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ロードショー*2011

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*ベニスに死す*

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1911年のヴェニス(ヴェネチア)。グスタフ・アシェンバッハ(ダーク・ボガード)は休暇をとって、ひとりこの水の都へきたドイツ有数の作曲家・指揮者である。蒸気船やゴンドラの上で、さんざん不愉快な思いをしたアシェンバッハは避暑地、リドに着くと、すぐさまホテルに部屋をとった。サロンには世界各国からの観光客があつまっていた。アシェンバッハは、ポーランド人の家族にふと目をやった。母親(シルヴァーナ・マンガーノ)と三人の娘と家庭教師、そして、母親の隣りに座った一人の少年タジオ(ビヨルン・アンデルセン)にアシェンバッハの目は奪われた。 gooより
 
ヴィスコンティはイタリア・ミラノの名門ヴィスコンティ家出身の伯爵であるにもかかわらず
前期の彼の作品はイタリアン・ネオリアリズモで、『若者のすべて』などその代表格でした。

『山猫』でカンヌのパルムドールを受賞以来、晩年は一転して 没落する貴族や芸術家を描いた
耽美的な作品を撮りました。
特に、『地獄に堕ちた勇者ども』、この作品と、バイエルン王ルートヴィヒ2世を描いた『ルートヴィヒ』は、
「ドイツ三部作」と呼ばれています。
 
そんなこの作品、私、大好き!!
最初に見たのは早稲田の小さな小さな演劇の劇場。
当時は大きな上映がほとんどなかったし、ビデオにもなっていませんでした。
あまりの美しさに驚いて、一緒に見た友人とヨーロッパ旅行した際、リド島まで足を延ばしました。
リド島はすごく細長い島で船着き場から徒歩でほとんど行けてしまうような島ですが
小さなショップが建ち並んでいて、かわいい通りなどもあります。
オテル・デバンを見つけてああ・ここね〜って感慨深けに見上げていたら、マネージャーさんが出てきて、
”どうぞ、どうぞ”と言って1階ロビーとプールを案内してくださいました。

あの当時の面影があるけれど明るくてリゾート気分にも満ちていて、ホテルの前に拡がる海岸には
水色ではなかったけれど、小屋が建っていてそのまま!ほーーんとステキでした。
ホテルは2009年にアメリカ資本によって買い取られ、マンションになってしまうとのことです。あ〜残念・・
 
そんな思い入れがある作品で、その後も何度かDVDで見ていたのですが、
やはり大画面だと違います。
映画を見るというよりは浸るというか浴びる・・とでもいうのでしょうか
やはり私にとって映画はストーリーより映像と音楽なのかもしれません。
そういう意味でこのヴィスコンティとシャブロルは別格です。
 
さてさて本題に・・
基本的には大ストーカー物語で、最初に見たときには映画そのものには魅了されたものの
あの陰湿なまなざしのアッシェンバッハはちょっと気味悪かったです。
 
ところが再見するたび、彼の気持ちも少しづつ理解できてきます。
フラッシュバックされる映像で、最高に幸せそうな一家だったのに、かわいい幼い娘さんを亡くしたこと。
演奏会で大不評をかってしまったこと
シェーンベルクに突っ込まれ、哲学的質問をされ、苦悩し・・
その後多分奥さんも亡くし・・
 
そんな彼にとってタジオは美しく、娘さんと奥さんを足したような意味もあって
久しぶりにときめいてしまったのでしょう。
 
一度ベニスを去りかけるけれど、手違いでコモに行ってしまったことを理由に
リド島に帰るときの、あの高揚感!!
マーラーの曲も一番長く流れ、この映画のクライマックスでもありました。
しかしその後彼の行動はエスカレートし、死がひたひたと迫ってきて・・
 
冒頭、白塗りのピエロが登場しますが、ラストの彼の顔と重なります。
 
 
ところでこの映画は1911年当時のヨーロッパ上流階級の人たちの暮らしぶりを
うかがうこともできます。
何しろ、アッシェンバッハの荷物は男性ひとりなのにかなりの大荷物!
大きな黒い縦長のトランクには白いジャケットや黒の礼服などぎっしり入っていたのでしょう。
長逗留だから調度類も出して自分の部屋のようにキャビネットに写真を飾ったりしています。
 
またポーランド人家族。ご夫人は毎日毎日帽子からドレスから全部変えているし
4人の子供たちもマリンルックみたいなのから正装着までだから
合計するとものすごい量ですね。引っ越しといってもいいくらいだったことでしょう。
北ヨーロッパの人たちにとってイタリアは憧れの地でしたが、こんな旅行ができるというのも
相当裕福だったからでしょうね。
 
そして毎日も優雅〜
昼間はビーチの小屋で過ごし、たまには本島で散策したりしているけれど
メインは夜のディナーなのでしょうね。
大きな水色の壺にたっぷりと活けられtアジサイがある、ウェイティング・スペースでまず
カクテルなど飲んでから、ゆっくりとテーブルに向かっています。
あ・因みにこのアジサイですが、 もともとは日本のガクアジサイがヨーロッパに渡り、
品種改良されたものなので、洋風です。
 
たまにポーチに芸人さんたちが来てたりもしてますね。
今にして思うとこのころは大恐慌や戦争前で、貴族の最後の”いいひととき”だったのかもしれません。
『山猫』のあの長いダンスシーンにもつながるような気もします。
 あ〜これぞ名作!
何度めかの再見なので、浸りながら、色々なことに思いを馳せながらしっかり堪能しました。
 
監督 ルキノ・ヴィスコンティ 
原作 トーマス・マン 
撮影 パスカリーノ・デ・サンティス 
音楽 グスタフ・マーラー 
ダーク・ボガード (Aschenbach)
シルヴァーナ・マンガーノ (The Mother)
ビヨルン・アンデルセン (Tadzio)
ロモロ・ヴァッリ (Hotel Manager)
マーク・バーンズ (Alfred)
ノラ・リッチー (The Governess)
マリサ・ベレンソン (Mrs.Aschenbach)
Carol Andre (Esmerelda)
 
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ミズーリ州南部のオザーク山脈に住む17歳の少女リー(ジェニファー・ローレンス)は、年少の弟と妹をかいがいしく世話し、その日暮らしの生活をどう切り盛りするかで頭がいっぱいだ。ドラッグ・ディーラーの父ジェサップは長らく不在で、辛い現実に耐えかねて精神のバランスを崩した母親は言葉を発することすらほとんどない。そんなある日、リーは地元の保安官から、警察に逮捕され懲役刑を宣告されたジェサップが、自宅と土地を保釈金の担保にして失踪、もしこのまま翌週の裁判に彼が出廷しない場合、リーたちの家は没収されると聞かされる                                            gooより
サンダンス映画祭でグランプリ&脚本賞の2冠に輝き、アカデミー賞では作品賞、主演女優賞、
助演男優賞、脚色賞の4部門でノミネートされた、インディペンデント映画界の意欲作。
 
ひと昔前までアメリカのイメージは豊かな経済大国でした。
でもそれが違うということがわかってきたのはほんのここ10年くらいのこと。
 最近ではWE ARE THE 99%というスローガンのもと、デモが起きるようにまでなってきているので
貧困には驚かなくなってきていますが、この映画でバラック小屋やトレーラーハウスに住み
シカやリスまでも捕えて食べてる生活には改めてびっくり。
しかもさらにアメリカの警察や法が統治できてないようです。
 
え〜っと場所はミズーリ州で・・
と見ている途中で思い出してのは、今年の初め、アメリカの歴史のドキュメンタリーに
ハマっていたときに知ったヒルビリーでした。
 
普通貧困の・・というとアフリカンアメリカンを思い浮かべますが、この人たちは白人で祖先は
スコットランド系の小作農の移民なのです。
あのじゃがいも飢饉がらみでアメリカに来たのですね。
彼らは昔ながらの狩猟や農業をしながら細々と暮らしていて、アメリカの貧困層のなかでも下の方。
市とか区とかではなく、ある種のコミュニティになっています。
 
まあそれだけなら仕方ないのですが、元々とうもろこしでお酒を作ったことから始まり
最近では覚せい剤の製造販売で生活が成り立っているのです。
だから男性はみんな昼間から妙に家にいるのですよね・・
 
そんな彼らには ある掟 というものがあって主人公の少女リーの前に立ちはだかりました。
そうなると17歳だろうと、幼い弟や妹がいようと容赦なしです。
これはキビシイ・・
かわいそうすぎ・・
 
親戚だろうと近所だろうと手を差し伸べることはできない様子に見ていて絶望。
それでも果敢にその壁に立ち向かい、あるモノを手に入れる彼女の強さは脱帽ものでした。
 
 
あ・そうそう。もうひとつ気になったのは軍隊です。
リーが冒頭で憧れをもって軍隊を眺めるシーンがあるのですが、え〜17歳の少女の憧れが軍隊??
これもまたアメリカの現実で、イラク戦争に志願した女性兵士の多くがこの地方の出身者です。
長年の野生味のある生活で男性並みの体力と気力が備わっているからでしょうが、やはり入隊するだけで
4万ドルがもらえるということも大きいのでしょう。
またほかの世界も見てみたいといったセリフもあったように、そんなことでもなければ
この地方から外にでることもできないということも意味しているのでしょう。
 
そんなアメリカのキビシイ現実がいやというほど描かれていて暗い映画ですが
でも後半になるとほっとするシーンがぽつり、ぽつり。
そしてラストには未来があって救われました。
 
主人公リーを演じているのは『あの日、欲望の大地で』で主役のシャーリーズ・セロンと
キム・ベイシンガーを食うほどの存在感があったジェニファー・ローレンスです。
『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』にも出ていたのですね。
この地域のアクセントを学んで環境にも溶け込むようにして演じたということですが
ほんとアクセントどころか文章の省略や言い回しまで違うのでびっくりでした。
少女らしくもありながらオトナ以上の勇気がある果敢な役どころを見事に表現していて
これからきっとビッグになっていくのでしょうね。
 
監督 デブラ・グラニック 
脚本 デブラ・グラニック
アン・ロゼリーニ 
原作 ダニエル・ウッドレル 
撮影 マイケル・マクドノー 
音楽 ディコン・ハインクリフェ 
ジェニファー・ローレンス (Ree)
ジョン・ホークス (Teardrop)
ケヴィン・ブレズナハン (Little Arthur)
デイル・ディッキー (Merab)
ギャレット・ディラハント (Sheriff Baskin)
シェリル・リー (April)
テイト・テイラー (Satterfield)
 
 

*ステキな金縛り*

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          ***STORY***                  2010年  日本
エミ(深津絵里)は失敗続きで後がない三流弁護士。彼女が新しく担当になったのは、とある殺人事件。被告人は無実を主張。完璧なアリバイがあるという。なんと事件当夜、旅館の一室で金縛りにあっていたというのだ。無実を証明できるのは一晩中彼の上にのしかかっていた落ち武者の幽霊だけ。エミはその幽霊、六兵衛(西田敏行)に会い、彼を証人として法廷に召喚する。しかしこの六兵衛の姿は、すべての人に見えるわけではなかった。しかもエミの前には、一切の超常現象を信じない敏腕カタブツ検事、小佐野(中井貴一)が立ちはだかり……。                                                                           gooより
 
殺人事件の証人として呼び出された落ち武者の幽霊と三流弁護士が繰り広げる騒動を描くコメディ。
 
三谷作品とご本人にちょっと苦手意識があったのですが、この作品は
それを払拭させてくれました。今までの作品の中で一番好きです。
 
死者が生き返ったり、一時的に天国から戻ったりの映画は、これまでけっこうありましたが
でも戻ってからあとに、こんなにご活躍するのって珍しいのではないかしら
普通は愛する人との再会とかがポイントになりますが、これは自分の名誉回復もあるけれど
そればかりではありません。
しかも400年の時空を超えちゃってるから『ニューヨークの恋人』の侯爵もしのぐ勢い。
ファミレス行って楽しかったでしょうね〜
 
さてそんな幽霊を呼んでしまったのは落ちこぼれ気味の女性弁護士。
弁護人のアリバイ証言のためですが、彼女にだけ(ほか数人)この幽霊さんが見えてます。
そう。実際にも見える人と見えない人っているのですよね。
 
その事件というのはある殺人事件で亡くなった奥さんのダンナさんが疑われていて、
ベランダから落ちる間際につかんだと思われるボタンが彼のものでした。
この事件についての法廷劇がこの作品のメインですが、それがいつのまにか
幽霊さんが法廷にたつことが注目されていきます。
 
これもミッション:8ミニッツと同じく、その設定の面白さが話題になってますが、
でも描かれているのは深い人間ドラマ。
そしてこの世とあの世は遠くなくて近いこと。隣り合わせにあって亡くなった人に私たちは
見守られて生きてることなどがひしひしと伝わってきて涙・・
今の私には効きすぎたわ・・
ラストに向かって感動的でした。
 
 
ところで三谷監督は洋画を中心とした大の映画マニアで「キネマ旬報」に連載してましたが
特にビリー・ワイルダーがお好き。
この作品も法廷劇『情婦』に似てますね。
また幽霊側の人間が、フランク・キャプラ監督作のスミス都へ行く』『素晴らしき哉、人生!』を
見たがるところとかも面白いです。
 
そしてまた主人公のエミが口ずさんでいる「アルプス一万尺」はアメリカ民謡の
「ヤンキー・ドゥードル」と同じだというセリフがありますが、これは『スミス都ヘ行く』のテーマ曲。
うまい伏線になってますがこういうところも三谷さんらしいですね。
 
因みに副題の” ONCE IN A BLUE MOON”は、めったにない”といった慣用句で貴重な時という
意味でもあります。
元々はひと月のうち2回目の満月をブルームーンと呼ぶのですが、特に1回目の満月を
「ファーストムーン」、2回の満月を「ブルームーン」と呼ぶそうです。
3年〜5年に1度の周期で起こるのでほんと”めったにない”ですね。
この映画の設定自体もめったにない・・
またブルームーンを見ると幸せになれるという言い伝えがありますがああ・そういえば
確かにそういうシーンもありました。
 
深津絵里さんは、シリアスな『悪人』から一転して名コメディアンヌぶりを発揮していますが
落ちこぼれっぽいけれどガンバリ屋さん。 イヤミがないところがいいですね。
 西田敏行さんは、『ザ・マジックアワー』で禁止されていたアドリブが解禁となり、本領発揮しています。
 ネアンデルタール人〜などアドリブとか・・
 エミの上司を演じた阿部寛さんと 一人二役に挑んだ竹内結子さんは三谷さんの
映画には初登場ですね。
 
 
監督 三谷幸喜 
企画 石原隆 市川南 
脚本 三谷幸喜 
撮影 山本英夫 
美術 種田陽平 
装飾 田中宏 
照明 小野晃 
音楽 荻野清子 
深津絵里 (エミ)
西田敏行 (更科六兵衛)
阿部寛 (事務所のボス)
竹内結子 (資産家の妻)
浅野忠信  
中井貴一 (小佐野)
草なぎ剛  
市村正親  
小日向文世

 

 
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ある朝。コルター・スティーヴンス(ジェイク・ギレンホール)は列車の座席で目覚める。目の前の女性(ミシェル・モナハン)が、親しげに話しかけてくる。だが、コルターには自分がなぜここにいて、彼女が誰なのかわからなかった。陸軍大尉のコルターは、アフガニスタンで戦闘ヘリを操縦していたはずなのだ。鏡を覗きこんだ彼の眼に映ったのは、見知らぬ別人の顔。所持していた身分証明書には、“ショーン・フェントレス:教師”と記されていた。そのとき突然、車内で大爆発が発生。なす術もなく炎に飲み込まれていった……。 
                                                gooより
 
死者の死ぬ直前8分間の意識に入り込むことができる“ソースコード”というプログラムを利用し、
電車爆発テロの犯人を暴くこととなった軍人の奮闘を描くタイムリミット・サスペンス。
 
去年のマイ・ベストの一番が『月に囚われた男』だったので、とても楽しみにしていた作品です。
前作ほど哲学的でなく倫理観にも触れてないけれどやっぱりこの監督さんの作品は好きだわ〜。
トリックを見破ろう〜みたいな見方をせず、ご覧になってください。
 
 
冒頭、シカゴ周辺の街をカメラが舐めるように俯瞰しながら映していきます。
ああ・アメリカの都市って高速道路や鉄道のレール、運河を渡る道路もすべて
整然と造られていてまるで幾何学模様のようできれいです。
 
 
ある日コルターが目覚めるといきなり列車の中で、前に座ってる女性が親しげに
話しかけてきます。
ん?
と思ってるうちに、靴にコーヒーがこぼされ、切符の検閲があり・・。
シカゴの1つ手前の駅で降りる人がけっこういるけれど、そのまま乗ってると列車が大爆発!
 
記憶の中に入っていって・・というと思いだされるのが『インセプション』。
そして同じ事象が何度か繰り返されるというと『バンテージポイント』がありましたね。
繰り返されるごとに核心に迫っていく・・というところが似てますが
ここで複雑なのは死者が亡くなる前の8分間の記憶が残されていてそこに入り込むという設定です。
過去の事象はもう動かせないのですよね。でも・・
 
ネタばれってほどではないのですが、一応反転しておきます。
 
こういう作品っておしなべていかにトリッキーであるかとか謎解きに関心が集まりがちです。
でもこの作品はそこにポイントがあるのではなく、高度なプログラムと先進技術によって行われてることでも
結局人間の情がからむということ。
 
主人公は繰り返すことによって芽生える恋愛感情に・・
操作する方の人は人間として・・
 
そしてまたぐっといいのは父と息子の物語です。
そうそう。死をどう受け入れるか・・
それには心残りがあるかどうかで大きく違ってくるのですよね。
ここで泣かされました。
 
ラストはどう解釈していいのかわかりませんし、ツッコミどころもあるかもしれませんが
私はあまり深く考えずそのまま受け止めました。
 
ああ・でもやっぱりこの監督さんの作品、いいわ〜
ってまだ2作目ですけれどね。
何か、すっごく温かなものをじんわり〜と感じます。
 
主役のジェイク・ジレンホールのとことんどうにかしたいという気持ちがいっぱいの大きな、
見開かれた目がが印象的でした。
なんといっても『ブロークバック・マウンテン』のジャック役が最高。
英国アカデミー賞 助演男優賞を受賞、アカデミー助演男優賞にノミネートされました。
最近では『マイ・ブラザー』の劣等感でいっぱいのトミー役もなかなかでした。『』
 「ピープル」誌の「最も美しい人50人(50 Most Beautiful People)」のひとりに選ばれています。
 
『縞模様のパジャマの少年』ではのんびり〜とした美しいお母さんの役『マイレージ、マイライフ』のクールなキャリアウーマン役、そして今回、任務を遂行しつつも悩む役も良かったです。
 
 
監督 ダンカン・ジョーンズ 
製作総指揮 ハワード・W・コッチ・ジュニア
ジェブ・ブロディ
ファブリス・ジャンフェルミ 
製作 マーク・ゴードン
フィリップ・ルースレ
ジョーダン・ウィン 
脚本 ベン・リプリー 
撮影 ドン・バージェス 
美術 バリー・チューシッド 
音楽 クリス・ベーコン 
ジェイク・ギレンホール (Colter Stevens)
ミシェル・モナハン (Christina Warren)
ヴェラ・ファーミガ (Colleen Goodwin)
ジェフリー・ライト (Dr. Rutledge)
キャス・アンヴァー (Hazmi)
 
 

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1942年、病弱なため兵士として不適格とされたスティーブ(クリス・エヴァンズ)は、軍の極秘計画“スーパーソルジャー実験”に志願する。スティーブはパワー、スピード、身長等あらゆる身体能力だけでなく、正義感溢れる魂も極限まで高められ、別人のような姿に生まれ変わったが、政府は彼を兵士として認めなかった。そして、星条旗デザインのコスチュームを着た“キャプテン・アメリカ”という名前で軍のマスコットに仕立てられ、国中の人気を集めるが、仲間である兵士たちからは相手にもされなかった。 gooより
2012年に公開される話題作『アベンジャーズ』、アイアンマン、マイティ・ソーといったマーベルコミックのヒーローたちが集結する作品だが、その初代アベンジャーとも言えるのが、このキャプテン・アメリカだ。
 
そうそう。普通のヒーローものってなぜその人がヒーローになったのか?が
はしょられていたり、全編の何分の一かで語られるだけだったりするのですが
これはこれから展開されるアベンジャ−ズのヒーロー誕生物語。
丁寧に描かれているのでわかりやすいですね。
それから私としては歴史的にパロってる部分があるのでとても楽しめました!
 
まずは第二次世界大戦下、ナチスドイツから逃れてアメリカにきたアースキン博士。
事実確かにこういう亡命者がいたのでしょうね。
その彼が小柄でやわ〜なスティーブをムキムキの超人に変身させることに成功しました。
ところがそのすぐ後にドイツのスパイに博士は暗殺され、その時超人的な能力を発揮した
スティーブは、その活躍で一躍ヒーローとなります。
 
ところが軍隊で活躍できないと言われた彼は戦時国債の宣伝係として全米を回ることになります。
これ面白い!!
『父親たちの星条旗』で硫黄島に星条旗を掲げた4人と似ていますが、こういうのって
実際にあったことで、アメリカのプロバガンダだったのですよね。
ヒトラーもだけれど、アメリカもこうして国民の士気をあおったり、お金を集めたりするのが
うまかったようです。
 
一方、敵方の組織ヒドラは北欧の伝説オーディンの秘宝を手に入れて、ヒトラーの配下からも独立し
ヨーロッパ各地に秘密基地を築いて世界征服を企んでいました。
あら?これってもしかして『ワルキューレ』のシュタウフェンベルク大佐のパクリでしょうか
彼の最初の登場のシーンでワルキューレがかかってましたものね。
 
ただし、この大佐は実在の人物で、国家に忠誠を誓いながらも、ヒトラーの独裁政権に絶望して
彼を暗殺しようとしていたのに対して、このヒドラという組織は、最後にベルリンを破壊しようと
していたし、ただヒトラーを倒したかったようでした。
またこの組織はアメリカにも照準を定めてしまうところがすごいしラストの展開は迫力ありましたし
これから始まる『アベンジャーズ』へときれいにつながっていました。
 
ここ最近のヒーローは善悪で割り切れず、悩んていたりしました。
でもこのキャプテンアメリカは勇敢なのではなく善良だから。
そして仲間が大好きで助けたいから
と極めてシンプルなんですね。
そのあたり。実際に混沌としてきてしまった今のアメリカに必要なヒーローなのかもしれません。
 
監督 ジョー・ジョンストン 
脚本 クリストファー・マーカス
スティーヴン・マクフィーリー 
原作 ジョー・サイモン
ジャック・カービー 
撮影 シェリー・ジョンソン 
音楽 アラン・シルヴェストリ 
クリス・エヴァンス (Captain America / Steve Rogers)
ヘイレイ・アトウェル (Peggy Carter)
トミー・リー・ジョーンズ (Colonel Chester Phillips)
セバスチャン・スタン (James Buchanan 'Bucky' Barnes)
ヒューゴ・ウィーヴィング (Johann Schmidt / Red Skull)
トビー・ジョーンズ (Dr. Arnim Zola)
スタンリー・トゥッチ (Dr. Abraham Erskine)
サミュエル・L・ジャクソン (Nick Fury)
 
 

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