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いよいよセイルの取り付けです。 デッキ上にはセイルロッカーから運び出されたセイルが並べられ、ヤードに取り付けられるのを 待っています。 これを1枚ずつそれぞれのヤードまで引き上げて取り付けます。 セイルは重たいものだと200kgあるので、キャプスタンを使って巻き上げます。 4つ折になった状態で徐々にヤード上まで引き上げられ 降ろしながら両端をヤード上で外に引っ張って伸ばし ロバンドという細索でジャッキステイにしっかりと結びつけます。 一日かけて、18枚の横帆、18枚の縦帆、計36枚すべてを取り付けます。 これはバギーリンクル(baggy wrinkle) 。古くなったロープをほどき、そのヤーン (Yarn) を使って 編み直した擦れ当てです。 バギーリンクルは、鋼索と繊維索が当たるところに巻いて、繊維索が切れないように保護します。 張り巡らされたロープの所々にもじゃもじゃしたものが付いていますが、そのもじゃもじゃが バギーリンクルです。このほかにもチェフィングマットなどの擦れ当てを、船体の各部に 取り付けて、帆走準備が整います。
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初期訓練
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詳細
コメント(5)
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2月ホノルル出港後、整備のためセイルを取り外したので、4月1日新実習生が乗船した時点では セイルはまだ付いていません。 彼らの登檣訓練の最後の仕上げが、この「帆の取り付け(セイルベンディング)」です。 ミニセイル(取り付け練習用の小さなセイル)を使って、バントラインの取り付けを練習 ヤード上で彼らはセイルを引き上げ、セイルを扱うためのいろんなギア(索具)を彼らの手で 取り付けます。そうすることで帆装艤装を理解するのです。 これはヤード上部取り付けられたセーフティ・ステイ(安全用のつかまり棒)とジャッキ・ステイ(セイルを取り付ける横棒)に セイルを縛り付けるガスケットの処理法を実習しています。 これはギアの取り扱い。 航海中、大時化・暗闇の中でも正確かつ確実に索具を伸ばしたり、引き込んだりしなければなりません。 扱いを間違えると大けがするどころか、本船まで危険に巻き込むことになりかねないので彼らも真剣です。
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実習生が乗船して5日。 1月から乗船の大学生たちは、着々と遠洋航海に向けて準備を進めています。 昨日はホノルル遠洋航海の航海計画について発表会が行われました。 3月までに準備を整え、新しく乗船してきた海大実習生たちも参加しての発表会です。 大学の卒論を経験してきているだけに、発表もなかなかのものでした。 パワーポイントを使って説明する実習生 実習生からの質問ですね。 こちらは本職、本船船長からの質問です。 新しく乗船してきた海大生達の登檣訓練は一通り終了し、登檣礼の立て付け(訓練)も 終わって、何とか格好は整いましたが、実際の帆走作業はぶっつけ本番になります。 3ヶ月の訓練の差はなかなか埋められません。 大学生達にも手伝ってもらい、少しずつ作業内容を覚えてもらいましょう。 さて、今日はいったん千葉の東方海上まで出て、夕刻に中ノ瀬に仮泊。明日横浜入港です。 初めての乗船実習である海大専攻科の実習生にとっては初の航海ですが 後は遠洋航海のこれまたぶっつけ本番、厳しい状況です。 房総沖で帰っていく自衛艦に会いました。 北朝鮮のミサイル対応で出動していたのでしょうか? ご苦労様です。ソマリア沖でも海賊対策に奮闘されているとの報道がありました。 どこの国の船員であっても守ってあげてほしいと切に願います。 国籍は違っても、同じ船乗りなのですから・・・・
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4月1日、実習生が乗船し、実習が始まりました。 1月〜3月の実習生49名に加え、海技大学校航海科10名、海技大学校航海専攻4名 大学機関科24名、海技大学校機関科9名、合計96名が乗船しました。 海技大学校の航海科、機関科は海上技術学校を卒業後、海技大学校に進学した生徒で 大学同様3級海技士の免状が取得できるコースです。 航海専攻は、一般大学から船会社に就職し航海士になるためのコースです。 すでに3ヶ月本船で実習した実習生とは別メニューで実習を始めます。 まずは登檣訓練から始めます。 海大航海科は海上技術学校在籍中に3ヶ月の帆船実習を経験しているので 体に思い出させるための訓練、航海専攻は生まれて初めての登檣訓練ですので こちらは手とり足とり指導します。 乗船5日目には、登檣礼ができるまでに訓練しなければなりません。 13日には、遠洋航海に出港するので、この2週間は非常にタイトなスケジュールとなります。 セイルの取り扱いなどは、実際に航海に出てからということになるでしょう。 今日の午後には、東京港を出て館山へ向かう予定でしたが 明日以降の天候不良のため、横浜沖の中ノ瀬アンカーに変更です。 船内は遠洋航海の準備であわただしくなってきています。
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1月5日、大学航海科4年生70名と高専機関科35名が乗船しました。 |






