うっかり日記

仕事でお休みがシフト制になりました…。日曜日休めない〜▄█▀█●il||li☆

クラシック

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クラシック音楽鑑賞のレビュー☆
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土曜日、高野山にバイクでひとっ走りして、ブロ友さんとツーリングを楽しんだきよこですが…。
その翌日の日曜日。
今度はクラシックのコンサートが待っていたのでした(笑)!
 
それから何だか急に忙しくなり…。
アップがこんなに遅くなってしまった〜(;´д`)トホホ。
 
 
さて、どんなコンサートだったかと言いますと。
「浜松国際ピアノコンクール」という、クラシックファンならば誰でも知っているコンクールの優勝者、しかも16歳という若さで優勝した「アレクサンダー・ガヴリリュクさん」のリサイタルが行われたのでした〜☆
 
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不思議なことに。
浜松国際ピアノコンクールで優勝された人は、後々世界的なコンクールに優勝される率が異常に高く(笑)、その上、実力に定評ある演奏家が羽ばたくということで、ピアノファンならずともクラシックファンなら、大抵その後の動向を楽しみに見守ってしまうのでございます…。
 
震災の影響で、来日公演が軒並みダメージを受ける中、不思議なことにロシア系の演奏家さんは頑張ってそのなか来訪してくださいます…。
チェルノブイリもかなり昔のこととなりましたが…、もしかしたらそれもあって、「こんな時だからこそ」と、思ってくださっているのかな?
 
さて。肝心のプログラムはこのような感じ!
 
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早速曲の感想を…。 
冒頭からベートーヴェンのピアノソナタ第14番、通称“月光”が登場です。
久しぶりに、最初の1音でノックアウトされました(笑)!
 
第1楽章からして、彼の演奏には、なんというか全体を通して滑らかさというか、一つの滔々たる流れが形成されているのです。
それこそ飽きるほど聴いている14番ですが、左手の紡ぐ和音と右手の紡ぐ和音に繋がりが感じられ、それが相互に影響しながら曲を展開して行くのです…。
 
そのなんとドラマティックなことか!
 
彼の演奏、特別派手なものではないのに、流麗な流れの中に身を浸していると、聴衆の体の中に内包する情熱が溢れ出してくるみたいでした…❤
 
普段、寄せては返す波のように、ひたひたと胸を打つフレーズが、じわじわと、まるで清流に身を横たえ、苔むした岩になったかのごとく、己が体からしっとりと清流の一滴が滴り落ちているみたいです…。
 
それでいて、曲全体がスラーで覆われているかのように、自然な流れで進行。
その滑らかさは、曲に鮮やかなグラデーションで彩りを添える輝きとなります…。
 
タッチの幅広さ、そして超微細にわたる繊細なペダリング…。
 
第2楽章、ロマンティックな演奏を特に好むきよこなのですが、彼の演奏、滴り落ちるような甘さ、という感じではありませんでした。
ただ、一つ一つの音に、遺憾なくその自然なグラデーションがかかっていて、全体を通して聴いているうちに、自然とわき上がる甘さ、があるんですよねぇ…。
 
しかも、タッチの加減なのか…?
1つの音が、クレッシェンドがかかっているかのように響く!
ピアノの音でクレッシェンド?!
打鍵に何か秘訣でもあるんでしょうか…?
 
第3楽章、第1楽章〜第2楽章で感じたことがそのまま総出演で華やかに曲を彩ります。
正確無比なタッチ!
グラデーション、と言った表現はあながち間違っていないと思う(笑)!
 
音量の増減、それが非常にナチュラルで滑らかに演奏されるので、両手の音量が自然とボリュームアップし、それがあまりに自然な為に、聴衆は彼の演奏に生み出された情感を、自分のものだと錯覚してしまう気がします…。
 
続いてはショパンが3曲(4曲と言うべきか?)。
幻想即興曲、2つの夜想曲2曲、スケルツォ第1番です。
 
ベートーヴェンに続いてショパン、とは、ピアニストにとって非常に試される曲ばかりだと思うんですが…。
しかも超有名曲ばかりだし。
 
しかし、彼のショパン、これまた非常に繊細な音量調節と、比類ないテクニック、それ以上に多彩に紡がれる音色で、端正ながらも内に秘めた情熱を感じる素晴らしい演奏。
 
音色の多彩さが本当に秀逸で、弱音を美しく響かせたかと思うと、時に激しさを垣間見せ、とても雄弁なのです。
特に左手と右手の和音の繋がりが、ここでもとても印象的に演奏されまして、分散和音がこれ程自然に響いたものを今まで耳にした記憶がありません。
 
和音というものは、料理に添えられるパセリみたいな感じだと思っていたんですが、いやはや、きちんと料理の中に組み込まれて味を演出しているものだ、って感じ?
 
彼の演奏を聴いていると、何だかハイフェッツ様を思い出す…(笑)。
正確無比なテクニックばかりが取りざたされますが、彼の演奏って若い頃からもう音楽が完成されていて、その表現力や彼の思う音楽像というものが非常に明確なのです。
 
テクニックは、何を演奏したいかを表現する為の手段でしかなく、演奏するものが確固として成立しているからこそ、あのキレ味鋭い表現力が遺憾なく魅力を発揮するのだと思うんですよねぇ。
 
彼の演奏は、テクニックが非常に素晴らしいことも特筆できるところですが、何を演奏したいというか、常に聴衆に自然とその音楽を感じさせる手腕が随所から感じられるところが末恐ろしい感じ…(笑)。
 
休憩をはさんではラフマニノフの楽興の時6曲。
それぞれに特徴があるんですが、ラフマニノフもこれまたテクニック重視の難曲というイメージが先行している作曲家さんだと思います。
きよこの中では、どちらかというととてもロマンティックな作曲家さんという感じだけど。
 
今回6曲ともそれは素晴らしかったのです♪♬♪
第1曲、前半の演奏とはまた違って、ロマンティックさを前面に出した柔らかさ、そして難しいパッセージを、ただそのロマンティックな旋律に添える彩りとして逆に簡単そうに弾きこなしてしまうのが凄い!
 
難しいところを、難しそうに弾くんじゃないんですよねぇ、彼の演奏!
だから、テクニック的にすごい曲だという感想よりも、「なんて魅力的な曲なんだろう」と思わせてくれる、つまり曲そのものの持つ味が楽しめるんですよね…。
 
難しいところほど、さらっと流してしまう感じ?
和音の方がより一層魅力的に演奏されていたりして、それがまた全体のバランスも良いものですから、なんとも魅惑的に響くんですよ♪♬♪
 
特に気に入ったのが第3曲目のカンタービレ。
悲しいまでに美しい!
 
続く第4曲のプレストでは、プレストというそっけない名前がついているのが勿体ないくらい、音色の変化とニュアンスの豊かさが抜群!
 
第5曲に続く6曲目などは、タイトルを知らなくても(笑)曲の雰囲気からその名前が浮かんでくる程自然なマエストーソ(笑)!
マエストーソって、荘厳なっていうのか、こう高貴で近寄りがたいような威風堂々たるイメージを言い表す音楽用語ですが、彼の演奏は5曲からの移ろいが自然でありながらも、まさに曲想そのものの演奏で、それでいてラフマニノフらしいロマンティックさが随所にちりばめられた素敵なもの❤
 
そして…。
きよこのお気に入り!最終曲のプロコフィエフ、ピアノソナタ第7番でございます☆
“戦争ソナタ”という名前で親しまれている名曲ですが、これは戦時中に作曲されたからそんな名前になったようで…。
 
プロコフィエフの曲ってどれもそうなんですが。
非常にユニークで革新的!
それでいて、どこか古典的で伝統的な一面も持ち合わせていて、それが彼の作品に独特の味わいを醸し出しているのです。
 
第1楽章から、もうその特色ある曲想が余すところなく表現されておりました!
っていうか、プロコフィエフのソナタを、きよこが思うイメージそのままに表現してしまう、それもまさにそこにあるのが自然な形だと思わせる手腕の凄さ…!
 
第2楽章では、緩徐楽章と言う概念を打ち払う楽しさが…☆
非常に強靭なタッチとペダリングの妙で、変化と愉悦に満ちた情熱的な演奏!
プロコフィエフが、完全に彼のものになっているンのを感じます!
 
第3楽章では、その独特のリズム感が遺憾なく魅力を発揮!
彼の左手&右手の連動性と言うのか、2本の腕で演奏しているとは思えない一体感と構成力には驚嘆するしかありませんが、それ以上にその演奏から生み出される曲想の表現が自由闊達で情熱的!
 
彼の手にかかると、まさにテクニックがどこか脳裏から飛んで行ってしまって、その演奏しか頭に残らない感じです!
流石、浜松国際ピアノコンクール覇者だけのことはありますねぇ〜!
 
2000年の優勝当時、まだ16歳だったそうですが…。
これだけの完成度の高い演奏を、今恐らく26〜7歳くらいの青年が自然に、サラリと表現してしまえることを踏んでみても、聴衆や審査員に与えた衝撃度があまりに容易に想像できる…。
 
テクニックだけではない、中身が充実している演奏家さんをまた発見してしまいました☆
弦楽奏者さんにはこういう逸材が少ない気がするんですが、鍵盤楽器には不思議とそういう逸材がちらほら散見されるのが嬉しいです♪♬♪
 
鍵盤楽器って、やはり受け口が広いのかな?
その分競争は激しそうだけど…(¬_¬;)。
 
彼の演奏、抒情性がどうとか、そういう過不足の不満を聴衆に与えないですね。
「これが自分の音楽だ」というものを、若いのにしっかりと持っておられる感じ?
そういう言意味でも完成されているところがあるかな…?
 
まだ伸びる人だとは思うんですが、その時その時でその不満を感じさせないだけの実力があるのは間違いないと思います。
超絶技巧の持ち主さんでもありますが、それ以上に内面の充実を感じるのはやはり絶頂期に命すら危ぶまれる事故に遭遇し、そこから復帰したことも関係しているのかもしれません。
 
数年前にご結婚されたようですので、それもまた彼の演奏にいい影響を与えているのやも?
 
熱狂的なアンコールは、中々鳴りやまず…。
スタンディングオベーションまで出る騒ぎ☆
 
この頃こんなに熱狂的なアンコールに中々出会えなかったぞ(笑)!
それだけ、内容が良かった証拠でしょうね♪♬♪
確かに素晴らしかった!!!
 
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アンコールの内容も非常にノリにノッた演奏で、ご本人がこの場をとても楽しんでおられるのが感じられましたよ♪♬♪
 
何度も出たり入ったりを繰り返し(笑)、それでも拍手が鳴りやまないためでしょうか。
会場の照明がつけられてしまい、それでアンコールタイムは終了となりました☆
 
 
 
会場には熱狂冷めやらぬ雰囲気の聴衆がウジャウジャ…(笑)。
 
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アンコール曲の掲示板が遠い〜(笑)!!
 
 
 
ついでにCD販売しているブースも、凄い混雑ぶり♪♬♪
売れたんだろうなぁ、この日は…(笑)。
 
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さて、演奏会の後のお楽しみといえば。
勿論サイン会です〜♪♬♪
 
会場を出ますと、意外にも帰路に就く人が少ない感じ…?
 
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で、ホール裏側にある楽屋口に向かいます…。
 
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で、何故に帰路に就く人が少ないのか、謎が解けました!!!
 
 
すごい人の数やん〜Σ(|||▽||| ノ)ノ!!!
 
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で、我慢して頑張って並びまして。
ようやくいただいたのがこちらのCDへのサイン☆
 
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プロコフィエフが素晴らしかったので、収録されているものにサインをいただきましたよん❤
 
中身ですが、ライヴで耳にしたものと比べても遜色ない、素晴らしい内容♪♬♪
これはお買い得だ〜♪♬♪
 
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そして。
ガブさま(勝手にあだ名)の良いところは他にも!
 
写真撮影OKだったのだ〜♪♬♪
 
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演奏会場でもそうでしたが、非常に笑顔が可愛い人なのだ❤
にっこり笑うと、とってもキュート☆
 
演奏はかなりしっかりしていたのに、ご本人は意外にも可愛い感じなのです♪♬♪
人懐こい子犬みたいな雰囲気かな(笑)?
 
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日本で権威ある(?)コンクールに優勝したからなのか。
それとも最初に発売した2枚のCDが日本で収録されたからなのか。
 
彼は日本にたびたび来日されておられるようです。
今度も絶対聴きに行こう〜❤
 
若い、それも才能ある演奏家に出会うと、本当に幸せ☆
 
 
 
さて、今日は急きょ休日出勤となりました。
でも、午後から演奏会なのだ…(汗)。
なので、そろそろ出社しなければなりません。
 
雨降り、嫌だなぁ〜(;´д`)トホホ!!
 
 
 
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東日本大震災から、もう3カ月程が過ぎました…。
被災地の被害は甚大で、それ以上に放射能汚染の影響には、国民のセンサーが最も過敏になっているといっても過言ではありません…。
 
 
 
そんな中、来日公演にも中止が相次いでおりましたが…。
とうとう!!!
 
 
とうとう、きよこが6月中、最も楽しみにしていた!!!
 
というか、半年前からずっと楽しみにしていた!!!
 
 
演奏会の公演中止が決定です〜▄█▀█●il||li !!
 
ひ、酷いっ エェ━━━━(´Д`υ)━━━━・・・!!
 
 
このチケットを入手するために、それは必死で、出先から携帯を駆使して電話しまくり、ようやくゲットしたのに〜(涙)!!!
 
センターの前の席を確保するために、どれ程苦労したことか…(T_T)!!!
 
 
 
それなのに!!!
 
日曜日の時点では、まだ公演中止は決定していなかったのです。
だから、きっと大丈夫だろう、と思っていたんですよね…。
 
ほら、他に中止になった公演もあるんですけれど、それって大体1か月前には中止が決まっていて、それで払い戻しのお知らせも早々に入っていた訳ですよ☆
 
 
25日ですよ?演奏会。
もう2週間程しかないじゃないですか…!!!
 
 
それなのに、今更中止だとぅ〜?!
 
 
なんでや、なんで、来てくれはらへんねん…(涙)?
ラファエル・フリューベック・デ・ブルゴスさん…▄█▀█●il||li。
 
ドレスデンの音色を持って来てくれはるって信じてたのに…(涙)。
 
食中毒の所為か?!
ヨーロッパに蔓延してるあの食中毒の所為なんか〜?!
 
それとも放射能が怖いんやろうか…(涙)???
 
 
メッチャ、ショック〜(Ω□Ω;)!!
 
 
 
 
 
 
31日の夜、毎度おなじみ(ちり紙交換ではない!)ザ・シンフォニーホールにて行われました、関西フィルハーモニー管弦楽団の定期演奏会に行ってきました☆
 
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さて、今回はちょっと残念なお知らせが…(涙)。
 
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会場入り口に張られていたお知らせです。
 
お分かりになります?
ピアニストが変更になりました、とあるんですけど…。
 
 
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はい。敢えて小さく画像を処理しております(笑)。
では、きよこの言いたいことをしっかりとお知らせいたしましょう!
 
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そうなのだ!!
本当なら、デームスさんがお越しになられるはずだったのだ(涙)!
でも、春先の日本公演の後、背中を痛めたそうで、その手術が行われたのだとか。
 
経過が良ければご本人も是非来日したいと熱望されておられたのだそうですが、あいにく術後の経過が思ったより悪く、ドクターストップがかかったのだそう(涙)。
 
デームスさん、忘れずに大阪に戻ってきてね❤❤❤
 
さて、肝心のプログラムは以下のようなものでした。
 
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早速曲の感想を…。
まず、ピンチヒッターとして登場された「ケマル・ゲキチ」さん。
どんなピアニストなのか、皆目存じ上げておりませんでした。
っていうか、デームスショックで、気にしてられなかったというか…(¬_¬;)。
 
で、まったく初めてのご対面となりました(笑)。
 
モーツァルトのピアノ協奏曲には、2曲短調の曲があるのだそうですが(そんなの気にして聴いてへん!)、この曲はとても有名なので、皆さんでもご存じだと思うなぁ?
 
第1楽章はともかく、第2楽章は超有名❤
 
オケの誘いに乗って、ピアノがようやく登場する瞬間。
ピアノの弱音の美しさを極めて優美に演出されたケマル・ゲキチさん。
繊細なタッチの持ち主さんのようです。
 
古典的と言っても良い位、可憐で繊細、そして優美な音色です。
ところが、所々にそれだけで終わらない雰囲気が…。
 
曲が進行するにつれて、それがだんだん明らかになってきます(笑)。
彼の演奏は基本的に自由闊達。
 
曲想が自由自在に変化して、多少演出過多ではないか、と思われる個所すら見受けられます。
ですが、フォローされる飯守先生のタクトは、関西フィルからとても古典的な音色を引き出しておられたので、逆にその自由闊達な演奏が、全体を通して聴くと「自由で遊び心のある、そして意外に古典的でロマンティック」なモーツァルトになっているのを感じました。
 
ゲキチさん、音楽の流れを楽しむタイプというのか、自由なんだけれども、オケの存在を常に意識しているところもあって、それが一定の枷となっている反面、抑えた表現から、時々にじみ出す遊び心がよりチャーミング♪♬♪
 
第2楽章に入ると、その弱音の抒情性を堪能できるか、と思ったんですが(笑)。
彼の演奏、抒情的というよりは、やはり演出的な演奏だなぁ、というのが正直な感想でしょうか。
 
トリルの色合いの変化には、とても雄弁さがありましたが、テンポの幅の広さの取り方が、やはり意識的に聴こえる箇所もみられたのが残念と言えば残念かな?
 
オケとの共演において、ギリギリのラインでテンポを動かし、それでいて全体を見通す構成力というものがあるピアニストさんは、限られた環境でも最大限にその魅力を引き出されるものですが、彼の場合は、飯守先生の手腕が輝いて見えた時点で、まだその辺に伸びしろがあるなぁ、という感じ?
 
第3楽章では、ロンドのリズムが彼の演奏にピッタリマッチして、第1楽章や第2楽章よりも聴き応えのある演奏だったと思います。
関西フィルの音色は、非常に室内オケというか、サロン音楽的な表情付けがされておりまして、それがモーツァルトのオーケストレーションの妙を感じることに繋がっていた気がします。
 
モーツァルトって、本当に楽器の編成にしてもそうですが、理想的な音の作り方を知って作曲している人だなぁ、と思いましたねぇ☆
 
ケマル・ゲキチさんのピアノ、ここでは自由に空を飛びまわる小鳥のように、楽しく曲の中を動き回っていました。
彼の中で、音楽が楽しみや喜びとなってあふれ出ている感じ…。
 
 
ソロで聴いたら、きっともっと個性的だろうなぁと思っていたら…。
ソリストアンコールが☆
 
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これを聴いて、あまりに自由すぎて、まるでジャズの世界だ、と思った人がいたやもしれません(笑)。
何もかもが、幅広すぎる〜(*`▽´*)ウヒョヒョ!!
破天荒というか、それでもチラリとのぞく弱音の美しさが可憐なので、なんとも言えない味わいがありますねぇ☆
 
左手のタッチはグールドを彷彿とさせる、朴訥さと飾り気のない雰囲気があるんですが、右手の響かせ方と残響の美しさで、その対比がより生きて、表現の幅を広げておられるような感じかな?
 
しかし、シューベルトオリジナルの曲を普通に演奏することもできるだろうに、敢えてチャレンジしている姿勢がユーモラスではありますが…。
ルバートがちょっと重たいのが残念だなぁ…☆
 
何となく感じたことですが、彼の演奏に演出を感じると思ったのはその辺がキモのような気がします。
彼の演奏には、正統派の演奏に甘んじているのではなく、何かオリジナリティを追求したいという希求を感じるというのか…。
 
総括してみると、ケマル・ゲキチさんというピアニストさん…。
規格に収まりたくないという気持ちが見える演奏家って感じ?
逆に、共演していた時の抑圧された雰囲気をもう少し重用すれば、もっと幅の広い演奏になると思ったんですけどねぇ♪♬♪
 
遊び心と探究心、そして正確で幅広い表現力を併せ持っている方です。
これからどんな演奏家になるのか、ちょっと楽しみかも。
性格もどことなく傲岸不遜でもあり、お茶目な感じもあり…(笑)。
今度、リサイタルがあったら足を運んでみたいなぁ☆
 
 
さて。
会場に入る際、指揮者の岩村さんに良く似た人を発見したのですが、まさかご本人がフラフラ一人で歩いておられるとは思わず、「世の中にはそっくりな人がいるもんだ」的に見過ごしていたんですが(笑)。
ご本人でした…(汗)。
 
休憩時間に偶然お会いしたと、先程前出したブロ友さん。
その方がお話されていた相手が、岩村さん…(;゚;ж;゚; )ブッ! ビビった〜!
 
また握手してもらえちゃったから良いけど♪♬♪
 
 
後半、ワーグナーの「ジークフリート 第1幕」です。
これは、4つの話から出来ている「ニーベルングの指輪」という長大な楽劇(何故か歌劇と言わないワーグナー)の1つ。
 
「ラインの黄金」、「ヴァルキューレ」、「ジークフリート」、「神々の黄昏」という4つの曲から紡がれる、世代を通した長い叙事詩というか、物語をまさに音楽で語る感じのストーリーが「ニーベルングの指輪」という作品です。
 
北欧神話を題材にしているんですが、ドロドロ愛憎劇というか〜。
簡単に言うと、メロドラマさながらの物語が展開するので、それが聴くものを魅了してしまうのです。
 
特にワーグナーの作品には、どことなく退廃的というか、やや露骨に官能的な雰囲気があって、それが魔力的な魅力となっているのです。
 
因みに「ジークフリート」自体が第3幕に分かれているので、全部上演するとそれだけでも3時間半〜4時間くらいかかるんじゃないかな…(¬_¬;)?
 
両親を亡くして、小人のミーメ(鍛冶屋さん)に育てられたジークフリートですが、これがまたなんともこ憎たらしい反抗期の青年で、全然育ての親に対して敬意がない!
 
小人のミーメはミーメで、大きくなるまで育てたはずの子供代わりに対して、自分の欲を満たすことしか考えてない!
 
ジークフリートの祖父にあたるはずの、神々の王ヴォータン、ここではさすらい人として登場しますが、こやつも孫を孫とも思ってないし!
しかも孫って言っても、自分が人間の女性に産ませた男女双子の兄弟を、自分の思惑で恋に落ちるように仕向けて子供を作らせたくせに、思ったような結果じゃないからというだけの理由で、子供を殺しちゃうし!!
 
何せ、登場人物全員が、可愛げのない人たちなのです…。
 
きよこ的には「ヴァルキューレ」とか「神々の黄昏」の方が面白いんだけど、これから先にヒーロー役になるジークフリートの登場する場面でもあり…(¬_¬;)。
しかし、色恋に憧ればかりの青い春まっただ中、ジークフリート。
はっきり言って、この時点では魅力は皆無…(汗)。
 
さて、今回のジークフリート役は竹田昌弘さんという歌手の方。
高音域の伸びがよい、軽やかな声の持ち主さんです☆
 
そして、ミーメ役が妙に童顔で可愛らしいテノール二塚直紀さん。
この方は声がこもり気味ではあるんですが、抒情性のある歌声で、非常にそのお人柄なのか愛らしい雰囲気がありましたねぇ☆
 
さすらい人にバリトン片桐直樹さん。
この人の声は色気にちょっと物足りなさを感じましたが、なんというか妙に存在感のあるお人で、声も何だか静かなるドンって感じ(笑)?
 
このお3方で演奏される第1幕ですが、ミーメがうっかり者で可愛らしく感じたのを別とすると、ジークフリートは色気づいたばかりのただの我儘坊主…。
ダダをこねては人を困らせてばかりいる、なんとも憎たらしいヒーローでございます。
 
ここまで開けっぴろげに、我儘坊主全開のジークフリートってのも珍しいな(笑)。
 
スーパーでお菓子をねだって床でじたばたしている子供が、ジークフリート。
それを困った様子でなんとかなだめようとしているお母さんがミーメって感じ?
さしずめ、さすらい人は通りすがりの買い物のオッサン…?
子育てに参加してないからこそ言える、責任感のない適当な合いの手が、無性に腹立たしいのは何故なんだろう…(;゚;ж;゚; )ブッ!
 
ワーグナーの音楽の特徴として、一つのモティーフが一つの感情だったり、情景だったりを象徴しているところがあげられるでしょう。
このモティーフの表現、流石飯守先生、素晴らしいです☆
 
最初は固かった歌手の方々ですが、飯守先生の情景を思わず想像してしまう的確なバトンワークによってでしょうか、次第に役に入り込み熱演に!
 
関西フィルの演奏も共演者とのバランスが絶妙で、音量の幅の取り方やタイミング、暗示的なモティーフの印象度といい、かなり劇場型の演奏だったと思います☆
 
関西フィルって、バレエとかとの共演も多いオケなので、その辺が上手なのかも…?
 
しかし、このジークフリートは、双子座さんも仰っておられましたが、妙に説明的で面白さという意味では一番つまらないシーンでもあります…。
 
それを楽しく拝見できたのは、やはり指揮する飯守先生の絶妙なタクトと、よき表現者としての関西フィル、そして何より、ミーメとジークフリートお2人の、なんとも愛嬌ある演奏があってのことでしょうね♪♬♪
 
ただ、その所為でミーメの最後の裏切りが説得力に欠けるけど…(汗)。
 
何だか「反抗期の息子に手を焼くお母さんなシーンだったのね」と変な感想を持ってしまったきよこでした(笑)。
ジークフリートをこんなに楽しんだことってあったっけ…(笑)?
 
長い演奏時間もあって、終演したのは過去最高に遅かったけど(笑)。
 
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それでもいただきましたよ〜♪♬♪
飯守先生のサイン❤
 
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サイン会でのことですが、飯守先生が「楽しかった」というきよこの感想を耳にして一言。
 
「いや、これは、本当に、ある意味アクロバティックな演奏で、演奏するほうはかなり大変なんですよ〜(汗)」
 
だそうです(笑)。
 
でも、ユーモラスで楽しいジークフリートだったけどなぁ♪♬♪
特にミーメが、なんとも憎めないキャラクターで、今まで影の薄い存在感だったのに、この日は急に高感度急上昇だわ(笑)!
 
今まで、何気ないパッセージなども「歌詞の意味を追うため」に聴いていた感がありましたが、こうして生で聴いて演奏家の手にかかると、面白みのない箇所にもユーモアがあったりして、楽しいものですね♪♬♪
 
まぁ、ワーグナーの毒というのでしょうか、色気とか官能という世界観は、少々足りない感じの健全な印象ではありましたが…(*`▽´*)ウヒョヒョ!!
 
 
追記:ラジオで放送予定!
 
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超遅い登場。

 
実は、今日は他のことをアップするつもりだったのです。
食べ物ですけど。
 
はい、勿論(?)お菓子です♪♬♪
 
21日、ユーリ様の興奮冷めやらぬきよこは、そのままリニューアルされた大阪駅に初登場した「伊勢丹」へ参りまして、そこで関西初出店のお店とか、色々覗いてきたわけですよ。
ブログのネタになると思って…。
 
で、そこで勿論買い込んだものでもご紹介しよう、と思っていたのですが…。
 
 
急遽取りやめ!!
 
というのも、注文して随分経ってしまい、注文した当人すら半分忘れていたお品が、今日到着したからです(笑)!
 
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これ自体は在庫があったらしいんですが…。
ついでに頼んでしまおうと思った、モントゥーの輸入盤が在庫切れしたらしく…。
 
 
注文した時点ではあったはずなんだけど、ギリギリで誰かに掠め取られたようです。
 
 
 
 
このCD。
ポール・トゥルトゥリエ、というチェリストさんのボックスです☆
 
4月の中頃には確かに頼んであったはずなので、1カ月以上かかってしまったいわくつきの(?)お品❤
 
このチェロのおじさん、亡くなる時が凄いんですよ!
練習室にチェロを取りに行くと言って、練習室へ向かったまま帰ってこないので、様子を見に行ったら!
 
チェロにもたれかかって亡くなってたんだそうで!!!
 
 
そこまでチェロ漬けで亡くなるチェリストさん…。
チェリスト冥利に尽きる(?)生き方をされたようです…(;゚;ж;゚; )ブッ!
 
 
まぁ、それだけでなく、きよこが妙に気に入ってしまうフランス系の弦楽奏者さんということもポイントでして(笑)、ホーシュさんに相談に乗ってもらってチョイスしたのがこの20枚組ボックスだったのです〜♪♬♪
 
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しかし、1カ月ちょっと、とは長かったなぁ…(¬_¬;)!
 
 
ひとまず届いたばかりで、まだ鑑賞してない状態ですが(笑)、ちょっとだけ齧り聴きした時点での感想は…☆
 
軽やかで、それでいて自由闊達な雰囲気のある音色なのに、どこかフランスっぽいエスプリって言うのかな?
フッと力が抜けた、自然な歌わせ方がやっぱり素敵!!
 
きよこの大好きなフルニエ様の華麗で気品に満ちた、まさにジェントルな音色とはちょっと違っていて、どこか可愛らしさが感じられるのがいいです❤
 
バッハも、どこか自然体の、力の抜けた余裕漂う雰囲気が、今までにない曲の魅力を教えてくれた気がします〜♪♬♪
 
しかも、ホーシュさんお勧めだけあって、チェロピースだけでなく!!
室内楽ジャンルの録音も豊富!
 
きよこが欲しくても中々集められずにいた曲まで、ラッキーなことに入ってるし!!
 
 
これからちょっとずつ聴くのが楽しみ〜♪♬♪
 
 
 
 
嬉しかったので(笑)、今日はそのご報告になっちゃった〜♪♬♪
待ちに待った到着で嬉しいのなんのって!!
モントゥーさんには悪いけど(笑)、聴くのはこっちからだわ…❤
 
ということで、これからハイドンのチェロ協奏曲(好きなのだ!)を聴いて、それから好きな曲をちょっとずつ網羅し、最後に残ったのを(笑)通して聴いてみようと思っています☆
 
 
 
 
因みに。
PCでCDを聴きながらアップしているんですが…。
何故か、今、政宗が横にやってきて、チェロの音を楽しみつつ寝ております…。
 
うちの猫、好みがあるのか、政宗はチェロの音が好きみたいです。
フルニエ様とかカザルス様(この人はシャムも好き)だと寄ってくる…(笑)。
 
時々耳が動いてるし(笑)。
もしかして意外にしっかり聴いてるのかな…???
 
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昔は政宗って、「サザンオールスターズ」という流行音楽を作っているグループの曲が好きだった(恐らく妹の影響…)はずなんだけど、この頃はクラシックも好きになったのかな(笑)?
 
因みに、うちのシャムと黒猫兄弟はクラシックが好きみたいですよ(笑)。
 
ということで、これから猫と一緒に鑑賞タイムで〜す♪♬♪
 
 
 
 
 
イメージ 4バナーをポチっとクリック、お願いいたします♪♬♪
 
 
今日は、土曜日に行ったコンサートのお話。
 
以前からずっと聴きたいと願いつつ、スケジュールが合わずに見逃してきていた「ユーリ・バシュメット様」!
 
東北大震災のこともあって、来日が微妙かと思っていたのですが…。
ユーリ様は流石!こんな時だからこそ、と来日してくださったのです〜♪♬♪
 
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室内楽に傾倒するのが比較的早かったきよこは、ずっとヴィオラの音色に惹かれておりまして、ユーリ様の演奏に生で接してみたかったのでございます…
 
 
憧れのユーリ様〜
 
 
ということで。
その日は超珍しくミニスカート&お気に入りサンダルといういでたちで、気合十分に会場に向かったきよこでした〜
 
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パ○ツが見えへんか心配になった…(;゚;ж;゚; )ブッ!
 
 
 
気になるプログラムはこちら☆
 
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さて、早速曲ごとの感想から!
 
ちょっと悲しいことに、ユーリ様の演奏が聴けるのは後半1曲だけ…。
ですが、ユーリ様が選抜したというモスクワの凄腕弦楽奏者さんが集まっている「モスクワ・ソロイスツ」の演奏も楽しみです…☆
 
 
グリーグの組曲「ホルベアの時代より」は通称ホルベルク組曲、として知られているんですが、ちょっと古典的なリズムを使った組曲だけに、とてもロマンティックでいて典雅な雰囲気のある曲です。
 
まずプレリュード。
冒頭からそのリズムの流麗さが目を引きました!
そして、流石、一糸乱れぬ規律を感じるアンサンブル!
でも、ちょっと音色的には固いかな?
硬質な感じがありました…。
 
続いてのサラバンドでも、多少の固さが残っていたのですが、音量・テンポの幅がこの辺から非常に豊かで、雄弁です。
日本のオケでも幅を広く取る演奏にこの頃良く触れているのですが、その違いは歴然としています。
 
ガヴォットとミュゼットでは、そのチャーミングなリズムが生彩感に富んでいて、とても説得力に満ちています。ロシア系の演奏家さんって、舞踊曲の演奏させるとぴか一ですよねぇ…❤
ワルツはウィーン系の奏者さんに負けるけど…。
 
アリアでは、静謐な祈りそのもののたゆたうような旋律美が極めて魅惑的。
まさに震災の方々に捧げられた、心からのメッセージが込められているかのようです。
静かな中にも、深い情熱や恣意が感じられて、とても味わい深い演奏です…。
 
リゴードンでは、終楽章らしく華やかでいて、テンポよく楽しい演奏が披露されます。
その一見古典的なテンポの中に、ロシア系の作曲家らしい独特の哀愁感や情熱がしたたかに秘められていて、それが特有のの味わいになってるのが分かります。
こういう曲はやっぱり本場の人に敵う者なし…。
 
また、意図する演出効果を、演奏家全員がしっかりと意識して演奏しているので、その統率感に違和感が全く感じられないところが更にロシアっぽい(笑)!
 
想像以上にユーリ様が指揮するテンポは速いのですけれど、それでいて「すっと通り過ぎちゃう感じのそっけなさ」とかとは無縁で、歌わせるところでの歌わせ方というのか、演出効果の高い演奏を心がけておられるのが感じられます。
 
続けてはバッハのヴァイオリン協奏曲第1番。
ここでソリストの「木嶋 真優さん」が登場です。
 
さて、曲の感想ですが…。
先程も申し上げたように、ユーリ様のテンポは非常に軽快です。
それに添うように颯爽とソリストが登場するんですが…。
 
正直に隠しだてしないでお話しますよ…?
 
彼女のバッハ、語るべき世界が乏しい感じ?
テクニックは非常に素晴らしいですし、楽器も良く鳴っていて上手なんです。
 
バッハって演奏家の核というか、そのものをさらけ出してしまう所がある作曲家の一人だと思います。
普段何気に好んで聴いている曲ですが、この曲でもそれは一緒なんですねぇ…。
 
彼女の演奏には、歌がない…。
上手いんだけど、語るべき何か、それが感じられないのです。
 
トリル一つにしても、彼女の演奏だとそれはただの音の揺れにしかならず…。
ただの装飾音でしかない感じなのです…(¬_¬;)!
 
第2楽章では一気にテンポを落とした演奏になるのですが、やはり音の余韻に説得力というか、何かを訴えかけてくるものを感じない…?
ロストロポーヴィチという超有名なチェリストの秘蔵っ子という前振りでしたけど…。
 
ホンマに〜?
 
上手いんだけど、コンクール向けの演奏家って感じがするなぁ…。
 
抒情性とか、そういう面でも、どこか表面的で演奏から演奏家の意図する世界が見えてこない感じが…。
ヴィブラート一つとっても、感情をふるわせる感動が呼び覚まされないのだな、、、。
 
第3楽章になると、曲の持ち味はそれなりに楽しめましたが…。
正直、モスクワ・ソロイスツの面々の演奏に耳が向いてしまいました(苦笑)。
彼らだと、何気ないパッセージにも音楽の動きや展開を示唆する物語が感じられるのですもの!
内声部の動きがドラマティックで、すごく示唆に富んでいるのだ!
 
木嶋さんの演奏。なんというか、神尾 真由子さんの二番煎じみたいな感じ?
それも個性が今一つない二番煎じ……。
 
ここにも上手いだけの演奏家が増えたか、的な印象しか抱けなかった…。
 
 
休憩をはさんでは、ようやくユーリ様の登場です!
 
曲は大好きなパガニーニ〜♪♬♪
因みに、これはヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、ギターの為の四重奏曲という曲を編曲したものなので、本来ヴィオラ協奏曲というのは存在しません…。
しかも、本来なら5楽章編成のものを3楽章に編曲するという凄技…(笑)。
 
パガニーニって、ヴァイオリンやヴィオラ、ギターが好きで、その為の曲を残しているんですけれど、そのどれもが彼らしい魅力に満ちているのです…。
 
これも短い曲でしたが、パガニーニらしい、鬼のように難しい曲だった(笑)!!
 
第1楽章、オケの誘いに乗るかのように登場するユーリ様のヴィオラの音色!
なんという深み!音色の多彩さが段違いです☆
一瞬で会場の雰囲気が変わったのが肌で感じられます!
ヴィオラならではの、まろやかで優しい中低音の音色、そして、朗々と響く高音域の華やかさ…❤
 
 
先程の木嶋さんとは…。悪いけど役者のレベルというか、格が全然違うわ…(¬_¬;)!
 
 
難曲のパガニーニも、ユーリ様にかかると遊び心と悦楽に満ちた楽しさに変化して、それでいてパガニーニらしい悪魔のような甘美さや誘惑的なメロディーの官能美まで、自然とそこに息づいているのです…❤
 
そして、やはり比類ないテクニックも完璧!
弾いている姿がなんとも優美です…。
 
彼のボウイングはなんて美しいのだ…❤
彼の指は、なんて優雅に踊るのだ…❤
 
第2楽章、本来なら緩徐楽章的な感じなんですが、ここではそれ以上に愉悦的な楽章としてのイメージが強いです。
彼の音は、指揮していた時同様に、非常に動きが大きな幅を持っているのですが、それが嫌みなく自然なのです。
音量の幅にしても、弱音の時は指先の神経にまで気を使うような弱音がとても甘美ですし、力強いところでは、男性的なまでのパワーを感じます。
 
テンポの動き一つにも物語があって、パガニーニを表面的にしてしまわないのがいいですねぇ❤
 
第3楽章、オケの演奏もまた内声部が非常に厚みがあって、その動きが曲の魅力をより引き立てているのが分かります。
ユーリ様がヴィオラの人だけに、オケも内声部の厚さに味があります。
とても室内楽的な音を作っていて、まるで弦楽5重奏みたいでした…❤
 
歌心に富んだフレージング!
ヴィブラートやトリル一つにしても、そこにドラマがあって、それが得も言われぬ世界観を生み出しているのです…。
 
オケの方もパガニーニは簡単にしてくれていません(笑)。
なので、色々な奏法をその目で楽しむことができます。
オケの面々の素晴らしいアンサンブルも、ここでは非常に聴きどころとなっていて、それこそ居眠りするような曲じゃないのだ♪♬♪
 
曲そのものの美しさと、非常に難度の高いテクニックを両立させて初めてパガニーニという作曲家の持つ魅力が感じられるんですが、この点ではユーリ様&モスクワ・ソロイスツの方々が演奏したパガニーニ、素晴らしかったです!!!
 
 
続いてはチャイコフスキーの弦楽セレナード。
先日も聴いたのですが…。
ゴメンナサイ。
ハーモニアス室内管弦楽団なんて目じゃありませんでした…(¬_¬;)!
 
まず、冒頭の弦の音色の甘さが違う!
音量の幅や、テンポの幅、そして思うより早く進む点では、先日のハーモニアス室内管弦楽団さんと共通するものがあるのですが、全くの別物です!
 
先日はサラッとした感じでしたが、今回は情熱と悲哀、そしてチャイコフスキーらしい甘美さが存分に味わえます。
それでいてテンポが軽快なので、重くなりすぎないところがまた良いのです。
メロウなんだけど胃もたれしない感じ?
 
第2楽章のワルツでは、アウフタクトというのかな?
弱起といって、弱い音から始まるフレーズの使い方が非常に効果的。
そして、つい力が入ってしまいそうな箇所で、敢えてふっと力を抜く、その加減の妙が曲の味わいを更に深めているのです。
勿論、優美で繊細、可憐で甘美なメロディーを堪能させてくださいます!
 
特にチェロの動きが特別素晴らしかった!!
 
第3楽章のエレジーでは、哀歌というだけあって、非常に濃厚な情感たっぷりの悲哀が1つ1つのモティーフに余すところなく表現されていて、それが演出過多になり過ぎていないところが絶妙です。
それぞれのパートごとの音色が、きちんと確立しているのに、それでいて全体は溶けあい協調しあって、一つの音楽を編み出している、アンサンブル能力の素晴らしさにも驚かされます。
 
第4楽章、倍音の音を引き継いで、3楽章から続けてドラマが展開する終楽章。
もの言いたげな導入部を経て、愉悦的なロシアの民謡調なフレーズが登場すると、一気に曲調が可愛く楽しくなります。
原始の時代から、人を興奮させる「リズムの力」を感じる演奏、素晴らしいです。
 
また、第1楽章の主題が再登場した際も、よりそのフレーズが甘く悲しくまろやかに変化していて、曲調の移ろいや展開をその変化に内包させているのが感じ取れました。
楽章を経ることで、曲の持つ味わいが微妙に色彩を変化していく様、それまでもドラマになっていましたよ〜❤
最高潮に盛り上がって、テンポはますますスピーディー!
その中でも、愉悦的な曲想を損ねることなく表現されているところ、流石でした☆
 
アンコールはこちら。
 
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2曲とも、ユーリ様がヴィオラで登場!
 
あの、素晴らしい音色をまた聴くことができる締めなんて、幸せすぎる!
曲のチョイスも素敵です☆
その楽しさ、そして美しさが堪らん〜♪♬♪
勿論、奏法の楽しさまで堪能できるスペシャルデザートでした❤
 
 
 
 
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勿論、並びましたよ!サイン会(笑)!
先日のハーモニアス室内管弦楽団のヴィオラトップの方までこられてた…(笑)。
そりゃ、ユーリ様のご尊顔を拝謁しないで放置したらアホやわな…(¬_¬;)!
 
 
どうしようか悩んだんですが、ひとまず記念に貰っとこう的な感じで購入した木嶋さんのCDにもサインをいただき…。
 
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しかし、ビジュアル大事な世界だわ〜(笑)。
 
 
 
そして!!
念願の!!!
 
 
ユーリ様のサイン〜!!!
 
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何故か、盤面にサインが珍しかったのか…。
 
お気に入りのショスタコが入っているCDをチョイスしただけのきよこだったのですが、ユーリ様お気に入りの曲も入っていたのかな?
 
落書きじゃないけど、イラスト(?)まで入れてくれました(笑)!
 
 
 
因みにユーリ様のジャケットお写真〜♪♬♪
 
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実際のユーリ様は、意外に小柄なお方でした。
ですが、広い肩幅と、意外に力強さの感じるしなやかな指で、男性的なお人
 
 
フェロモン出てたわ〜♪♬♪
 
 
念願のユーリ様に会えたし、素敵なプレゼントみたいなアンコールもあったし、ものすごくゴージャスなフルコースを満喫した気分でした(笑)。
 
でも、不思議なことに。
会場、半分〜7割くらいしか埋まってなかった…(¬_¬;)!
 
 
なんでや!!
勿体ない!!!
 
聴かへんかった人、メッチャ損してる〜(;´д`)トホホ!
 
 
 
 
 
 
 
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