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ロードショー*2011

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*1911*

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清朝末期の中国。ホノルル留学中に近代思想を学んだ孫文(ウィンストン・チャオ)は、衰退する祖国の現状を憂い、革命を志すが、武装蜂起に失敗して日本に亡命。そこで義に厚く実直な黄興(ジャッキー・チェン)や張振武(ジェイシー・チェン)と出会い、同志の絆を結ぶ。1908年に溥儀が宣統帝として即位すると、1911年に張振武らの指導によって武昌で武装蜂起が発生。やがて各地に飛び火し、全土規模の辛亥革命へと発展してゆく。                                               gooより
 
中華民国建国のきっかけとなった辛亥革命が1911年に起きてから、100年。
それを記念し製作された、ジャッキー・チェン映画出演100本目となるエンターテイメント歴史超大作。
 
歴史モノが好きな私ですが、アジアの歴史には疎いので事前にWikipediaで予習。
・・が長いし、元々の知識がなくてこれすら読みこなせなくて焦りつつ
でもまあなんとかなるかな〜と映画館に向かいました。
 
映画の冒頭、多分日本向けにつけられたアニメでの簡単な背景説明があり、少しは助かりましたが
う〜ん。それでもこれはやはりかなり知識がないと理解できない作品ですね。
いつも思うのですが、中国映画だけでなくアメリカの作品でも私たちが知らない歴史の史実を基に
描かれた作品ってけっこうあります。
ちゃんとパンフレットを買って予習すればいいのでしょうが、みなさんなかなかできないでしょう。
せめて公式HPにわかりやすい説明文を載せてほしいです。
 
というわけでこれからご覧になる人のためにまとめておきます。
*辛亥革命(しんがいかくめい)*
これまずしんがいって読めない人も多いですよね。
1911年から1912年にかけて、中国で発生した革命。
1911年の干支である辛亥に因んでます。
 
1840年のアヘン戦争にさかのぼるのですが、そのとき清朝は欧米列強と
外交で対峙する必要に迫られました。
一部官僚と知識人により1860年代から1890年代にかけて洋務運動が発生
欧米の知識を導入して殖産興業・富国強兵を目指す政治活動が提唱されました。
でもこれは限定的なものでしたし、1894年の日清戦争で日本に敗れた事で洋務運動の限界が
露呈することになったのです。
 
そして革命にいたるのですが、ここで面倒なのが色々な組織があったことです。
興中会(華南地区)、華興会(湖南地区)、光復会(蘇浙滬地区)などなど
そして代表的指導者には孫文、黄興、宋教仁、蔡元培、趙声、章炳麟、陶成章など。
 
この作品では孫文と黄興が主な中心人物なのですが、その他の人たちもたくさん登場。
ああ・こんなに色々組織があったからなのですね。
そして彼らが出てくるたびに字幕が出るのですが、日本語字幕が下で、原語字幕が右に
なんと同時に出るので、これは辛い!!
両方読めませんってば!
 
そして孫文がなぜ偉いかというとこれらの組織をまとめたからです。
・・で1895年から1911年にかけて合計10回の武装蜂起が実行されたのですが
短期間で失敗しました。でもそれが革命思想を中国に普及させることにつながったのです。
 
こういう革命で散って行った若者の姿、遺された家族の思いなど描かれています。
 
そして1911年の後半の出来事が日付とともにえがかれていていき・・
ついに・・                                   〜一部Wikipediaより
 
 
孫文は海外戦略をし、黄興は国で戦闘指揮にあたり・・とそれぞれの役割などはわかったのですが
もう少し感情的なものまで感じさせてほしかったです。
逆に敵方である清朝内部の軍人の袁世凱の方がはるかに魅力的。
滅びつつあるとわかりながらも権力の座をつかみとろうとする強欲な人なのですが、
なんだかどことなくユーモラスでした。
隆裕皇太后の動きと欲もうまく描かれていました。
 
また奥行き感と迫力ある映像、クラシカルで厳格な音楽は見事でした。
 
監督 ジャッキー・チェン
チャン・リー 
製作 ジャッキー・チェン 
撮影 チャン・リー 
ジャッキー・チェン (Huang Xing)
ジャン・ウー  
ウィンストン・チャオ (Sun Yat-Sen)
スン・チュン (Yuan Shikai)
ジェイシー・チェン (Zhang Zhenwu)
リー・ビンビン (Xu Zonghan)
ユィ・シャオチュン (Wang Jingwei)
 

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1772年、ドイツ。法律を学ぶヨハン・ゲーテ(アレクサンダー・フェーリング)は、博士号取得の試験を受けるが、不遜な態度を非難され不合格、父親から田舎町ヴェッツラーの裁判所で実習生として働くように命じられる。上司のケストナー参事官(モーリッツ・ブライブトロイ)は、初対面からゲーテに厳しく接するが、陽気で自由奔放なゲーテは、同僚のイェルーザレムとすぐに仲良くなり、舞踏会へと繰り出し、そこでシャルロッテ・ブッフ(ミリアム・シュタイン)と出逢う。                          gooより
ドイツの文豪ゲーテの小説『若きウェルテルの悩み』に秘められた、儚く可憐な恋物語。
 
文豪の中でもとりわけ威厳ある響きを感じるのはゲーテ。
おまけに肖像画は晩年のものなのでとっつきにくい人と思っていましたが
『アマデウス』がモーツァルトを身近にしてくれたようにこの作品は新しいゲーテ像を
描いてくれました。
 
舞台は1770年代。
あ〜モーツァルトと同じようなカツラかぶってると思ったら、彼が1756年生まれで、
ゲーテが1749年なのでほぼ同じ年齢だったのですね。
私は頭の中の世界史年表が音楽家編になっているので、モーツアルトの隣に入れておきます。
 
法律専攻のゲーテは明るくてっていうかちょっとそれが過ぎてしまったため博士号取得に失敗し
裁判所で実習生として働いています。
ある日舞踏会に行って出会ったのはシャルロッテ。
確かに弾けるような明るさでかわいい〜
あ・因みにゲーテ本人の若い時の写真も、この俳優さんも美しいです。
 
ふたりはたちまち恋に落ちるのですが、そこに現れたのがケストナー参事官。
彼はたくさんいる兄弟たちの面倒を見て、進学させることを前提に結婚を申し込みます。
原作ではたしか元々ふたりは許婚だった記憶があるのですが、まあいずれにせよ
シャルロッテは悩み、そして・・
 
しかしこの時代。恋愛や結婚も自由になりつつあったと思いますが、叶わぬ恋を思いつめて
実際自殺する人までいる風潮でした。
それだけ純真だったのでしょうか
また決闘も存在してましたから名誉を重んじる・・みたいな気持ちもあったのかもしれませんね。
 
ゲーテもあわや・・
でも思いとどまり・・
 
シャルロッテはゲーテの方が好きだったと思いますが、自分の兄弟のことを想っただけでなく
ゲーテの才能を見抜き、彼の重荷になってはいけないという配慮からの決断。
若くしてそんな風に考えた彼女に思わず共感してしまいました。
むずかしくなく、身近に感じられるよう脚色された、とってもいい作品でした。
 
ところで
ゲーテのことをちょっと調べ始めたら面白い〜〜!!
詩人、劇作家、小説家、哲学者までは知ってました。
ところが自然科学者でもあり鉱山学や地質学も研究。
そして政治家でもあって、えーー宰相(首相)にまでなったのですか!!
なんて多彩な人でしょう。
おまけに『色彩論』という本まで出していますからダ・ヴィンチ並みですね。
 
そしてこのシャルロッテのことで傷心のあまりその後一生女性と縁がなく・・かと思いきや
すごい女性遍歴ではないですか
特にシュタイン夫人という当時の文化人の憧れの的で会った人妻と11年も交際していたし
なんと74歳のとき17歳の少女に最後の熱烈な恋をしていたというからお元気。
まあだからたくさんの美しい詩を遺せたのでしょうか
 
それからもうひとつ付け加えておきたいのが彼の詩がさまざまな歌曲になったということです。
有名なのは『魔王』『野ばら』などシューベルトによる歌曲でこれはみなさん御存じでしょう。
シューベルトが生涯作曲した600曲もの歌曲のうち70曲ほどがゲーテの作品に付けられた曲でした。
 
またモーツァルトは歌曲『すみれ』。
『ファウスト』はシューマン、リスト、マーラーなどが曲をつけました。            〜Wikipediaより
 
 しかしゲーテにしろ、モーツァルトにしろ、この時代に出た芸術家はまさに天才ですね。
 
監督 フィリップ・シュテルツル 
製作 クリストフ・ムーラー 
脚本 フィリップ・シュテルツル
クリストフ・ムーラー
アレクサンダー・ディディナ 
撮影監督 コーリャ・ブラント 
アレクサンダー・フェーリング (Johann Wolfgang Goethe)
ミリアム・シュタイン (Lotte Buff)
モーリッツ・ブライブトロイ (Albert Kestner)
フォルカー・ブルッヒ (Wilhelm Jerusalem)
ブルクハルト・クラウスナー (Vater Buff)
 

*ラビット・ホール*

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郊外の閑静な住宅街に暮らすベッカ(ニコール・キッドマン)とハウイー(アーロン・エッカート)のコーベット夫妻。彼らの幸せな生活が一変したのは8か月前。一人息子ダニーが道路に飛び出して交通事故に遭い、わずか4歳でこの世を去ってしまったのだ。それ以来、2人の心には埋めようのない欠落感が生まれていた。ダニーとの思い出を大切にして前に進もうとするハウイーとは対照的に、亡き息子の面影に心掻き乱されるベッカ。                                                 gooより
愛するものを失った悲しみ。それが愛する自分の子だったら、その喪失感は限りなく大きいだろう。
本作はそんな夫婦の物語。“
 
*全体にまんべんなくネタばれしてますので未見の方はお気をつけください*
 
この世で一番悲しいことは小さな子供を亡くすことではないでしょうか
私は最近母を亡くしましたが、親を亡くすことは順当であるし、母は長く意識もなかったので
覚悟できてたせいか、思っていたほどではありませんでした。いえ・これから??
 
でも小さな、それもかわいいさかりの4歳の男の子を亡くしてしまうなんて・・
あまりにも辛い設定です。
しかも突然の事故。
殺人だったらまた違う痛みだけれど、相手を”憎む”ということができるし
罰が下されることによって少しは気持ちが落ち着くかもしれません。
でもこの場合は運転者に大きな過失がないので彼を恨むこともできないのです。
 
明確に描かれているのは男女でその悲しみの表し方が違うことです。
ダンナさんは夜、彼の残した貴重な動画を何度も何度も眺め、思い出の残る家に住み続けようとします。
それに対して奥さんは思い出の残る品をどんどんと処分したり、家を売ってしまおうとさえします。
しかも突然、たとえばスーパーでヒステリックな行動にでてしまったり・・予測不可能です。
 
そんな二人はアメリカ特有の同じ悲しみを持つ人たちのシェア会?とでもいうべきものに
参加します。そこで出会った夫婦は参加してから8年目。これまた辛すぎます。
 
こうして少しづつ外とのふれあいを求めていこうとするのですが奥さんの方は閉ざしたまま・・
そんなときある人物に出会い、彼女はその人と、悲しみをシェアすることが慰めとなりました。
 
ラストは思いもかけない奇跡が起こるのではなく、絵にかいたようなハッピーエンドが
待ってるわけでもありません。
でも夫婦のきずなが強ければ立ち直れるということを現実的に描いてあって、
見てる者の気持ちに沿うものでした。
 
地味ですが心にしみる素敵な作品になっているのは脇を支える人たちがしっかり丁寧に
描かれているからでもあります。
ベッカの実家が近くにあって度々帰るのですが、この一家もまたベッカにとってはお兄さんを
亡くしています。ですからお母さんと同じ立場なわけですが、4歳の子と30歳のオトナを亡くした
悲しみは違うってベッカが言うと、お母さんは彼はいまも私の息子よって言う時。
名わき役であるダイアンイーストが発したその言葉はこの作品の中で一番重く、悲しくなってしまいました。
もちろん主人公のにコールキッドマンは迫真の演技。
静かに、でも時にヒステリックに・・その揺れ幅がうまいです。
 
 
帰りながら思いだしてしまったのは、東日本大震災の津波で多くの児童が流された
宮城県石巻市立大川小学校の近くで 重機の資格を取り、自ら子供さんのことを
探し続けたお母さんのことです。
結局海で遺体の一部が見つかったので少しはほっとしましたが、重機の免許を取った
というニュースを聞いたときの衝撃というか悲しみはこの震災で聞いたり見たりした中でも
一番辛いものでした。
これ以上、そんなお母さんが増えませんように・・
 
 
 
 
**ジョン・キャメロン・ミッチェル監督(John Cameron Mitchell, 1963年 - )**
アメリカの映画監督・俳優・脚本家・プロデューサー。
ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ Hedwig and the Angry Inch (2001) 監督・脚本・主演
 ターネーション Tarnation (2004) エグゼクティブ・プロデューサー
 ショートバス Shortbus (2006) 監督・脚本
 ラビット・ホール Rabbit Hole (2010) 監督
 
 
監督 ジョン・キャメロン・ミッチェル 
脚本 デヴィッド・リンゼイ=アベアー 
原作 デヴィッド・リンゼイ=アベアー 
撮影 フランク・デマルコ 
音楽 アントン・サンコ 

ニコール・キッドマン (Becca)
アーロン・エッカート (Howie)
ダイアン・ウィースト (Nat)
タミー・ブランチャード (Izzy)
マイルズ・テラー (Jason)
ジャンカルロ・エスポジト (Auggie)
ジョン・テニー (Rick)
サンドラ・オー (Gaby)
 
 
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17世紀。まだ若いルイ13世が王位を継承したフランスでは、リシュリュー枢機卿(クリストフ・ヴァルツ)が、権力掌握のために暗躍していた。その頃、ヴェネチアでは三銃士のアトス(マシュー・マクファディン)、ポルトス(レイ・スティーヴンソン)、アラミス(ルーク・エヴァンス)が、アトスの恋人ミレディ(ミラ・ジョヴォヴィッチ)の裏切りに会い、ある設計図を奪われる。敵国イギリスのバッキンガム公爵(オーランド・ブルーム)のもとへ向かうミレディ。                                                                       gooより
 
アレクサンドル・デュマの名作「三銃士」を、8台の3Dカメラを用い、2011年ならではの
エンターテインメント作品に翻案した本作。
 
私がヨーロッパの歴史に興味をもつきっかけになったのがこの三銃士の元となってるダルタニャン物語。
全15作くらいあったと思いますが、読破しました。
その長い物語の最初の2巻の一部がこの王妃の首飾り事件です。
 
映画の話の前にちょっとまとめ・・
長いイギリス王室の歴史の中で最も有名でたくさんの映画になってる人といえばヘンリー8世。
ではフランスの歴史上では?というとそれは多分ルイ14世〜16世のあたりでしょう。
ルイ14世はブルボン朝最盛期の王で、ヴェルサイユ宮殿を建設し、太陽王と呼ばれました。
そしてルイ15世の孫で即位したのはルイ16世で王妃がマリー・アントワネットです。
 
・・でこの映画はそのひとつ前のルイ13世の治世下、リシュリュー枢機卿が権勢をふるっていた時代です。
青年ダルタニャンは都会で一旗揚げる夢を抱いて、ガスコーニュの田舎からパリに出てきて「三銃士」たち、
アトス、アラミス、ポルトスと意気投合します。
そして彼らはは英仏両国にまたがる陰謀に巻き込まれ・・という展開。
 
ここで重要なのは敵方のリシュリューです。
三部会の停止などで絶対王政の基礎を築いたし国内のプロテスタントを抑圧しましたし
ラ・ロシェル包囲戦で成果を上げました。
またアカデミー・フランセーズを創設してますし、後世に名を残す芸術家たちのパトロンでもありました。
でも・・
国王を脅かす力をつけていて、私財もためこみ、今パレロワイヤル=王宮と呼ばれてるのは
彼の私邸でしたし、隙あらば国王を失脚させようとしていました。
そして彼が手を組んでいたのがイギリスのバッキンガム公だったのです。
 
・・というのが一応史実なのですが、まあこれはそれを土台にしたエンタメ作品。
冒頭ベニスが出てきてえ?って思っていたら、ダヴィンチの飛行船の設計図を盗むところで
その後実際その飛行船が出てきちゃう・・という大胆な脚色はすっごく面白いし、
首飾りをめぐる戦闘も現代の映画らしい〜
これはこれででとってもいいと思います。
続編がありそうなラストも・・
 
監督 ポール・W・S・アンダーソン 
製作総指揮 マーティン・モスコウィッツ 
脚本 アンドリュー・デイヴィス
アレックス・リトヴァク 
原作 アレクサンドル・デュマ 
撮影 グレン・マクファーソン 
美術 ポール・D・オースタベリー 
音楽 ポール・ハスリンジャー 
ローガン・ラーマン (D'Artagnan)
オーランド・ブルーム (Duke of Buckingham)
ミラ・ジョヴォヴィッチ (M'lady De Winter)
クリストフ・ヴァルツ (Cardinal Richelieu)
レイ・スティーヴンソン (Porthos)
マシュー・マクファディン (Athos)
マッツ・ミケルセン (Rochefort)
 
 
 
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       ***STORY***              2010年  フランス=ベルギー            キャリアウーマンのマーガレット・フロール(ソフィー・マルソー)は、ココ・シャネルやエリザベス・テイラーなど理想の女性に自分を重ねながら、同僚でパートナーでもあるマルコム(マートン・コーカス)とともに、プラントを売る仕事に没頭している。マーガレットの40歳の誕生日、公証人と名乗る老人が家族のことで署名がほしいと職場にやってくる。                                    gooより
過去の自分からの手紙をきっかけに、自分を見つめ直す女性を描くヒューマンドラマ。
 
マーガレットはプラント会社で働く、アラフォーのキャリアウーマン。
彼女はかなりのポストで、ケイタイとインカム・とか鳴り続け、まさに分刻みで仕事をこなしています。
秘書の男性社員が雑用をしてくれるし、黒塗りは迎えにくるし・・
多分かなり上のポストにいるのでしょう。
 
でも毎日忙しい上にプレッシャーも大きく、デスクの中に忍ばせた往年の女優さんやデザイナーの
写真を見ながら自分に重ねあわせて乗りきっています。
 
 
そして・・40歳のお誕生日の日。
見知らぬ老人が職場にやってきて大きな封筒を手渡します。
開けてみるとそれは7歳の自分からの手紙でした。
でも彼女はそれに見覚えがないのですが、この手紙がとても凝っていて
少女が未来の自分を選択できるようになっているし、それになによりその手紙がと〜ってもかわいい!!
 
封筒はプロバンス風だったり、ロマンティックな花柄だったり・・
そして中のカードは見開きは幾重にも折りたたまれていてデザインされています。
 
最初、見覚えも心あたりもなくて、それらを返そうとするのですが、その後もその手紙は
配達され続け・・
その現実と7歳の少女の苦しく辛い展開が同時に描かれていき・・
 
ついには封印した自分の心と記憶に向き合って乗り越えていきます。
 
7歳のときに思った未来の自分の姿と現在とのギャップ。
いくら会社で出世していても何か大切なものがあるのではないかしら
 
そのあたりをさりげなく、明るく描いています。
 
会社での仕事シーンも回想シーンも
そしてメインの手紙も完全にアートしていて、映像見てるだけで幸せ〜になります。
・・が映画としては、いまひとつ。
設定がよく、今のアラフォーにウケそうでもあるのですが、どこか物足りない感じも・・
 
 
監督さんのヤン・サミュエル(1965年〜)はフランスの映画監督・脚本家ですが
映画学校で学んだ後、ストーリーボード・アーティストやグラフィックデザイナー、舞台演出家等として活躍。
あ〜だから映像がファンタジーしてるし、きれいなんですね。
 
そして2003年、初の長編作品『世界でいちばん不運で幸せな私』を完成させた後、2007年にハリウッドに進出。韓国映画『猟奇的な彼女』のリメイクリメイク『猟奇的な彼女in NY』で初の英語作品を手がけました。
 
監督 ヤン・サミュエル 
脚本 ヤン・サミュエル 
製作総指揮 クリストフ・ロシニョン 
エグゼクティブプロデューサー イヴ・マシュエル 
撮影 アントワーヌ・ローシェ 
美術 ジャン=ミシェル・シモネ 
音楽 シリル・オーフォール 
主題曲/主題歌 リサ・ミッチェル 
ソフィー・マルソー (Margaret)
マートン・コーカス (Malcolm)
ミシェル・デュショソワ (Merignac)
ジョナサン・ザッカイ (Philibert)
エマニュエル・グリュンヴォルド (De Lorca)
ジュリエット・シャペイ (Marguerite)

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