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頭、真っ白!が怖い

イメージ 1 遅くなりましたが、大阪でのトークイベントのご報告。紀伊国屋書店梅田本店さんでの『骨を弔う』のトークイベントに行ってきました。そもそも大阪の人の前でのトークなんて、無茶ではないでせうか!というのが私の偽らざる心境です。
 でもせっかく企画してくださったのですし、紀伊国屋書店の皆さんにはお会いしたいし、で出かけていきました。一応はしゃべる内容を決めて、担当編集さんとも打ち合わせをして臨んだのですが、これがなかなか。編集者さんが相手のおしゃべりだから、ちょっとは安心、などと甘い考えであった自分をどやしつけたいくらい緊張しました。
 紀伊国屋さんの会議室があるビルの窓から夕焼けの景色を見るころには、緊張は最イメージ 2高潮に。こんな私のトークなんぞを誰か聞きに来てくれるのだろうか、という恐れもあって、「さあ、これから」という時には頭の中が真っ白になりました。
 会場内には、素敵なタイトルのポスターを作ってくださっていて、感謝感謝です。どれだけ手をかけて準備をしてくださったか、よく伝わってきました。多くの方にご来場いただき、これも感激。だんだん、真っ白の頭の中に色が戻ってきましたよ。おしゃべりが始まると、そこはオバサンの真髄を発揮しまして、もう開き直りです。おかげで無事に済ますことができました。
 紀伊国屋書店梅田本店の皆様、ご来場いただいた皆様、ありがとうございました。
 松山に帰ると、なんと、今度は夫が痛風に! 息子がお盆に使っていた杖を携えて空港まで迎えにきてくれ、そのまま病院に直行。うちの男どもは、どうしてこうガバガバビールを飲むんだろう。一回真っ白になっていた頭が怒りで真っ赤になりました。

サインが怖い


イメージ 1 どうですか? 壮観でしょう? 新刊『少女たちは夜歩く』のサイン本を作りました。それから色紙も書きました。あんまり字がうまくないので、恥ずかしいのですが……。ありがたいことに、最近、サインをする機会が増えてきましたが、やっぱり怖い。特に人前ですると手が震えそうになります。ご本人を目の前にして、お名前を間違えたらどうしようとか。(実際間違えたこともあります)
 色紙に書く文言も毎回悩みます。たいていは本の中の一文を書くことが多いです。今回は「ここは青い夜露に濡れた甘い匂いの土の国 そして私は闇の住人」というものです。本文の中から探してみてください。
 前にも何べんも書いたと思うけど、私はレイ・ブラッドベリの書くダーク・ファンイメージ 2タジーが大好きで、その中に出てくる抒情的な表現にやられています。たとえば、『塵よりよみがえり』の中で、魔族の女の子がハロウィンの晩によみがえりながらつぶやく言葉「私たちは10月の民。夜の種族よ。それはアーモンドの殻の中、夜草の莢の中の真実よ」という言葉。
 ひとつひとつの言葉は、意味が取れないのに、文章として見ると、流麗で幻想的で、この子の言いたいことが感覚的にわかる、というもの。いつかはこういう文章を自分の小説の中に書きたいものだと思っています。今回は、まだそこまではいかないけれど、私の目指すジャパニーズ・ダーク・ファンタジーに少しでも近づければいいな、と思います。
 しつこいようですが、9月23日の6時から、大阪梅田の紀伊国屋書店梅田本店さんで、トークイベントをいたします。大阪にお住まいの皆さん、どうか来てください。
こちらは『骨を弔う』についてのトークです。これを書くにいたったきっかけや、私の原風景や、子供時代のことなど、お話しします。

偶然が怖い

イメージ 1 長く間が空いてしまいました。すみません! ご報告が遅くなったのですが、小説宝石9月号に短篇が載ったり、小説現代9月号にエッセイを書かせてもらったり……。
 あと、「骨を弔う」の特設サイトのキャンペーン・プレゼンント用に図書券ができたり……。小説宝石9月号に載った短篇は「クレイジーキルト」というタイトルです。クレイジーキルトみたいに全く関係のない断片が、偶然により隣り合い、縫いとめられ、相互に作用しあって、思いもよらいない結末を呼び込む、という物語です。
 このミステリー特集に一緒に載った結城充孝さんの「冷雨」もオススメ! 面白かったー! 私の好きなホラーテイイメージ 2スト(ネタバレになったらごめんなさい)。
 9月28日に発売の拙作「少女たちは夜歩く」も久々のホラーテイスト。松山城周辺で起こる怪異とそれに巻き込まれていく人々の恐怖を描きました。
 それから、9月23日(日)、午後6時から紀伊国屋書店梅田本店さんで、トークイベントをやります。「骨を弔う」を書こうと思ったきっかけや。込めた思い、裏エピソードなどを、小学館の担当編集者さんと語ります。詳しくは、紀伊国屋書店梅田本店さんのHPを見てください。そして、大阪にお住まいの皆さん、来てください! 大阪人を前にして、アップアップする私を笑いに来てください。よろしくお願いいたします。                         ↑これ、図書券です

女帝が怖い

 出た! 今度は女帝! 日本体操協会に君臨しているそうな。ボクシング界のドンの次は女帝かあ。しかし、スポーツ界にはいったいどれだけの有象無象がいるんでしょうね。紀州のドンファンもどんどん影が薄くなっていくなあ。
 潔癖なアスリート、さわやかイメージのスポーツ界なのに、いったいこれはどうしたこと? 権力ってそんなにおいしいものなんだろうか。まるで蜜に集まるカブトムシみたいに権力をむさぼっているんですね。
 イジメにあう子を見て見ぬふりをしている同級生。面倒くさがって介入しようとしない担任。保身をはかる校長、とどこかの中学生で起こっているような図式が、スポーツのトップ組織でも起こっているのか。情けないかぎりだ。
 中学生たちに「イジメなんて、そんなばかばかしいことやめなさい。私たちのように体を鍛えて世界を目指すアスリートになりなさい」と言いそうな大人たちが、こんな有様では、どうにもならない。深く反省してもらいたいもんです。
 「巨人の星」の星飛雄馬のお父さん、星一徹が聞いたら、怒り狂うぞ。ちゃぶ台をひっくり返すくらいではすまないかも。
イメージ 1←おかげさまで『骨を弔う』が重版になり、新しい冊子を作っていただきました。店頭でどうぞ!

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宇佐美まこと
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