Cartouche

肺炎で入院中。リコメ・ご訪問遅れております。

過去の投稿日別表示

[ リスト | 詳細 ]

全1ページ

[1]

 
イメージ 1
 
 
ピカソの青の時代
巨匠たちの青の時代というシリーズが始まりました。
きょうはピカソの場合で彼が死ぬまで公開することのなかった絵にまつわるお話です。
それは親友カルロス・カサヘマスを描いた作品で悲しみを表現しようとしたときに
青を発見したのでした。
 
 
彼らがともにすごしたのはわずか2年。
スペイン、バルセロナのウワトレガッツという居酒屋に度々出入りしてました。
そこには新しい芸術家を模索する若者たちがたくさんたむろしていて
そのひとりがカサヘマスでした。
 
 
ピカソの幼少時代に戻ります。
彼が初めて覚えた言葉は鉛筆。
父ホセはそんなピカソに才能を見出し、14歳で、王立美術学校へ
父の指導のもとで描いた古典的な様式の『科学と慈愛』がマドリードで開かれた国展で佳作を受賞、
マラガの地方展で金賞を受賞します。
同年秋、マドリードの王立サンフェルナンド美術アカデミーに入学しますが
学校で学ぶことに疑問を抱き、街でデッサンに励みます。
 
父は古典様式に
ピカソは新しいものに
父との葛藤は続きました。

カサヘマスも同じくお父さんとの深い葛藤を抱えていたため
互いに感じるものが同じだったのでしょう。
クワトレ・ガッツ
1900年10月万博用の作品”臨終”を描き、パリに行く承諾をもらう
初めてのパリはふたりにとって何もかもが新鮮で心ときめくものでした。
 
モンマルトルの中腹にある屋根裏部屋で二人で住み始めます。
それぞれ彼女ができて最高に素敵な時を過ごすのですが
カサヘマスはパリジェンヌ・ジェルメーヌへの愛と不安と嫉妬で心を病むようになります。
 
そんな彼をピカソはマラガに彼を連れていきますが、展覧会のためマドリッドへピカソが行ったすきに・・
ピカソと離れてから20日後。
カサヘマスはパリに向かいジェルメーヌと再会。
そのカフェでカサヘマスは彼女を撃つのですが命中せず、自殺。
 
その3ヶ月後、パリのアパルトマンに戻ったピカソが描いたのが
カサヘマスの死の姿で、それを彼は生涯人に隠して持ち続けます。
そしてピカソの絵は青色に染まり続けます。
 
サン・ラザール刑務所に行き、娼婦たちの姿を描いた売春婦。
アトリエに引きこもりカサヘマスの絵を描いた彼はその後
二人の姉妹、母と子、軽業師など
 
4年に及ぶ青の時代を過ごします。
でもそれは生への賛歌であったのかもしれません。
 
カサヘマスとジェルメールを描いた人生 La vieという絵を最後に青の時代は終わりを告げます。
万博に出した”臨終”の上に描かれていたので彼のことを封印したのでしょう。
 
こうして画商が求めるものではない、彼自身のスタイルが確立されました。
 
一人の青年が画家ピカソに出会うための時代だったのです。
 
青の時代のことは知っていましたがこんな深い想いがあったなんて・・
ドキュメンタリーなのに最後の方でうるうるしてしまいました。
 

 

*宇宙人ポール*

 
イメージ 1
 
1947年、アメリカ、ワイオミング州のムーアクロフト。そこで暮らす幼い少女は、ある夜、怪しい光を放つ飛行物体が愛犬に向かって墜落してくるのを目撃した……。この不可解な出来事から60年。イギリス人のSF作家クライヴ(ニック・フロスト)とイラストレーターのグレアム(サイモン・ペッグ)は、世界中のマニアが集うイベント“コミコン”に参加した翌日、レンタカーでアメリカ西部のUFOスポット巡りに出発。その途中、ネバダ州のエリア51付近で1台の暴走車の事故現場に遭遇する。                   gooより
「ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン!」のコンビ、サイモン・ペッグ、ニック・フロストが脚本、主演を
兼任したSFコメディ。地球にやって来てから60年間、アメリカ政府に拘束されていた宇宙人が脱走、
イギリス人のオタクコンビと出会ったことで、騒動が巻き起こる。
数々のSF映画に対するオマージュ、パロディが満載。
 
イギリスの独特のユーモアが漂うサイモン・ペッグの出演作品などは好きなのですが
とりたててスピルバーグや彼のSF作品に思い入れがない私は見てて、面白い!っていうほどでは
ありませんでした。もったいなくてすみません。
ところが帰ってきてみるとじんわり〜くるものがあります。
最後のセリフに素直になろうってあったように、未知のモノに驚きすぎて拒否してしまっては
いけない。コピーにもあるように星が違っても心が通じるっていうことなのですよね。
 
主人公のイギリス人のSF作家クライヴとイラストレーターのグレアムはどちらもかなりのオタク。
サンディエゴでのコミコンで楽しんだあとはエリア51へ。
このエリア51っていうのはアメリカ映画にたびたび出てくるのでもう誰でも知ってると思いますが、
ネバダ州、ラスベガスの北にあるのですがアメリカ空軍の管理する区域で、しばしばUFOがらみの
目撃証言が出てくるところです。ロズウェル事件などもそうですね。
私もココすっごく興味あります。
 
あ・ところで彼らが乗ってるのはトレーラーつきのバン。
アメリカの高速走ってると、若者から老ご夫妻までこれに乗って旅してるのを見かけますが
あちらだとこんな大きなクルマでも悠々走れるし、キャンプ場みたいにバンごと停めて
電源借りてステイできる施設があるので、いいですよね〜
因みに1泊25ドルって言ってたからリーズナブル。
 
・・でそれに乗って移動中、一台のクルマが彼らを追い越し、暴走して事故。
助けにいくとそこにいたのは宇宙人のポールでした。
彼はグレイって呼ばれる宇宙人で、背は小学生くらい。目が大きくて鼻と口が小さく
肌はグレイです。
はじめポールって気持ち悪かったけれど、あら?ものすごい勢いで英語しゃべるしゃべる・・
しかもこれがオタク英語!!
TOHOシネマズで始まる前に出てくるあのアニメのしゃべり方にそっくりなんです。
 
そして3人?の旅が始まるわけですが、このポールが生意気なようで、意外と素直だったり・・と
ものすごくキャラがたっていて、彼らのやりとりが段々と面白くなっていきます。
息を止めてる間は消えられるっていうのも面白い。
 
・・がポールは目撃されてしまったため捜査官から追われることに・・
 
途中で出会うのがモーテルの経営者父娘。キリスト教原理主義だものだから
進化論のダーウィンや宇宙人は彼らにとっては敵!!
あ〜アメリカ、特に中西部にはこういう人たちって多いのでしょうね。
ところがあっさり娘の方は改宗しちゃって、しかも暴走気味・・
 
そして・・ポールの向かうところは・・
 
最近シネコンで上映されるCGばりばりの大作の逆を行くタイプの作品で、決して安っぽくないけれど
リトル・ミスサンシャインのような手作り感が感じられました。
 
そして内容的にはSFというよりはむしろ『イージーライダー』かもしれません。
イギリスのオタク男性二人は最初からどこに行ってもゲイだと決めつけられて、敵意のある目で
見られますが、こういうのがまさにそう。
そしてそれって異端のものに対する排除的行為で、つまりは宇宙人に対しても同じなのですよね。
 
そのあたり。見た後少ししてからわかってきて、心温まる、そして芯の通った
まそれよりなによりSFオタクにはたまらない作品なのでした。
 
因みにこの作品、一般公開は23日からですが、渋谷シネくイントでは
宇宙人を連れて?(笑)3人以上だと入場料金がひとり 1,000円になります!

 
 
監督 グレッグ・モットーラ 
脚本 サイモン・ペッグ ニック・フロスト 
撮影監督 ローレンス・シャー 
プロダクション・デザイン ジェファーソン・セイジ 
音楽 デイヴィッド・アーノルド 
サイモン・ペッグ (Graeme Willy)
ニック・フロスト (Clive Gollings)
ジェイソン・ベイトマン (Agent Zoil)
クリステン・ウィグ (Ruth Buggs)
ビル・ヘイダー (Haggard)
ブライス・ダナー (Tara Walton)
ジョン・キャロル・リンチ (Moses Buggs)
シガニー・ウィーヴァー (The Big Guy)
セス・ローゲン (Paul)
 
 

全1ページ

[1]


.


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事