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今回この機会に「単位」のことでネットを色々調べましたら国内外の両方で面白い話がゴロゴロ出て来まして、
その辺のトリビアネタとしてちょっと書いて行きます。
ウィキペディアに因りますと世界の自動車のネジ規格は
だそうです。
JIS規格ネジは国産車に使われている一番馴染みのあるネジで、ネジのサイズも頭のサイズも「ミリ」で表します。
しかしご承知の様にISOインチネジは
1インチ=25.4ミリ(「約」ではありません、性格に25.4ミリです)
を基準にした分数で表され、工具の呼び名も分数です。
(ウィットワース規格の工具も分数ですが頭に「W」が付きます)
規格が統一されてないと比較が出来ません。それは言語が違うのと同じです。
そんな事情からミリ規格とISO規格の様に相互変換が出来ないウィットワース規格は年々少なくなっています。
我々が子供の頃、家には尺貫法の物差しがあり、体重を量るのも貫目で計っていました。
大人から年齢を聞かれて答える時も「満年齢」なのか「数え歳」なのか、
多くの場合両方聞かれた物でした。
しかし小学校に行く頃から体重はキロで呼ばれ、年齢も満年齢で呼ばれる様になって、
混乱していた事を覚えています。
これは実は終戦後の昭和27年に制定された「計量法」で、
取引や証明で尺貫法を用いることは禁止された事による物なのですが、
当時「違反者は50万円以下の罰金」!だったそうで、
恐らく時のGHQ辺りが戦後の整理のドサクサに云い出したのでは無いかと思いますが、
慣れ親しんだ呼称をいきなり変換しないと罰金とは、当時の国民は多大な苦労をしたのでは無いかと察します。
そしてここで「それはあんまりやろ!」と声を上げたのがあの、
坂本九の「上を向いて歩こう」その他の幾多の名曲の作詞で有名な、
永六輔さんの起こした「尺貫法復権運動」だったらしいのです。
「人に歴史あり」ですな。
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トヨタ クラウン MS50
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何やら狂牛病問題みたいですがこれは「ブリティッシュインチ規格」にまつわる話です。
さて、2 1/4(にかよんぶんのいち)サイズの新品のディムラーのキャリパーを入手したまでは良かったけれど、
これは当然「ブリティッシュインチ」とか「ウィットウォース規格」とか呼ばれる、
「BSW規格」(「ブリティッシュ・スタンダード・ウィットウォース」の略)の2 1/4な訳ですが、
クラウンに付いている2 1/4は「アメリカインチ規格」な訳です・・・。
ここでBSWネジの話を少々。
「ホイットワースは、1830年代に、精密な平面を持つ部品の製造技法として、「エンジニアズブルー」(en:Engineer's blue)と呼ばれる青いペーストと測定平面3枚を利用する切削法を導入した。測定平面3枚による手法はそれまでも研磨加工と組み合わせて用いられていたが、彼の発明した切削法は、平面をより高精度なものとした。また、この技法はそのほかの形状の部品製造にも応用されて、各種精密工具の爆発的な発展につながった。
彼の次の発明は、1840年の「最後の計測器(end measurements)」と呼ばれた計測機器であった。これは、同じく彼の生み出した高精度の平面部品とねじを利用して開発された。100万分の1インチ単位という高精度を誇り、1851年のロンドン万博で展示された。
1841年には、ウィットねじとして知られる、ねじ山の角度55度でピッチも規格化したねじの規格を考案した。これは師匠のヘンリー・モーズリーが、工場で使用するボルトとナットを規格化していたことにヒントを得たものである[4]。ウィットねじはイギリスの鉄道用のねじ規格として採用され、史上初のねじに関する国内全体での統一規格となった。鉄道での採用をきっかけに、このねじ規格は一気に他の分野でも普及した。後に英国規格に採用されて"British Standard Whitworth"(BSW)と呼ばれ、1956年に英国規格「BS 84」が割り振られた。」
ウィキペディア 「ジョセフ・ホィットワース」 より
このウィット某さんは工業技術の発展に、多大な貢献をした方であったのですね。
さてこのキャリパー、どうするか・・・?
続きます。
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さて今回の継続検査で問題となっているのはフロントブレーキとマフラーの排気漏れ。
先ずそのフロントブレーキだけど、これが「国産車初のディスクブレーキ」らしくて滅多にお目に掛からない代物。
独立し、分割可能なシリンダーとピストンのセットが片側に2個づつ取り付けられており(合計4個)、
キャリパーホルダーとキャリパーはそれぞれ4本のボルトで留められている。
今回は前ブレーキが激しく片利きしていて、
その原因はキャリパーピストンが斜めに飛び出してしまい、ブレーキオイルが漏れてしまっている為と判明。
既にパッドはブレーキオイルでベタベタ、ダストブーツは破れてしまった。
ピストン、シリンダーのメーカーは「SUMITOMO」で、ガーリングライセンスらしい。
分解してみると現在のディスクブレーキとは構造が全然違う(この辺の説明は今度分解した時に写真と共にアップします)。
勿論純正部品なんか無い・・・。
「どうすんだ?しかし見た事あるぞこの形式・・・?」と思ってた矢先に我が工場にディムラーが入庫して来ました!
「↑そうだこれと同じだ、さすがはディムラー君、やったぜい!」
と思ったのも束の間、やはり問題がぞろぞろと表出して来たのでありました・・・。
さて次回は如何なる難問が飛び出すか乞うご期待!(笑)
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今の所我がカードックでお手入れさせて頂いている只一台の国産車、昭和43年式トヨタクラウンMS50{スーパーデラックス」が今年も継続検査を迎え、
今年も当方でお手入れさせて頂ける事になりました。
元々は祖父が大切に乗っておられた車を譲り受けた前オーナーの時からこの車をお世話させて頂いていて、
それを現ユーザーである友人に売却される際に、引き続きメンテしてやって欲しいと俺を紹介して頂いたのがご縁の始まりでした。
脱線しますが先頃より巷で云われる「省エネ」、「エコ」って何なんでしょうね?
戦前の日本人は慎ましやかが美徳であり、暮らしぶりは質素を身上としていました。
そして良い物を長く使う事が文化として根付いていたと思うのです。
しかしアメリカに敗戦してから大量生産、大量消費文化が押し寄せ、
日本もそのドサクサに高度経済成長を成し遂げた訳ですが、
確かに経済大国にはなったが果たしてこれが良かったのか悪かったのかと云えば、
俺的には、結局日本人は大切な物を見失った気がしてならんのです。
本当のエコってのは使い捨ての省エネ車を買う事では無く、
以前よりある物を大切にし、無駄な物を買わない事です。
古い車の重量税や自動車税を値上げするなんて時代に逆行してる、値下げするべきだ。
自動車を愛する者は古き良き自動車達を見直し、発掘しよう!
しかし欧州車や米車に比べてメーカーの古い国産車への部品供給は絶望的で、少数のユーザー同士が譲り合ったり情報交換して何とか生き長らえている状態です。
故:本田宗一郎氏が俺の目の黒い内は内で作った車にナンバーが付いている限り、部品を供給する」と宣言していたのは有名な話で、
自動車趣味の尊敬を集めていたのは有名名話ですが、
氏が亡くなるや否やホンダの部品供給も絶望となったと聞きます。
結局この辺りが古い国産車の現存数が少ない主原因なのだと思います。
4年前にバルブの密着が悪くて排ガスが規制値に届かず、エンジンのヘッド回りをオーバーホールしましたがその時も、
ガスケットその他のエンジン部品でさえ国内に無く、アメリカのサイトから取り寄せたのでした。
プラグコードが珍しく「MOON EYES」担ってるのはその時ついでに買ったからです。
(今となっては国内では全く入手不可能(欧州や米国では手に入るらしい)なブレーキ倍力装置「ハイドロマスターがデンと収まってます。)
さて何時も継続検査の度に散々悩ませてくれるのがこの車のブレーキ回り。
リヤは2年前の前回検査でホイルシリンダーを磨いてサイズが何とか合うピストンを使い、シューも交換したので、
今回も問題は無さそう。
しかし本当は削り出しでホイルシリンダーなんか削り出しで作っても簡単なんだけどこの車だけは無理!
良く見るとシリンダーが「への字」型になってんだよね!
シューもサイドブレーキレバーもこの形状に合わせてるんで真っ直ぐなホイルシリンダーを付けようと思えばバックプレート毎交換するしかない。
しかもこのMS50、リヤの足回りはリーフリジッド!
ホイルシリンダーが真っ直ぐでリヤのトレッドがMS50と同じでハブベアリングが同じサイズでホイルボルトのPCDが114.3でしかも5穴の車のポンコツ部品取り車をお持ちの方の情報を待ってますので宜しく!
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