Cartouche

肺炎で入院中。リコメ・ご訪問遅れております。

全体表示

[ リスト ]

*幸せのレシピ*

イメージ 1

   ***STORY***
ニューヨークの人気レストランで料理長を務めるケイトは完全主義者。仕事に対する情熱は人一倍。厨房では料理人たちを取り仕切り、目が回るような忙しさの中、正確に、完璧に、すべての料理を仕上げていく。積み重ねてきたキャリア、努力して手に入れた自信と賞賛、やりがいのある仕事、築き上げた自分の居場所。でも、気付かない幸せは、自分が決めたレールの外にあるのかもしれない…。予期せぬ出来事から“完璧な厨房”の外へと踏み出すことになったケイトが見つけた新しい自分とは…。 gooより  


これストーリー的にどうということないのですが、やたら心に沁みました。
ハリウッド臭さがあまりしない映画です。

完璧主義で仕事ひと筋。休みの日にもつい新しいレシピを研究してしまうようなケイト。
そんな彼女に舞い込んできたのは姪のゾーイとイタリア料理が得意のシェフニックでした。
ケイトはかなりきつい性格ですが、この世界で生き抜いていくためには仕方のないこと。
朝4時に起きて市場に出かえて自分の目で素材を吟味。
そしてお昼過ぎ?から夜中までの勤務。
それでも頑張るのはもちろんお料理が好きだから・・ですが、コツコツとがんばって
築いたこのマスター・シェフという地位を誰にも渡したくない・・という気持ちもあるからでしょう。
これは今の日本の働く女性でも同じこと。きっと深く共感している人も多いことでしょうね。

そんな彼女が姪を引き取るのですが、この激務ではかなり大変なハズ。
姪の方も急激に環境が変化したものだから、馴染むのが大変で、ふたりはしばしば
対立もします。でもケイトはいつも自分から折れて、すっと姪の心に入っていこうとする・・
鬼?シェフですが、こういうところオトナで素敵です。
物語の主軸はニックとの恋愛ですが、この姪であるゾーイとの心の通わせ方にも
かなりじ〜んとしました。
ラストゾーイが思い出の孔雀の羽根を手放す(ネタバレ防止であいまいに書いてます)
シーンがありますが、これで彼女はケイトをお母さんと認めたのでしょうね。

あ・ところでニック。
彼を雇った・・ということは、マネージャーとしては、ケイトの独壇場を崩すためだけでなく、
きっとこのレストランにイタリアンの風も入れたかったのでしょう。
ソースこってりのフレンチにヘルシーなイタリアンの要素を入れるのが今風。
後半、大根やお野菜をボイルしてきれいにカットして盛り付けていましたがこれは
ニックの案ならではなんでしょう。
それにしてもこんなに陽気でこんなに素敵な男性ってそんなにいるもんじゃありませんけれど
彼との出会いはケイトにとっては最高の幸せでした。
仕事は楽しくできればいいですよね。


ところでこの映画では女性もシェフですが、男性のシェフがプライヴェートに女性にお料理を
作ってあげるのって、ひとつの大きな愛情表現であり、シーンによってはセクシーです。
こういう設定の映画って今までにも数本ありましたが、どれもこれも秀作!!


ところでこの映画が良かったことのひとつは音楽です。
先日、すい臓がんで亡くなったテノール歌手、ルチアーノ・パバロッティの「ネッサンドルマ」
(『トゥーランドット』)。
あ〜あパバロッティ亡くなってしまったんだな・・と悲しくなります。
この曲は良すぎるので”違反”な感じもするんですけど・・(笑)
シェフニックが口ずさむことで、陽気なラテン気質のキャラクターがより伝わってきます。


他にもクラッシックが・・
2人がぐっとひかれ合うシーンで「ある晴れた日に」(『蝶々夫人』)が、
そして「わたしのお父さん」(『ジャンニ・スキッキ』)もどこだったか?で使われていました。
『椿姫』の「乾杯の歌」やベートーヴェンのピアノ・コンチェルトも静かに流れていました。


この映画のもうひとつ良い点はキャスト。
今までアクション映画でセクシーさが売り物だったキャサリン・ゼタ=ジョーンズ ですが
堅物なほどの真面目な人物。でも後半人間らしさが出てくるところもグッド。
アーロン・エッカートも今までは『サンキュー・スモーキング』や『ブラック・ダリア』など
サスペンスや社会派なイメージがありましたが、こういうラブロマンスも意外にもお似合い。
あ・そういえば『カンバセーションズ』でもけっこう内面を出す素敵な男性役をされてました。






監督:スコット・ヒックス
出演:キャサリン・ゼタ=ジョーンズ /アーロン・エッカート /アビゲイル・ブレスリン
ボブ・バラバン /パトリシア・クラークソン

閉じる コメント(85)

顔アイコン

これ、どうしようかと迷っていましたけど、cartoucheさんの記事で観に行きたくなりました。
キャサリン・ゼタ=ジョーンズは、オーシャンズ12ですごく好きになった女優さんです。
観たらまたコメントさせてくださいね。

2007/10/20(土) 午前 6:42 iruka 返信する

観てきました〜!やっぱりこちらにしましたよ♡そして、こちらにして大正解!素敵な大人のラブストーリーでした!アーロン・エッカートかなり好みかも♫♬マフラーを取ろうとするシーン、お気に入りです゜.+.(♥´ω`♥)゜+.゜TBさせて下さいね!

2007/10/23(火) 午前 9:56 + kuroneko + 返信する

顔アイコン

irukaさん。これは見ごたえある作品ですので是非ご覧になってくださいね。ゼタねえさんはいつもと全然違う役柄ですが新たな
魅力となってます。
見たら記事TBしてくださいね。

2007/10/24(水) 午前 0:03 car*ou*he*ak 返信する

顔アイコン

くろねこさん。それは良かったです。
あら・アーロン・エッカートのファンになりました?
え?マフラーのシーン。。う〜ん。残念。忘れてしまいました。

2007/10/24(水) 午前 0:04 car*ou*he*ak 返信する

顔アイコン

わたしもアーロンのファンになってしまいました。セクシーですよね。ゼタ姐さんはこの映画でもやっぱりセクシーだと思いました。エプロンをつけるところとかキリリとしててかっこよかったです。目隠しして味を当てるシーンとか、ベッドシーンでもないのに、なんだかどきどきしてしまいました。姪とモノポリーで盛り上がるシーンには母性を感じましたね。ストーリーはありふれているけど、結構好きでしたこの映画。

2007/10/26(金) 午後 5:12 poeko 返信する

顔アイコン

アーロンの全然違う一面が見られました。
ゼタさん。こういう役もお似合いでうまかったですね〜
そうなんです。ストーリー自体に目新しいことはないけれど、キャラの描きこみ方と丁寧な作り方でとってもいい映画となっていました。

2007/12/26(水) 午前 10:44 car*ou*he*ak 返信する

アバター

私もこの映画の音楽に魅かれました。パヴァロッティもマイケル・ブーブレも大好きなので。
キャサリン・ゼダ・ジョーンズは意外とはまってたけれど、
先にドイツ映画の「幸せのレシピ」をみていたので結末が
ちょっと。。。というふうに感じました。

2007/12/29(土) 午後 9:38 タロママ 返信する

顔アイコン

タロちゃんさん。ドイツ映画の方を見てしまっていると、やはり・・
のようですね。私はこれだけマイナー見ているのに、この映画は落としてます(笑)
そうですね。音楽の力は大きいです。

2007/12/29(土) 午後 10:23 car*ou*he*ak 返信する

確かにこの映画のポイントはキャストと音楽だったのかも知れませんね!!遅ればせながらTBさせていただきます!

2008/2/11(月) 午後 10:18 takutaku! 返信する

顔アイコン

たくたくさん。音楽も良かったですよね。
そしてキャサリンの新しい魅力にあふれた作品でした。

2008/2/11(月) 午後 10:40 car*ou*he*ak 返信する

顔アイコン

キャサリン・ゼタ=ジョーンズ美しかったですね〜
映画で出てくる料理も、とっても美味しそうでした。
ほんわか温かくなる映画でした。TBさせてくださいね。

2008/9/27(土) 午後 5:06 ディンドン 返信する

顔アイコン

dingさん。お料理をメインにした映画っていいですよね〜
お腹すくけど(笑)
とても心温まる作品でした。

2008/9/29(月) 午後 6:12 car*ou*he*ak 返信する

顔アイコン

いまさらですが、私もみましたぁー。
いろんな葛藤がありながらも確実に変化していく彼女がとても美しくみえました^^
TBさせてください☆

2008/10/22(水) 午後 11:22 mickey* 返信する

顔アイコン

ロードショーの1年後、WOWOWで放送していたので観ましたよ。
3人とも初めて見る役者さんなのですが、演技力が抜群ですね。男性(アーロン・エッカート)は、いいイタリア系の味が出ていました。女性(キャサリン・ゼタ=ジョーンズ)は、激しい生存競争の中、キリッと強いキャリア・ウーマン像を見事に演じていたように思います。驚いたのは子役です。とてもリアリティのある顔の表情で演技をしていました!
厨房は戦場と称されますが、実際もあのようなものなのでしょうか?
料理自体が助演するような映画は初めて観ましたよ。
イタリア料理とイタリア音楽が上手く使われていたと思います。

2008/11/16(日) 午後 4:50 [ 8 1/2 ] 返信する

顔アイコン

かなり昔にコメってましたね、私・・・^^;
オリジナルを観ていないので、点が甘くなりがちなのかもしれませんが、妖艶さをおさえたキャサリンも、アーロン・エッカートもよくて、ほんわかした気持ちになれる映画でした。
こちらからもTBさせて下さい^^

2009/4/30(木) 午前 9:38 M 返信する

顔アイコン

mikiさん。そうですね。葛藤しながら確実に自分の道をゆく・・
素敵でした。

2009/6/27(土) 午後 11:53 car*ou*he*ak 返信する

顔アイコン

812さん。まさにお料理が助演のようでしたね。
イタリアの音楽も効果的でした。
そうそう。子役の子もしかkりとした演技でしたね。
全体にメジャーなのにマイナーっぽさもあって見ごたえ
バッチリでした。

2009/6/27(土) 午後 11:55 car*ou*he*ak 返信する

顔アイコン

Mさん。ほんといつもならセクシーで妖艶なキャサリンですが
こういう役もとっても素敵ですよね。
アーロンもやさしさと厳しさを持ち合わせていて
良かったです。

2009/6/27(土) 午後 11:56 car*ou*he*ak 返信する

オリジナル版のマルティナ・ゲデックとセルジオ・カステリットの方がシックリときてました!
オリジナル版、相当好きな映画です♪こっちは、ちょっともの足りなかったかな…(^^ゞ

2011/6/5(日) 午前 1:25 やっくん 返信する

顔アイコン

やっくんさん。そうですかやはりどの作品でもそうですが
オリジナルを超えることはむずかしいいですよね。

2011/6/5(日) 午前 9:02 car*ou*he*ak 返信する

コメント投稿

顔アイコン

顔アイコン・表示画像の選択

名前パスワードブログ
絵文字
×
  • オリジナル
  • SoftBank1
  • SoftBank2
  • SoftBank3
  • SoftBank4
  • docomo1
  • docomo2
  • au1
  • au2
  • au3
  • au4
投稿

開く トラックバック(34)


.


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事