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骨を巡る冒険が怖い

イメージ 1 本日、サッカーワールドカップで、日本対ポーランドの大事な試合があるのは、重々承知しております。が、ちょっとだけお耳を拝借させていただけませんか? 今日は私の新刊『骨を弔う』(小学館)の発売日でもあります。
 あらすじをかいつまんで言いますと、ある日、川の堤防が抉れて露出した骨格標本に、一人の男性が引っ掛かりを覚えるところから話は始まります。彼は三十年前、幼馴染とともに、山の奥に理科室から盗み出した骨格標本を埋めにいった記憶があったのです。もしや、あれは本物の人骨だったのでは? という疑惑に引っ張られるように日本各地に散らばったかつての仲間を訪ね歩きます。
 彼らは、一人一人が数々の問題を抱え、人生に惑い、それどころではありません。しかも理科室から骨格標本を盗み出したリーダー格の女の子は行方がしれず―ー。
 これは、私の思い入れがかなり強く入った小説です。物語の舞台となった、スポーツ公園に姿を変えてしまった町というのは、実際にある、私自身が生まれ育った場所です。「UFOが舞い降りたような巨大な野球場」とか、「作付を放棄されて草ぼうぼうになった田圃」とかは、私が経験したこと、感じたことでもあります。
 主人公の、本ばっかり読んで頭でっかちでエラソーな少女は、多分に私自身の子供時代を投影した人物になっております。書いている間、この骨を巡る冒険を引っ張っていく少女とともに、懐かしい過去に戻れたような気がしました。どうか、読んでくださった皆様の心にも、何かの余韻を残す物語でありますように。 
 ということで、今夜は思う存分、日本チームを応援してください。お邪魔いたしました!

不吉なタイトルが怖い

イメージ 1 ずっと出席したことはなかったのですが、母校の高校の同窓会総会に招ばれて、30分ほどお話をさせていただきました。書くことは専門ですが、人前でお話するのは苦手。でもそこはそれ、オバサンなので、だんだん慣れてきて(というか開き直ってきて)何とかお役目を終えることができました。同窓会長さんが「新刊の宣伝もしなさいよ」と言ってくださったので、29日に小学館さんから出す本のお話もちょっと挟みました。
「タイトルは『骨を弔う』です」と申し上げると、ご年配の方が多いので、面くらっていらっしゃる様子でした。そうですよね。不吉なタイトルですもんね。
 しかし、何十年ぶりかに讃美歌と校歌を歌い、元乙女たちは和やかな雰囲気に。会が終わった後、何人かの方に声をかけていただいたのですが、そのうちのお一人が、ボランティアで視覚障害の方向けに朗読をされているとのことでした。「そういう方々にあなたの本を読んで差し上げたいのだけど、お薦めの本、ある?」と訊かれて一瞬言葉に詰まりました。ほんと、私の書く小説は、暗いし重いし、救いがないし、どれも朗読には適していないなあ、と改めて思いました。一応『角の生えた帽子』をお薦めしておきましたが、どうなったかしらん。あれも結構おぞましいぞ。
 私たちの学校は、女子高で、昔はお嬢様学校と呼ばれていたのでした。今、「お嬢様学校」なんて、死語ですよね。あ、でも卒業生にはお笑い芸人の友近さんがいらっしゃいます、って全然フォローになってないですね。

拡大自殺が怖い

 新幹線の中で起こった殺傷事件には心が痛んだし、腹も立ちました。夫もテレビに向かって「他人を巻き添えにするなー!」と怒鳴っております。たいてい食事中なので、ご飯粒が口から放物線を描いて飛んでいきます。このところ、「むしゃくしゃして」「相手は誰でもよかった」「死にたかったが、死ねないので」と通り魔殺人的な事件が多発しているような気がします。
 専門家の人が「こういうのを拡大自殺といいます」とテレビでコメントしていました。なんで自殺を拡大するんやろ!こんな人に殺されてしまう人がたまらないし、ご家族もやりきれない。
イメージ 1 私は今、四国遍路を下敷きとした長編小説を書こうとしていて、文献を読んでいるのですが、実際数々の霊験があり、精神修養にもなるようです。ただ歩くということが。お大師さんとの同行二人ですから。
 この犯人は、長野県で野宿をしたりした後、犯行に及んだようですが、四国へ来て、気のすむまでお遍路さんをしていたら、気持ちの整理がつき、違った人生が開けたのではないかと思って、残念でなりません。
 ところで、前に書いたピアノ、ディアパソンが我が家に来ました。ほんとに心洗われるような音色です。

初ひとり旅が怖い

 小1の孫娘が、初めての夏休みを迎えます。働き始めた娘が、孫を一人で四国まで帰らせるという計画を立てました。航空会社がそれぞれサポートシステムを作っています。で、臆病な孫を、今説得しております。
 初めての一人旅。緊張する孫は、なかなか「うん」と言いません。で、「一晩考えさせて」ときたもんです。翌朝、起きてきて「やっぱり、あーちゃん、無理みたいな気がするんだよね」と言ったそうな。
 うーん、なかなか手ごわいぞ。彼女が怖がっているのは、飛行機のトイレらしい。あれ、流すとプシューッて圧縮空気が放出されるのような音がしますよね。あれがダメみたい。いったいどうなることやら。ばーばは気をもんでおります。
 娘はちゃっかり「混むからもうチケット取ったもんね。最後は泣こうが喚こうが無理やり乗せる」と息巻いています。と、いうわけで、今、孫娘輸送計画が進行中。
 ところで、6月29日に小学館から『骨を弔う』というタイトルの新刊が出ます。今、プルーフ本(校正刷りの本)を書店さんに配布してくださっていて、読んでくれた書店員さんから、有難い感想を送ってもらい、感激しているところです。ありがとうございます。
イメージ 1←こんな感じ

人前が怖い

イメージ 1今日、松山東雲大学エクステンションセンターという一般の方々を対象とした講座でお話をしてきました。1時間半の長丁場。そんな長い時間、人前でお話したことがありません。だいたい、話すことがない! しかも一応大学の講座です。このところ、来月に出す長編ミステリーの校正ゲラのチェックなどで忙しく、こっちの原稿を考え始めたのは、なんと、2、3日前という付け焼刃で臨むことに。受講生の皆さん、すみません!
 出がけに、夫が「お前、ようそんな人前で1時間半もしゃべれるのう。わし、10分もしゃべれんわ。まあ、そんだけしゃべれたら、もうとっくに政治家になっとるけどな」とよもだなことを話しかけてきました。(よもだ、とは伊予弁で屁理屈をこねて人を煙に巻く人のことです)まあ、夫が政治家になれない理由はそこではないんですけどね。
 それはさておき、緊張しつつも大学へ向かいました。郊外にある東雲大学へは、偶然にも去年、一度足を運んでおります。『愚者の毒』の担当編集者さんが(祥伝社)、なんと、ここの付属幼稚園の卒園生だったので、松山に来られた際に何十年かぶりに行ってみたいということで、ご案内したのでした。彼女は松山の人でも何でもなく、ただ幼稚園に通う年代の時、たまたまお父様の仕事の都合で、当地に住まわれていただけでした。でも奇遇! 
 とにかく、今日お集まりいただいた方たちは、本当に熱心に私の拙い話に耳を傾けてくださり、感謝感謝です。一応、私的小説講座ということで、私がどうやって小説を書き始めたか、またどのようなことを心がけて書いているか、をお話しました。「面白かったです」と言って笑顔で帰っていかれた受講生のみなさん、ありがとうございました。でも書くことは得意でも、人前に出てしゃべるというのは、怖い体験でした。

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