真夜中の詩

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会いたくて 逢いたくて 

ヘルメットの中で君の名を叫び続けた

声が枯れるまで 何度も何度も

喉も 愛されたい心もカラカラだよ 

あふれた熱い言葉たちは 無情な冷たい闇に吸い込まれていく

寂しさを埋めようと遠く遠く走り続けても 

僕と一緒に微笑んでくれた過去の君の姿はぼやけたまま

君と口づける僕のイメージは浮かんでこない

マシーンの後ろに君の重さを感じないと

通い慣れたこの道も違ってみえるさ

すぐ横に君の体温を感じないと

熱い缶コーヒーを握りしめながら見届ける昇る朝日も違ってみえるさ

道端を歩く女達に どこか君の面影を探してる

やがて空しくなって 今夜も国道57号線で荒れたRiding

君の電話番号のうえで 消去ボタンに何度も指がかかる

嗚呼 君とのキズナを切るなんてそんな勇気はない

今日も君からの便りをぼんやり待っている

重圧の風のなか

秋風に流れる雲を見上げている 

社会に疲れた人々が

現実逃避を求め丘の上で

翼をもった鳥になりたがってる

そんな中で 今日もおまえは人知れず輝いているか

思い通りにならない重圧の風に頬をなでられながら

大都会の薄汚れた街角で 

あの春浅し日 形のない熱意だけを背負って

甘い暮らしにも振り向かず町を飛び出していったあいつ

自分を信じろ 自分を信じろ 言い聞かせろ

理想の自分の後姿が見えるまで

若き日のおまえの 夢に恋に必死な横顔を思い出すたびに

おれは挫折でつまずいた心を なにくそって立て直せるんだぜ   

あなたの面影

春先に出逢ったあなたは桜色

ぼくの部屋で胸をひらいたのは真夏の深夜

秋の侘しい気配がふたりを深く寄り添わせ

吐く息も凍てつく季節さえも一緒に越えたのに なぜ

独りきりの部屋で 

いまもあの時のぬくもりを探しているままのぼくは

ふたりで歩いて来た道を振り返っているままのぼくは

次の一歩が 踏み出せないでいます

あなたのすべてに触れた 手のひらに残るやわらかな夢の跡は 

幾度季節が変わろうと 嗚呼 思い出になるはずもなく

愛に飢えた者たち

闇のなかで 傷ついた翼を引きずった 愛に飢えた者たちが 

彷徨い 寄り添いあう街角

バーの片隅で身をかがめる 見知らぬ者同士からは 

恋の迷路に疲れ果てた 同じ 失意の匂い

涙を拭った両手で 抱かれたグラスは 冷たさを失い 

虚ろな瞳は ただ無情に過ぎ去った 苦い思い出を見つめるばかり

あなたから受けた傷口は いまだ赤く鈍く 背中に深く

酒に染まったため息が けだるい時間の彼方へ消える頃には 

あなたは次の恋物語を 誰かとともに綴りはじめているのでしょう

ベッドの中で覚えた あなたの底深いぬくもりは 

あなたへの過去の愛欲とともに冷めてゆく

君はぼくの生きがいさ

朝の眠気も ラッシュアワーの喧騒も

君がそこにいればどうってことない

教室の後ろの席から 君だけをみてる

なんて綺麗な黒髪 ほかに何も目に入らない

開け放たれた窓からの夏風が

とどける君のシャンプーの香りは 切ない恋の象徴

ノートの端には 君の名前とスケッチばかりが踊ってる

夜毎つのる想いは真夜中の国道のうえでまぎらわした

いつも君に話しかけてみる 心の中でだけど

廊下ですれちがうと おもわず足がすくんだよ

あれは木漏れ日の降り注ぐ春の新学期

席が偶然いっしょになった

神様ありがとうって叫んださ 心の中でだけど

横目で表情をみてると 将来への不安も吹き飛んだ

なんて綺麗な笑顔 ほかの娘などかすんでみえた

長いまつげがぱちりぱちりと瞬けば ぼくはもう釘づけさ

まわりの子が僕と君との距離を遠ざける

ふたりきりになりたいよ

そしてその真っ赤な唇を

黄昏に染まった放課後の教室で奪うのさ

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