さて。
何故か週末のツーリングでこけたことが影響してか。
このお話を中々出来ずにいたのです。
はい、ゴメンナサイ…。
うっかりしすぎや〜・゚・(ノД`)・゚・。 !!!
さて、コンサートです〜☆
今月もありました!
関西フィルハーモニー管弦楽団の、定期演奏会☆
今回は、飯守先生のブルックナー、ということでウキウキワクワク❤
しかもNHK−FMで良く知られている面白いお姉ちゃん的なヴァイオリニスト、松田理奈さんがソリストとして登場とあれば、楽しみがアップ☆
彼女の生演奏、実は初めてなんだなぁ〜♪♬♪
プログラムはこちら。
では、早速曲ごとの感想から。
池辺 晋一郎さんの「悲しみの森」。
こちらはとても映像的なイメージの強い曲でした。
音の始まりから終わりまでにドラマがあって、曲の展開、コントラスト、そのどれもが非常に視覚的なイメージを駆り立てるいい曲です☆
そして、飯守先生のタクトがまた素晴らしい!
彼の手にかかると、関西フィルの音が理路整然と美しく配列され、どんな音楽もその造形美と根幹にある本質みたいなものが、目の前に差し出される気がしますねぇ☆
どこか理性的に音楽をとらえる一面と、そしてその芸術性の基礎となる情感についての深い理解が垣間見えるというか…。
きっと聴く我々にそれを提供する為に、演奏家にもそれを求めているのではないかと思われました…。
意外にリハーサルとかだと、細かい指示だとか難しい要求が当たり前に出て来そうな気がしますねぇ〜。
情景が目に浮かぶような、という表現が一番しっくりくる感じの曲です。
映画音楽など、沢山手がけられている作曲家さんだけに、そういう視覚に訴える曲作りがお上手なのかもしれませんね。
曲にドラマがある…!
ティンパニーが使われていないのですが、その他の打楽器が時に地を響かせる鼓動にもなり、躍動にもなります…。
そして、暗示的な動機の移ろいとリズムの生み出す幻想的なイメージ…。
いい曲ですねぇ!
現代曲って、聴衆の人に今一つ人気がないようですが、きよこはかなり好き!
聴き方によってすごく楽しめるんですけれど、そのコツみたいなのが分かるまでは理解できないこともあったりするのが難点でしょうかね…?
さて、続いてはソリスト「松田 理奈さん」が登場です☆
黒いワンショルダーのシンプルでセクシーなドレスで登場♪♬♪
おや?
足が素足だ!!!
アリス・沙良・オットさんもそうでしたが…(汗)。
裸足の演奏家って、今流行ってるのか…(¬_¬;)???
曲はブルッフのヴァイオリン協奏曲☆
この曲のなんとも言えないロマンティックさが大好きなので、ちょっと嬉しい❤
まず第1楽章、不穏で不気味な導入から冒頭独奏ヴァイオリンの情熱的な旋律が流れます…。
最初の前置きが不気味だけに(笑)、その情熱的なフレーズがキラリと光る演出効果の高い曲なのです☆
松田さんのヴァイオリン、ガダニーニというこれまた昔のド偉い作者が作った名品なのですが、何せ音が非常によく鳴る楽器です☆
ストラディバリが広がりを感じる輝きに満ちた音色なら、グァルネリはどちらかというと秘めた情熱を感じる突き抜けたような音色、ガダニーニはどちらかというとストラディバリに近いタイプの音色のようです…。
実は、生でガダニーニを聴いたのは初めて?かも。
確かハイフェッツも使っていたことがあるはずなので、耳にしているとは思うんだけど…?
松田さんの演奏、非常に丁寧で誠実な音を作られているなぁ、と感じました。
彼女の音、ロマンティックの極みな音楽を演奏しているには、ちょっと甘さに物足りなさがあって、それが唯一残念材料でした。
が、音の一つ一つをとても丁寧に大事に演奏されているのが分かります。
そして、やはり特筆すべきはマエストロ!!!
彼のサポートは毎回感心することが多いのですが…。
今回も素晴らしい!!!
きよこが演奏家だったら、まず間違いなく、彼の指揮するオケで演奏したい!と思うでしょうねぇ。
絶妙のバランス感覚で音楽の全体像を作り上げ、まとめあげるのです…❤
ソリストが走り過ぎようが、飯守先生の手にかかるとそれもまた一つの演出になってしまうというか…。
こういう指揮者のもとで演奏できる、というのはソリストにとっても安心感があるでしょねぇ…❤
第1楽章はそのまま第2楽章へと流れるのですが、やはりちょっと抒情性に物足りなさがある松田さん。
どこかサッパリとしたレモンスカッシュな味わいのある演奏家さんというか…。
弱音の響かせ方もヴィブラートのかけ方も非常に丁寧で、細心の注意がはらわれているのですが、その中にも甘い余韻が足りない…。
この辺、もっと情緒を醸されると良いかもしれません。
第3楽章に入ると、彼女のテクニックの素晴らしさと躍動感が否応なく感じられます。
この楽章は文句なく、彼女にマッチしていましたね!
オケの壮大なメロディーラインに乗って奏でられる、太く情熱的な低音がとても良い音色!
ヴァイオリンというと高音域の美しさが魅力でもあるのですが、この松田さんの場合は低音部の響かせ方がとてもいいです❤
それが厚みを醸しているのか、第3楽章は本当にいい出来です☆
飯守先生もヒートアップ(笑)されてなのか、本当にノリの良いフォローで関西フィルも気持ちよさそうな演奏でした☆
ちょっと、管と弦のバランスが今一つなところもあったりしたのが残念でしたが、打楽器と金管の音色が良い感じに全体を引き締めて、飯守先生らしい端正さと爽やかさを演出しながらも…。
とってもロマンティックにまとめられていました〜♪♬♪
大きな拍手で会場は大盛り上がり!
ソリストアンコールがあるのかな、と思ったんですが、それはなかった…('〜`;)。
まぁ、技巧的な楽章の後だけに、疲労も大きかったでしょうね…。
ブルッフの協奏曲、ソリストの果たす演出効果が本当に大きな曲なので大変だと思いますし…(汗)。
さて、休憩をはさんで後半!
ようやく参りました!
今年初のブルックナーの生演奏が!!!
飯守先生、関西フィルとのコンビ結成(?)10周年を記念して、今後10年間でブルックナーのツィクルスを結構する契約がまとまったのだとか!!
でも、年に1回、1曲ずつ、という超小出しなツィクルスです…(`ε´)ブー!
しかし、演奏会では人気の高い4番とか、後期交響曲が主流だけに1番を聴けるチャンスが意外に少ないのが現状。
これは楽しみです♪♬♪
で、始まりました第1番☆
冒頭、ブルックナーの意気込みの表れなのか(笑)、非常に躍動感のある行進曲で物語は幕を開けます…。
非常に斬新な音の移行する様子がブルックナーらしさといえばらしさなのですが、きよこはどちらかというと、この第1番、聴衆や世間に対する意識が多少感じられるという意味でも、若くて意気込みのある曲だと思っています。
ドラマティックな展開が、どちらかというと他の作曲家の影響もありそうな感じがするのですねぇ〜。
しかし、飯守先生はやはり造形美を生み出す手腕が素晴らしい☆
ブルックナーの音楽って、どの楽器も鳴らすイメージがあるのですが、どこを切っても分厚いブラームスと比べて、重苦しさがないのです。
不思議な作曲家さんなのです…。
この1番は、どちらかというとロマンティックだし、分かりやすいし(笑)、楽しいので音の変化だとかがとても楽しい♪♬♪
第2楽章、その大局的な流れの一端が垣間見えるという意味でも、きよこがこの曲で一番お気に入りの楽章です♪♬♪
ドラマティックさという一面も持ち合わせていたりするのですが、それでも所々にブルックナーらしい個性が見え始めます❤
優しいせせらぎのような美しさと、そしてどこか劇的な物語性を感じる展開がとても素敵な楽章ですよ♪♬♪
ここでは中声部の活躍が素晴らしいです。
ヴィオラ好きなきよこには堪らない楽章でもあるのでした〜(*`▽´*)ウヒョヒョ!!
だって、ヴィオラが音楽を引っ張るんだもん❤
そしてチェロや第2ヴァイオリンも、とっても重要な動きをするんだもん❤
主旋律を奏でるはずの楽器が、何故か目立たない感じなのが、ちょっとひねくれていて面白いんだもん❤
この楽章、楽器の動きや音の移行など、面白い要素も沢山あるので、聴いていて本当に飽きることがないですね♪♬♪
ヴィオラにもう少しメリハリが欲しいな、と思いましたが…。
チェロの音が非常に雄弁で、第2ヴァイオリンとのいい連係プレーもあり、素晴らしかったですよ♪♬♪
第3楽章、これは「らしからぬ」楽章です(笑)。
なんというか、躍動的で、渦巻くパッションというか、溢れ出すパワーみたいなものが随所に感じられる楽章なのですねぇ〜。
ブルックナーの音楽って大局的、と先程述べたと思いますが…。
この楽章では冒頭に表現した「若々しさ」とか「意気込み」がブルックナー本人の意図した以上に幅を利かせている感じが好感持てるんですよね〜(笑)。
動きなどにブルックナーの計算もちらりと垣間見え、それがまた作曲する過程を想像させて楽しいのです☆
飯守先生のタクトは、そういう面白いな、とか楽しいな、という聴衆の想像力をかきたてつつも、それを助長してくれる造形の端正さで楽しませてくれます。
音楽の輪郭がぼんやりしているブルックナーという作曲家の特性は、この第1番において今一つ顕著ではありません。
が、飯守先生の紡ぐ音は、それらしい箇所とそうでない箇所のコントラストが明確に表現されていて、ある意味「この作曲家ってのはこういうもの」という意識よりも曲そのものを前面に感じさせてくれるところが、また良いですね♪♬♪
しかし、音の動きなど、本当に手に取るように聴衆に実感させてくれる手腕、毎回のことながら感心することばかりです☆
流石、ドイツものに定評ある飯守先生♪♬♪
これは勝手な想像ですが。
ブルックナー、きっとご本人もお好きに違いない…( *´艸`)プププ!
さて、ブラボーコールが沸き上がり、鳴りやまない拍手に苦笑いすら浮かべて舞台に何度も引き戻された飯守先生(笑)。
本当に素敵なブルックナーでした☆
今回はアンコールはなし。
まぁ、プログラム自体が濃厚だったので、きよこ的にはデザートはいらない、って気分でした〜♪♬♪
で、恒例のサイン会です。
松田 理奈さんもサイン会の場にいらっしゃいました☆
これは関西フィルのサイトからお借りしてきた画像です〜☆
可愛いでしょ?
お写真もOKだったんですが、ご本人だけはNGらしく(なんでだろう?)、絶対にファンの人と一緒に撮影となっておりました☆
きよこ、カメラ忘れたのでお写真はいただけませんでした…▄█▀█●il||li。
しかし。
サインは貰いましたで〜♪♬♪
イザイの無伴奏です♪♬♪
彼女の最新録音ですが、それ以上に彼女に会っているんじゃないかな、というチョイスでございました☆
で、そのサイン。
サインも可愛い…(笑)。
因みに。
何故裸足なのかを尋ねてみたところ…。
「木のステージなので、足からオーケストラの響きが伝わってきて、それを感じながら音楽を演奏したいんですよ〜♪♬♪」
ってな御返事でございました…☆
そして、飯守先生のサインはこちらにいただきました☆
関西フィルと出したブラームス交響曲全集です♪♬♪
ようやくCDにサインを貰いました(笑)!
飯守先生におねだりしたんです。
「大好きな8番か9番を早く演奏会で聴きたいです〜!」って。
そうしたら。
「あはは、1番から順番に演奏するつもりなので、まだまだ先ですねぇ〜」
ですって…(汗)。
じゃあ、7年とか8年後になるの…???
先生、長生きしてね!!!
と真剣に思いました…(汗)。
実際に、そう伝えるファンの姿も…(笑)。
気の長い話ですが、楽しみがまた待っていると思うと、嬉しい気持ちもありますね☆