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*チェ 28歳の革命*

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   ***STORY***           2008年  アメリカ
1955年、貧しい人々を助けようと志す若き医師のエルネスト(チェ)・ゲバラは、放浪中のメキシコでフィデル・カストロと運命的な出会いを果たす。キューバの革命を画策するカストロに共感を覚えたチェは、わずか82人で海を渡り、キューバ政府軍と戦うというカストロの作戦に同意し、すぐにゲリラ戦の指揮を執るようになる。チェという愛称で呼ばれ、軍医としてゲリラ戦に参加したチェ・ゲバラは、女性と子供には愛情を持って接するのだった……。   gooより

映画としてはとても素敵で、アジアとはちょっと違うキューバのジャングルの様子、後半ハバナに
近い町ではカラフルな建物はきれいだけれど人々の貧しい生活も垣間見られました。
そしてこれはゲバラがどういう人であったかに主眼が置かれている作品なので
それはとても丁寧に描かれていました。

例えば戦闘中の少しの時間でも惜しんで読書したり、地元の兵士たちに字が読めるようになるよう
教育したり・・
そして彼らに繰り返し言っているのは、”農民の食料などを盗むな、虐待するな”ということ。
医師ゆえとても命を大切にして敵の負傷者にも手当てするほどなのに反逆したものは容赦なく
射殺しました。
本当に自分に厳しく、弱者に愛のある人です。

でも!私は一冊だけですが本を読んでいたので、わかったもののそうでないと
これはかなりわかりにくい作品であることも確かです。
アメリカ人にとってはキューバ危機関連のことはもっと身近でほとんどの人が
常識的にわかってるのだと思います。
でも私たち日本人にはちょっとムリですね。
なので見る前に押さえておきたいことを書いておきます。

まずなぜ革命しようと思ったかというと・・
農民で卵を食べられるのは2%、パンを食べられるのは3%
都市で30%、郊外で60%の子供が未就学。
電気工業の9割、鉄道の5割、粗糖工業の4割がアメリカ資本で
アメリカ銀行のキューバ支店が4割を握ってました。

ゲバラはアルゼンチン人ですが、メキシコにいたときそんな現状を知り、カストロと
出会って革命にのめりこみました。
その後、グランマ号のことなどはゲバラの映画を見る前にをご覧になってください。

そしてキューバ到着後のことは映画にあるとおりですが、ずっとよく出てきた
『シエラ・マエストラ』というのは山岳地帯の名前でキューバの東側にあります。
この近くには今もアメリカ軍の基地があるグアンタナモがありますね。
その山の中で2年間、たてこもって力を蓄えていきました。
そして左(西)に向かって進んでいって最後列車を襲ったシーンはサンタクララです。
地図を把握しておくことも大事です。

それから人物紹介もなかったですが、ずっとよく出てくるのがラウル。
この人はフィデルの弟さんで彼よりも早くから共産主義に傾倒していました。
ゲバラと共にずっとフィデルの片腕であった人です。

またもっとわかりにくくしてるので63年の国連での演説と平行して描かれていること。
革命当時のゲバラとこの演説の彼とは別人のよう。
元々は寡黙な人なのですが、革命成立直後から、農業改革機構工業部長、国立銀行総裁などになり、
活躍してきたため演説も出来るようになっていました。
でもそれを知らないとどうしてこんなに違うの?って思ってしまいますよね。
その上、以前と違ってエラそうな態度ですが、これはアメリカに対する態度そのものなので
身内やキューバに向けられるものとはまったく違います。

う〜ん・・これはやはりかなり予備知識が必要ですね。
でも彼に関することはたくさんありすぎるのでこういうことをはしょるしかなかったのでしょう。
第二部が始まる前に、私ももう少し勉強が必要なようです。
   〜〜〜一部三好徹著:『チェ・ゲバラ伝』より


監督 : スティーヴン・ソダーバーグ
出演 : ベニチオ・デル・トロ 、 デミアン・ビチル 、 サンティアゴ・カブレラ 、
エルビラ・ミンゲス

閉じる コメント(72)

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SHIGEさん。そうですね、予備知識が必要ですが、これを機会に彼のことを知ることができただけでもすごいことです。
まだゲバラについて本をまとめますので又読んでくださいね。

2009/1/19(月) 午後 1:12 car*ou*he*ak 返信する

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SHIMAさん。キューバの地理も知っておくことが大切。
どうして山の中に隠れ、力を蓄え、西に向かって段々と歩を
すすめていったのか?わかるとまた理解で深まりますね。

2009/1/19(月) 午後 1:14 car*ou*he*ak 返信する

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とにかく南米は遠い国。しかもゲバラの時代となると我々にとっては知らなかった世界ですよね。
しかし、この映画や「モーターサイクル・ダイアリー」を機に少しでもキューバ革命や南米のこと、ゲバラの事を知ろうとすることは有意義ですよね。私もにわか勉強ながら、少しずつわかってきて、この作品も革命後の姿が描かれる後編がとても楽しみです。
TBさせてくださいね。

2009/1/19(月) 午後 10:49 choro 返信する

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Choroさん。ほんと地理的にも知識的にも南米は遠くて、私たちはよく知りません。でもこれを機会にみんなが勉強することはとてもいいことですね。革命はその後政治をしていくのがもっと大切。
これからが正念場です。

2009/1/21(水) 午後 10:41 car*ou*he*ak 返信する

う〜ん、カッコよかった!
ソダーバーグはベトつかず乾いたタッチで描いたのが気に入りました。
ただやっぱり前知識無しではちょっと辛くあまりゲバラに興味のない人はそれ以上入っていき難いでしょうね。
続編が非常に楽しみです。
TBさせてください♪

2009/1/26(月) 午後 9:16 marr 返信する

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marrさん。このベタつかないドライな作りがいかにもソダーバーグっぽかったです。ただ残念ながらこれ予習が必要。
もう少しだけでもなぜ革命に至ったかだけは描いてほしかったです。

2009/1/26(月) 午後 9:48 car*ou*he*ak 返信する

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はじめまして。この映画をみてから私はほんの少しばかりチェのファンでして(*^_^*)。写真展にゲバラ日記とめぐっております。
TBさせて下さい。

2009/1/28(水) 午後 6:50 ちまこぅmama☆ 返信する

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yukoさん。はじめまして。レトロな美術館での写真展、羨ましいです。ゲバラって知ればしるほどファンになってしまいますよね。
TBありがとうございました。

2009/1/28(水) 午後 7:58 car*ou*he*ak 返信する

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今晩は、今月末より39歳別れの手紙も公開になりますので
'はしご,しに行きたいと思っています。
やはり28歳の革命から先に観た方がいいでしょうね?

カストロ、子供へ残した手紙見ました。
広島来日の際、何故戦争責任を問わないのかとの言葉は重いです。

2009/1/28(水) 午後 9:25 sanae 返信する

なかなか記事が書けなくて今日やっと・・・
ワタシも本を読んで事前学習してから観てよかったです。

ゲバラ最高☆TBさせていただきます。

2009/1/28(水) 午後 10:18 [ ☆chikori☆ ] 返信する

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sanaeさん。もちろん28歳から見たほうがいいと思いますし
事前勉強も必要です。
そうなのですかカストロへ遺した手紙をご覧になったのですね。
今週末の公開が楽しみです。

2009/1/28(水) 午後 11:07 car*ou*he*ak 返信する

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chikoさん。そうですよね。これはお勉強が必要。
これから記事拝見しますね。

2009/1/28(水) 午後 11:09 car*ou*he*ak 返信する

ハバナのビルにはまだゲバラの巨大な絵が飾られいたのを思い出しました。今のキューバの貧しさをゲバラが見たら・・・と思うと切なくなります。
トラバさせて下さいね。

2009/1/28(水) 午後 11:54 lanetower 返信する

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LANEtowerさん。ハバナに行かれたことがあるのですか
それはすごい。そうですね。キューバに残ってもう少し、経済発展に関わってほしかったです。

2009/1/30(金) 午前 0:13 car*ou*he*ak 返信する

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ある程度の予備知識がないとついていくのに苦労しますが、説明がましくないところが逆に良かった部分でもありました。
これを見てゲバラに興味を持って調べればより良いことですね☆
TBさせてください!

2009/2/15(日) 午後 9:24 かず 返信する

2部作とも、何となく淡々と描いていた感じを受けました・・・。遠くから見ているような印象でした。TBさせていただきます!

2009/6/13(土) 午後 10:06 takutaku! 返信する

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かずさん。確かにそうですね。
これはある程度の知識があって見るといいかもしれません。
私も映画の作りとしてはこちらが好きです。

2009/6/16(火) 午前 8:23 car*ou*he*ak 返信する

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たくたくさん。ほんと”遠くから見てる”というのが
的を得てますね。
映像も素敵でした。

2009/6/16(火) 午前 8:25 car*ou*he*ak 返信する

ソダバーグのドキュメンタリータッチの淡々とした演出と、デル・トロの熱演!
生涯を革命にかけた男、ゲバラの人生を堪能できる作品です。後編も楽しみ♪

2010/9/2(木) 午後 9:28 やっくん 返信する

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やっくんさん。そうこれは伝記モノとしてみるとわかりづらいですが
淡々としてるけれど彼らの気持ちはわかります。
後半もいいです。

2010/9/2(木) 午後 11:17 car*ou*he*ak 返信する

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