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2007年1月寒い御茶の水のマンションの一室に、IKEAの安い机2台、椅子2脚と小さい電気ストーブを運び込みスタートしたのが新生CNJ。会社を辞めてCNJに専念するのに、つきあってくれたのがそれまでCNJのボランティアを続けていた看護師の川上祥子(さちこ)でした。 彼女は、元JALのCAで、その後退職し、看護学科を卒業し、東大の放射線科のナースとして働いていました。ここでは紹介できない(?)こともいろいろあって、CNJのボランティアに関わってきた事から、新生NPOの事務部門、運営部門をこれまで一緒に支えてきてくれた才女です。 新生CNJももう5年目を迎え、スタッフも増えてきましたが、何度も難局を乗り切りここまで続けて来られたのは、彼女の存在が大きな要因の一つです。短気で、どんぶりで、いい加減な私はあまり表に出たくないので、どうしてもCNJのスポークスマンは彼女となっていますが、子育て(保育園の送り迎え)をしながら、時間を調整しながらの仕事は本当に大変な毎日です。CNJでは沢山のイベント、プログラムを実施していてどうしても川上の出番が多くなり、「川上は出たがりか?」と言われているとも(?)聞きますが、私がでたくないので、無理矢理お願いしている事が多いのです。 しかし、何よりも大きな理由は、彼女が持っているコモンセンス、適切な判断力、ハンドリングの能力の高さからです。以下、川上のCNJ紹介ビデオです。 【提供】NPO法人:キャンサーネットジャパン 事務局長 柳澤 昭浩
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CNJについて
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完全に満足いくものではありませんでしたが、スタッフ一同昨日の大阪での初めてのイベントを終えた興奮冷めやらぬまま、日常に戻り、次のイベント、進行中のプロジェクトに取り掛かっています。 ところで、皆さんはCSRという言葉をご存知でしょうか? Corporate Social Responsibilityの略で、企業の社会的責任(きぎょうのしゃかいてきせきにん)と翻訳されています。 経団連の定義によるとCSRとは、 一般に企業は経済的な利益を上げることにより永続的な存在となることを目指す法人であるが、企業の行動は単にその企業の利益のみによって計れるものでも、限定されるものでもないため、市民としての企業(企業市民)の、企業の社会的業績も当然企業の行動の結果として現れることになる。よって望ましい企業の社会的業績が実現できるよう市民としての企業(企業市民)は行動するべきであるというのがCSRについての考え方である。とあります。 すなわち、この定義・理念に立脚した、私たちのような何らかの非営利団体への財政的な援助、物品の援助などもこれに含まれ、昨日のイベントも、このような支援があってこそ、参加者の皆さんに無償でご参加頂けるものとなっています。 我々のような脆弱なNPOにとって、このよな経済的な支援は本当にありがたいのですが、それ以上に嬉しく感謝すべきCSRがあります。 昨日のイベントには、複数の企業の方々が、仕事を離れ、特定の企業に属していながらも、私たちのミッション、またイベントの趣旨に賛同し、無償でそれら優秀な方々の能力・時間を提供して頂きました。そして、そのような方々は、そのイベントに関与する事で、日頃聞けない顧客(今回のイベントでは乳がん患者・家族など)の生の声を聴き、更に自らの仕事に責任と誇りを感じて頂きました。 CNJのイベントのコンセプトは、「より多くの方々が最良のがん医療にたどり着くために、患者・家族・一般の方々だけでなく、医療者、関連企業、報道関係者等との情報・問題の共有が重要と考えており、毎月開催するCNJがん医療セミナーでは、どのような立場の方にもご参加頂ける公開(オープン)セミナーとしています。」ですが、これは参加者だけでなく、運営にあたっても意識している事で、参加者であろうと、運営側であろうと、この理念を共有し活動・行動していきたいと思います。 昨日のイベントでは、CNJのボランティアスタッフ、養成講座の修了生・受講生、そして志しある企業からの申し出を頂いた方々で、一切のエージェントが関る事のないイベントであり、これは私たちの理念であり、誇りでもあります。 ここに、企業に所属するという立場を超え、本当のCSRを提供頂いた皆さんに心より御礼を申し上げます。そして今後共、よろしくお願い申し上げます。 |
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2006年度末(2007年3月)をもって、NPO法人キャンサーネットジャパンの設立者でもある南雲 吉則が代表を退く事は、Informationでもご案内した通りです(今後は、顧問として我々の活動を支援してもらいます)。 南雲自身のブログでも紹介されているように、組織の活性化を図る上で、まさに潔い引き際で、以前「夢」に関して記事にした、私の尊敬する本田技研工業株式会社の本田宗一郎のようです。 そんな事もあって、CNJに参画してまだ僅かしかたっていない新参の私ですが、私とCNJの出会いを思い出しました。既に、ご存知かもしれませんが、私は今年初めまである外資系の製薬企業で働いていました。 自分で言うのもおこがましいのですが、まだインターネットが十分に普及していない時代から、米国におけるNIH(NCI)が行なっている患者さん(一般)向けの種々のがん情報提供サービスについては知っており、がん医療にあたる医療者にこれらの情報を、一製薬企業人として紹介していました。 もちろん、その当時は日本語の情報はなく、自分の興味のある、また医療者から依頼を受けた領域について、辞書を引きながら必死になって訳していたのを思い出します。そんな時、NCIのPDQなどを日本語訳しているボランティア団体であるキャンサーネットジャパンを知りました。その当時は、まだ大阪在住で、まさか自分がこの団体に関与・参画するとは思ってもいませんでしが。 最近、いろんな方にお会いする中で、「何の情報もなかった当時、CNJの冊子や情報には助けられました」、「私の娘のセカンドオピニオンメイルは今でも大事に保存しています」といった伺います。写真は当時の南雲(元代表)、吉田(現理事長)が、翻訳し無償配布したNIHの乳がんに関する種々の冊子です。 今になってやっとこのような冊子は、沢山入手できる時代になってきました。しかし、何もなかった当時、この仕事は本当に凄いものであったと思います。今、これらの冊子を手に取ってみて、当時の南雲・吉田の熱意が、今でも伝わってきます。 もう10年以上前、NPO法人キャンサーネットジャパンの創始者達は、チャレンジングで先進的な仕事に取り組みました。今、時代が変わり、新しい時代を託された私達は、やはり同じように困難ではありますが、先人達が成し遂げた仕事の敬意を表し、チャレンジングで先進的な仕事に取り掛かりたいと思います。 |
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現在、新生CNJのスタートに向けて様々な準備を進めています。本日も年内最後の打ち合わせを行います。 具体的には、NPOとしてのミッションとビジョンを明確にする事、組織内の役割を明確にする事、新事務所の開設、ミッションに合致した各種プログラムの準備などがあります。 更に、来年2007年のスタートにあたっては、私たちの活動が、ミッションに合致し有益なものであるか、がん医療推進に貢献するものであるかなどを、外部有識者によるチェックを受けながら進める予定です。これは、キャンサーネットジャパンに対するアドバイザリーボード(外部有識者委員会)とし、既に10名の日本を代表する方々に就任頂いております。これらの方々についても、その利害関係に疑義が生じないよう、基本的に全て情報を公開していきます。 2007年には、私たちも期待するいくつかのプログラムを発表できる予定です。これは、多くの方々も参加できるプログラムもありますので、是非ご期待下さい。 |
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キャンサーネットジャパンのビジョンにもある通り、日本における「がん医療」に関わる民間団体や、NPO組織は概して小規模であり、崇高な理念(ミッション)はあるものの、社会への影響は小さいものとなっています。
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