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*容疑者Xの献身*

   ***STORY***                2008年  日本
天才物理学者・湯川教授が生涯で唯一天才と認めた男・天才数学者の石神哲哉は、娘と二人で暮らす隣人・花岡靖子に淡い思いを抱いている。ある日、靖子の元夫・富樫が死体となって発見された。離婚後も何かと靖子たちに付きまとい、どこへ引っ越しても現れては暴力を振るっていた富樫。元妻である靖子が容疑者として捜査線上に上がるが、彼女には完璧なアリバイが存在していた…。  gooより


今年、邦画を見て、”うわ〜これが今年最高”って思ったあと
数週間後にまた同じく最高!・・っていう繰り返しを何度していることでしょう。
これはサスペンスとしてもドラマとしても最高、感動です。

私メ、元々世の中のトレンドからズレた生活をしていますが、最近拍車がかかり
原作のことも、ドラマのことも、特番のことさえ知らずに見ましたので
湯川教授のことについては最初わかりづらい部分もあったのですが、
逆にいうと、とても新鮮に見ることができました。

数学はもちろんのこと物理にも弱くて、冒頭の球体の実験のとき、
あれ全部の球が動くのかと思っていたら・・違うのね
なるほど〜最初から引き込まれました(笑)

物語は・・とある殺人事件をめぐって起こったことです。
その事件に絡んで対峙することになるのが、“天才物理学者 ”と”天才数学者”。
人間として、または頭脳的に同格の男性ふたりを中心にした映画ってここのところ
とても多くて今回もです。

最初私から見れば物理学者も数学者も同じでした。
でもこれ大きく違うのですね。
物理学者は仮説を立てて実験しながら答えを引き出していく世界。
グループでの研究も多いでしょう。
一方、数学者は実験はなくて、あくまで思考の世界。
こちらはその世界にハマってしまうと限りなく面白くて空想的でもあるけれど、
あくまで独りの世界なのですね。

このふたり、性格的にもこれに準じていて、物理学者・湯川の方は明るくハンサムで地位もあります。
そして数学者・石神は教師だけれどヒッキーといってもいいほど・・
光と影といってもいほどのふたりの対決はちょっとしたことでも見逃さず、ひとつひとつの事実を
積み上げていく物理学者と、思考し、先を読んで、アリバイを積み上げていく数学者との
対決で、とても見ごたえあるものでした。

すべてにおいて全然違うふたりでしたが、同じだったのはどちらの世界でも真実はひとつだと
いうことです。しかもそれは善100%。
ところが!実際の世の中は違いました。

真実を暴くこと=善で、人を幸福にすること  ではなかったのです。

このことに最初に気づいたのは石神の方。
後に気づいた方が苦しみつつも・・

しかし・・後半の展開はほんとよくできてますね。
石神は最後になって人生初めて”生きたい”と思ったことでしょう。
人間の愛や感情は決して数式では割り切れないものなのですね。


監督:西谷弘
原作・東野圭吾
出演:福山雅治 /堤真一 /松雪泰子 /金澤美穂 /柴咲コウ

閉じる コメント(48)

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原作いいんでしょうね。邦画はめったに観ないのですが、十分楽しめました。東野さんのほかの作品も読んでみたいです。
TBさせてくださいね。

2008/10/25(土) 午後 7:44 オネム

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フェイさん。そうでしたか 私と同じですね。
でもそれでもとっても楽しめましたよね。
堤さんの熱演ぶりがなんといってもすごかったです。

2008/10/30(木) 午後 10:05 car*ou*he*ak

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fennecさん。ほんとそうですね。天才だからころお互いのことがよくわかったのでした。私もそう思います。
ラストで彼は初めて本当に生きたいって思ったことでしょうね。
そうですね。それが幸せかもしれません。

2008/10/30(木) 午後 10:08 car*ou*he*ak

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オネムさんはちょっとテンション低いようですね。
確かに原作のほうが自分で想像をすることができるのでいいかもしれません。

2008/10/30(木) 午後 10:11 car*ou*he*ak

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私もTVドラマ全く知らない人なので、東野圭吾以外は何にも知らずに観ました。やっぱり彼の人の描き方はいいなって、そう思います。
ただ、湯川博士の推理は死体が出るまでは、石神が認めるまでは、あくまで推理だと思ってますが…(^^♪。

2008/11/18(火) 午後 6:24 shin

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純粋だからこそあぁいうことをになってしまうんですよね。
観ていて切なかったです。
TBさせてください。

2008/11/28(金) 午前 11:04 かず

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Shinchanさん。人物の描き方はなかなかいいですよね。
そうですか。それまでは確信はなかったのかもしれませんね。

2008/11/29(土) 午後 10:42 car*ou*he*ak

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かずさん。ほんとそうですね。純粋すぎました。
これほど人のためにできるなんて・・
ラストがすごかったです。

2008/11/29(土) 午後 10:43 car*ou*he*ak

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私は以前は邦画は興味があまりなくて殆ど観ていなかったのですが、最近のものは良作が多いですね〜この作品もその一つです。ストーリーも良く出来ていたし、湯川と石神という対照的なキャラクターも魅力的でした。特に堤真一の演技が素晴らしかったと思います。TBしていきますね。

2008/12/14(日) 午前 2:37 ディンドン

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ここ数年、邦画がとてもよくて、嬉しくなってしまいます。
そうですね。ふたりのキャラが対照的で、うまく絡み合って
いました。堤さんがあんな役・・って最初思い舞ましたが
見事に演じきってらっしゃいましたね。

2008/12/15(月) 午後 11:46 car*ou*he*ak

思った以上にヒューマンドラマでしたね・・・。なかなか見応えのある作品でした。遅ればせながらTBさせていただきます!

2009/5/2(土) 午後 10:14 takutaku!

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たくたくさん。そうなんですよね。これは去年の邦画でのベストに
入れたほどよかったです。

2009/5/3(日) 午前 5:27 car*ou*he*ak

そうですね。真実=幸福の図式の成り立たない現実。
自分の身をなげうって作り上げた嘘だから、せめて石神の願い=靖子の幸せをかなえてあげたかったですね。

2009/6/3(水) 午後 0:20 ちいず

本当に、最高のドラマで、サスペンスでした。
こんな結末があるなんて、どんな天才にも予想できなかったのでしょう。
人間とは、予想できない生き物。だから、面白いんですね。

2009/9/2(水) 午前 10:02 kuu

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ちぃずさん。真実が必ずしも幸せとは限りませんね。
そうですね、靖子の願いをかなえてあげたかったですよね。

2009/9/2(水) 午後 3:53 car*ou*he*ak

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kuuさん。この結末には驚いてしまいますよね。
人間って誰もが悪い面が多いけれど、いい面もあります。
善の部分を信じたいですね。

2009/9/2(水) 午後 3:55 car*ou*he*ak

これは東野さんの原作があまりにも良過ぎて、劇場で映画を観るのを控えておりました。
でも、映画もなかなか良かったですね♪ 堤真一さん、熱演でした!

2009/12/30(水) 午前 1:38 やっくん

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やっくんさん。原作ファンの人にとっては映画化って
よしあしなのでしょうね。
でもこれはけっこう良かったと思います。

2009/12/30(水) 午前 10:12 car*ou*he*ak

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TVドラマの映画化は当たり外れがありますけど、
原作がしっかりしてるからか、これは面白かったですね。
そうそう数式では測りきれない結末でしたね〜。
TBさせてくださいね。

2009/12/30(水) 午後 9:44 木蓮

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もくれんさん。そうですね。原作はたくさんのファンのいる
人気小説ですからしっかりしてますよね。
ラストもナットクでした。

2009/12/30(水) 午後 11:26 car*ou*he*ak

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