CAREボランティアの徒然日誌

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【中国の砂漠化と緑化対策】∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
★中国における砂漠化★
中国と言えば、広大な国土と約13億人にも上る人口が思い浮かびますが、そ
の中国で深刻な問題となっているのが国土の砂漠化です。現在、中国には、北
西の内陸部を中心に国土の砂漠化が進行しており、砂漠化の恐れがある地域も
含めると、実に国土の約3割が砂漠化の脅威にさらされています。中国で砂漠
化が進んだ背景には、乾燥と強風という気候的な要因に加えて、人為的な要因
が大きく影響していると言われています。過剰な放牧や強引な開墾、森林の伐
採などにより荒れ果てた土地に強風で飛ばされてきた砂が覆い被さり、土壌の
乾燥が進んだ結果、その土地が砂漠化してしまうのです。こうして数十年前に
は緑が豊かであった土地が、現在は砂漠化していることが少なくありません。
このような砂漠化は毎年確実に広がっており、周辺地域に住む住民の生活をよ
り困難なものにしています。

★移住を困難にする戸籍制度★
土地の砂漠化により住民が大きな被害を被っているのであれば、その土地を離
れて別の土地に移住すれば良いのではと思いがちですが、中国で移住すること
はそう簡単ではありません。
中国では1958年に制定された戸籍制度により、農村出身者と都市出身者の戸
籍が厳密に区別され、農村から都市に移住することが非常に困難になっていま
した。この結果、農民は与えられた土地で農業を営んで生計を立てるか、ある
いは都会に出て都市労働者がやりたがらない仕事をする出稼ぎ労働者になるし
かありませんでした。また、生活が苦しい場合には麻薬の密売に関わる者が出
てくるなど、戸籍制度は農村部で生活水準が改善されない原因の1つになって
きました。現在、農村出身者と都市出身者を区別する戸籍制度は各地で徐々に
改正され、移住に関する規制が少しずつ緩和されてきていますが、制度が完全
に廃止され、その恩恵を受けて農村出身者の生活水準が改善されるに至るまで
にはまだ時間を要するものと考えられます。

★ケア・ジャパンの活動★
ケア・ジャパンでは、こうした砂漠化地域で生活している住民が砂漠化防止に
取り組み、耕作可能な土壌を再生するために、現地の県政府と協力し、緑化活
動を行ってきました。活動場所となったのは、中国北西部に位置する甘粛省古
浪県で、農業人口が総人口の95%以上を占める農村地帯です。
この地域は元々、年間平均降雨量200mmと少なく、さらに海抜1,500m〜
3,500mの高地のため気候が寒冷であることから、農耕可能な期間が限られて
います。さらに、北西から常時吹き付ける風により流動砂丘が南東に移動し、
耕地が砂の下に埋まってしまい耕作不能になると共に、風砂害により広範囲の
耕地・草地で深刻な土壌劣化が進行しています。
これらの事情により、耕地からの単位収穫量は毎年下降の一途をたどっていま
す。住民の中には、生計手段として零細規模の家畜飼育を伝統的な手段で行う
と共に、農閑期に他地域に出稼ぎに行くことによりわずかな現金収入を得てい
る者もありますが、それでも農業に生活を大きく依存する地域住民の暮らしは、
土地の生産性低下に伴いますます困窮を極めています。
ケア・ジャパンの活動では、家畜飼育の支援を中心にしながら、耕作可能地の
減少を防ぎ、耕地の生産性を高めるため、地域住民とともに草方格(そうほう
かく)を設置したり防砂林を造林する活動を実施し、砂漠化防止に取り組んで
きました。また、事業実施地の住民に働きかけ、住民集会などを通じて砂漠化
に対する危機意識の共有を促す活動も行ってきました。こうした流動砂丘の固
定化や防砂林設置の手法、および意識改革は着実に現地指導者および住民のも
のになってきており、毎年激しい風砂害に悩まされてきた住民にとって大きな
力となっています。

★草方格を利用した緑化★
古浪県における活動では、流動砂丘の固定化に、草方格と呼ばれる手法を用い
てきました。
草方格とは、麦わらなどを利用した、砂の移動を防止する手法(およびその設
置物)のことです。この手法は、流動砂丘の砂を固定するのに非常に大きな効
果があります。流動砂丘では、水不足の他に植物が育たない大きな原因として、
砂の移動が挙げられます。風によって絶えず砂が移動すると、植物の種が地表
にさらされたり、逆に地中の奥深くに埋まってしまうことで、発芽自体が困難
になります。草方格を利用すると、砂の移動を食い止め、植物が土壌に定着す
るような環境を整えることができます。また、草方格にはそれ自体に保水効果
があるため、雨水によって得られた水分を植物に持続的に供給できるという大
きな利点もあります。
大変有効な手法である草方格ですが、その設置に特別な技術や資材は必要あり
ません。草方格を設置するには、砂地に約1メートルの間隔で格子状に細い溝
を掘っていき、その溝の中に乾燥地に生える植物の種を蒔きます。次に、この
溝の上に麦わらを並べていった後、麦わらの真ん中の部分を溝に沿ってスコッ
プで地中に押し込むと完成です。この方法で植えられた植物の種は、麦わらで
守られることにより、土壌に着実に根付くことが可能になります。
こうして設置された草方格では、設置場所や環境による差異はあるものの、数
年後にその一帯の緑が大きく回復することも期待できます。そのため、草方格
によって風砂害による影響を抑えて耕地の生産性を高めるのに加えて、牧畜業
を営むために必要な牧草を草方格で生育するなどの方法で、住民の生計を直接
的に支える手段としても活用されています。


 今回はネパール、日本、中国という3ヶ国での植林をテーマとして考えてき
ました。植林といっても、ただ「木を植える」というところで終わるわけでは
ありません。なぜその地域で植林が必要なのか、森林を住民の生活の中でどう
位置付けていくのかという視点が欠けると、植林が本当に成功したといえる状
況にはならないのではないでしょうか。

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【編集後記】∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
ちなみに今回例にしたネパールの植林事業をしている地域に行くには交通機関
がなく、徒歩しかないそうです。それも徒歩で都市から2.5日かかります。
今時の日本人には無理かな。(トリ)
日本の林業を復活させるには月9が一番?!(ソノ)
草方格ですが、本当に効果がすごいんだそうですよ。写真をお見せできないの
がちょっと残念。(アツシ)

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 【コンテンツ】
★ ネパールの植林
★ 日本の森林の現状
★ 中国の砂漠化と緑化対策

 今月号のテーマは「植林」です。人口増加により薪の需要が増え、急激に森
林減少が進むネパール、人口林を大量に作っておきながら、東南アジアからの
輸入木材に頼るようになり森林が手入れされなくなってしまった日本、そして
砂漠化が農地をむしばむ中国、それぞれの国で解決方法が模索されています。

【ネパールの植林】∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
今回はネパールで起こっている森林減少とそれに対する植林事業についてです。

★森林減少の理由★
日本の人なら誰もが知っている童話に「桃太郎」があります。その冒頭に、「お
じいさんは柴狩りにでかけました。」とあります。ここで言っている「柴」とは、
何のことでしょうか?「柴」とは、「山野に自生するする小さい雑木。また、薪
や垣にするためにその枝を刈り取ったもの。」のことです。つまり、おじいさん
は薪を取りに山に行ったわけです。昔はガスなどの燃料はなく、薪を使って生
活していました。ガスなどの燃料が発達している現代の日本人には想像しにく
い生活だと思います。また、実際に薪を使った経験のある人も少ないのではな
いでしょうか。

しかし、発展途上国の多くの国では、未だにガスなどの燃料ではなく薪を使っ
ていて、ネパールでもそういう生活が続けられています。では、なぜ大昔から
森林から薪を取っていたのに、今になって森林減少が始まったのでしょうか?
ネパールでは急激に人が増えたために森林からの薪の摂取量が増えて、森林減
少が起こってしまいました。国連人口局によると、1995年から2000年までの
ネパールの年平均の人口増加率は、2.4%です。この数字は、人口が急激に増え
ている印象の強いアフリカと同じくらいの値です。ネパールの人々は、このま
ま森林から薪を取り続けたら森林が減ってしまうことを知っていましたが、薪
を取らないと生活できないというジレンマのもとに薪を取り続けていました。
何かいい方法があれば、森林保全をしたいと以前から考えていました。

★植林活動★
ネパールでは、外国政府による政府開発援助(ODA)や外国NGOなどにより
植林活動が続けられています。今回はその中でも、ある日本のNGOによる森
林保全を目的とした植林活動を紹介します。ここでの森林保全とは、住民が薪
を取りながらも森林減少を招かないように森林の木の量を保つことを意味しま
す。今回紹介する活動は、現地で苗畑を運営し現地住民に植林をしてもらうも
のです。苗畑とは苗を植林できるまで育てるもので、現地住民が有給で苗畑管
理人として専属に苗を育てています。苗畑で育てられる苗の種類・量は、日本
事務所が決定するのではなく、現地住民からの聞き取り調査をもとに現地事務
所が決定します。畑で育てられた苗は現地住民に頒布され、現地住民によって
植林されます。植林後に動物が植林した場所を荒らさないようにフェンスで囲
います。このとき多くの植林事業では、木がちゃんと生長するまで誰も入れな
いように完璧に囲ってしまいますが、この活動では住民が森林に入れるように
しておきます。そうしないと、住民が森林に入れないため新しい薪を集めるこ
とができず、生活に困ることになってしまいます。
苗畑の栽培量は住民からの聞き取り調査をもとに決めていますが、実際には苗
畑の苗すべてが植えられるのではなく、苗畑に苗が3割くらい残ってしまいま
す。このことから、聞き取り調査時の住民の需要と実際に植える数にギャップ
があることがわかります。住民からの要望を鵜呑みにするのではなく、実際に
植林する苗の数を計画しないと、無駄が生じてしまうこともあります。

★住民参加の植林★
以上のように今回紹介した植林事業は、住民参加型の植林事業と言えると思い
ます。しかし、今回紹介した事業の方法では、植林事業自体から事業運営のた
めの資金が調達できません。これでは、自立した住民主体の植林事業にはなり
ません。そこで最近植林用の苗畑の栽培とともに柑橘類などの換金作物の栽培
が始まりました。この換金作物についても、栽培の動物の被害にあわないよう
にフェンスで囲います。換金作物の栽培により、現金収入が期待できます。こ
の収入を植林事業の運営資金にあてることにより、住民参加型から住民主体の
活動にすることができます。しかし、まだ換金作物の栽培は始まったばかりで、
その効果は不明です。

どのような植林事業がよいのかを一概に言い切ることは難しいですが、今回紹
介した住民参加型の植林事業のほうが、日本人がただ現地におもむいて木を植
えて帰っていくよりは、現地住民に理解されやすいのではないでしょうか。

【日本の森林の現状】∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
★必要なこと、それは間伐★
今月号は植林がテーマですが、日本の森林の場合必要とされていることは植林
ではなく、むしろ植林後の手入れです。日本では第二次世界大戦後、木材生産
を目的として成長の早いスギやヒノキといった針葉樹林を一斉に植えていきま
した。人工林は木が成長して、過密状態となってしまうと日光が届かなくなり、
丈夫で立派な木として育つことができなくなってしまいます。そこで必要とさ
れるのが、筋のよい木を大きく成長させるために、その周りの木を間引きする
間伐です。

★間伐をしないとどうなるか★
しかし今の日本の森林は問題に直面しています。日本の人工林のうち7割が手
入れを必要とするのですが、林業の人手不足のため間伐できないままいたると
ころで放置されてしまっているのです。木材を育む以外にも、間伐のされてい
ない森林は私たちが生きていくのを支える重要な機能を果たせなくなってしま
います。たとえば、緑のダムともいわれる森林のスポンジのように隙間の多い
土壌は、草地の2倍、裸地の3倍も水を浸透させる能力があります。その水を
樹木などの植物が体内に取り込んだり、地下水などの形で維持したりしている
ために、しばらく雨が降らなくても川の水が干上がることはなく、逆に大雨が
降っても洪水になりにくいのですが、手入れをしないとこの能力が低下してし
まいます。
また土砂の流出や崩壊を防ぐ動きも大事です。1年間の土砂の流出量は森林が
わずか2トンなのに対して、裸地では15トン、荒廃地では307トンもの土砂
が失われて、自然環境に重大な影響を及ぼしているのです。
地形が急で、雨の多い自然条件の中で非常に多くの人が暮らしている日本にと
って、森林が果たす役割は非常に大きく、平成三年の林野庁の試算では、水資
源の涵養、土砂流出防止、土砂崩壊防止、保健休養、野生鳥獣保護、酸素供給・
大気浄化という森林の有する公益的評価額を計算すると、年間39兆2000億円
という国家予算に匹敵するといわれています。

★森林荒廃の原因★
ではなぜ日本の森林は十分な手入れがなされなくなってしまったのでしょうか。
日本は国土の3分の2が森林に覆われていて、現在は木材需要の9割を自給で
きる蓄積になったにもかかわらず、木材となるべき木が有効に使われていませ
ん。それは戦後の高度経済成長の時期には急増した木材需要に供給が間に合わ
ず、東南アジアなどの海外から安価な木材を輸入したことからはじまり、1960
年代からの貿易自由化による関税引き下げでさらに木材輸入量が増加してしま
ったことが大きな原因です。現在のところ木材の8割を海外から輸入していま
す。
ただでさえ長い時間手間ひまかけて育てる木は、おじいちゃんが植えて孫の収
入になるといわれるように、植えてから何十年もたってやっと商品となります。
人件費が高く、一年中温暖な東南アジアと比較して成長の遅い日本の木材は必
然的に高くなったため、海外の木材に比べ競争力を失い、割に合わなくなった
林業からどんどん人手がなくなっていったのです。

★復活へ向けての試行錯誤★
さて、こんな深刻な状態の日本の森林を手をこまねいて見ているだけでなく、
よみがえらせようとたくさんの人々が活動をしています。
たとえば持続可能な森林管理のための指標を設け、これを満たした森林を第三
者機関が認証し、そこから産出された木材にラベルをつけて流通させる制度を
使い、その認証を木材の付加価値として活用している林業家もいます。しかし
これは中小の林業家には認証の取得できる森林をつくるのにかかる負担がまだ
まだ大きすぎるという問題があります。また林業家の中には、人工林を育てる
間の収入源として、好む土壌が似ていてスギと相性のよいアジサイをスギの根
元に植え、アジサイ園を試みている人もいます。
林業家だけでなく、一般の人でもボランティアとして、手入れの行き届かない
森林を訪れ、間伐などのお手伝いをするという活動をしている人もいます。こ
のボランティアは私たちもできることですが、もっと手軽にできることといえ
ば、間伐材を使うということです。日本の森林では、山から下ろすのに費用が
かかるため、間伐された木はその場に放置しておかれます。この間伐材も有効
な資源の一つなので、間伐材でできた商品を使えば、東南アジアなどで無駄に
新しい木を伐採せずに済むのです。間伐材を使った商品はインターネットなど
で購入できます。
またクリーンエネルギーの一つとして、最近ではこの間伐材を木質ペレットな
どにしてバイオマスエネルギーとして使うという動きもみられます。西欧です
でに使われているという杉の間伐材を燃やした発電システムは、森林の活性化、
地域経済の振興、木質系廃棄物の処理、化石燃料の節約に寄与するなど、たい
へん興味深い例でもあります。
このようなたくさんの対策で日本の森林の危機的状況を乗りきろうとしていま
すが、残念ながら、どれも目立った成果を上げられずにいます。まだまだ試行
錯誤の段階だといえるでしょう。

(後半へ続く)

【タイの山岳民族について】∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
☆タイ山岳民族の抱える課題と支援について

「タイの第2の都市はどこですか?」と聞かれて、皆さんは即答できますか?
タイの都市というと首都バンコクがうかぶと思いますが、第2の都市は、タイ
北部に位置するチェンマイ市です。バンコクに比べれば、かなり静かな都市だ
と思います。バンコクではスラムが社会問題となっていますが、タイ北部では
山岳民族が直面する課題が社会問題となっています。

★山岳民族の抱える課題★
この地域には十数部族の人々が生活しています。彼らの多くはここ1〜2世紀
の間に周辺の山岳地帯(現在は国境が引かれたため外国となってしまった地域)
から移住してきた人々で、どの民族も独自の言語と文化をもち、焼畑農業にと
もなう数年〜十数年ごとの集落移動の生活を続けてきました。
しかし、最近彼らの生活や文化が脅かされてきています。タイ政府は山岳民族
が行ってきた焼畑農業が森林減少の理由だとして、森林保護政策を進めていま
す。この政策により彼らが行ってきた森林の伐採や焼畑が禁止され、定住化が
進められてきました。しかし、森林保護政策は山岳民族を定住化させるための
口実ではないかという指摘もあります。森林減少の理由は、焼畑だけでなく材
木会社等の伐採もあります。
現地で活動するNGOスタッフによると、森林保護政策の結果、山岳民族は生
活の基盤を根こそぎ失いつつあるそうです。かつてのように肥沃な土地を求め
て自由に移動することができず、土地のやせた山の傾斜地で連作を繰り返さな
ければならないため、収穫量が極端に低下し、収量を上げるには高価な肥料や
危険な農薬に頼らざるをえなくなるのです。今では主食の米でさえ自給できな
くなっている村も多く、人々は貧困にあえいでいます。現金収入を得るため、
もともとは薬用として育てていたケシ(阿片)を栽培するようになった部族も
ありましたが、近年厳しい取り締まりをうけ、逮捕者も続出しています。しか
し、これが手っ取り早く、元手のかからない現金収入の手段であるため、ケシ
栽培をやめられないのが現状です。
タイ経済の急速な発展と近代化の流れの中で、貨幣経済や物質文明への憧れか
ら、村の若い人々はバンコクやチェンマイといった都会に出稼ぎにでていきま
す。ただ単に憧れだけでなく、村内に労働先がないという理由もあります。し
かし、出稼ぎにでても彼らはタイ語が正しく使えないため、不当な差別や低賃
金で苛酷な労働を強いられます。若い女性たちの中には性産業労働者として働
く者もいます。

★HIVの現状と支援★
村は過疎化が進み、共同体意識は衰退し、農業に期待が持てなくなった男たち
はケシやヘロイン、覚醒剤などに手を出すようになり、村の中でも麻薬中毒者
や覚醒剤の売買による逮捕者が急増しています。親がわずかばかりの借金のか
たに娘を性産業につかせることもあります。また、親のために自発的に性産業
に就職する子どももいます。せっかく娘が帰って来たかと思うと、HIV(AIDS
の原因になるウイルス)に感染して働けなくなってしまったための帰郷という
ことが多いです。男性の場合も、都市に出稼ぎに出てそこで買春を行い、性交
渉を持った相手からHIVに感染することが多いです。既婚者が出稼ぎからHIV
に感染して戻ってきて、妻と性交渉を行うと家族にまで被害が広がってしまい
ます。
山岳民族へのHIV/AIDS支援はNGOなどにより様々な支援事業が行われてい
ます。HIV/AIDSに関する問題を、(1)HIV感染前、(2)HIV感染後からAIDS
発症前、(3)AIDS発症後の3段階に分けて、それぞれの対策の一例を紹介しま
す。
(1)の段階では、一般的な性教育やHIV/AIDS予防への啓蒙活動が行われます。
(2)の段階では、カクテル療法などでAIDSが発症しないようにします。カクテ
ル療法とは、人体内でHIVが増えるのを邪魔する薬を複数使用して、AIDSの
発症を押さえる方法です。(3)の段階では、AIDS患者が安らかな死を迎えるた
めにホスピスなどの施設を運営しています。また、患者の死後残された患者の
子ども(AIDS孤児)たちを集めた寄宿舎を運営している団体もあります。
HIV/AIDS支援に関しては、どの段階でどのような支援をするかをめぐって各
支援団体間でも議論がされています。

★子どもたちや女性への支援★
これら多くの問題を抱えるタイ山岳民族の社会の中でもとくにその犠牲になり
がちなのが子どもたちです。その子どもたちのための教育支援が多くのNGO
で行われています。
近年タイ政府は、タイ国内に定住をはたした山岳民族の人々をタイ国民として
認め、受け入れていく方針をとっており、山奥の村にも小学校を作り、タイ語
による教育を実施しています。しかし予算、人材、交通のアクセスの事情など
により、平地部の子どもたちの教育環境と比較するとまだまだ不十分で、小学
校すらない村、また校舎はあっても教員が不足している村が多数あります。山
の子どもたちにとっても、今後否応なしにタイ社会と関わりながら生活してい
く以上、最低限の学歴と知識は必要になってきます。しかし所得の低い家庭が
ほとんどという山岳民族の人たちにとって、町の学校に子どもを寄宿させて勉
強させるのはとうてい不可能で、義務教育とうたわれているにもかかわらず、
小学校すら満足に卒業できないでいる子どもも多数いるのが現状です。そのた
め、多くのNGOで山岳民族の子どもたちを対象とした寄宿舎や奨学金などの
教育支援事業が行われています。子どもたちが教育へアクセスする権利を得る
ことにより、タイ人と同じ教育を受け、自分たちの置かれている状況を改善す
る取り組みを自身の手で始めることができると思います。
子どもだけでなく女性も犠牲者になりがちです。女性への支援事業として、収
入向上事業が行われています。具体的には、各山岳民族に伝わる伝統的な刺繍
などの民芸品を作ってもらい、それをNGOが仲介して売るというものです。
彼女たちには民芸品をつくる技術があっても、それを販売するノウハウがあり
ません。そのためにNGOが仲介します。日本国内でもクラフトエイドとして
山岳民族の民芸品を買うことができます。先日行われた国際協力フェスティバ
ルでもクラフトエイドの販売を行っていた団体がありました。

それでは、少しここで話題を変えてみましょう。
山岳民族が住む山の中には、観光開発がされて一般人が入れるものもあります。
以下は、その1つの国立公園についてです。

☆タイの最高峰ドイ・インタノン
車と人が多いタイ北部の都市チェンマイから郊外へ車で1〜2時間走ると、豊
かな自然が広がる山岳地域です。チェンマイの南西にはタイの最高峰であるド
イ・インタノン(標高2565m)があります。ヒマラヤ山系の東の端に位置し、
東西約30km、南北約30kmにわたって山地を形成しています。標高1600m
以上には乾期にも青々と葉を茂らせる山地常緑広葉樹林が発達しています。山
頂部付近の森林は雲より上にあり気温が低く多湿なため、木々や岩はコケに覆
われています。このような森林は、雲霧林あるいはコケ林と呼ばれます。ドイ・
インタノンの一帯は国立公園となっていて400種以上の鳥をはじめ、タイでは
他で見られない植物、昆虫等が棲息しています。
山の頂上まで車で簡単に行くことができます。山頂に至るまでには緑豊かな高
原の風景や、いくつもの滝があります。最も大きいワシラタン滝は落差・水量
ともにかなりあるため、滝の下は絶えず霧のような水しぶきがかかります。滝
の近くはマイナスイオンが発生しているためか、すがすがしい気分になれるそ
うです。山の中腹にある見晴台からは、チェンマイの市街や飛行場が一望でき
ます。山頂近くには国王と王妃のための仏塔がそれぞれ建てられています。ま
た、山頂付近の森林の中に木製の自然遊歩道が完備されており、1時間程度で
ほぼ平坦な遊歩道を散策するネイチャーウォークやバードウォッチングが楽し
めます。中腹にも1周するのに約3時間弱かかる自然遊歩道があって森の中に
入っていけます。ただし空気が薄いことに加え、この遊歩道はアップダウンが
きついので無理なく歩きましょう。

山頂まで車で行けるのであまり高いところに来たという意識はありませんが、
気圧が違うのでちょっと激しく動くと呼吸が荒くなります。注意しましょう。
また、かなり冷え込むので、防寒着を用意しましょう。最低限セーター・ジャ
ンパーは必要です。自然遊歩道は景色がきれいですが、雨がふると滑りやすく
なります。きちんと靴底がしっかりした靴を履いていきましょう。

 ○○●●●●●○○○○○○●○○○○○●●●●●○○○●●●●●●
 ○●○○○○○●○○○○●○●○○○○●○○○○●○○●○○○○○
 ○●○○○○○○○○○●○○○●○○○●●●●●○○○●●●●●●
 ○●○○○○○●○○●●●●●●●○○●○○○●○○○●○○○○○
 ○○●●●●●○○●○○○○○○○●○●○○○○●○○●●●●●●

【編集後記】∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
「ブース巡り」は楽しいよ〜。皆さん体験してみてね。(小カズ)
まずは知ることから、ですね。(アツシ)
さっそくチャイを作ってみようかな。(さちこ)
エスニック料理はスパイスが決め手!!(ソノ)
本文では触れませんでしたが、山岳民族における文化保全と地位向上のための
発展(変化)のバランスをどうとるかもかなり難しい問題です。この問題につ
いては、現地のNGOスタッフと話し合ってきましたが、結論は出てません。
読者の皆さんからリクエストがあれば、このことは来月号で書きます。(トリ)
トリちゃんは、ドイ・インタノンでこどもを追っかけて走って酸欠になったら
しいよ☆気をつけよぅ。(まい)

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  【コンテンツ】
★ 国際協力フェスティバル報告
  ☆「これを機会にもっと国際協力を知りたい」タイプ代表
  ☆「花より団子」タイプ代表
★ タイの山岳民族について
  ☆ 山岳民族の抱える課題と支援について
☆ タイの最高峰ドイ・インタノン

前号で紹介した「国際協力フェスティバル」、「通」の歩き方を実践してい
ただけたでしょうか??今回は、実践したメルマガチームのメンバーから
の報告をします。また、タイの山岳民族の抱える問題とその支援について
紹介します。

【国際協力フェスティバル報告】∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
☆「これを機会にもっと国際協力を知りたい」タイプ代表
〜国際協力フェスティバルの各ブースを巡って〜

先月の4日、5日に国際協力フェスティバル2003が日比谷公園でありました。
私も実際にフェスティバルに足を運びましたが、私の場合は「通」の歩き方の
中で言う『「これを機会に、国際協力をもっと知りたい」タイプ』に入るかと思
います。

今回は「数多くの団体が一同に会するこの機会を活用して全ての団体の活動概
要を知ろう」と思い立ちブース巡りをしました。しかし、いざ回ってみるとス
タッフの方と話が弾んでしまったり、知り合いに会って立ち話したり、歩き疲
れて休憩したりと、あっという間に時間が過ぎてしまい、結局のところ70ブ
ースが限界でした。その中で特に印象に残ったものを次に紹介します。

★女性の自立支援活動を行う団体★
いくつかある「女性の自立支援活動」を行っている団体は、それぞれの活動地
域は異なるにせよ刺繍や洋裁など活動内容が非常に似通っていると感じました。
これは現地のニーズによるためだと思いますが、活動内容のアピールの仕方が
どこも変わらないために似通っているように感じられたのかと思います。今後
はその辺りの違いを明確に打ち出せると面白みが増してくるのではないかと感
じています。
ただ、そのような中で他とは違う雰囲気で一番印象に残っているブースの方は、
次のように自らの活動に自信を持って語ってくれました。「日本で売れる商品
レベルに達するのに20年かかりました。しかし最初から『貧しい人達が作っ
たので買ってください』的な売り方はしたくなかった」と。そして「刺繍指導
した結果作られた製品を日本でフェアートレードという形で売ることで消費者
の厳しい目に晒されるわけです。そこから出てきた苦情やアイデアをくみ取っ
て次の製品作りに生かすことが技術指導やフェアートレードの利点である」と。

★地道な活動を行う団体★
160以上のブースがあれば展示の仕方も様々ですが、展示にそんなに力をかけ
ていなくても、しっかりと地道に活動しているところはあります。例えばある
ブースでは、中年の男性が2人テーブルの奥で腕を組んで座っていて、確かに
声を掛けづらそうな雰囲気でしたが、話を聴くと現地でしっかりとした基盤を
持つNGOとタイアップして、教育支援や飲み水の確保のために尽力している
そうです。展示の見せ方もフェスティバルでは必要かもしれませんが、まずは
何と言っても活動内容が充実していることが大切であると気づかせてくれまし
た。

★活動の透明性を求める団体★
事業計画や事業報告を非常に重視して活動している団体がありました。スタッ
フの方には「主役はスポンサーと現地の人達なので次の2つは徹底して行いま
す。(1)事業には必ず現地の村人に参加してもらう。(2)現地NGOには事業計画
と報告を必ず提出させる。何故ならスポンサーに対してはアカウンタビリティ
(説明責任)があるので。」と熱く語ってもらいました。
これらのことは恐らくどこの団体も念頭に置いて活動していることだと思うの
ですが、NGOも事業や会計の透明性を求められてきているという動きを垣間
見ることができました。やはり助成金をもらったり、企業とタイアップしたり、
会員やドナーから寄付金をもらうのならば、しっかりとした事業計画、事業報
告、事業評価そしてお金の流れを説明する必要があるでしょう。

★NGOを支援するNGO★
現地で活動するNGOやボランティアへの技術支援を主に行っている団体がい
くつかありました。それらの団体のほとんどは青年海外協力隊経験者がやって
いるようです。現地でプロジェクトを進め職員を派遣する団体にとっては、そ
のようなサポートをしてくれる団体があると助かるのではないでしょうか。今
後ますますこのような団体の活動が活発になることを願っています。

私がお話を聞いた相手は職員の方、インターンの方、アルバイトの方、ボラン
ティアの方と様々であったと思います。もちろんその人の立場や関わり具合に
よって得られる情報は同じ団体であってもバラバラであるかもしれません。で
すから短時間のうちに「活動概要を知る」というのはかなり無理なものでした
が、どのような雰囲気の団体なのかをつかむことはできたと思っています。

このメルマガの読者で『「これを機会に、国際協力をもっと知りたい」タイプ』
の人は、やはり何と言ってもまずは行動を起こしてみてはいかがでしょう。例
えば雰囲気が自分とあっている団体があれば、積極的に連絡を取ってその団体
の活動やMLに参加するとか、活動報告会や勉強会などに参加してみましょう。
積極的な人を各団体は拒まないはずですから。そして実際に参加しながら活動
への理解を深めることで継続したボランティアにつながるかもしれません。

☆「花より団子」タイプ代表
前回メールマガジンで特集をした、国際協力フェスティバル。今回はその事後
報告です。「花より団子」タイプ代表として国際協力フェスティバルのフードコ
ーナーの模様を伝えようと思います。

国際協力フェスティバルの中でも、フードコーナーは特に人気のあるコーナー
です。お昼時ともなると列ができ、整理券が配られることもあるほどです。た
くさんの国の食べ物ブースが出展しているのですが(参考:
http://www1.jca.apc.org/icf/menu/food.html)、私が2日間で食べることができ
たのはネパールカレー・スリランカカレー(ランパ・シナモン・カルダモン・ク
ローブなどのスパイスが特徴)、チャイ、パンケケ(サモアのドーナッツ)、カン
ボジア風春巻き(揚げ春巻きに砕いたピーナッツのトッピング)、ラオス風ホッ
トドックです。こんなにいろいろな国の食べ物を一度に食べられる機会はない
とついつい欲張ってしまいました。晴れわたった青空の下、おいしい料理に舌
鼓を打ちながら、その国の食文化について想いを馳せたり、家に帰った後、簡
単な料理を試してみたりするのも楽しいです。
そこで食文化の融合例としてラオス風ホットドックを、家で試してみたいエス
ニックな飲み物ということでチャイを取り上げてみたいと思います。

ラオス風ホットドックというのはフランスパンに野菜とお肉のパテをのせて、
ナンプラー(魚醤)などで味付けしたものです。ここで注目したいのが、ナンプ
ラ−とフランスパンを使っていること。ラオス料理と聞くとどんな味がするの
だろうと思ってしまいますが、ナンプラ−を使っているということからもわか
るとおり、ラオスに隣接するタイ東北部と味付けが似ているのです。日本人に
も食べやすい味です。また昔、フランスに占領された名残で、今日でもフラン
スパンがラオスでは食べられているのです。このようにラオス風ホットドック
からラオスの位置や歴史が見えてきます。

チャイは煮出し式ミルクティーのことです。お茶の起源である中国の広東語系
の呼び方「チャ」を語源としており、インドをはじめシルクロードを通じて中
国からお茶の伝わった地域全般で飲まれています。家庭でも手軽に楽しめるの
で、ぜひ試してみてください。
《チャイのつくりかた》
1.鍋に適量の水と茶葉、そしてスパイス(シナモン・カルダモン・ジン
ジャー・ナツメグ・クローブなど)を入れ、強火にかける
2.鍋の縁がふつふつと沸いてきてから約1分間煮立たせる
3.1と同量〜1.5倍のミルクを入れる
4.沸騰する直前で火を止め、茶葉をこしながらカップに注ぐ
5.好みの量の砂糖を入れて、できあがり

(後半へ続く)

【国際協力イベント「通」の歩き方】∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
10月4日(土)・5日(日)に日比谷公園(東京・千代田区)で国際協力フェスティバ
ルが開催されます。国際協力フェスティバルとは、より多くの人々に国際協力
とは何かを知ってもらい、国際協力への理解と参加を広める目的で、国際協力
NGO・政府・国際機関・自治体・民間団体など、約200団体の参加するイベン
トです。
国際協力イベントに参加することは、「国際協力をしてみたい。でもどんなこと
をすればいいのだろう?」と考えてしまって行動できずにいる人には国際協力
をはじめるきっかけに、また「国際協力をしているけれど、もっと活動を広げ
ていきたい」と考えている人にとっても新しい活動の場を見つけるチャンスで
す。
そこで今回は、国際協力フェスティバルをはじめとした国際協力イベントをよ
り楽しむために、「通」の歩き方を紹介しようと思います。「『通』になるって
難しいのでは?」と思った人も大丈夫です。「通」になるには大きなイベント会
場をただ歩くのではなく、ちょっとした目的をもって歩くだけでいいんですか
ら。

★事前の準備★
・開催イベントを調べてみましょう。
   ・「国際協力フェスティバル」公式ページ
    http://festival2003.visitors.jp/
   ・「全国の国際協力イベント情報」ページ
    http://www.janic.org/pr/gmc-japan.html
・イベントのホームページなどで参加団体を調べます。
・参加するイベントで自分のやりたいことを決めます。
・会場内の地図を調べて、行きたいイベントやブースをチェックします。

体調管理をしっかりして、動きやすい服装・歩きやすい靴で、買ったものを入
れるエコバックをもって、いざイベント会場へ!!

★タイプ別「通」の歩き方★

☆「これを機会に、国際協力をもっと知りたい」タイプ
NGOをはじめ、たくさんの国際協力団体が当日はブースなどで活動を紹介し
ています。興味のある団体のブースに入って、その団体の活動を知ったり、ス
タッフと話をしたりしてみましょう。このとき、参加団体を活動している地域
や内容をみて、興味のある団体をいくつか回ってみるとよいでしょう。これを
機会に活動に参加してみたいと考えている人にとっては自分に合う団体を探す
絶好のチャンスです。「気になることがあったら聞く」これがポイントです。ス
タッフはみんなフレンドリーです。来年はあなたもスタッフとして活躍してい
るかも知れません。またイベントによっては、普段なかなか入手できない国際
協力関係の本が販売されるブックフェアが開催されます。

☆「花より団子」タイプ
普段は味わえない外国の料理を手軽に味わえるのが、国際協力イベントの楽し
みの一つ。当日はおなかをすかして行き、ここでおなかを満たしましょう。ど
んな料理にもチャレンジしてみて、あとで友達に自慢しちゃいましょう。

☆「形から入りたい」タイプ
民族衣装を着てイベントに参加してみてはどうでしょう。イベントによっては
民族衣装の着付けを行っていたり、世界の音楽の演奏が行われていたりするこ
ともあります。民族衣装を着て、踊りを踊ったり、子どもたちと遊んでみたり。
知らず知らずのうちに仲間ができているはずです。フェアトレード商品をお土
産にしてもいいです。

☆「そうは言っても、やっぱりイベント会場に行ってから、歩き方を考えたい」
タイプ
まずは総合案内コーナーに行ってみましょう。名前を見て気に入ってしまった
団体のブースに行ってみるもよし、会場内でクイズラリーをやっているのなら
手始めに参加してイベントの感触をつかむのもよしです。

上にあげたタイプはほんの一例にすぎません。自分なりにどんどんイベントを
楽しんでください。きっと大きな収穫があります。

【編集後記】∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
結膜炎になりながらもタイから帰ってきました。国際協力フェスティバルで新
しい出会いがあるといいな。(トリ)
「国際協力フェスティバル2003」では会場でフラフラしていますよ。僕の場合
は「通」の歩き方の中の「これを機会に、国際協力をもっと知りたいタイプ」
ですね。(カズ)
10月6日はシャツの日でもあります。(さちこ)
土日の予定は国フェスで決まり!「としこ(10・4、5)はひびやに」と覚えま
しょう。(ソノ)

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