CAREボランティアの徒然日誌

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今月のメールマガジンは、国際協力フェスティバルで
 ケア ジャパンが販売していたTシャツにまつわるお話です。

 【コンテンツ】
  ★赤いリボンの意味
  ★CAREのエイズ事業
   ・予防教育
   ・Living With AIDS事業
  ★今日、私達が出来る事

【赤いリボンの意味】∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
去る10月5〜6日、ケア ジャパンは日本最大の国際協力イベントである
「国際協力フェスティバル」に参加しました。
(メールマガジン(10月3日発行)でも特集)

フェスティバルでケア ジャパンは、事業紹介とタイ製品、
売れ筋No.1のシルク混紡草木染めショールを
はじめ、象のバッグ、筆箱や名刺入れなどの文具、ランチョンマット、
テーブルクロス、箸、調味料入れといった雑貨、タイらしい象柄や
クリスマス向けのグリーディングカード、それにTシャツ等の販売を
行いました。これらの商品は、すべてCAREが行っている事業の中で作られた
手工芸品です。

さて、その中に胸に“赤いリボン”の刺しゅうがついたTシャツがあります。
赤いリボンはもともと病気や事故で亡くなった人々への追悼の気持ちを表す
ヨーロッパの風習でした。1980年代末からアメリカ・ニューヨークの
アーティストたちがHIV/AIDSに倒れた仲間への追悼とHIV/AIDS理解や
支援の意思表示として胸に赤いリボンを使いはじめました。
これ以後、リボンは「レッドリボン」と呼ばれ、HIV/AIDSに対する偏見や
差別をなくす活動のシンボルであると同時に、偏見や差別を持たない
というメッセージを周りに伝えているのです。

実はこの「レッドリボン」Tシャツは、タイで行われているCAREの
エイズ事業と深く関わっています。

【CAREのエイズ事業】∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
タイには全人口(約6100万人)のうち、およそ130万人ものHIVウイルスに
感染している人、いわゆるHIV感染者がいると推計されています。
そのうちの40%が北タイに属しています。
また、タイはHIV感染率が最も急激に伸びている国の一つでもあります。
HIVの感染は感染者の命を奪い、また家族への二次感染を引き起こす事に
よって社会全体をも崩壊させます。
そして、HIV感染についての誤った知識が更なる悲劇を生み出しています。
友人、同僚、家族までもが感染を恐れてHIV感染者をコミュニティから
追い出し、迫害するのです。

CAREでは、HIV/AIDSの予防教育を行うと同時に、
Living With AIDS Project(AIDSとの共存事業)を行っています。

〈予防教育〉
対象地域は北タイの4県の70ヶ村とバンコク近郊の工場地帯
(サムットラプカーン県)です。
北タイでは12〜30歳の若者を対象に予防教育を行ってきました。

地域の先生・村のリーダー・僧侶と一緒に学校などに合宿しの予防法、
危険性などを話し合い、HIV/AIDSに対する理解を深めます。
サムットラプカーン県は北タイとバンコクについでHIV感染者の多い
地域です。出稼ぎ労働者を対象に、工場の経営者に働きかけ、工場の
敷地内でHIV/AIDSについての教育を行っています。

〈Living With AIDS事業〉
北タイの4県と東北タイの1県で行われています。HIV感染者とその
家族が、地域で不自由なく生活できるような社会環境を作る事業です。
HIV/AIDSに関する正しい知識を広め、感染者への偏見をなくす事で、
感染者を受け入れる環境作りを目指しています。
また、HIV感染者のために各県の病院と協力してHIV/AIDS窓口を設置し、
HIV検査や患者同士が話し合える場の提供をしています。

さらに、HIV感染者でも作業可能な仕事の紹介等を行っており、
ケア ジャパンが「国際協力フェスティバル」で販売していたTシャツも
対象地域の村で作られています。HIV感染者だけが作るものも
ありますし、感染者と非感染者が共同で作っているものもあります。
Tシャツの他にはシャンプーなどが生産されています。

このシャンプーやTシャツを作製する事の利点は、
村にあるものを使う事によって村の文化が保全されるという点、また
村人が副業として作業をする事が出来るという点にあります。

村人はこれらの製品をケア タイランドに売り、ケア ジャパンがケア
タイランドから買いつけます。その収益はすべてエイズ事業に使われます。
また、村人がケア タイランドに製品を売った時の収益はすべて村に
還元され、HIV/AIDSのためにお金も食べ物もない人や、病院に行く事の
出来ない人のために活用されます。

収益が資金面でエイズ事業を支えるだけでなく、職を得る事が、
社会から阻害される生活の中で人間としての自尊心を取り戻すきっかけ
にもなっています。

【今日、私達が出来る事】∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、今日12月1日は
「世界エイズデー」です。
日本中で、世界中で、エイズに関する様々なイベントが予定されています。

近年、HIV/AIDSという名前自体は多くの人々に認知される様になりました。
しかし、感染経路、予防方法等、残念ながら全ての人が正しい知識を
持っているとは言えません。
また、間違った知識から、多くのHIV感染者が偏見・差別に
苦しんでいるのも事実です。

HIV感染者に対する福祉を充実させる事と共に、HIV/AIDSについて
一人一人が正しい知識を理解する事も重要だと言えるでしょう。
今日のエイズデーをきっかけに、私達が「正しい知識を知ろう」と関心を
持つ事が、HIV/AIDS問題解決の第一歩となるのではないでしょうか。

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【編集後記】∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
はじめてメールマガジンに参加しました。
テーマがエイズということもあっていろいろ勉強になりました。
これからもっとずっといいものがかけるようにがんばりたいです。 (松本)

今回、一度もミーティングに参加せず、ML上のみでのやりとり・・。
こんな怠慢な編集者をお許し下さいませませ。。  (坂井)

なぜ世界エイズデーは12月1日なのだろうか?
なぜサンタさんは安全に煙突から進入できるのだろうか?
あぁ、今夜も眠れない…(かとぅ)

一難去って、また一難・・・。 (荒井)

★∞∞★∞∞★書き損じはがきキャンペーン★∞∞★∞∞★∞∞★∞∞★∞∞
ケア ジャパンでは、誰でもできる国際ボランティアとして未投函の官製はがき
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【まとめ〜エコツアーのこれから〜】∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
みなさんは、どんなワークキャンプに参加してみたいと思いましたか?
今回のディスカッションに参加した9名の方だけでも、ワークキャンプに対して
求めていることは多様です。

ワークキャンプ以外にも、今後も様々な形態のエコツアーが実施されて
いくでしょう。しかし、どのようなエコツアーを行うにしても、
訪れた土地、そこに暮らす人々が私たちに刺激を与えるように、
私たちの言動がその土地の人や環境に何らかの影響を与えます。
エコツアーに携わる際には、最低限の「人」と「環境」への配慮の気持ちは
必要不可欠なのではないでしょうか。

〈おまけ〉………………………………………………………………………………
ワークキャンプの概略・体験談等は、ケア ジャパン ニュースレター**読む
だけで国際協力**5月号、また、ケア ジャパンHPでも紹介されています。

▼ケア ジャパン ニュースレター**読むだけで国際協力**5月号
http://www.carejapan.org/comment/MG/MGsample3.htm

▼ケア ジャパンHP ワークキャンプ報告
http://www.carejapan.org/specialreport/nongcoc.html

★∞∞★∞∞★∞∞★ 11月のイベント ★∞∞★∞∞★∞∞★∞∞★∞∞★
≪豊島ふれあいバザール≫
11月3日(文化の日)に池袋の西口公園にてケア ジャパンも出展し、
事業の紹介とともに、企業の協賛を得てチャリティー福引を行います。
掘り出し物も沢山出ますので、ぜひご来場ください。

◇日時 11月3日(日) 午前10時〜午後3時
◇会場 池袋西口公園
◇協賛いただいた企業(順不同、50音順):
旭化成工業株式会社、江崎グリコ株式会社、株式会社大塚商会池袋支店、
鹿島建設 株式会社、呉工業株式会社、中外製薬労働組合、株式会社ツムラ、
日産自動車 株式会社、日本ケロッグ株式会社、日本通運株式会社
ミマスクリーンケア株式会社
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【編集後記】∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
今度はワークキャンプ参加者でディスカッションしたいな。(かとぅ)
肌の乾燥に悩む今日この頃。来月には改善しているといいのですが。(荒井)

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今月のメールマガジンは、ケア ジャパンが行っている
ワークキャンプを通して、エコツアーについて考えてみたいと思います。

 【コンテンツ】
  ★エコツアーって何?
   ・エコツアーとは
   ・エコツアーへの期待
  ★エコツアーの新鋭!?ケア ワークキャンプ
   ・2002年夏のワークキャンプ
   ・ワークキャンプ参加者の感想
   ・ディスカッション「ワークキャンプ」
  ★まとめ〜エコツアーのこれから〜
   ・おまけ
  ★11月のイベントのお知らせ

【エコツアーって何?】∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
満員電車、コンクリートのビル、時間に追われる日々…
繰り返される日常生活から離れて、
手付かずの自然、素朴な生活をする人々と触れ合ってみたい…
ふと、そんなことを思ったことはないでしょうか?
そんな方は、“エコツアー”と呼ばれる旅を考えてみてはいかがでしょう?

〈エコツアーとは〉……………………………………………………………………
エコツアーとはeco(logy):環境に優しい+tour:旅行という言葉を組み合わせた、
文字通り“自然環境の素晴らしさを体験する旅”です。
例えば、世界遺産に登録された屋久島の杉の木を見に行くような
“観る”ことが中心のツアーから、
中国の砂漠で植林活動のボランティアをするような
“体験する”ツアーまで様々あります。
旅行会社が企画するもの、NGOが企画するものもあれば、
企業が宣伝活動の一環として行うツアーなどもあり、形態は様々です。

〈エコツアーへの期待〉………………………………………………………………
例えば、こんな話があったとします―

昔々、ある国にとても美しい湖がありました。しかし近年、現地の人々が
出す生活廃水によって湖が汚染されてきました。このままでは美しい湖が
失われてしまう…

ある人は考えました。「ここに観光客を呼んで、お金を稼ごう。貰ったお金で、
生活廃水の浄化槽をつくろう」…

環境を良くしたい→観光客を呼ぶ→観光収入を得る→環境を改善する…
こういう発想から生まれた産業がエコツアーです。


【エコツアーの新鋭!?ケア ワークキャンプ】∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
“体験する”エコツアーの1つとして、ケア ジャパンではワークキャンプを
行っています。
ワークキャンプとは、国際開発協力を頭だけでなく、体でも感じてもらう為、
実際に事業地を訪れ、村人達と一緒に活動に参加することのできるツアーです。

〈2002年夏のワークキャンプ〉……………………………………………………
今年の夏休みにはタイ北部・東北部にてケア ワークキャンプが行われました。

東北タイワークキャンプ(2002年8月27日〜9月4日)では、
魚の養殖池作りや鳥小屋作り、村人とのディスカッションなどが行われ、
北タイワークキャンプ(2002年9月7日〜9月15日)では、
環境教育の拠点となる施設の整備などが行われました。

また、両方のワークキャンプとも小学校へ訪問したり、ホームスティをしたり、
現地の踊りを踊ったり…と、村人との交流の機会もたくさんありました。

〈ワークキャンプ参加者の感想〉……………………………………………………
私たちが訪れたウボンラチャタニーの農村は人と自然が共存する緑美しいところ
です。人々はとても穏和で寛大。ゆっくりと流れる時間の中で自分のペースを崩
さず生活していました。生活水はほとんどが雨水。ちょうど雨季だったので、小
学校の運動場で鶏小屋作りの作業をしているときも何度か突然のスコールにあい、
私はタイの空の下、自然の洗礼を受けた気がしました。子ども達と手をつなぎ、
急いで学校に走って引き返す途中でタイ独特の赤い土がジーンズに飛び跳ねて、
洗濯してもこれがなかなか取れないです。
村でも都市の文化が日々流れ込んできています。DVDやカラオケもありました。
もうビックリ。タイで「バトルロワイヤル」を見るとは。
この都市化はいずれこの村を完全に飲み込むことになるでしょう。
ゴミという観念がまだ確実に定着しておらず、このままいくと本来あるべき循環
型の生活が完全に失われてしまいます。政府から子ども達に配給される牛乳のパ
ックは近い将来ゴミ問題として浮上するでことしょう。タイでも子ども達への環
境教育は積極的に行われています。自然と離れて生活している私たちに、何がで
きるでしょう。とても無力に感じました。
今回のワークキャンプで得たものは大きかったと思います。中でも一番大きいの
は家族ができたことです。また行きたい。
人と自然が共に生きるウボンラチャタニーの村に。

〈ディスカッション「ワークキャンプ」〉……………………………………………
去る10月19日、ケア ジャパン ボランティア総会にで、ワークキャンプに
ついてのディスカッションが行われました。ここでは、その様子をお伝えし
たいと思います。
※ ボランティア総会は、スタッフを交えてボランティアさん同士が話し合い、
 活動をより有意義なものにしていこうと定期的に行われる交流の機会です。
 詳しくは…
http://www.carejapan.org/specialreport/kokunaihome.html

ディスカッションに参加してくださったのは、現在ケア ジャパンで
ボランティア活動をしているみなさんと、ケア スタッフの方々です。

▲現地で参加者が出来ること▼
司会(以下司)
 :D君は、実際に今年3月のワークキャンプに参加したけど、どうでした?
D:現地の人は気さくで、行って良かったです。
司:現地での活動はどうでした?
D:階段作りをしたんですけど、現地の環境が良い方向に変わることに
  貢献できたと思います。ただ、あくまでお手伝いなので、出来ることに
  限界があると思いました。
司:自分だったらワークキャンプ先で、こんなことが出来ると思うことは?
M:何ができるかというよりも、何を必要としているかがわからないから、
  まず村人にアンケートをとってから、作業を考えるといいかも。
司:現地の人はどんなことをして欲しいと言ってくると思う?
M:工場を作る、とかかな。
T:工場は国レベルだから無理なんじゃないですか?
司:小さい工場なら作れますよ。織物工場とか。Nさんはどう思う?
N:ケアが関わるのなら、環境を壊さないでサポートできればいいと
  思うんですけど。
司:じゃあ、工場を作るワークキャンプっていうのがあったらどう思う?
K:工場を作るなら行きたくないです。
  お金のためでなく、生活を良いものにするということが大事だと思います。
  私が目指すものとは違うかな。

▲現地の人たちから見た日本人参加者▼
司:みんなの想像でいいんだけど、現地の人が参加者を見て、
  「自分たちとは違う」と感じることは何だと思う?
K:髪を染めてるとか。
T:言葉も違うし、外見から違いますよね。
E:私は感覚が違うと思います。村の人達は、知らない国の人が来たら、
  緊張すると思う。そういう緊張は話したり、一緒に生活すれば
  解けていくものでしょうけど。
A:持ち物も変わって見えるかも。
  時計、電子機器、ケータイ、ウォークマンとか。
D:あと、デジカメ。

▲持ち物の制限は必要?▼
司:デジカメとか普通に持ってたら、現地の人はどう感じるかな?
  現地の人にデジカメの値段聞かれなかった?
D:聞かれましたね。確か、正確な値段を答えたと思います。
司:本当のことを言うべきだと思う?
D:そうですねぇ…。
司:デジカメを欲しいって言われたらどうする?
D:あげません。ただ、デジカメのようなものが存在しているってことを
  知らなきゃ欲しいと思わないと思うので、影響はあるだろうなあ。
司:現地の人が持ってないようなものを持っていって物欲を刺激することに
  ついてはどう思う?
D:配慮できると思います。高価なアクセサリーを持っていかないとか。
E:私は配慮しなくていいと思います。文化の違いを感じてもらうのも
  いいことなんじゃないですか?
A:難しいですね。違いを感じてもらうのはいいけど、ワークキャンプに
  参加している人が日本人の標準というわけではないし。
司:極端な例だけど、もし全身シャネルの人が行ったらどう?
T:それが日本人だと思い込んじゃいますよね。
司:服装の規定をどこまでする必要があるかな?
N:ありのままで良いと思います。
司:B(スタッフ)さん、ワークキャンプでの持ち物の制限ってありますか?
B(スタッフ):ありますけど、村の人に対する意識というよりも、
  ツアーの参加者が紛失した場合を考えての制限ですね。
  あと、肌の露出した服装は避けるように話します。
E:そういう配慮は礼儀だから必要ですよね。相手に失礼でないように、
  自分で考えるべきだと思います。
  人それぞれ判断基準が違うのが難しいですけど。
M:こちらが向こうに行く立場なのだから、相手に合わせた方がいいかな。
  デジカメは必要なものだと思うけど、必要のないものに関しては
  持って行くのをやめたほうがいいと思う。

▲100点満点のワークキャンプ▼
司:では、このディスカッションのまとめとして、
  それぞれの夢の(笑)ワークキャンプについて一人ずつ意見を。
D:タイで象に乗りたかったから、象に乗れるワークキャンプ。
Z:現地の同年代の人達、大学生の人なんかと話し合いたいです。
K:年齢制限なし!だって私、中学生だから参加できない!
  あと、羊とか山羊の放牧したいです。
全員:(爆笑)
司:期間はどう?Tさん。
T:一ヶ月に伸ばす。今と同じ値段で。
スタッフ:(苦笑)
E:毎晩お祭りに参加したいです。料理を交換したり、民族衣装を
  着たりしたいですね。
K:キャンプファイヤーもできればいいですね。
A:日本でもボランティアをしたり、事前に勉強して現地でどうなっている
  のかが見られるといいと思います。やったらやりっぱなしになるのは嫌
  だから。長期のボランティアの一環としてワークキャンプがあるといいな。
司:何かの技術を学んだり?
A:それもいいですね。
T:観光付きで、各地を回りたいです。オカマショーを見たり(笑)
N:終わってからも、自分達がしたことがどうなったかが分かる、フィード
  バックのあるものがいいんじゃないですかね。交流の会った人と、ワーク
  キャンプ後も長期的にコミュニケーションが取れる方がいいと思います。
K:ただ長期的なものは、気軽に参加できないと思うんですけど…。
  気軽に参加したい人と、深くやりたい人、両方が飛びつくものが
  考えられるといいですよね。
M:やっぱり事前・事後研修。ただ関西に住んでいる人とか、距離的な問題が
  あると思うけど。
  テキストを作って、タイ語を勉強したりできればいいなあ。
S:子どもと触れ合えるのがいいです。文通が出来たり。
司:おじいちゃん、おばあちゃんと語るっていうのもいいかもね。
E:こういう話し合いをワークキャンプに行く前にして、プログラムの中に
  取り入れるのもいいと思います。

(後半へ続く)

今回のメールマガジンのテーマは、南アフリカ共和国の都市ヨハネスブルグで
8月26日〜9月4日の日程で行われた「ヨハネスブルグサミット2002」を
例に、国際会議とNGOの関わりについて考えてみたいと思います。

 【コンテンツ】
  ★「ヨハネスブルグサミット2002」とは?
  ★「ヨハネスブルグサミット2002」基礎知識
  ★NGOはサミットにどう関わっているの?
  ★国際会議とNGO
  ★「ヨハネスブルグサミット2002」にCAREはどう関わった?

【ヨハネスブルグサミット2002とは?】∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
「ヨハネスブルグサミット2002」とは、国連が主催する「持続可能な開
発に関する世界サミット(World Summit on Sustainable Development
=WSSD)」の事です。環境や開発、貧困といった人類が抱える困難な課題に
世界の関心を向け、根本からの解決を目指して世界的な行動を促そう!!と
いう会議です。今回の開催地、南アフリカ共和国ヨハネスブルグには、
各国首脳や政府の代表団、NGOのリーダー、ビジネス関係者など、
世界約180の国と地域からおよそ6万人もの人々が集まりました。

では、このサミットではどんな会議やイベントことが行われていた
のでしょうか。

「ヨハネスブルグサミット2002」は、8月26日〜9月4日のサミット(会議)
とサイド・イベント(会議と平行して行われるNGOフォーラムや展示会など)
から構成されていました。

会議の方は、8月29日〜30日の日程で「ヨハネスブルグサミット2002」
に参加を認められたNGO、政府間組織、国連機関による一般討議を
した後、8月31日〜9月1日の閣僚(国の役人の長)会議、
9月2日〜4日には首脳会議が行われました。
同時期に、政府関係者やNGOなどが、ヨハネスブルグの街で様々な
イベントを行いました。

【ヨハネブルグスサミット2002基礎知識】∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
今回のサミットでは、どのような話し合いが成されたのでしょうか。
「ヨハネスブルグサミット2002」では、大きく分けて次の3つについて議論
されました。

(1)「世界実施計画」
10年前、ブラジルのリオデジャネイロで行われた「地球サミット」では、
大量生産・大量消費といった今までの生活を改め、限りあるエネルギーや資源を
無駄なく効率良く使って持続可能な社会を創っていこうという目標
「アジェンダ21(21世紀への課題)」が採択されました。しかし、その会議から
10年経った今でも、その目標が全て達成された訳ではありません。

そこで、地球サミットから10年目の今年、もう一度この目標を振り返り、
これから各国がどのように協力すべきなのかを話し合いました。
その結果、風力発電などの再生可能なエネルギーの開発を進めていく事や、
「京都議定書」を早く実行に移し、地球レベルで温暖化の原因になる
二酸化炭素の排出量を減らしていこうという話などが出されました。

(2)「ヨハネスブルグ宣言」
これは、閣僚会議、首脳会議を終えた後、このサミットで何が話し合われ、
各国がこれから何を目標にしていくかをまとめたものです。

ヨハネスブルグ宣言では、各国が抱える環境・貧困の問題について
述べた上で、清潔な生活環境、安全な水や食料などを皆が満足に利用できる
ように、ODA(政府開発援助)やNGO,地域コミュニティーが協力して
実現させていこう、という内容などが含まれています。

(3)「約束文書」
持続可能な開発を実現するために、各国政府、国際機関、NGOなどが協力して
行うプロジェクトについて発表し、まとめます。
日本からは、水、森林、エネルギー、教育などの分野で30ものプロジェクトを
サミットの場で発表しました。

【NGOはサミットにどう関わっているの?】∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
「ヨハネスブルグサミット2002」には、日本からは100近いNGO団体 、
およそ400人ものNGO関係者が関わったと言われていますが、
NGOによってその関わり方は大きく違います。
そこで、その関わり方を3つに大きく分類してみました。

〈A〉“自ら会議に出席して意見を述べる”タイプ
〈B〉“各国の政府関係者に自分達の考えを託す”タイプ
〈C〉“会場周辺、世界各国で自分達の意見を多くの人に訴えるvタイプ

〈A〉“自ら会議に出席して意見を述べる”タイプ
これは、NGO関係者が、会議に出席する政府代表団の助言役として
サミットに参加するという方法です。

今回のサミットに参加した日本政府代表団には、経済界、労働界、
地方自治体関係者に混じって、NGO有識者として5名の参加がありました。

〈B〉“各国の政府関係者に自分達の考えを託す”タイプ
NGO関係者が、各国の首脳や環境大臣などの政府関係者に自分達の思いを
訴え、会議で代弁してもらおうとする方法です。

例えば、ヨハネスブルグサミット提言フォーラムの環境教育分科会の
メンバーが、サミットを前に大木環境大臣(当時)を訪問しました。
そこで彼らは、持続可能な開発のためには人づくり、つまり教育が大切である
という考えのもとに、「持続可能な開発のための教育の10年」実現に向けた
活動報告と要請を行いました。
メンバーからは、低所得国に資金援助をするなどの財政面などにおける
政府の協力や、「教育の10年」の実現に向けた政府とNGOの
パートナーシップの強化などが提言されました。
彼らのように教育問題に関心のあるNGOなどの根強い活動の結果、
サミットの中で小泉総理は、教育の重要性を強調した「小泉構想」を内外
に訴えました。

〈C〉“会場周辺、世界各国で自分達の意見を多くの人に訴える”タイプ
NGO関係者自ら現地に足を運び、各国の首脳が集まる会場の外から自分達の
考えを首脳達に伝えようとする組織もあれば、自国で一般の人達に、
ヨハネスブルグでは今何を話し合っているのか、今私達は何をしなければ
ならないのか、など訴えるNGOもあります。

例えば、サミット期間中WWF(世界自然保護基金)は、会議の行方を
危惧(きぐ)したパフォーマンスを展開しました。
「世界のリーダー達よ。今こそ目を覚まし、われわれの星を救え」WWFは、
会場内の広場にこう書いた幕を掲げ、その前で会議の進展をひやかす
パフォーマンスを行いました。
米ブッシュ大統領、英ブレア首相、小泉首相など主要国のリーダーの
お面をかぶった役者がその前で横になって眠っています。
やがて起きて立ち上がります。しかし、ブッシュ大統領だけが寝たまま。
ほかのリーダーたちが起こそうとしても動かず、最後は一人で寝ています…。
WWFは、「環境と貿易問題に関して、いまの交渉内容は以前よりむしろ後退
している」と述べ、交渉を後ろ向きに導いているとするアメリカを
非難しました。

【国際会議とNGO】∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
このように、国際会議に関わるNGOのスタイルは様々ですが、
同時に、国際会議におけるNGOの存在は徐々に大きくなってきているのも
事実です。それはなぜなのでしょうか?

一つには、多くのNGOは国際政治的な利害から離れて、本質的な問題点を鋭く
指摘し続けているからです。多くのNGOが、国境を問わず、自分達の目指す
目標に向けて活動しているからだと言えるでしょう。

二つ目は、実際の現場をたくさん歩いているという意味で、政府関係者よりは
NGO関係者の方が(一般的に)活動の現場をよく知っている、
という強みがあります。
開発の現場で活躍するNGOは、今後も国際会議上では重要なアクターに
なっていくでのではないでしょうか。

【ヨハネスブルグサミット2002にCAREはどう関わった?】∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
ところで、CAREは「ヨハネスブルグサミット2002」に、どのように関わったの
でしょうか?

今回のサミットには、CAREから派遣された13人のスタッフを含む、
一般市民約3万人が参加し、NGOのキャパシティー(包容力)とネットワークの
強化に向けて大きな希望をもたらしました。
今回のCAREの参加目的の一つとしても、持続可能な開発に実現に向けて、
NGO間のパートナーシップの強化を挙げていました。

CAREは15年の間、WWFと共同でプロジェクトを行ってきました。
今回の「ヨハネスブルグサミット2002」では、農村部における貧しい人々が
自然資源を管理し、持続的な方法で利用する能力を育成する事と、
その役割に対して当な報酬を与える事を目的として、CAREとWWFの間で
正式なパートナーシップを結ぶ事が決定されました。

また世界の人口の約半分は都市部に住んでおり、その4人に1人は貧困に
苦しんでいるという現状です。CAREは「ヨハネスブルグサミット2002」
において、現在のような貧困に対する無関心が続くようであれば悲劇的な
結果をもたらすと警告し、未来を見据えた都市化を行う必要性があると
訴えました。


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今回のメールマガジンは、「開発と人権」について、売春に携わるセックスワー
カーの現状と、それに対するCAREの取り組みを例にとって考えてみたいと思い
ます。

 【コンテンツ】
 ★買春とセックスツーリズム
 ★バングラディッシュのセックスワーカー
 ★CARE バングラディッシュの対応
 ★「人権」とは何か?
 ★なぜ「開発」において人権は重要なのか?
 ★CAREが行っている「人権アプローチ」

【買春とセックスツーリズム】∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
日本人の買春ツアーというものがあることを知っていますか?

アジア諸国における買春ツアーのはしりは、日本人を主な「旅行者」とする
60年代の韓国へのキーセン観光(キーセン=韓国の芸者)です。70年代に
ツアー先での非難が高まり、団体での買春ツアー数は減少しましたが、円高で
海外旅行がしやすくなるにつれ、買春目的に個人でアジア諸国を旅行する傾向
も見られるようになりました。

とくに問題となっているのはアジア諸国において、法的にも経済的にも弱い立
場の子どもに買春の対象が移っていることです。現在、観光産業で働く18歳
未満の子どもは世界中でおよそ1300万〜1900万人いるといわれていま
す。そのうちおよそ200万人が東南アジアとラテンアメリカで盛んな「セッ
クスツーリズム」産業で働かされています。

この内の大半の子ども達は、貧しさゆえの人身売買などにより、何も知らない
ままこの産業に従事させられています。また、無知であるがゆえに搾取の対象
になるなど、様々な危険にさらされているのです。
特に深刻なのが、HIV/AIDS感染問題です。

【バングラディッシュのセックスワーカー】∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
ここでは、CARE バングラディッシュ事務所における事例を紹介します。

UNAIDSとWHOの推計では、バングラディッシュにおけるHIV/AIDSの感染者数
は13000人余り(そのうち3100人が女性)です。近隣諸国と比較するとまだ感
染者数は少ないものの、上昇傾向にあるという結果が出ています。これは、バ
ングラディッシュでは商業売春が盛んであり、またドラッグの使用者が注射器
を回し打ちしているためです。

【CARE バングラディッシュの対応】∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
こうした状況に対して、CARE バングラディッシュは1995年にSHAKTIという
HIV/AIDS予防計画をスタートさせました。
ベンガル語で「力(ちから)」を意味する単語SHAKTI(シャクティ)と、
Stopping HIV/AIDS through Knowledge and Training Initiatives
(知識と訓練によってHIV/AIDSを防止する)の頭文字をとって、SHAKTIとい
うプロジェクト名が付けられました。これまでに、8250人がこのプロジェクト
の対象となりました。

バングラディッシュでは、イスラム教徒が国民の大半を占める事もあり、ジェ
ンダー差別、そしてセックスワーカーとして仕事をしている事に対する差別が
根強く存在しています。そのためセックスワーカーは他に生活手段が無いにも
かかわらず、社会的に追い込まれ、適切な保健衛生の知識やアクセスを得られ
ていない事が分かりました。
そこでSHAKTIでは、セックスワーカーが尊厳を回復し、自助努力できるよう以
下のようなアプローチをとっています。

・他の生活手段があれば、リスクの多いセックスワーカーの仕事を辞めたいと
いう人に対しては、識字教育や、縫い物などの職業訓練を行う。

・セックスワーカーとして働きつづけることを選んだ人に対しては、セックス
ワーカーの間での情報交換や、適切な医療サービスの受診ができる地域セン
ターを設立する
 HIV/AIDSとその感染を防ぐ方法、特にコンドームの使用について、セックス
ワーカーの仲間の間で知識を共有できるように訓練を行う

・セックスワーカーの社会的立場を向上させるために、その土地の長がセック
スワーカーの現状を把握し、地域が解決できるような力を身に付ける
 セックスワーカーの子どもたちを学校に通えるようにする

このSHAKTIの特徴は、人が幸せに生きようとする権利、つまり「人権」という
概念をベースとして活動しているということです。SHAKTIのアプローチがどの
ように人権と関わっているかは、後ほど詳しく説明するとして、ひとまず「人
権とは何か」について説明したいと思います。

【「人権」とは何か?】∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
私達すべての人間は、幸せに生きたいと思っています。また、幸せに生きよう、
人間らしく生きよう、という権利を一人一人持っています。この世に生きるす
べての人は、この幸せに生きようとする権利、幸せな生活を求める権利を持っ
ています。この権利を「人権」といいます。
1948年に国連総会で採択された世界人権宣言では「すべての人間は、生まれな
がらにして自由であり、かつ尊厳と権利について平等である」とうたわれてい
ます。また、皆さんもご存知のように、日本国憲法でも、国民の基本的人権と
してさまざまな権利を定めています。しかし、今日でも、人権とは名ばかりで、
きちんと守られていない国々が世界中にまだまだ存在するのも事実です。

【なぜ「開発」において人権は重要なのか?】∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
SHAKTIの特徴は、「人権」という概念をベースとして活動しているということ
は前に述べました。ところで、HIV/AIDSの感染の防止を目的としたこのプロジ
ェクトが、「人権」とどのような関係があるのでしょうか?

SHAKTIでは、一般的な価値・判断基準で、商業売春に対して偏見や差別をする
のではなく、職業選択の自由を認めながら、全ての人が現状よりも安全で尊厳
のある生活を送れることを目的にして活動しているということです。

これらSHAKTIの活動の結果、コンドームを使用するセックスワーカーが増加し、
SHAKTIの実行地域ではHIV/AIDS感染者の増加が止まりました。政府機関や他
のNGO機関からも高く評価されています。

今後も、直接的なアプローチだけではなく、その根にある問題、つまり偏見や
差別を回避し、「人間が人間らしく生きるために、すべての人が生まれながらに
して持っている権利=人権」が保証されるような社会を作るための総合的な開
発が必要とされていくでしょう。

【CAREの人権アプローチ】∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
CAREでは、今回SHAKTI事業を通じて見てきた通り、プロジェクトを行なうに
際し、“Rights-Based Approach”(権利に基づいたプロジェクト策案)という考
えを基本にしています。

具体的には、
・人権を否定された人々と連帯し、我々の声を彼らに届け、その言葉に責任を
 持つ
・人々が自らの生き方を選び、自らの権利と責任を満たせるよう支援する
・組織の外の人にも、彼らが持つ責任を果たしてもらう
・性、人種、国籍、民族、階級、宗教、年齢、身体的能力、カーストなどに基
 づくあらゆる差別に反対する
・貧困と権利が奪われている状態の根本的原因を調べ、公表する
・非暴力を推進し、紛争に対して民主的かつ公正な解決策を提示する
・貧しい人々の権利を促進しようとする人々と共にあゆむ

といった基準を適用することになっています。

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★∞∞★∞∞★国際協力フェスティバルに参加します★∞∞★∞∞★∞∞★∞
開催12回目を迎える「国際協力フェスティバル2002」が10月5日(土)、6日(日)
に東京都日比谷公園で開催されます。このフェスティバルは市民への国際協力
のアピールを目的に、NGOや政府機関、国際機関など約200団体が参加する
日本最大の国際協力イベントです。NGOゾーンでは、約110団体の出展ブー
スを中心に、NGO案内ツアー、エスニック料理屋台、ミニステージ、ワークシ
ョップなど多くのプログラムが行われます。
詳しくは→ http://www1.jca.apc.org/icf/

ケアジャパンからは、活動の紹介のほか、タイの手工芸品を販売する予定です。
会場にお越しの際は、ぜひ!お立ち寄りください。

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ケア ジャパンでは、誰でもできる国際ボランティアとして未投函の官製はがき
をあつめています!!! 詳しくは
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