマを実現したモータードライブを内蔵 徹底的に作動の効率を上げる工夫がなされたとのことですが、それにしても驚異的ですね つや消しブラックのプラスチックボディを採用したことで、ボディ重量もわずか800gに押さえられています 操作面でも、グリップ部にあるモードダイヤルやボディ横の操作ボックスなどを用い軍幹部をすっきりみせ 緩やかな曲線を取り入れたこととあわせ、EOS以降のベースとなっています 国内での愛称は『タンク』 いろんな機能が組み込まれたことからでしょうか? ちなみに、後年になりますが1992年ソ連で量産開始したT-90という戦車がありますが・・・ |
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1982年発売、35mmフォーカルプレーンシャッター式一眼レフカメラ
ご多分に漏れず、オ−クションで入手 私の最初のカメラ「AE-1」がブラックモデルだったこともあって 同じブラックで揃えようとした分だけ手間がかかりました これで、キヤノン「Aシリーズ」ようやく全部紹介したことになります (厳密には海外向けの「AT-1」がまだですけど・・・) 以前紹介した「AV-1」同様、絞り優先AEを採用 このカメラの最大の特徴は、フォーカスエイド機能を採用したことです (カタログには「フォーカスシグナル」「電子が正確なピントを知らせます」と表記されています) 簡単に言うと、3つのCCDラインセンサー上に結んだ被写体のコントラスト像からピークを探して ファインダー内に、前ピン(▶)・合焦(●)・後ピン(◀)マークをLEDで点灯させるようになっています ピークをもとめるためなのか、ミラーには、ご覧のような複雑なパターンが刻まれています カメラ初心者向けの機能なのですが、オートフォーカス化に向けた重要な一歩でもありました 事実、AL-1発売から5年後に、「EOS650」が発売されましたが、オートフォーカスの原理としては同じです 残念ながら、FDレンズの構造上、また当時の技術力では、フォーカス駆動の自動化は困難で AL-1から3年後の「T80」ですら、あのでっかいモーターを内蔵したレンズを使わざるを得なかったのでした シャッターは、1/1000〜2秒、B、X、全速電子制御となっています マニュアル露出も可能となっているところが、「AV-1」との差別化でしょうか 電源は、1.5V単4型電池2本を使用 電池収納部分を、うまくグリップとして活用しているのはナイスなアイデアですが 問題は、電池蓋の爪がプアで簡単に折れてしまうこと 現在みかける固体で、ここが壊れていないものは珍しく、もちろん(笑)わが家のも壊れています おまけに電池漏れ跡と金具もなくなっているため、使うにはアルミホイルとセロテープで補修が必要です こうした欠点に目をつぶると、絞り優先かつ軽量であることが大きな魅力となっているのを実感します FDレンズの標準で一番軽い50mmF2(170g)と組み合わせると、合計でも660g! お散歩カメラとして気軽に持ち出すには、もってこいの一台ですね ちなみにキヤノンのFDマウントカメラで最軽量なのは、海外専用モデルの「T60」 私のお気に入りカメラの一台なので、早いうちに紹介できればいいなと思っていますがいつの日になるやら・・・ 【参考】 AE-1 141×87×48mm、590g(ボディ) AL-1 142×87×48mm、490g(ボディ) AV-1 139×85×48mm、490g(ボディ) T60 136×86×47mm、365g(電池含む) |
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キヤノン IXY(初代)
1996年発売、IX240レンズシャッター式オートフォーカス/ズームレンズ内蔵全自動カメラ キヤノンの記念すべきAPSカメラ一号機です 「IXYの写りが悪かったためAPSカメラは衰退した」という悪評もあるようですが 試写した限り、特段問題があるようには見受けられませんでした 実際触ってみるとよくわかりますが、手のひらにすっぽり隠れてしまうサイズにもかかわらず グリップがない「つるん」とした形状のため、しっかり構えてシャッターを切らないと間違いなくブレます 当時は手ぶれ補正機能もありませんでしたから、そんな写真が増産されたことが想像できます おまけに、35mmフィルムに比べ約半分の面積しかないため、画質面では最初から劣勢でした 他社のAPSコンパクトカメラと比べ、決して安くない価格(48000円)にもかかわらず 今ではジャンク箱で必ずといってよいほどみかけますから、たくさん売れたことが推察できます ユーザの期待を一心に背負った分だけ、評価が辛口になったんだろうと思います 衰退した一番の原因は、デジタル化のうねりをモロに受けてしまったことですから IXYだけに全ての責任を負わせるのは、酷なことだと思います そんな悲運なカメラですが、メーカーとしてはかなり力を入れて開発したように感じます 特に、ボディデザインは、今もIXY DIGITALに脈々と受け継がれている素晴らしいものです 特殊ステンレス合金SUSを用いたシルバーのボディは、電池蓋も手間をかけたねじ込み式になっていて 当時、コンパクトカメラ=プラスチック外装いう概念を取り払い、高級感を演出しています スペックは 24-48mm F4.5-6.2(35mm換算30-60mm)、6群6枚構成のレンズ もう少し明るいレンズだったら・・・と思いたくなりますが、このサイズ(90×60×27mm)では致し方ないのでしょう 最短撮影距離は、0.45m オートフォーカス機構は、撮影条件に合わせて自動制御するアクティブ/パッシブのハイブリッド式 シャッターは、2秒〜1/500秒(EV3.5〜19) オートリトラクタブル式の、超小型スピードライトを内蔵(日中シンクロ可) フラッシュの収納が悪く、ここが壊れている固体を多くみかけます 露出補正は、逆光自動検知自動補正+1.5EVのみで、マニュアル補正はできません 赤外光利用のミニリモコンを装備、送信ボタンにより遠隔撮影可能(作動距離は5m) APS機能としては、MRC(ミッド・ロール・チェンジ=途中巻き戻し)に対応 このサイズによくぞここまで君込んだな、と思います 海外でも売られていて、欧州/アジア/オセアニア名称の「IXUS」も手に入れたので紹介しますが 名称以外、まったく同じカメラです さらに、創業60周年を記念として発売した18Kゴールドメッキを施した「リミテッドバージョン」 国内1万台、海外2万台のみ販売された特別限定モデルです こちらは、ご覧のように箱一式揃っています こちらも、勿論色が異なるだけで、中身はまったく同じです(笑) しかも、これヤフオクで入手したのですが、その価格 なんと 510円! こんなことがあるから、オークションやめられないんですよね〜 ということで、そろそろ遅い時間になりましたので、最後に試写結果を紹介して終わりにします (フィルムスキャナーの調子が悪くて、画像に縞がたくさん入ってますけど、これはカメラの問題ではありません) |





