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アフリカ旅行に関する記事を最初から読む場合はこちらからどうぞ。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ナミブ砂漠では、現地ガイドによる砂丘めぐりも予定されていた。生まれも育ちもナミビアというこのガイド、名前は失念したがニックネームは“ブッシュマン”だった。「友達からもブッシュマンとよばれているし、郵便の宛名もブッシュマンで届く」とは彼の弁。地元では“白人のブッシュマン”として通っているらしい。 ところでブッシュマンと聞いて、20年以上も前に公開された南アフリカの映画を思い出す人もいるかもしれない。飛行機から投げ捨てられたコーラの空きビンが原因で、平和に暮らす彼らの生活に争いが起きる。そこで1人のブッシュマンがそのビンを“世界の果て”まで捨てに出かけるというコミカルな内容。その映画の主演を演じた男性は、ナミビア出身のブッシュマンだったとか。 ブッシュマンはアフリカ南部に住む採集狩猟民族で、またの名をサン人とも言う。砂漠に住む採集狩猟民族は非常に少ないらしいが、過酷な環境を考えると無理もない。年間降水量は10ミリ強、夏の最高気温が40度を超えることもある一方で、夜は気温が零下まで冷え込むのだ。 砂漠に関する知識ゼロの人間が辺りを見まわすと、生き物は皆無のように見える。しかし、ガイドのブッシュマン氏は砂地をじっと見つめ、厳しい砂漠の環境に順応して生きる珍しい昆虫や爬虫類を次々に見つけ出す。 地中に掘った巣穴にクモの糸と砂で“フタ”を作って、ひっそりと獲物がかかるのを待つクモや、海岸から吹き寄せる霧の水分を甲羅に集めるために、風を背にして逆立ちをするコガネムシなど。砂漠の生態系に精通した彼がいなかったら、ただ暑いだけの強制連行になっていただろう。 しかーし!このブッシュマン氏、歩くのがとにかく速いのである。ちょっと立ち止まって休憩─なんてことをしようものなら、あっという間に彼の背中は遠のいてしまう。 そして彼はご覧の通り裸足。炎天下の熱い砂の上をスタスタと猛スピードで歩いていく。一方、私たちは水を飲みながら、汗をぬぐいながら、ゼーゼーハーハー。 途中、デッドフレイと呼ばれる干上がった窪地に寄る。 砂漠にある窪地は数年に1度、大雨が降ったときに水がたまることがあるらしい。砂の下にある灰白色の粘土が水をたたえ、しばらくの間オアシスの役割を果たすとか。このデッドフレイは500年以上も前に枯れあがったもので、当時のアカシアの木が墓標のように残っている。 枯れ木のあるところまで後50mと検討をつけて歩くのだが、歩けど歩けど到達しない。回りに何もない砂漠では、他のものとの比較でモノの大きさや距離を体感できないため、距離感がつかみにくい。遠目には人間の背丈程度にしか見えなかった枯れ木も、実際に近づくとはるかに大きかった。 砂丘に囲まれているためか、あたりは静寂につつまれており、ダリの絵から溶ける時計を取り除いたかのような不思議な光景。 ちなみに、ここデッドフレイは、ジェニファー・ロペズ主演の映画「ザ・セル」で、オープニングシーンに使われた場所。彼女は撮影直前に飛行機で砂漠までピューンとやってきて、撮影が終わるやいなやすぐに飛び立っていったとか。 彼女は、猟奇的殺人者の逮捕に協力する女性心理学者という役どころだったが、デッドフレイは昏睡状態にある少年の頭の中の映像として使われていた。映画でみた景色が目の前に広がっているのはなんとも不思議な感じだった。 ーーーーーーーーーーーーーーーー
オフ会の話しが本格化し、紫葉色さんがブログに連絡用のページを用意してくださいました。オフ会は5月11日を予定。私も仕事を休めるよう、鋭意スケジュールを調整中です。夢の中では何度もお会いしているみなさんと風雅舎で会えると嬉しいな〜。 |
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この白人ブッシュマン氏は長身ですから、よほど気配りしてくださらないと付いて歩くのは大変ですね。この方、足を火傷しないんですね。なんとも不思議な方、便利な能力もお持ちですね。 この窪地、かつてはちょっとの間緑だったのですね〜。 どのお写真も、実に綺麗ですね。
2006/2/7(火) 午後 5:59 [ kazuyoo60 ]
コックさんが、フライパンや揚げ物のオイルの温度を素手で測るのと同じかな…ブッシュマンの体は、ナミビアの気候に備わるようになっているのね。素足でスタスタは、熱さを感じない内に上げ下げするから早いんじゃないかな〜??OF会リンクありがとうございます。どのくらいの参加人数になるかしら…。近隣の方も結構いらしたりしてね。
2006/2/7(火) 午後 10:44
壮大な風景〜!でもいつも思うのは、どんなところでも人間は生きて行けるのよね〜。ブッシュマンさん、トカゲに指を噛ませて喜んでる!お茶目〜。
2006/2/8(水) 午前 10:33
そういえば、月面着陸はCGで作られたウソだったって話がちょっと前に話題になったでしょ。こういう所でロケすれば宇宙空間も演出できるよね。
2006/2/8(水) 午前 10:36
Kazuyoさん、ときどき休憩はとってくれたのだけど、裸足のくせに歩くのが異様に早いのです。砂に足をとられないのが不思議なくらい。砂漠にはトゲがついた灌木の枯れ枝なんかもあったけど、まったく意に介する様子もなくビックリしました。
2006/2/8(水) 午後 4:09 [ car**h ]
紫葉色さん、このガイド氏、すっかり砂漠に順応してましたよ〜。足裏も進化して、すごく丈夫になってたりしてね。オフ会ですが、私のブログに遊びに来てくれる人は顔ぶれが決まっているので、紫葉色さんが訪ねるブログでもどんどん宣伝してくださいねー。
2006/2/8(水) 午後 4:09 [ car**h ]
脳内庭師さん、このトカゲ、砂の色にすっかり同化してるから、私では見つけられなかったと思う。「月面着陸はウソだった」説、うちのダンナは陰謀説が好きなのでひとしきり聞かされましたよ。この窪地はこの世とは思えない風景だよね〜。でもこの後訪ねた海岸近くの砂漠はもろ月面といった雰囲気だった。曇り空で、砂色がここまで赤くなかったため、別の惑星にいるみたいな錯覚に陥ったよ。
2006/2/8(水) 午後 4:09 [ car**h ]
↑月面着陸の話,そんな説もあるなんて,初耳です。おもしろそうですね! ブッシュ氏のすたすた画像と皆さんのゼーゼー画像の対比が,おもしろいです。砂の上を歩くのって,結構しんどいですよね。
2006/2/10(金) 午前 0:42
wakorisaさん、おはよー!砂地を歩くのは通常よりエネルギーを消費するはずなのに、このガイドさん、動く歩道に乗っているのかと思うくらい早いんですよ。ちょっと油断をすると後ろ姿があっという間に小さくなるので、私は取り残されないように彼のすぐ後ろを歩いてました。
2006/2/10(金) 午前 9:54 [ car**h ]
アフリカの砂漠の砂は害して赤いように感じます。
2010/4/15(木) 午前 11:11 [ moriizumi arao ]