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もっと、本を読まないといけないと思いつつ過ごしている今日この頃です。 漱石とか鴎外とか三島とか太宰とか川端とか谷崎潤一郎とかもそうなんですけど、それらいわゆる「文豪」と比較してそこまで読まれていない作家、今、講談社文芸文庫でまた収録された作家というものを読んでみたいなぁと思っています。 去年の正月から、一日一冊というテーマでいろんな作家の本を読もうと思い立ちいろんな作家を読んできました。ただ元々僕は好きだと思った作家の本を次々読んでいく傾向があります。最近は村上春樹(昨年から13冊)の本がそうでしたし、去年は伊坂幸太郎(昨年7冊)、本多孝好(同7冊)、西尾維新(同13冊)など「春樹チルドレン」と呼ばれる作家の本を読んでいました。 それはそれで良いと思うし、楽しいんですが、せっかく文学部にいこうと(しかも日本文学専攻)しているならもっといろんな作家の本を一冊ずつでも良いから読んでみようかなと思っています。 既に亡くなられている作家が中心になるかと思います。 「逃亡くそたわけ」絲山秋子著/中央公論新社 第133回直木賞候補作。以前読んだ、「沖で待つ」に収録されていた「勤労感謝の日」という短編が面白かったこと、さらに最近よく名前を聞く作家であること、さらに題名に惹かれたため読んでみました。 で、感想なんですが、登場人物2人のキャラは良いと思ったし、方言も楽しめたんですが、なんか「う〜ん・・・」という感じ。何が「う〜ん・・・」なのかと聞かれると困ってしまうんですが、とにかく「う〜ん・・・」。良く言えば人間の関係をよく書いているとも言えるんですが、悪く言うとあまり親しくない友達の話を誰かから聞かされている感じです。 興味があって「へぇ〜」と言って上手く会話にして話を続けさせるか、「ふぅ〜ん」と言って関心がそんなにないことを示して話題を変えさせることを選ぶか、そんな本に見えてしまいました。ただ僕の場合は後者だというだけかも知れません。 ☆☆☆☆★★★★★★(4) 「ノルウェイの森」村上春樹著/講談社 上巻を読み終わったときに「この本はすごい」と実感しましたが、下巻で永沢さんやレイコさんに触れてまた「う〜ん・・・」と思ってしまいました。 というか最初から登場人物を ワタナベ君=僕 キズキ=鼠 直子=小指のない女の子かキキ 緑=ユキ みたいな感じで勝手に脳内変換して読んでしまっていました。 今回は村上春樹の小説でたびたび見かける「2つの世界」というものがわかりやすいと思います。「直子の世界」と「緑の世界」です。 あと、もう個人的な好みなんですが、主人公がいきなり泣き出したりして、その理由で「○○は死んでしまった」みたいに書いて、その後に詳細を書いていくのが、ほんとに個人的なことなんですが、嫌いなので下巻の終わりのほうでそれが出てきたときは残念でした。 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆★(9)
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