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*ラブ・アゲイン*

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真面目を絵に描いたような40代のキャル・ウィーバー(スティーブ・カレル)は理想的な人生を送っていた。安定した職に就き、マイホームを手に入れ、高校時代の恋人だった妻との間には可愛い子供たちがいる。だが妻のエミリー(ジュリアン・ムーア)が男をつくり、離婚を考えていると知ったときから、キャルの“申し分のない”人生は脆くも崩れ去る。おまけに昨今の“独身市場”では、キャルのようにウン十年もデートから遠ざかっている中年男はヤボなバツイチとして相手にもされない。                  gooより
 
長年連れ添った夫婦のあり方を問う作品なのですが、重すぎず軽すぎず
見た後考えさせられる、とってもいい作品でした。
こういうの、もっと見たい!!
 
 
冒頭、あるレストランで食事してる人たちのシーンなのですが
普通の風景とともにテーブルの下の足元の部分も撮られていきます。
行きついた先のふたりの、ダンナさんの足元はありふれたスニーカー。
う〜ん。まあ最近ってドレスコードはなくなってますが
こういうお店にスニーカーってどうなのかしら?
って思っていたら、案の定というかなんというか、奥さんから離婚を
切り出されます。
 
最初一方的に妻エミリーが身勝手なのかと思いました。
ところが見ていくと違うのですね。
40代。家もあって子供もけっこう大きくなりつつあってという年代の
お父さんってこういう感じがありがちかもしれません。
なんて言うんでしょう。
とりあえず人生においての大きな目標は達成し、まだ老いには早い。
一番いい年代ではあるはずなのに、すべてにおいて緊張感がなくなってしまっているのです。
つまりミドルエイジクライシス
うんうんわかります。こういうのって・・
 
・・で家を追い出されてしまった彼はバーに行くのですがそこで出会ったのが
ジェイコブ。シャレたスーツに身を包んで、カウンターでお酒飲んでて
目をつけた女性をみつけたら”一杯おごるよ”ってアプローチしていきます。
まあ元々カッコいいからなんですが、もう端から女性が落ちていくわけ。
それに比べてキャルの冴えなさったら・・

そこでジェイコブが彼の改造計画に乗りだします。
『プリティ・ウーマン』みたいなのはよくあるけれど同性同士っていうのは
珍しいですよね。
でもその成果があっておお・いい感じに・・
最近はファストファッションが流行りで、私もそういうのももちろん好きだけれど
いい服を着るというのはその人の人格も表すことでもあります。
大事なことですよね。
服を変える=それは人生を変えることでもあったのでした。
 
あ・ところでこの映画は彼だけが主役なのではなくて、改造計画してくれたジェイコブや
キャルの子供たちそれぞれのことが並行して丁寧に描かれていて
それがまた面白い!
 
さて勢いよく離婚を切り出した妻のエミリーですが後半・・
すっごく印象的なシーンがあって涙が出てしまいました。
反転します
キャルが庭で隠れながら家を覗いていたら、あ・エミリーから彼のケイタイに電話が・・
ガスの給水ポンプが壊れちゃってどうしたらいいかしら・・っていう内容なのですが
実は壊れてないんです。
ダンナさんが出て行ったことによって彼の存在の価値を感じていたのでしょうね。
また途中”私はもうタイタニックだから・・”っていうセリフがあるのですが
自分の老いもちゃんと自覚していたのでした。
 

そして最後はスモールワールド的なのですが、ああ・いいわ〜
みんながそれぞれにいい結果を出せて、新たな一歩を踏み出していきます。
 
キャストも派手すぎず、地味すぎず演技派ぞろい。
ライアン・ゴズリングは『きみに読む物語』と『ラースと、その彼女』の印象が強いので
プレイボーイ役が軽くショックでしたが、こんな役もお似合いでした。
 
こういう悩める人妻役をやらせたら、ジュリアン・ムーアが最高なのですが
ちょっとライバル的な役がマリサ・トメイっていうところがこれまたなかなかツボでした。
 
 
監督 グレン・フィカーラ
ジョン・レクア 
脚本 ダン・フォーゲルマン 
撮影 アンドリュー・ダン 
音楽 クリストフ・ベック
ニック・ウラタ
スティーヴ・カレル (Cal Weaver)
ライアン・ゴズリング (Jacob Palmer)
ジュリアン・ムーア (Emily)
エマ・ストーン (Hannah)
ジョン・キャロル・リンチ (Bernie Riley)
マリサ・トメイ (Kate)
ケヴィン・ベーコン (David Lindhagen) 
 
この作品を観たのは新宿のシネマート
ラブ&ドラッグ』と同時上映なのですがどちらも見やすく、それでいて内容が濃くていい作品です。
しかし、こういう類の作品はもっと拡大公開してほしいですね。

 

閉じる コメント(17)

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これも「ラブ&ドラッグ」も観たいのですが、地方では上映がなくて・・・(泣)
スティーヴ・カレルはじめキャストにも惹かれますし、内容的にも良さそう〜

2011/12/3(土) 午後 9:31 Swan

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ライアン・ゴズリングはたしかにイメージ変わりましたよね〜
今度やってくる「ドライブ」でもかなりカッコよさそうですよ^^
あ、反転のシーン・・あれ好きやったな〜ジーンときました
相変わらず素敵な記事ですね。。共感出来て嬉しかったです♪

2011/12/3(土) 午後 9:33 SHIGE

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Swanさん。それは残念です。
この2本、見やすいし、感動的でと〜ってもいいのに
なぜゆえこんなに単館なの??
あ〜もったいないです。

2011/12/3(土) 午後 10:30 car*ou*he*ak

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SHIGEさん。これミドルエイジクライシスを経験してるか
どうかで感動度が違ってくるかもしれませんね。
すっごく良かったです。
そうそう。共感出来て良かったです。
ほ〜、カッコいい役なんですか楽しみ。

2011/12/3(土) 午後 10:31 car*ou*he*ak

コレもうやっていたのか・・・
カレルは前作『デート&ナイト』でも
ミドルエイジクライシスに陥ってましたよね
反転見ずに置いて
楽しみにします

2011/12/3(土) 午後 10:39 [ HK ]

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HKさん。そうなんです。上映中なのですが
恐ろしいほどの単館ぶり!
あー『デート&ナイト』は未見・・
見ごたえある作品です。

2011/12/3(土) 午後 11:20 car*ou*he*ak

おぉ〜〜!ツボってるねぇ〜〜!
かなり期待してたのだけど、σ(・ω・。)はもうひと伸びっ!って感じでした。
だけど、よくできてる作品でしたねぇ〜。バラエティーに富んだキャラで、キャルの年代以外でもどこかしら共感が持てるような気がしました。
共感ってワケじゃないけど、個人的にはベビーシッターの子の健気さにキュン♥♡だったので、そっちとうまく行ってくれてもヨカッタけど〜
まっ、男も女もいつまでも自分磨きをがんばんなきゃね〜
TBさせてね(。・ω・)ノ゙

2011/12/4(日) 午前 7:54 ハイダウェイ

これ見ると自分自身にも危機感を感じますw
やっぱり、身なりにもそれなりに気をつけなきゃ。
ぬるま湯に浸ってちゃだめですね。
でも大事なものを諦めない、そんなところがとてもよかったです。
TBさせてくださいね。

2011/12/4(日) 午後 1:17 pu-ko

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40代のお父さん家もあって子供もいて・・・普通のおじさん・・・私の事ですか!(笑)これは絶対に見ないとダメですね!!緊張感のなさ。そう言えば妻は近所に買い物に行くのも短パン、サンダルを嫌がりますね。なので夏でも靴にジーパンです。これは見なければいけない作品ですね。ありがとうございました!

2011/12/5(月) 午前 3:29 dance

あ〜やっぱり絶賛ですね。
とっても身近な問題です。家の夫もすっかりそうですが諦めてるかも〜それで面白くもあるんですよね。
水曜日に観に行ってきます♪

2011/12/5(月) 午後 6:21 ひかり

観てきたのですが・・・どうも皆さんのようにエミリーの共感できなかった〜(汗)
ちょっとな記事ですが・・TBお願いします。

2011/12/8(木) 午後 8:55 ひかり

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hideawayさん。あ・そうそうベビーシッターの子の気持ちも
良かったですよね。
あの年代はおトシの人び憧れるものです。
エミリーの気持ちがちょっと中途半端?

2011/12/8(木) 午後 9:37 car*ou*he*ak

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PU-KOさん。あはは・・私も気をつけないと・・
そうそう。大事なものは一度失ってもあきらめないっていう
気持ちが大事ですよね。

2011/12/8(木) 午後 9:38 car*ou*he*ak

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danceさん。あらま〜そんなに思い当たってしまいましたか
それは大変(笑)
ある程度緊張感は大事かもしれませんね。
見てみてください。

2011/12/8(木) 午後 9:40 car*ou*he*ak

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ひかりさん。確かにエミリーは自分勝手で都合よすぎですよね。
彼女の行動が気になっちゃうと、あまり共感できないかも
しれませんね。
色々な見方があると思います。

2011/12/8(木) 午後 9:41 car*ou*he*ak

わ〜反転部分読みました。私も!私も!!
あのシーンは、二人のまだある愛に涙涙でした〜〜。
オープニングといい、実に上手い作品でしたよね。
そっか、服も靴と一緒でその人となりを作る要素でしたね〜。納得。
こういうのが都内1館とは、とても残念。
いい作品でした!TBさせてくださいね。

2011/12/11(日) 午前 11:07 + kuroneko +

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くろねこちゃん。ふふ・・あの電話にはほろりときてしまいますよね!服も靴もその人を反映してしまいます。
そうですよね〜こういう作品がなぜ1館なの?
それも小さなスクリーンだし・・

2011/12/11(日) 午後 6:19 car*ou*he*ak

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