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*サイドウェイズ*

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   ***STORY***
20年振りにロサンゼルスに降り立ったシナリオライターの道雄と、道雄の留学時代の親友で、かつてはTVのヒーロー番組の主人公を演じた事があるが、今はロサンゼルスのレストランで雇われ店長をしている大介。二人は、大介の結婚式を前にワインの産地ナパ・バレーへドライブ旅行をする事に。訪れたレストランでかつての片思いの相手、麻有子と再会した道雄は、彼女の成熟ぶりにショックを受け、ワインをガブ飲みして酔いつぶれ…。   gooより

国境を超えてリメイクされる作品というのはけっこうあり、最近印象に残ってるのはまず
『イル・マーレ』。元は2000年に作られた韓国映画で、それを海の家を湖畔の家に舞台を変えて、
2006年にキアヌ・リーブスとサンドラ・ブロックでリメイクされました。
韓国映画は独特の透明感と純真さにあふれていたので、リメイクと聞いて期待しなかったのですが
いざ見てみると意外にもグッドでどちらも好き。

また一番人気(多分)といえば『マーサの幸せレシピ』かしら。
2001年公開のドイツ映画が元で2007年にハリウッドで『幸せのレシピ』のタイトル、
主演はキャサリン・ゼタ=ジョーンズでリメイクされました。
実はドイツ版はかなり最近になってようやく見たのですが、これはほんと両方素晴らしい〜!!

この二作に共通するのは、やたらオリジナルに似せようとしてなくて、自然体だということでしょうか
ちゃんとその国の国民性や考え方を自然に生かし、違和感なく、それでいて個性を出せてました。

・・でこの作品はアカデミー賞5部門にノミネートされたアレクサンダー・ペイン監督の
『サイドウェイ』が、海外スタッフのもとリメイクされたもの。
キャストは日本人俳優さんたちです。
オリジナルも見てますが、大筋は同じ。
ただ大きく違うのが、麻有子でたまたま知り合ったのではなく留学時代からの知り合いです。
ふたりともワイン通であることは同じですね。
この方が20年を経ての感情が・・というベースがあるので、設定としてはいいのですが
ただ残念なことにじっくりと麻有子の内面や最初の結婚でのことが語られることはありませんでした。
でもその分、アメリカで独り女性が生きていくということはどういうことなのか?
若いころはいいけれど、40歳前後になると今までと違ってくることもたくさんあるから
人生の岐路のひとつであるかもしれないことなどよく伝わってきました。
また大介とは違って思慮深く、不器用だけれど、着実に人生を歩もうとしている道雄と
バリバリやっているようだけれど、実は寂しがり屋の麻有子のおずおずとした恋愛も
とても良かったです。

対する大介は道雄とは全然違って”人生ちゃっかり生き抜くタイプ”。
ミナのことは本当に愛していたと思うし、彼にしては深く悩んだことでしょう。
でもやっぱりこの人は心底アメリカ〜ン!ラストは・・なのですね。

人生半ばの40前後で、20年ぶりに再会した男女が人生を再考する・・
シンディ・ローパーの『タイム・アフター・タイム』をバックにしてなんだか懐かしい気持ちにも
させてくれました。

・・でここで終わりたかったのですが、これからが本当に言いたいことです。
これは本当に個人的嗜好なのですが、主演の俳優さんおふたりが好みではありませんでした。
特に大介役はもうちょっとカッコよくてこなれた感じがしてほしかったです。
小日向さんはイメージどおりですが、一見負け犬的だけれども芯はしっかりしていて博識で
頼もしい・・というのにう〜ん・・もうひと息。
女性陣はどちらも文句ありません。

それからもうひとつ。
私、これとほぼ同じルートで旅したことがあります。
ロスを出発して、R101を北上し、サンタ・バーバラ(ここほんと一番素敵な街!!)
サンタ・マリア、サン・ルイス・オビスボ、ハースト・サンシミオン、カーメル、音楽祭で
有名なモントレー。
このあたりはゴルフ好きの人ならよくご存じのペブルビーチもあります。
そして内陸に入り、ヨセミテ国立公園を経由してサンフランシスコに戻りステイ。
そこからナパまでは鉄橋渡って一時間弱でした。
途中海岸線の道路は砂浜が続いたかと思えば切り立った崖の脇すれすれのところを蛇行する道が
続いたり・・ととにかく絶景の連続!!。
せっかくそういうルートをたどったのだから、ロードムービー的な部分も加えてほしかったです。
それにナパもワイナリーなかりでなく、途中の並木道や山を背景にした畑の風景なども
広大で、素晴らしいですから・・。





監督:チェリン・グラック
原作:レックス・ビケット
オリジナル版脚本:アレクサンダー・ペイン、ジム・テイラー
日本語版脚本:上杉隆之
音楽:ジェイク・シマブクロ
美術:リチャード・C・ロウ
キャスト:
小日向文世:斉藤道雄
生瀬勝久:上原大介
菊地凛子:ミナ・パーカー
鈴木京香:田中麻有子

閉じる コメント(33)

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ティルクさん。ナパバレーはもっと素敵なところがたくさん
あるのですが、でもワイナリーの様子とかわかりましたね。
凛子さんの英語っぽい日本語がうまかったです。

2009/11/4(水) 午後 10:50 car*ou*he*ak

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Aさん。最近はヨーロッパばかりでしたが10年以上前は
アメリカやカナダにも行ってました。
西海岸は魅力的なところがたくさんです。
そうなんです。もうちょっとね・・

2009/11/4(水) 午後 10:52 car*ou*he*ak

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私けっこう好きでした。
コヒさんも生瀬さんも案外好きなんですよね〜。
いい大人が何やってんの?って感じですが、こういう回り道もなかなかいいもんだな〜と、ゆったりした気持ちになれました。
何と言っても、ワインが飲みたくなってたまりませんでした(笑)
TBさせてくださいね。

2009/11/6(金) 午後 11:27 Swan

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Swanさんは男性陣がお好きだったのですね。
私はそこが引っかかってしまって・・
ほとんど4人がメインだから大きく影響してしまいました。
あ・そうか。ワインが好きかどうかでも違ってきますね。

2009/11/6(金) 午後 11:35 car*ou*he*ak

オリジナルにはオリジナルの・・・本作には本作の良さがありました^^
イケメン担当・・・生瀬さんでは役不足かしら(アセアセ)
カルフォニアには何度も行ったけど、ウイナー巡りはせず^^;次回必ず!トラバお願いします!

2009/11/8(日) 午後 8:07 くるみ

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くるみさん。そうですね。あまりオリジナルと比べるのは良くないかもしれません。はい。生瀬さんってあまり好みじゃなくて・・
もっとイケメンさんが良かったな〜
そうそうくるみさんはカリフォルニアには何度か行かれてるのですよね。

2009/11/11(水) 午後 11:16 car*ou*he*ak

私はハリウッド版を観ていなかったので別に何の違和感も無く観ることが出来ました。後日深夜放送でやっていたハリウッド版を観ましたが確かに男性人の顔に言われて見れば問題があるかも。内容的には良く出来ていたと思います。トラバさせてくださいね。

2009/11/22(日) 午後 8:35 いっちー

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オリジナルは観ていませんが、このリメイクは日本人だけに共感できる部分も多かったです。
僕はワインも飲めないし(アルコールだめだし)、アメリカ本土にも行った事ないですが、
現地の雰囲気、ワインの匂い、伝わってきました♪。実力派4人の演技も見事でした。

2009/11/23(月) 午前 1:36 ffa**77

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オリジナルを見ましたが、日本版リメイクは今一歩だったようですね(まだ未見です)。テーマは、よかったと思いますが。TBお返しさせてください。

2009/12/29(火) 午後 10:50 fpd

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いっちーさん。そうですかハリウッド版を見てなければ
これはこれでいいかもしれませんね。
はは・・そうなんです。どうもキャストが・・

2009/12/29(火) 午後 11:10 car*ou*he*ak

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ふぁろうさんも下戸でらっしゃいますか。
でもこのワイナリーの感じとか羨ましいですよね〜
キャストの演技は良かったのですが・・

2009/12/29(火) 午後 11:12 car*ou*he*ak

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fpdさん。はい。リメイク版はいまひとつ・・
テーマはいいので残念でした。

2009/12/29(火) 午後 11:13 car*ou*he*ak

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ワインめぐりをしたくなる映画でした。

2010/4/13(火) 午後 10:12 mossan

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もっさんさん。そうですね。このあたり、お薦めです。

2010/4/13(火) 午後 11:21 car*ou*he*ak

確かに同じような印象を受けました・・・。
ただ、ワイン好きはどうしても寛容になりますね・・・笑
TBさせていただきます!

2010/4/14(水) 午前 0:09 takutaku!

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たくたくさん。映画としてはちょっと・・ですね。
でもワイン好きの方ならそれも気にならないくらい
楽しいのでしょうね。

2010/4/14(水) 午前 9:47 car*ou*he*ak

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DVDでようやくこの映画を観る事が出来ました。
以前から気にはなっていたのですが・・・
過去を大切にしながらも前進していく姿に感動するとともに
ワインを飲みながらのピクニックに憧れてしまいました。
TBさせてください!

2011/4/16(土) 午前 8:43 MonMon

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MonMonさん。カリフォルニアへのこういう旅って
憧れてしまいますよね。
そうですね。ひとつの人生の区切りとしてこんなことが
できたらいいですよね。

2011/4/16(土) 午前 8:56 car*ou*he*ak

ようやく観ました…
小日向文世とポール・ジアマッティ、ちょっと描かれ方が違ってましたね(^^ゞ
ヒロインはどちらかというと、菊池凛子の方が光ってました。

2011/4/26(火) 午後 9:45 やっくん

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やっくんさん。そうですね。
オリジナルどおりでなければいけないということはないと
思うのですがどうしてもその二人を比べてしまいました。

2011/4/26(火) 午後 10:30 car*ou*he*ak

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