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2日ほど前、家の固定電話が鳴りました。出ると、相手の方が「夜分、遅くすみません」とあいさつをされました。まだ8時半を少し回った時間。そうかあ、ちょっと前までは、夜に電話を掛けた時、こんなお断りをしていたなあ、と新鮮な気持ちになりました。
携帯電話や電子メールが普及して、直接本人につながるようになった昨今、時間を気にすることなく、いつでも相手に連絡して、家族への配慮なんてものもなくなってしまいましたね。そして、そういう礼儀が失われたことにも、もはや気づかなくなってしまいました。
拙作『愚者の毒』は、私にとって、昭和という時代へのオマージュとでもいうべき作品です。昭和という年号、60数年も続く年号は、これからはもうないでしょう。長いだけにいろんなことがあり、激動の時代でした。戦争や高度経済成長など、大きなことに目が奪われがちですが、ここに描いたような、名もなく、声も高らかに上げない市井の人々が支えていた60何年でした。そういう思いを汲んでいただけたら、うれしいです。
ネット上にたくさんの感想、ありがとうございます! 感謝、感謝です。
平和な時代が続きますように!
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