■雪と海の、ロマンス ■

大西洋航路の船長航海記を経て、現在は東京を拠点に港と船をめぐる毎日です。

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鹿島 (1)

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鹿島港に、また出張だ。
首都圏に近いこの港は、船乗りには厳しい人工の悪港だが、消費地に近い重要な港でもある。

わたしは4月に異動が決まっており、ここへの出張もこれを最後に、当分来る事もないだろう。
ターミナル側の責任者はわたしの同期で、同じ帆船で訓練した仲だが、もともと物静かで実直、すでに重職にあり立派だ。

ふと、目的の船への通船から他の船を見ると、以前ロンドン勤務時代に訪問した船が、製鉄所に停まっている。
そのときの記事
あの頃わたしは欧州を中心として、東はトルコ、西は北米、カリブまで飛びまわった。
今は日本中を飛び回っているが、そんな出張中心の現場仕事もまもなく終わる。


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上■鹿島へは東京駅からバスで行くのが一番利口。
下■某製鉄所に着桟していた鉱石船。わたしが欧州時代にフランスで訪れた船だ。

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