Cartouche

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   ***STORY***             2005年   韓国
1950年6月朝鮮戦争勃発.北朝鮮軍に圧倒された韓国軍は開戦3日で首都ソウルを失う.敗走する韓国軍は北朝鮮軍の侵攻妨害のために自国避難民で溢れる漢江の橋を爆破する.韓国軍のピョ・ヒョンチョル少尉(シン・ハギュン)は抗命するが,命令に従わざるをえない.しかし9月仁川上陸に成功すると米軍中心の国連軍は敗走する北朝鮮軍を追ってソウルを奪回,38度線に迫ろうとしていた.そんな中で敗走する北朝鮮軍リ・スファ将校(チョン・ジェヨン)率いる一個中隊は,米軍の襲撃を受け全滅寸前となる.リ将校,チャン・ヨンヒ下士官(イム・ハリョン),ソ・テッキ兵(リュ・ドックァン)の三人が辛うじて生き残るが,少女ヨイル(カン・ヘジョン)と知り合ってトンマッコル村にたどり着く.一方,軍を脱走したピョ少尉はムン・サンサン衛生兵(ソ・ジェギョン)と出逢い村にたどり着く.村ではスミス米海軍大尉(スティーブ・テシュラー)が手当されていた・・                    

ファンタジーっぽい映画だと思って行ったらけっこう戦闘場面が多く、ハードでした。

トンマッコルという人里はなれた不思議な村。豊かな自然に囲まれて争いごとの知らない人々が平和に暮らしています。そんな村にやって来た、心に体に傷を負った6人の兵士たち。彼らは敵同士なのでなかなかお互いに心を許すことはできません。でもあまりに平穏な日々。イノシシの肉を分け合ったことをきっかけに次第に打ち解けていきます。
ここでの命の危険は、飢饉かイノシシ、ヘビに襲われること。本来人間にとって”敵”はそういうものであったはずなのに、戦場では人間同士が殺しあう。。。彼らは疑問を感じ始めます。

そして、それまで決して脱がなかった、自国の軍服を脱ぎ、トンマッコルの村民と同じ装いをして、兵士たちは、畑仕事へと出掛けます。その姿に違和感はなく、すっかり村民と同化していました。このあたりはのどかで、心安らぐシーンの連続です。
でもそんな平和な時だからこそたまに頭をよぎるのは、自分たちのしてきたことです。韓国軍のピョ少尉と人民軍のリ中隊長は、命令だったからとはいえ、無防御な村民を、戦場で沢山の命を奪ってきたとことを思い出し苦しみ始めます。
元々は同じ民族なのにどうしてこんなことになってしまったのか?そして戦いを裏で操る大国とは?

その間にも戦況は激しさを増し、異界であるトンマッコルまで現実世界に引き戻されます。
でも!!この村で”人間”である事を取り戻した6人が再び軍服を着て兵士に戻る時、彼らが守るべき物として選んだのは自国ではなく、トンマッコルでした。
この後の戦闘シーンはすさまじいです。さすが韓国映画というべきでしょうか?
この戦いのバックはソ連とアメリカでした。そして史上初のジェット戦闘機同士の空中戦が繰り広げられたのです。


ところでトンマッコルとは一体何だったのでしょう?
たくさんの蝶が舞う地は、戦火の朝鮮半島で命を落とした数百万の犠牲者の魂が静かに休む、彼岸の地であるとも思えるし、でももしかしたらこういう村が世界のどこかにひっそりと存在しているのではないかとも思えます。もしくは日本でも、アジアの国でもちょっと前にはあった風景、あった村かもしれません。



監督:パク・クァンヒョン
音楽:久石譲
出演:チョン・ジェヨン,シン・ハギュン/カン・ヘジョン,イム・ハリョン/ソ・ジェギョン,リュ・ドックァン/スティーブ・テシュラー

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ほのぼのとした雰囲気でしたけど、戦争を思わせるシーンも迫力でしたよね。コリアンムービーの本気度合いを感じました!

2006/11/25(土) 午後 8:46 [ lig*tm*n*2002 ] 返信する

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最近韓国映画というと韓国ドラマの影響かイメージが崩れ勝ちでしたがこれは”本格的”でした。戦闘シーンは苦手ですが、その迫力に圧倒されましたし。。ただ。。私は正直言ってwigwigさんほどハマレませんでした。なんでかな?

2006/11/25(土) 午後 11:59 car*ou*he*ak 返信する

ハマレませんでしたかぁ〜。アタシはダダ泣きでした。クリンヒットしちゃいました。たぶん全然期待してなかったから・・・余計にきちゃったのかも・・・ですぅ。

2006/11/27(月) 午前 0:54 [ - ] 返信する

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いい作品だとは思うのですが、アニメっぽいシーンに馴染めませんでした。でも戦闘シーンは迫力あったし、例のポップコーンもかわいかったし。。

2006/11/27(月) 午後 0:45 car*ou*he*ak 返信する

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そうですか〜、cartoucheさんはハマラなかったのですね。私はかなりツボに入ってしまいました。前の日に硬派な「父親たちの星条旗」を見てたからかファンタジーと戦争を絡めるのがすごいなあと感動しました。TBさせてくださいね。

2006/12/2(土) 午後 9:45 りーめい 返信する

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そうなんです。でもとってもいい作品だと思うし、世界中に人に見てもらいたいですね。ああみんながトンマッコルの人たちのような気持ちだったら。。

2006/12/3(日) 午後 7:14 car*ou*he*ak 返信する

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どうかすると「これでもか!」的になってしまいがちな朝鮮戦争ものをこういう切り口で見せることもできるんですねー、ラストは切なく涙ものでしたが、人の温かさを感じる作品でした。
こちらからもTBさせて下さい^^

2008/8/19(火) 午後 11:25 M 返信する

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Mさん。そうですね。普通に描いてしまったら大変なことになってしまいますが、こういう感じだといい意味でファンタジーとして見ることもできますね。ラストは辛かったですが、温かさや希望も感じられました。

2008/8/20(水) 午前 0:05 car*ou*he*ak 返信する

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こんばんは、晴雨堂ミカエルです。映画ブログを書いております。
TBいたします。韓流の俳優朴クァンヒョン監督の第1作目にして傑作です。
残念ながら韓国アレルギーがかなり左右されてYahoo!映画サイトでの評価は低いですが。

2009/5/21(木) 午前 1:06 [ 晴雨堂ミカエル ] 返信する

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晴雨堂ミカエルさん。こんにちは
私もそうですが、背景となっている実際の戦争について知らないと
意味がわからなくて評価が低くなってしまうのかもしれませんね。
韓国映画は私はいいと思いますが・・
TB入ってないようなのでお願いいたします。

2009/5/21(木) 午前 10:11 car*ou*he*ak 返信する

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TB送信したのですが、入っていませんか? この記事のURLと、下のトラックバックする、をクリックする方法とで二通り試してみましたが。

2009/5/21(木) 午後 6:26 [ 晴雨堂ミカエル ] 返信する

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晴雨堂ミカエルさん。そうですね。入ってないようです。
すみません。

2009/6/26(金) 午前 0:44 car*ou*he*ak 返信する

もらったDVDの中にありました。この映画…。それで、cartoucheさんも解説しているかなと思ってやってきました。韓国映画をあまり観ませんが、この映画は丁寧につくられていましたね。良かったです。

2013/7/9(火) 午前 9:23 NZ_RR 返信する

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