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   ***STORY***
スイスの小さな村に住む80歳のマルタは、9ヶ月前に夫に先立たれて以来鬱々とした日々を送り、自分も早く夫のもとへ行きたいと願うようになっていた。ある日、昔得意だった裁縫仕事を依頼され、眠っていた創作意欲に火がつくまでは。若い頃、マルタは手刺繍のランジェリーの店を開くことを夢見ていたのだ。早速、親友リジーの手を借りて開店準備を進めるが、村人はハレンチな下着の店に眉をひそめるのだった。                                                             gooより    

久々にの〜んびり。心癒される作品でした。
舞台はベルンの東に広がる丘陵地帯。エメンタール地方の小さな村です。
ちょっと食いしん坊さんだとこの名を聞いて連想するのは、穴の開いているチーズでしょう。
この地方の特産物でスイスを代表するチーズの産地です。
映画はずっとこの一帯が映し出されるのですが、緑の牧草地が広がっていてとにかくきれい!
背後にはアイガー、メンヒ、ユングフラウなどのアルプスの山が連なってます。

登場する主人公のマルタは80歳!
ダンナさんに先立たれて後を追いたい・・と思いながら眠りにつくのですが、毎朝
快調に(笑)目覚めてます。
そんなマルタがひょんなことから昔夢見ていたランジェリーショップを開くまでのことが
描かれています。
今まで町興し的なご高齢の方ががんばる映画な何本かありましたがさすがに80歳というのは
なかなかありませんね。
でもまだまだ元気!
最初地味な服着てたのに、ショップ開業と共に白いブラウスに上品な白のカーディガンなど
着たらもう〜とってもかわいいくらいです。

でも・・
コトはすんなりとは運びません。
何しろここは保守的で、村中が皆知り合いなんです。
しかもマルタの息子は牧師さん。
下着というのは何かいやらしいものという意識がみんなにあり、反対されるわ
ジャマされるわ・・

でもマルタはめげませんし、周りに彼女を応援してくれる友達も出てきます。
そして面白いのはマルタに触発され、自動車教習所やパソコン教室に突然通い始める
おばあちゃんたち!!
日本ではこのトシでは免許がとれないかもしれないけれど、ダンナさんを町のお医者さんに
連れて行きたい一心でがんばっちゃいます。

80歳前後とその娘、息子世代の50歳代とのバトルも見もの。
確かに往復3時間かけて病院へ連れていくのは大変だという気持ちもとてもよくわかります。
でもそれを嘆くのではなくて、何か改善策を見つけていってほしいですね。

後半出てくるのが見事な刺繍。
時計とならんでスイスの特産品です。
どちらも同じように精密さが求められますが、これは国民性なのでしょうか
テーブルクロス、ハンカチなどは見たことがありますが、その技術を下着に・・というのは
すごいです。
日本人の寿命も延びて女性は85歳。
最後まで希望を失わず、こんな素敵な日々が過ごせたらいいですね。

銀座シネスイッチで見たのですが、映画の中で登場した手作りで上品な刺繍が縫いこめられた
旗が飾ってありました。



**ベティナ・オベルリ 監督**
スイス・インターラーケン生まれ。
95年からチューリヒの造形芸術大学で映画・ビデオを重点科目として学ぶ。
初の長編劇場作品「ひとすじの温もり」(2002年)でチューリヒ映画賞を受賞、
スイス映画賞の最優秀作品賞にもノミネートされました。



監督 : ベティナ・オベルリ
出演 : シュテファニー・グラーザー 、 アンネマリー・デューリンガー 、 ハイジ=マリア・グレスナー 、 モニカ・グプサー 、 ハンスペーター・ミュラー=ドロサート

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