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“Carmen” Photo by Catherine Ashmore (c)Royal Opera House 2007 Provided by Digiscreen
“Hansel und Gretel” Photo by Mike Hoban (c)Glyndebourne 2008

   ***STORY***
タバコ工場で働くカルメンは、自由奔放ながら群を抜く魅力を放つ美女。並の男が言い寄っても見向きもしない。工場の衛兵ドン・ホセは、ある時、喧嘩をして逮捕された彼女を護送することになった。しかし、その途中、カルメンの誘惑に屈したドン・ホセは、彼女を逃がしてしまう。その後、リーリャス・パスティア(居酒屋)で2人は再会するが、そこでドン・ホセは上司の隊長と決闘になってしまい、脱走する。ドン・ホセとカルメンは密輸団に身を落とし、日々を過ごすこととなった。カルメンがトランプで2人の運命を占うと、出るのは2人の死ばかり。しばらくして、母の危篤を知り、ドン・ホセは帰郷。カルメンは彼の留守の間に、闘牛士エスカミーリョに鞍替えしてしまう。嫉妬に狂ったドン・ホセは復縁を迫るが、かなわぬと知るとカルメンを刺し、自らも命を絶つ。            
                                        パンフより
UK-Japan 2008さんに、先週プレミア上映会に
お招きいただきました。


普通の人がオペラ・・と聞いてまず連想するのが、多分この『カルメン』でしょう。
スペイン風で高揚感あふれるメレディーは、独立して用いられることが多く、
運動会やドラマ、そしてケイタイ着信音としても頻繁に使われています。
そんな馴染みやすい『カルメン』ですが全曲通してオペラとして鑑賞するとその格調高さと
豪華さに誰もが圧倒されることでしょう。

私はオペラファンとまでいかないのですが、度々演奏会に行っていて、二十年ほど前にはこの『カルメン』をなんとあのホセ・カレーラスで聴いています。今思い返してもとても貴重なことでした。

でも生の舞台って5万も6万もしますし、それでもいい席というのは限られていて
なかなか迫力あって全体が見渡せるような席をとることはできません。
でもこのシネマならちゃんとズームアップもパンもしてくれるから演奏者の
顔つきから衣裳の細かいデザインまで手に取るように見ることができるのです。
しかも日本での講演ではこれほどまでに民衆の人数が多くなかったのでこの多さにびっくり。
それから演出も今まで見たのとはかなり違って、特に第四幕の闘牛場の前のシーンはゴージャス!子供たちも多いし、荷車??みたいなのもとっても華やかでした。

それからキャスト。
オペラってただ歌が上手なだけではダメで、容姿も問われます。
それもきれいとか素敵・・というだけではなくて、このオペラで言えば
カルメンは気が強くて野生っぽいメゾソプラノ、ミカエラは逆に清楚で女性っぽいソプラノが求められます。これが普通の公演だと歌の実力優先となりがちなのですが、これは厳選されたものですから歌も容姿もパーフェクト!
男性も然りで、ドンホセはちょっと線が細めのテノール。
そして恋敵となる闘牛士エスタミーリョが出てきて歌い始めたらあまりの素敵さにクラクラしてしまいました。

さて物語ですが、上に書いたようにきわめてシンプルなので
ワーグナーの作品などと違って予習していく必要もありません。
でも生のオペラではなかなか歌詞まで理解できませんでした。
たまに舞台左側に字幕が電光掲示板で出ることもあるのですが
とても読みにくいのです。
ところがこれは字幕つき。
カルメンがいかにうまく言いくるめるかもわかったし、民衆が謳っていたのは
”気をつけて”って言っているのね・・と今更ながら納得。
心変わりの様子もあ・こんな風に言っていたの。。ということばかりでした。

今まででもDVDなどでバレエやコンサートを楽しむことができましたが
やっぱり大画面で、これだけの音響設備だと全然違いますので劇場で楽しみたいですね。

出演:ジャック・インブライロ /ノラ・アンセレム /ヨーナス・カウフマン
マシュー・ローズ /アンナ・カテリーナ・アントナッチ /イルデブランド・ダルカンジェロ


この『カルメン』のほかに『ジュリアス・シーザー』『ヘンゼルとグレーテル』(写真2枚目)、
そしてモーツァルトの『フィガロの結婚』が上映予定です。
4作品のダイジェスト版を見ましたが、びっくりしたのは『ヘンゼル〜〜』
ダンボールで作れられた部屋。そしてお菓子の家はなんとスーパーマーケットなのです!
魔法使いのおばあさんも男性で、ほんとおもしろそう〜

鑑賞券は3500円、前売り3000円とちょっとお高めですが、生のオペラのことを考えたら
リーズナブルですね。4枚つづり回数券なるものがあってこれはお友達4人で分けることも
可能です。因みに中学生以下は1000円。これは小さなときから芸術に親しんでほしいという
願いが込められているそうです。



*LiveSpire*
ところでこれはミュージカルなどの舞台芸術やスポーツイベントなどをデジタル映像化して
映画館に向けて配信するもの。
デジタルライブコンテンツの製作・配給を行うサービスにこの名がつけられました。
実は私はるか昔にこの企画については知ってましたが当時理解できていませんでした。
それをいち早くこうして体験することが出来て嬉しいです。

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カルメン大好き!
キャラクターでいうと、やっぱり闘牛士かな(^^)
バリトンの声じたい、NAOはヨワイかもです(笑)

あとこのオペラ、登場人物がそれぞれ、個性的で。。
盗賊仲間も、どっかコミカルで。。面白いんですよね♪

2008/10/28(火) 午後 10:11 naokana

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NAOさん。さすがちゃんとご存知ですね。
特にこの闘牛士さんはすごいの。くらっときます(笑)
この作品はキャラがたってるし、盗賊仲間もおもしろいですよね。

2008/10/28(火) 午後 10:34 car*ou*he*ak

カルメンは観た事無いんですが迫力ありそうですね。
映画だと字幕があるんでちょっとは理解出来るかも。

2008/10/29(水) 午前 2:44 marr

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オペラってたいそうなイメージですが、これならミュージカル感覚で観れそうですね。
こういう機会がもっと増えると良いですね。

2008/10/29(水) 午前 8:25 木蓮

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わ〜これ、いらしたんですね!私は都合がつかず応募しなかったんですよ〜(泣)
最近はオペラも歌舞伎も素晴らしい映像で観ることができるようになりいいですよね〜もちろん生に越した事はないのですが、何しろチケットがお高くて・・(ーー゛)
おっと20年前のホセ・カレラスの「カルメン」私も観ましたよ〜「ロイヤルオペラ」の公演ですよね?私はカレラスもですがカルメン役のアグネス・バルツァがどうしても観たくて行ったので、もう鳥肌もので、その後他の人のカルメンは観る気がおきません。もちろんこの二人のコンビのDVDも持っていま〜す。(^^)
とにかくカルメンは観易いし、有名な曲ばかりなので楽しめますよね。そっかぁ、今回の映画ではエスカミーリョが素敵なんですね!(笑)要チェックだわ!(^O^;
現代版「ヘンゼルとグレーテル」も面白そうですね〜これも可愛い曲が満載で楽しいオペラですよね。
「ジュリアス・シーザー」は観てないけど「フィガロ〜」は映画だと長いな〜休憩入りますよね?(笑)

2008/10/29(水) 午後 10:57 choro

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marrさん。カルメンのストーリーはいたってシンプルなのですが
それでも字幕があると大助かり。
生はなかなか見られないですからこれは本当にお奨めです。

2008/10/29(水) 午後 11:58 car*ou*he*ak

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もくれんさん。まさにそう。ミュージカル感覚なのです。
こういうのが広がってくれると日本のオペラファンも増えますね。

2008/10/30(木) 午前 0:00 car*ou*he*ak

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Choroさん。それは残念でした。いつもすれ違ってしまってますね。
おお・・私実は思い出せなかったのですが、そうです。まさにそれ
ロイヤルオペラの公演でした。そうそう。私もアグネス・バルツァもみたかったのです。実は思い出せなくていました。ありがとうございます。DVDが出ていたのですか。
そうそう闘牛士役がすごくて倒れそうでしたよ。
はい。途中で休憩が15分入ります。作品によるかもしれませんが・・
長めですが、まったく飽きませんでした。

2008/10/30(木) 午前 0:04 car*ou*he*ak

オペラシネマっていいですね。こちらでは、メトロポリタンの上映があるのですが、まだ一度も観ていません。今年はぜひとも観てみたいです。
UKオペラは誰がカルメンを歌ったのでしょうか?大好きなオペラなので興味があります。実演では、一昨年の小澤音楽塾の公演を観て感激しましたので、また観たいです。(^^)

2009/1/4(日) 午後 3:54 ひろ@音楽的生活

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ひろさん。失礼しました。出演者を書いてなかったので記事に
加えておきました。
実演も最近ご覧になったのですね。その小澤音楽塾というのはあの
指揮者の小澤さんのでしょうか?

2009/1/4(日) 午後 7:58 car*ou*he*ak

ありがとうございます。カルメンは、ノラ・アンセレムでしたか・・・やはり、一昨年、ノラ・アンセレムは日本で椿姫のヴィオレッタを歌っています。その舞台も素敵でしたよ!
小澤音楽塾は、そう小澤征爾さんが主催されています。今年は、ヘンゼルとグレーテルを採り上げますよ。今年も観に行こうと思っています。(^^)

2009/1/4(日) 午後 10:04 ひろ@音楽的生活

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ひろさん。ノラさんはほんとカルメンにぴったりの容姿と声量で
素晴らしかったです。
やはりそうなのですね。ヘンゼルとグレーテルですか。
UKオペラシネマでもあるのでまずはそれを見ようと思ってます。

2009/1/5(月) 午前 0:15 car*ou*he*ak

そうですね、UKオペラシネマで予習して、実演を観るというプランもいいですね。今年も、たくさんのオペラを観たいと思っています。(^^)

2009/1/5(月) 午後 9:27 ひろ@音楽的生活

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ひろさん。映画で事前にお勉強というのもいいです。
私もまた生のオペラを見たくなってきました。

2009/1/5(月) 午後 11:16 car*ou*he*ak

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