全体表示

[ リスト ]

あるマンションで工事届けを提出した時のことです。
数日後に、管理人さんよりお電話をいただきました。
今回の工事について、ユニットバスの防水工事が仕様に含まれていないので
工事許可を出せないとのことでした。

『えっ? 防水工事? ユニットバスですよ』

状況がまるで理解できなかったので、詳しい説明を求めたところ
最近、管理規約の改訂が行なわれ、
今後ユニットバスの交換をするときには、設置する部分のコンクリート面に防水工事をして
24時間の水張り試験をパスしなければならなくなったということです。

なぜそのような改訂が行なわれたかというと
管理組合で掛けている保険の更新にあたり、保険会社のほうから
管理規約にそのような工事仕様を盛り込まなければ、今後保険を引き受けることができないと
いわれたため、改訂したということです。

『う〜ん、何かおかしくないか?』
『保険会社はユニットバスと在来工法の浴室を勘違いしてるんじゃないの?』
『わざわざお金と時間をかけてこんなことをしても、中途半端な仕様だから
 結局は役に立たないんじゃないだろうか?』

そんな思いから、管理組合さんへ食下がってはみたものの、
規約できまったことだからと却下されました。

確かに規約で決まっている以上、工事屋としてはそれに従うしかありません。
でも間違った規約(管理組合さんには申し訳ないですが、私はこの規約は間違っていると思います。)のために、今後このマンションの住民の方は、ユニットバスの交換において
余計な出費と工期の延長を強いられます。
それが適切で、必要な工事なら私たちも大歓迎なのですが
今回のようなケースはとても残念です。

かなり特異なケースなので、この件についていろいろなところに意見を求めてみたのですが
みな同じ意見でした。

どこかにリフォームの相談窓口のようなところがあって、管理規約の改訂をするまえに
問い合わせができるような環境が、この業界にあったらよかったのかなと思います。
(というか、そのようなところが必要でしょう。)

工事のほうは、防水工事と水張り試験を追加して
先日予定通り完了して、引渡しも無事終わりました。
(でも、終わったあともなんとなくすっきりしない気持ちです。)

この記事に

閉じる コメント(0)

コメント投稿

顔アイコン

顔アイコン・表示画像の選択

名前パスワードブログ
絵文字
×
  • オリジナル
  • SoftBank1
  • SoftBank2
  • SoftBank3
  • SoftBank4
  • docomo1
  • docomo2
  • au1
  • au2
  • au3
  • au4
投稿

.


みんなの更新記事