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2つのEBM

 EBM、このブログをご覧頂いている方は、EBMはEvidence Based Medicineの略で、科学的根拠に基づく医療という事はよくご存じだと思います。

 しかし、EBMにはもう一つの意味があります。すなわち、Emotion Based Medicineの略で、感情に基づく医療です。もちろん、こんなEBMの定義はありませんが、しかし現実にはあるのです。

 前者のEBMでは、臨床試験の結果に基づき日々進歩する治療が、多くの患者さんにとって有益であろう治療を作り、広め、普及されていくことです。

 しかし、後者のEBMは、ちょっと困ったことになっています。がん医療においても、Emotion、感情はとても重要な因子ではありますが、感情だけに基づく医療は、医療を受ける患者の不利益になることも多く、何よりもこれらは本来の意味でのEBMの普及を妨げる、すなわち臨床試験を大きく後退させてしまうのです。

 今、日本では臨床試験の空洞化が起こっています。外資系企業は日本からどんどん研究所を引き上げ、世界同時臨床試験や、製薬企業の開発治験も日本を飛び越し韓国、中国へのジャパン・バッシングでなく、ジャパン・パッシングの状況です。

 非常に重要なテーマで、臨床試験を知り、EBMを知ることの意義は大きく、また急務であることから、CNJでも早々にもこれらをテーマにするセミナーを近く企画・立案し、実施する予定です。

【提供】NPO法人:キャンサーネットジャパン 事務局長 柳澤 昭浩
【Home Page】NPO法人:キャンサーネットジャパン公式ホームページ

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