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あらすじをかいつまんで言いますと、ある日、川の堤防が抉れて露出した骨格標本に、一人の男性が引っ掛かりを覚えるところから話は始まります。彼は三十年前、幼馴染とともに、山の奥に理科室から盗み出した骨格標本を埋めにいった記憶があったのです。もしや、あれは本物の人骨だったのでは? という疑惑に引っ張られるように日本各地に散らばったかつての仲間を訪ね歩きます。
彼らは、一人一人が数々の問題を抱え、人生に惑い、それどころではありません。しかも理科室から骨格標本を盗み出したリーダー格の女の子は行方がしれず―ー。
これは、私の思い入れがかなり強く入った小説です。物語の舞台となった、スポーツ公園に姿を変えてしまった町というのは、実際にある、私自身が生まれ育った場所です。「UFOが舞い降りたような巨大な野球場」とか、「作付を放棄されて草ぼうぼうになった田圃」とかは、私が経験したこと、感じたことでもあります。
主人公の、本ばっかり読んで頭でっかちでエラソーな少女は、多分に私自身の子供時代を投影した人物になっております。書いている間、この骨を巡る冒険を引っ張っていく少女とともに、懐かしい過去に戻れたような気がしました。どうか、読んでくださった皆様の心にも、何かの余韻を残す物語でありますように。
ということで、今夜は思う存分、日本チームを応援してください。お邪魔いたしました!
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