楽譜de散歩〜CARSメンバーだより

CARSメンバーの日ごろの雑感をリレー形式で紹介します

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音楽の素晴らしさ

 先日、FCA前理事である平井丈一朗氏の演奏活動65周年記念チェロリサイタルを聴く機会がありました。
今更言うまでもありませんが、巨匠パブロ・カザルスの後継者として我が国が世界に誇るチェリストである同氏の演奏は、80歳を超えた現在でもエネルギッシュに溢れ、長時間の演奏にも年齢を全く感じないばかりか、指使いが魔法にかけられたように楽器を奏で、多くの聴衆に感動を与えました。改めて音楽の素晴らしさを、そして音楽を具現化する演奏者の力を感じることができました。

 いずれにしても、作品の演奏には楽譜が必要になります。したがって楽譜に接する方は、音楽を聴くことを楽しむ一般の方に比べて、演奏者や歌唱者として、プロ・アマに関わらず、音楽に近い立場にいる方々といえます。そのような方々だからこそ、作品を具現化する楽譜を大切にしていただきたいと願っています。
近年のデジタル・ネットワーク化の流れの中で、複写方法・技術の発展も目覚ましく進歩するとともに、複製利用も年々簡便化されています。

 一方で、権利保護よりも利用・流通の拡大ばかりが優先され、創作物である作品を「もの」としてしか捉えない最近の風潮に危機感を覚えます。文化国家、知財立国を標榜する我が国にとって、文化の発展がいかに社会に喜びや潤いをもたらすことになることを、根気よく世間に訴えていくことは、創作者団体として重要な責務です。
音楽創作者団体を代表する立場にあるFCAは、音楽文化を後退させる楽譜の無断複製問題について、今後もCARSと連携して適法に利用するよう、地道にアピールしてまいります。
 
 変化の激しいデジタル時代の現代においても、音楽は人の心に活力や潤いをもたらしてくれます。FCAは、演歌・歌謡曲、ポップス、現代音楽、童謡、児童音楽、訳詩等の様々なジャンルの音楽創作者団体が会員として加盟しています。

 FCAのホームページをご覧いただくと、各会員団体HP等連絡先が掲載されており、団体が主催する事業(コンサート等)について、スケジュール等、開催案内を確認することもできますので、是非とも興味のある「催し」が目に留まりましたら、音楽を聴きにご来場いただければ幸いです。

2019.8.1

関 孝一(CARS監査役/FCA事務局長
CARS(楽譜コピー問題協議会)のホームページ http://www.cars-music-copyright.jp/


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