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知り合いが乗っていたホンダ・バモスを「売る」と云うので15万円で買った。
塗装はハゲハゲで何もかもボロボロだったので、
早速ホンダ1300の時と同じ「サファリブラウン」に全塗装した。
(こればっかり・・・)
オリジナルは戦車みたいなモスグリーン一色しか無かった。
今なら可愛い色に塗ればかつてより売れるだろう。ミゼット等より高い実用性からベストセラーになるかも知れない。
発売されるのが20年早過ぎた。
幌は補修して貰っただけ。
俺が好きな色は大体決まっていて、
車を塗り替える時は何となくサファリブラウンか、お抹茶みたいなグリーンか、又は少しくすんだ空色になってしまう。
これは「バモス・フル幌」と云うタイプで荷室迄の全てを幌が覆うタイプ。
同時に発売されていた「バモス4」と云うのは乗員の乗る部分だけ幌が付いていて、
「バモス2」は前席だけに幌が付いていた。
シートベルト等全席に無い。
そして何と「フル幌」以外はドアが無く、
乗員が落っこちない様にジェットコースターみたいなバーが付いているだけだ!
ホンダも良くもこんな割り切った車を作ったもんだ。
幌を全部外したら何だかバギーみたいでこれが何ともカッコ良かった。
前後ともベンチシートで立派な荷室もあり、
大人四人がたっぷり乗れた上にゴリラやDT1が詰める実用性は立派な物だった。
下の写真でバモスに乗ってるのは当時3歳位の長女。
あの頃はバモスが気に入っていて、何処に行くのにも付いて来た。
圧縮も抜け気味で360CCでは力が無い為、CB450のピストンを探してボアアップしようとした。
そしたらCB450は既に生産中止でディーラーにパーツが無く、
面倒だからボアが一緒で後継車のCB500Tのピストンを買って来た。
この車のエンジンはN360と同じ並列2気筒OHCで、
N360にCB450のシリンダーはポン付けだから簡単に考えてたら、
(昔はN360のCB450のカムチェーンを付けて丸ごと移植した、ツインカム450CCのN360なんて車も結構居た・・・
軽四輪は当時車検が無かったのだ)
横置きになったこいつの「T360」ベースのエンジンはまるで違っていた!
ヘッドとインレット、エキゾースト共にマニホールドは一体だし、ボアピッチも違う。
予め用意したNのヘッドガスケットは使えず、仕方無く誂えて貰った。
ボアを拡げたらスリーブが無くなってしまったので新たにスリーブを作って貰って入れて、
さあCB500Tのピストンを組んでみたら何だこれ?
ピストンがえらく下の方にある・・・。
CB450とCB500Tはボアが一緒でストロークが違う分で排気量を稼いでいるのだが、
そのストロークをカバーする為に俺は勝手に同じピストンでコンロッド長を変えているのだと思ってたが、
実際はコンロッドは共通で、
ピストンピンのピン上を変えてストローク増加分を吸収していたのだった。
圧縮がえらく下がってしまった・・・。
でもこのエンジンはセルダイナモであり、元来セルモーターの回転力は弱い。
圧縮が下がったとは云え、排気量が増えた分だけでも充分嫌がっている。
まあこれで正解だったのかも知れない。
これなりに良く回り、良く走った。
これも街中で「どうしても売ってくれ!」と云う兄ちゃんに掴まって、50万円で売ってしまった。
ああ、でも買い戻したいよう・・・。
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