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   ***STORY***              2010年  日本
首相の凱旋パレードが行われているそのすぐ近くで青柳は、大学時代の友人・森田と久しぶりに再会していた。様子がおかしい森田。そして爆発音。首相を狙った爆弾テロが行われたのだ。「逃げろ!オズワルドにされるぞ」。銃を構えた警官たちから、反射的に逃げ出す青柳。本人の知らない“証拠映像”が次々に現れ、青柳は自分を犯人に仕立てる巧妙な計画が立てられていた事を知る。青柳は大学時代の友人たちに助けを求めるが…。                gooより

次々映画化されてる伊坂幸太郎の同名小説を、中村義洋監督が映画化。
現代の日本の俳優さんを代表する堺雅人さんと竹内結子さん主演で描く
巻き込まれがたサスペンスです。

こんなに映画を見てるのに相変わらず先もオチも読めない私は、とっても楽しめました。
最初は
”あんなところにクルマ置けないし川か海かわからず釣りに行く人いないし”
なんて思っていたのですが、そのうちパレードでの爆破シーンに脅かされ
森田くんの悲しみを想像してるうちぐいぐいと引き込まれました。


しかしこれまで現実にも映画の中でもさまざまな冤罪事件を見てきたけれど
これはその中でも最も恐ろしいものでした。それは・・

         《情報操作の怖さ》

普段の情報の元といえば新聞、テレビ、雑誌、ネットがほとんどだと思いますし
ほとんどの人がこれらを信じていると思います。
でも・・これってある程度コントロールできることでした。

ここまですごいことはないと思うけれど
もしかしたら過去にこういうことがあったのかもしれないし、
これからも起こるかもしれないのですよね。

洗脳というところまで拡大解釈すると
マイケル・ムーア監督作でも指摘されてることでもあるし、
ヒットラーがプロバガンダ映画を作ったことにも通じますね。

また現代は管理社会というセリフがあったけれどその通り。
銀行は街角で知らぬうちに隠しカメラで撮影されてることがありギモンを感じることがあります。
でもそれは犯罪封じのためにも、無実を立証するためにも便利なものの”ハズ”でした。
ところが・・違ったのですよね。

《情報操作って2通りあって、ねつ造されるし、捻じ曲げられるもの》
であったのです。

”無実なんだから証明される”
誰もがそう思います。
昔は証拠不充分で冤罪事件が起きたりしました。
でも最近は逆で、情報が豊富だからこそ一筋縄でいかなくなってきてること
そんなこともあるとこの作品は訴えているようでした。


ところで。
こんなキビシイ状況で彼がよく口にしたのが”信頼してるから”という言葉。
学生時代の仲間やご両親など彼を昔から知る人は決して彼を疑わないし
色々な方法で彼を助けようとします。
学生時代の思い出と現実を結びつけ、展開させていくのはほんと見事だし
みんなの気持ちに心温まりました。




監督:中村義洋
原作:伊坂幸太郎
出演
堺雅人
竹内結子
吉岡秀隆
劇団ひとり
貫地谷しほり
相武紗季
ソニン
大森南朋
柄本明
香川照之

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青柳の唯一の武器が、「信用すること」というのが、泣かせます。
大犯罪者にされてしまったのなら、普通の人なら、誰もを信じられなくなるところですが、この青柳は、敢えて人を信じようとする、お人好しです。だからこそ、みんなが助けたいと思ったのかも知れません。
日本人はみんな大人しく、何でもTVの言うことを信じてしまうようになったのは、やはり問題ですね。何でも垂れ流される情報を鵜呑みするだけではなく、一人一人が、しっかりと自分の頭で考える力を持つことが、大切だと思いました。

2010/2/4(木) 午後 10:21 出木杉のびた

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のびたさん。日本人ってほんと大人しいし、情報をそのまま信じて
しまいますよね。今まで基本的に平和だったからこうなのでしょう。
決して悪いことではないと思いますが、なんだか心配でもあり・・
今までも騙されてることがあるのかしら?って思ってみたり・・
そうですね。彼の唯一の武器が信頼することでした。
お互い信頼できれば世の中良くなりますね。

2010/2/4(木) 午後 11:28 car*ou*he*ak

伊坂幸太郎さんの本は読んだ事無いですが映画化された作品は結構観てて個人的に思うのはムチャクチャ面白いのとどうしようもないのと両極端なんですよね。
日本の首相のテロ計画ってのも非現実的で地球上のVIPで一番安全でしょうから(笑)
この作品はもっと違った視線があるかも知れませんがそのあたりはちょっと観てみたいですね♪

2010/2/6(土) 午後 6:08 marr

あぁ〜という間に楽しめたのですが〜でも、怖い映画にも。「イメージ」で 生かされてるような この世界、日本の中でなら まだ良いのでしょうが 相手が中国あたりだったら、それはちょっと〜そんなことも思いつつ(^_^;)

2010/2/6(土) 午後 6:43 たんたん

かなり高レベルの作品として仕上がっていましたね。
見えない大きな組織に追われる主人公の恐怖感、
その反面、人を信頼することで生まれるものと言うのも上手く表現できていましたし、良作でしたね。

2010/2/6(土) 午後 8:12 ken

ちゅうごく・では、Youtubeも見られなくなったり…ネットも見られる家庭と見られない家庭とか…^^;人の意見も……誰がどう繋がってるかわからないせいか…聞きづらく。怖かったデス☆
でもこの国も、最近、報道や記者クラブ?や検察などで問題がある模様ですね?…こういう映画で疑問を持つことはいいことなかもしれませんネ…

2010/2/7(日) 午前 5:26 [ - ]

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marrさん。あ・それよくわかります。
違う出来事をうまくつなげるのがお得意ですが時にはそれが
あざとく感じてしまうこともあるのですよね。
これはほどほどといったところでしょうか

2010/2/16(火) 午後 10:32 car*ou*he*ak

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たんたんさん。これ考えようによってはけっこうコワイことですよねそうそう。中国あたりのことだったら・・と思ってしまいました。

2010/2/16(火) 午後 10:33 car*ou*he*ak

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kenさん。大きな組織に追われる恐怖と学生時代のころの
信頼関係がうまく対比的に描かれていました。

2010/2/16(火) 午後 10:34 car*ou*he*ak

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カミフロさん。中国とgoogle問題なども根が深く怖そうですね。
そうなのですかいきなり見られなくなったりもしたのですね。
日本も問題ありますね。

2010/2/16(火) 午後 10:36 car*ou*he*ak

今更ですがトラバできたのでさせてもらいますね。

2010/2/18(木) 午後 11:11 いっちー

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いっちーさん。はい。ありがとうございます〜

2010/2/18(木) 午後 11:20 car*ou*he*ak

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上手いシナリオで序盤から引き込まれました。
信頼。人間にとって最後はこれしかない、そんなメッセージにも聞こえます。
主役から脇役まで、演技陣も素晴らしかったです♪。

2010/2/21(日) 午前 11:15 ffa**77

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ふぁろうさん。ほんと私も最初からぐいぐいと引き込まれました。
悪いこともあるけれど人間の信頼感があれば・・というメッセージ
なかなか良かったです。

2010/2/21(日) 午後 10:17 car*ou*he*ak

大ベストセラーの原作ほど、映画の出来映えが、イマイチなものが多いですが、これは良く出来ていた方だと思います。昔の仲間(=青春時代)を思い出させる甘酸っぱさと、巨大な権力に翻弄される得体の知れなさが、巧く描かれていましたね♪
追伸:原作を読んでいないと、最後の「痴漢は死ね」の意味がイマイチ分からないと思います。詳しくは、当ブログのコメント欄に書いてあります^^

2010/2/25(木) 午後 9:36 やっくん

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やっくんさん。原作読んでないのでわからないのですが、
みなさんそういう意見ですね。
はい。痴漢は死ねという意味はわかりませんでしたので
そちら拝見しますね。

2010/2/25(木) 午後 9:46 car*ou*he*ak

公開終了ギリギリですけど観にいけました。これは「たいへんよくできました」ですね。
特に私は濱田岳さん、吉岡秀隆さん、大森南朋さん、香川照之さん、堺雅人さんと好きな俳優さん勢揃い♪だったので幸せでした。
「情報操作の怖さ」・・・最近リアルに思うところあったので、考えちゃいました。真実は真実な筈なのに、難しいですよね。
TBさせてください。

2010/3/2(火) 午前 9:17 daisygips

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デイジーさん。はは。まさに”たいへんよくできました”でした。
私も上の役者さんたちみなさん大好きです。
最近の邦画界の実力者ぞろいですよね。
そうですか。現実にもあったのですね。
線引きがむずかしいですよね。

2010/3/2(火) 午後 6:07 car*ou*he*ak

なるほど・・・深いところを。
それにしても大掛かりでしたね。
TBさせていただきます!

2010/10/9(土) 午後 3:43 takutaku!

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たくたくさん、ちょっと深読みしすぎかもしれません(笑)
いつものことですが・・
ほんと大がかりでした。

2010/10/9(土) 午後 6:33 car*ou*he*ak

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