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謝罪会見が怖い

 このところ、謝罪会見の多いこと! 政治家、官僚、企業のトップ、警察、教育委員会、学校長、児童相談所長まで。芸能人も不祥事があると頭を下げております。こんなに多いと、心理学者さんとか危機管理の専門家とかが、いちいち謝罪の仕方について評論を述べたりもします。一般人の私たちも見慣れてきて、「真実を語ってないな」とか「本心から反省してないな」とか「目が泳いでいるから、今のは嘘だな」とか深読みし始めました。
 マスコミが切り取った一部を見ているということも、充分承知していなければなりません。切り取り方で、その人が演出されてしまう危険性も。
 ただ、それにしてもあの吉本興業社長の謝罪会見はひどかった。目を覆いたくなるとは、ああいうことを言うんでしょうね。たくさんの感想や批評が寄せられているから、似たようなことは言いたくないけど。恫喝まがいの言い方をしたことを、「あれは冗談のつもりだった」にはあきれました。
 とにかく、ああいう場でそんな間の抜けたことを口にすれば、みんながどう思うかくらい考えてよ。「あ、そうだったんだ。あれ、冗談だったのね」とは誰も思ってくれませんよ。これも先週ここで書いた「想像力の欠如」でしょう。
 「笑う」というはっきりした表情を浮かべることができるのは、人間だけとか。なら「笑わせる」ことを専業としている人たちは、もっと人の心の機微を考えなければなりません。
↓せめて美味しいものでお口直しを!
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想像力の欠如が怖い

 熊本で逃亡していた犯人が捕まったようです。よかった、よかった、と言いたいところだけど、こういうニュースが最近多い。熊本では警察官が7人、和歌山でも同様の事件があって、そっちは警察官が10人で容疑者確保に向かったそうです。それでもまんまと逃げられた! じゃあ、警察官何人で行けば捕まえられるの? って話ですよね。
 しゃんとして! 警察。漫然と出向いたのでは、こうして出し抜かれるんです。要するに想像力の欠如です。ああなったら、こうする。こんな行動に出るかもしれない、と常に頭を働かせていただきたいもんです。プロなんだから。
 私はよく「小説の着想はどこから得るのですか?」「よく次から次からアイデアが湧いてきますね」と言われます。そういう時は、「観察力と想像力です」とお答えします。「物語のタネはどこにでも落ちています」と言うと、「え? そうですか?」と驚かれることもあります。
 一つエピソードを挙げると、こういうことです。「赤毛のアン」を書いたモンゴメリが若いころ、近くの家に孤児院から女の子がもらわれてきたことを耳にします。その話題を持ってきた人が、「どうして女の子なんかもらうんだろう。男の子の方が、農場の手伝いをさせられていいのに」と言った言葉が心に残ったそうです。そして、「もしかしたらあの家は、男の子をもらおうとしたのに、手違いで女の子が来てしまったのではないだろうか」と考えたのです。そこからあの世界的な名作「赤毛のアン」が生まれました。
 たいていの人が聞き流してしまう何気ない会話に引っ掛かりをおぼえ、それから自分の想像力で肉付けをしていったのです。こういうことは、私の中ではしょっちゅう起こっています。漠然と生活しているのではなく、ちょっとしたことに気を向けること。「え? どうして?」「凄い!」「きれい!」「ほかにはどんなものがるんだろう」とか、心を動かすことが肝心です。それが素材です。素材を得たら、それを頭の中で転がして、想像を膨らませていくこと。うまくいかなければ、頭の中の引き出しにしまっておくといいですよ。いつか別の素材が転がり込んできたときに、引き出しから取り出してくっつけるとうまくいくことがありますから。
 このように、想像力は小説を書く時の強い味方になるだけでなく、生活の彩にもなります。ちょっと心がけてみてください。
↓いつも大行列のかき氷。ついに並んでみた!
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なぜなに攻撃が怖い

イメージ 1 幼い孫たちと接していると、彼らからの「なぜなに攻撃」にあいます。小学二年生の孫は、学校へ上がってから知識欲がすごくて、「○○ってどういう意味?」とよく聞いてきます。そのため、常に電子辞書を携行するようにしています。それでなんとかしのいでおります。
 4歳の孫からのものすごーくシンプルな質問には時々絶句して答えられなくなることがあります。「生き物はなんで生きてるの?」「石はなんで硬いの?」「なんで夜は寝ないといけないの?」「ご飯はなんで口から食べるの?」うーん難しすぎます。
 昨日は松山港に「うみぎり」という自衛艦がやってきたので、その孫を連れて見に行きました。岸壁に着いているのを見るだけのつもりで行ったら、なんと中も見せてくれるとのこと。親切に自衛官さんが案内してくれるとのこと。岸壁には自衛隊の車両や大砲まで展示してあるし、子供用の制服を貸してくれて記念撮影も。いたれりつくせり。
 さっそく孫と自衛艦に乗り込みました。甲板には真っ白なヘリコプターまで出ていイメージ 2て、乗り物好きな孫は大満足のようでした。彼はさっそくヘリコプターの下にあるレールが気になった様子。「このレールはなんのため?」と訊いてくるので、「あのお兄さんに訊いてみ」と振りました。「船の上の格納庫からヘリコプターを甲板に出すためのレールだよ」と自衛官さんが丁寧に説明してくれたのにも納得せず、「どうやって?電車じゃないのに、どうしてヘリコプターがレールの上を走るん?」とまた質問。自衛官さんは、ヘリコプターの下に潜り込むようにして、レールに載った台車を見せてくれました。ありがとうございました! なぜなに攻撃をうまくかわしたとばあばはほっといたしました。
 しかし、自衛艦の上からは、松山空港がすぐそこに見えて、離陸していく飛行機が目の前に。そこで孫は容赦なく、口にします。「なんで飛行機は空を飛ぶん? 重たいのに」孫よ。それはばあばも未だに不思議でしかたがないのだよ。
 このブログを読んでくださっている知人からまた一言。「あんたのブログは、全然小説家らしくない。小説書いているってとこが出てこん」というものでした。書いておりますとも! もちろん! 前にも申し上げました通り、私は専業作家ではありませんで、昼間は仕事をしているものですから、夜の数時間を執筆に当てております。しかし、そのことを書いても、あまりに地味すぎてつまりませんから、ついその他の生活のことを書いてしまいます。
 地方で書いている小説家なんて、ほんと、たいしたエピソードはないんですよ。東京に住んでいたら、もっといろいろ書くことがあるでしょうが。イベントに参加したとか、誰々さんに会ったとか。編集者さんと打ち合わせをしたとか。もうほんと、そういうこと、ありませんから。編集者さんとはメールか電話でやり取りし、原稿もメールに添付で、校正ゲラも宅配便でという感じ。
イメージ 1 新刊を出した後のインタビューもたいていは電話で済ましてもらいます。たまに東京に行くこともありますが、駆け足で何社かの出版社さんとお会いするので、あわただしいことこの上ない。なので、ほんとに申し訳ないのですが、主婦、あるいはパートのおばちゃん、あるいは婆さんのブログになってしまいます。
 あー、でも今日は一つだけ、小説家っぽい(?)ことを書きます。日本推理作家協会編の「ザ・ベストミステリーズ2019」(講談社)に拙作「クレイジーキルト」が載りました。これは、去年の「小説宝石9月号に掲載してもらった短篇の再収録です。よかったら読んでみてください。今年の推協賞短編部門を受賞された澤村伊智さんの「学校は死の匂い」も載ってますよ。やっと小説家らしいことをかけました。ホッ!

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宇佐美まこと
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