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夜が怖い

イメージ 1 森見登美彦著、「夜行」をオススメします。何年も前に出された「きつねのはなし」もぞくっとするほど大好きなのですが、それに通じる幻妖な物語。「きつねのはなし」は、京都という魔境を魅惑的に描き出しておりましたが、「夜行」では、夜そのものの怖さが軸になっております。
 出発点は、やっぱり京都の夜。
 鞍馬の火祭に出かけた男女のグループから、一人の女性がふっつりと姿を消してしまいます。彼女が見つからないまま、十年後に再び集まった他のメンバーが、「夜行」という名の連作銅版画集に導かれるまま、底知れぬ夜の世界に引き込まれていきます。
「この家は、私の夜の世界に建っているのかも」
「この闇は、どこへでも通じているんだよ」
「世界はつねに夜なんだよ」
 登場人物が呟く言葉が何とも深くてコワイ。けれど、そっちの世界につい一歩を踏み出してしまいそう。全日本暗闇協会会長の私としては、避けて通れない一冊です。
 それにしても、このカバーデザイン、どうにかならんの。
 異界からこっちへ越境してこようとする謎めいた女性は、こんな漫画チックな美少女じゃないと思うよ。
宇佐美まこと
宇佐美まこと
女性 / 非公開
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