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そうだ、これを書くのを忘れていました。
弟が買ったミッドシップ「X1/9」、その後私が貰い受けました。
弟の憧れだった車で、私自身は欲しいと思った事がなかったのですが乗ってみたら気に入りました。
スーパーカーブームの頃は安価&小排気量・非力だった為、見た目だけスーパーカー。
かと言って素直に仲間には入れてもらえず・・・でしたが、充分面白いです。
(確かにスーパーカーではありませんが。。。)
前期型の1300ccで、非力ながらクイックな回頭性で運転が楽しい車です。
サーボ無しブレーキの利きが今一つですが、パワーも無いので取りあえずOK。。
屋根が取れてタルガ形式になり、外した屋根もボンネットにしまえます。
驚くべきはその収納力です。様々な工夫で収納場所が多数あります。
現在車検を切って田舎の知り合いの庭に預かって貰っています。
そのうち車検を取って再び乗ろうと思っていますが中々順番が廻ってきません。
錆びてきてます。。
お願いだからこれ以上錆びないで・・・
車両詳細〜
X1/9の起源は、1969年のベルトーネ作「アウトビアンキ・ラナバウト・バルケッタ」(トリノショウ発表)に遡る。当時ベルトーネでチーフデザイナーを担当したマルチェロ・ガンディーニによるスタイリングは、ショーカーの域を越えないフルオープンの2シーターミドッシプというものだった。
FIATではなくAutobianchiというブランド名からも、それまでのFIAT社の例にもれず世間の反応を見るといった、いわばテスト的プロトカーだったことがうかがえる。
しかし、 ガンディーニが描いたデザイン画を当時のフィアット社長、ジャンニ・アニエッリはいたく気に入り「もうなにも手を加えるな。このままで行け’と指示したという。
FIAT初のミッドエンジン車は FIAT128から多くのパーツを共有することで世界初の量産ミドシップスポーツを実現し、世界中のカーマニアの注目を集めた。
ロータスヨーロッパやポルシェ914に比べるとミドシップ高性能スポーツとして明らかに安い車だった。しかし当時日本輸入販売代理店をつとめたロイヤルモータースはその販売価格を189万円と発表。
クラウンが180万円の時代に、日本ではまだまだ高価なスポーツカーであった。
大衆車からの共通パーツをふんだんに使った量産車だが、1972年当時としては現代の車にひけをとらないほどの先進的技術を採用していた。あとからデビューするポンティアックフィエロ、トヨタMR2が、開発の手本としてX1/9を研究したことはあまりにも有名。
例えばブレーキはこの時代にして4輪共ディスク・油圧式だが、加えてクラッチも油圧式である。
サスペンションは前後ともマクファーソンストラットの独立。
特に後輪はワイドベースのウィッシュボーンでリアホイールを支え、車のアクシスに平行というよりはむしろセミトレーリングアームに近い動きをとる。
さらにウィッシュボーンのボディ側ピボット軸は前後で同一線上になく,車輪が上へ持ち上げられるにしたがって、ピボットはねじられ、動きは重く硬くなるしくみだ。
理論上、とうてい動きがとれそうにないメカニズムを、ゴムブッシュで逃がしているわけだが、現代のシャーシ設計では考えられないつくり。イタリア人のいいかげんさは、ときに卓越した創造物を生む。
またリアサスペンションにもトウコントロールを可能とするコントロールアームを与えたことは、このような量産スポーツカーとしては初めてといってよいだろう。エンジンでは、ピストンとコンロッドにフルフローティング方式、現在の高出力エンジンではあたりまえだが当時としては贅沢。放熱性を考えたアルミ製オイルパン、シリンダーヘッドもアルミ、オイルパンにはオイルの片寄を防ぐためのバッフルプレートまで付いている。この非凡な構成パーツからして設計者のスポーツカーを究めたい気持ちが伝わってくるといえよう。すべてにおいて当時としては洗練された車だった。
現代のヘタなスポーツカーよりもしっかりしていることは、様々な雑誌の記事でも十分わかる。
1972年11月26日。X1/9は全世界へ向けてデビューを飾った。。。
1300日本仕様1977(51年排ガス対策車)[カッコ内]はヨーロッパ仕様車
東邦モーターズ仕様 (ベルトーネ仕様)
<エンジン>
型番 128AS.031.6 [128AS.000]
形式 水冷直列4気筒SOHC横置きミドシップ
ボア・ストローク 86*55.5mm
総排気量 1290cc
圧縮比 8.5 : 1 [8.9 : 1]
キャブレター ウェバー32DATR [32DATR34]
最高出力 61HP/5800rpm [73HP/6000rpm]
最大トルク 9.2kgm/4000rpm [10.3kgm/3400rpm]
<駆動系統>
変速機 4段フルシンクロ 3.583, 2.235, 1.454, 0.959, R3.714
最終減速機 ヘリカル・スーパー 4.077
<シャシー・ボディ>
サスペンション前 独立マクファーソン・ストラット、コイル、テレスコピック・ダンパー
トレーリング・ロッド、トランスバース・リンク
後 独立 マクファーソン・ストラット、コイル、テレスコピック・ダンパー
ウィッシュボーン
ステアリング ラック・アンド・ピニオン 2.3/4回転
ブレーキ 227mm径ディスク/227mm径ディスク、2系統油圧式
ホイール・タイア 4.5J*13 145SR13ラジアル [Cromodora CD58 4.5J* 165/70-13ラジアル]special selie
<寸法・重量>
ホイールベース 2202mm
トレッド 1335/1345mm
全長 3990mm [3830mm]
全幅 1575mm
全高 1170mm
最低地上高 130mm
最小回転半径 5.3m
車重 935kg
<メンテナンス>
燃料タンク 46リットル(レギュラーガソリン指定)
冷却水 6.5リットル
エンジンオイル 4.25リットル(含フィルター)
ギアボックス・デファレンシャル 3.15リットル
グリースポイント 等速ジョイント
スパークプラグ チャンピオンN9Y,AC42XLS,マレッリCW7LP,ギャップ0.5〜0.6mm
ディストリビューター・ポイントギャップ 0.37mm〜0.43mm
タイア空気圧 1.8/2.0kg/cm 2
価格 236.7万円
ディーラー 東邦モーターズ
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