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ロードショー*2011

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*モテキ*

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31歳の藤本幸世(森山未來)は、金なし夢なし彼女なし。派遣会社を卒業し、ニュースサイトのライター職として新しい生活を踏み出そうとしているが、結局のところ新しい出会いもないまま。だがある日突然、“モテキ”が訪れた。キュートな雑誌編集者・みゆき(長澤まさみ)、清楚で素朴な年上OLるみ子(麻生久美子)、ガールズバーの美人店員・愛(仲里依紗)、美貌のSキャラ先輩社員・素子(真木よう子)というまったくタイプの異なる4人の美女の間で揺れ動く幸世。 gooより
久保ミツロウの同名コミックを原作に、TV版でも監督を務めた大根仁が映画化。
恋愛偏差値の低いさえない男が、突然訪れた“モテキ”に翻弄されながら、
女性たちとの恋愛を通して成長していく様を描く。
 
予告もだし、色々なサイトの紹介文にも
モテキ=突然訪れた“モテ期”
またどの写真にも豪華な女優さんたちとのショットが使われているので
この4人にモテモテなのかと思いきや・・違いました。
モテるのは2人だけ。
それもモテモテって感じでもなく、前半のノリはいいけれど後半ダウン。
まあでも逆にいうと後半シリアスなドラマっぽくなるのでそれはそれでいいのですが
もっと弾けた感じで突っ走っても良かったかもしれません。
 
31歳の藤木くん。
派遣の仕事を卒業して、ネットサイトのライターの職に就きます。
25歳くらいだったらこの冴えなさ、お金のなさもいいけれど、31歳ですからね〜
ちょっとキビシイ。
 
そんな彼がツイッターで知り合ってオフ会したのがみゆき。
ずっと男性だと思ってツィートしていたから長澤さん扮する、こんなにかわいい女性が現れちゃって
もうびっくりなわけです。
彼の心のうちがナレーションされるのですが、これが面白い・・
ええ?いいの?こんな子と会っちゃって・・
から始まって戸惑う様子がずっと描かれていきます。
 
そのみゆきの親友がるみ子。
プラモデルの設計しているデザイナーで、美しい33歳。
モテない藤木くんのこともだけれど、このるみ子の描写もリアルでこちらも大きな
サイドストーリーのよう。
うん・・わかります。
きれいで出来すぎだと却って恋人いないんですよね。
麻生さんが熱演。
 
藤木くんの対極として描かれるのがこの会社の社長の墨田。
冒頭、ナイフ持った女性が逆上して現れるのですが、それをきっかけに、社員から
出入りの業者さんまで、、まあ・すごい
でもね。これもまたわかります。
女性にはだらしないけれど、やはり会社を立ち上げて、立派に運営してる人。
お金もありますし。
 
藤木くんを中心に、まあこういう登場人物たちがイマドキの、そしてちょっとオタクな若者たちの
現状をつづっていくのですが、まあ仕事しっかりできて、誠実であればモテるという
普遍の結論で、深く納得したのでした。
 
全編に渡って楽しいのは音楽。
私あまりJポップに詳しくないのですけれどTMネットワークや大江千里は懐かしいわ〜
音楽一覧はこちら
もっとミュージカル的要素が多くても良かったかも・・
 
監督 大根仁 
脚本 大根仁 
原作 久保ミツロウ 
撮影 宮本亘 
美術 佐々木尚 
照明 冨川英伸 
音楽 岩崎太整  

森山未來 (藤本幸世)
長澤まさみ (松尾美由紀)
麻生久美子 (枡本留未子)
仲里依紗 (愛)
真木よう子 (唐木素子)
新井浩文 (島田雄一)
金子ノブアキ (山下ダイスケ)
リリー・フランキー (墨田卓也)
 
 
 
 
1938年。ユダヤ人画商一族・カウフマン家は、ムッソリーニも欲するほどの国宝級の代物・ミケランジェロの絵を密かに所有していた。ある日、一家の息子ヴィクトル(モーリッツ・ブライブトロイ)は、親友ルディ(ゲオルク・フリードリヒ)に絵の在りかを教えてしまう。ナチスに傾斜していたルディは、軍で昇進するためにそれを密告、一家は絵を奪われ収容所へと送られる。 gooより
第80回アカデミー賞で外国語映画賞を受賞した『ヒトラーの贋作』の制作会社プロデューサーが手掛けた作品第二次世界大戦のさなか、ナチスと命を賭けた取引をするユダヤ人の物語です。
 
今までナチスを扱った作品というのはその残虐性や事実を伝えるためであったり、
そこで生まれた人間ドラマを描くものでした。
でもこれはもしかしたらナチスという舞台を借りただけで、監督さんが一番描きたかったのは
相反する立場にある男性ふたりの心の動き。
立場が違うと上下関係ってこんなににも変わるものなんですね。
 
ユダヤ人画商一家・カウフマン家は相当な資産も教養も持ち合わせた一家。
美術館のような豪邸に住み、名画を扱うほどの格の画商を営んでいました。
ところがナチスの台頭によってそれは一変してしまいます。
元々どうしてあんなに国民をあげてナチに傾倒していったかって考えると、それはやはり
ユダヤ人があまりにも賢く、お金を稼ぐのもうまかったからで立場の逆転を試みたと
願う一般の人も多かったからなのですよね。
ルディはあのままでは一生、どうしてもカウフマン家に頭が上がらなかったことでしょう。
 
しかし逆転されたと思っていたら今度はヴィクトルが・・
どうしてこうなったかは伏せておきますが、このあたりの機転のきかせ方とか最高ですね。
 
権力には無縁と思われていたヴィクトルですが、それはそれで悪くない様子。
人間ってやはり偉くなったり権力握ったりすることに力を傾けるのは当然なんだな〜って
思わされます。
 
ところで政局ですが、ナチスは絵を取引の材料にイタリアと優位な条約を結ぼうとします。
あ〜ここ!。
少し前からムッソリーニとヒットラーの関係性についてすごく気になっているので
ほんの少しだけまとめておきます。
 
元はといえばヒットラーの独裁政治はムッソリーニの影響が大だったかもしれません。
でもムッソリーニの方が年上で学識や政治経験は上だったためヒトラーのことをバカにしてました。
ところが1933年アドルフ・ヒトラー率いるナチスがドイツを掌握し、瞬く間にドイツ強国に変貌させました。
ムッソリーニはそのうちヒトラーに圧倒されるようになり1937年には日独防共協定に参加。
 
ムッソリーニの力自体は強かったけれど、でも実はイタリア軍は世界最弱(笑)
ドイツに尻拭いしてもらうような状態にまでなっていたのですがそれでも最後の切り札的に
ミケランジェロの絵が欲しかったのでしょうね。
 
・・がそうこうするうちにシチリア島に連合軍が上陸してあっさりムッソリーニは解任。
パルチザンの勢いもすごかったですし。
 
まあ一応このあたりのことはわかっていたのでそんなに血眼になって探さなくても
ムッソリーニはそのうち・・って思っていたらから余計面白かったです。
あ・もしかしたら全然映像にはなっていないけれど、ふた組の男性の物語でもあったのかもしれません。
 
それにしてもあのラスト!!
見てる方にしてみると”してやったり”。
爽快感を感じました。
 
あ・ところでコロコロと変わるふたりの状況により変わっていった人間関係ですが
後で考えてみるとヴィクトルは常に紳士的でムディのことを想っているのに
ムディは自分の欲望のままに彼に接してました。
ヴィクトルのお父さんも収容所で人々に敬愛されてたようですし、カウフマン家の人というのは
立派な方たちだったのですね。
 
監督 ヴォルフガング・ムルンベルガー 
プロデューサー ヨーゼフ・アイヒホルツァー 
脚本 パウル・ヘンゲ 
原作 パウル・ヘンゲ
モーリッツ・ブライブトロイ (Victor Kaufmann)
ゲオルク・フリードリヒ (Rudi Smekal)
ウーズラ・シュトラウス (Lena)
ウーヴェ・ボーム  
マルト・ケラー (Hannah Kaufmann)

*探偵はBARにいる*

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      ***STORY***                   2011年  日本
札幌のススキノでグータラな男・高田を相棒に探偵稼業を営む“俺”。携帯電話を持たない彼との連絡手段は、もっぱら彼が入り浸るBAR“ケラーオオハタ”の黒電話。ある夜、その黒電話に“コンドウキョウコ”と名乗る女からの奇妙な依頼が舞い込む。いぶかしく思いながらも、簡単な依頼と引き受けてしまった探偵。案の定、その筋の男に拉致されて危うく死にかける。腹の虫が収まらない探偵は、キョウコの依頼とは関係なく、報復へと動き出す。調べを進めていく探偵は、その過程で謎の美女・沙織を巡る不可解な人間関係と陰謀の匂い渦巻く複数の事件に行き当たるのだが…。
 
札幌在住の作家・東直己の“ススキノ探偵シリーズ”を映画化したハードボイルド・
エンタテインメント・ミステリー。
原作シリーズ第2作『バーにかかってきた電話』を基に、奇妙な依頼を受けた主人公の探偵“俺”が、
相棒の高田と共に、思いもよらぬ困難に遭遇しながらも次第に複雑な事件の核心へと迫っていく
 
70年代の香り漂う設定で繰り広げられるミステリー。
バイオレンス度がかなり高くてキツかったですが、かなり面白い〜!!
先読みせず、メタばれ記事も読まずに見ることをおススメします。
 
探偵=俺
お酒と女性が大好き。
縛られるのがイヤとかいって探偵なのにケイタイ持たない主義でこの映画の主人公のひとつ、
バーの電話が彼に仕事を依頼する唯一の方法です。
その彼のところに1本の電話がかかってくるところから始まります。
依頼主はキョウコ。声ってある程度人柄とかわかりますが、雰囲気のある声で、彼は依頼主であるというより、
もうこの”声”に惹かれていたのかもしれません。

高田
北大農学部の助手
空手の師範持ってるし、イザとなるとすっごく強いけれど毎日眠たげ〜。
肝心なときはいつも熟睡中で出動が遅れます。
 
このデコボコなふたりのキャラの設定が面白いし個性的。
日常生活もこんな感じで、朝は近くの喫茶店でナポリタンのモーニングを食べるのですが
ウェイトレスさんがもう〜な感じ。
行きつけのバーは木目調で、ちょっとだけレトロ。
カウンターの端っこ、ちょうど曲がり角までが彼らの”席”でここが仕事場でもあります。
バーテンさんがシャカシャカとカクテル作る様子とかも味わい深い〜
 
さて展開はバブル時ならではの地上げ屋さんが絡んだりして、かなり大規模。
実際こういうようなことは色々とあったのでしょうね。
コワイお兄さんたち相手にふたりが果敢に挑んでいく姿は清々しいです。
 
そしてラストは意外にも純愛。
こんなに復讐したくなるほどの人だったのですね〜。
 
こういうバディものを見ると男性同士の友情とかコンビっていいな〜と思ってしまいます。
しかし古今東西バディものって多くてどれもこれも好きだけれど、女性版って
あまりないのが残念です。
 
そんなふたりを演じるのは・・
大泉洋さん。バラエティの方かと思っていたら俳優さんだったのですね、
失礼しました。『アフタースクール』で主演されています。
芸風の幅が広くてこういう役にぴったり。アクションシーンもすごいです。
このふたりだとどうしても松田龍作さんがメインと思ってしまいますが
バディものといえど、出番もキャラも控えめ。
だからこそ出た味だったのかもしれません。
このふたりのコンビで続編とかできそう〜
 
 
監督:橋本一
プロデューサー:須藤泰司
原作:東直己『バーにかかってきた電話』
脚本:古沢良太、須藤泰司
 
大泉洋探偵:<俺>
松田龍平:高田
小雪::沙織
西田敏行:霧島敏夫
田口トモロヲ:松尾
波岡一喜:佐山
有薗芳記:田口幸平
竹下景子:近藤百合子
石橋蓮司:岩淵恭輔
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        ***STORY***                 2010年  デンマーク=スウェーデン
デンマークに家を持つ医師のアントン(ミカエル・パーシュブラント)は、アフリカの地に赴任し、キャンプに避難している人々の治療を行っている。様々な患者の中には妊婦の腹を切り裂く悪党“ビッグマン”の犠牲者もいた。母マリアン(トリーネ・ディアホルム)と幼い弟のモーテンと暮らしているエリアス(マークス・リーゴード)は、毎日学校で執拗なイジメにあっていた。父親のアントンが大好きなエリアスはその帰国を喜ぶが、両親は別居中である。ある日、母親の葬式を終えたクリスチャン(ヴィリアム・ユンク・ニールセン)が、エリアスのクラスに転校してくる                                         gooより  
「悲しみが乾くまで」のスサンネ・ビア監督が、暴力や憎しみに満ちた世界の中で、
希望を見出していく人々の姿を描いた
第83回アカデミー賞外国語映画賞受賞作。
 
デンマーク出身のスサンネ・ビア監督の描くのは
『しあわせな孤独』での交通事故、
アフター・ウェディング』の不治の病、
『ある愛の風景』での夫の戦死
どれも悲劇による喪失感や孤独とそれを乗り越えようとする人々の愛が描かれていますが
それとともにいつもテーマとなってるのが、選択です。
 
今回もそれがベースとなっているのですが、アフリカの戦地での大人たちと学校での子供たち。
かけ離れたようでいて根はひとつ。
身近な問題も織り込むことによってより、共感できるものになってました。
 
アフリカ難民キャンプ。スウェーデン人医師アントンの元に、日々、同じようにお腹を切り裂かれた
妊婦さんが運び込まれます。これはビッグマンと呼ばれるゲリラの仕業のよう。
ある日、そのボスの彼が脚を怪我してやって来ます。
今まで住民にひどいことをしてきた人で、アントンも彼を許せません。
でもお医者さんという立場で彼は・・
 
一方のデンマークでは、アントンの息子エリアスがいじめに遭っています。
転校生のクリスチャンは、彼をいじめる生徒を殴り倒し、ナイフで脅し・・
又並行して描かれるのはふたりの少年の家族のこと。
それぞれ親や深い愛で彼らのことを想っているのにそれが充分に伝わりきれていないような
ところや親とて完全な人間ではないことがじっくり、ゆっくりと描かれていきます。
この監督さんはこういう人間描写が本当にうまいですね。
 
そして場所も年代も大きく違うこの二つの物語を交互に描くことによって報復とは何かということが
浮かび上がってくるのはさすが!
そしてこの作品は悪い方向に進んだ その後のことも・・
人間としてどうするか
でも愛情をたっぷり受けて育った子供はたとえ道をはずれても戻ってこられますし
親も戻せます。
このわずかに見える”希望”。
ひとつひとつは小さなことでもこれが未来に向かって大きなものになりますように
この映画を見て深くそう思わずにはいられませんでした。
 
 
**スザンネ・ビア監督**
60年4月15日デンマーク生まれ。
ドグマ作品『しあわせな孤独』(02)で批評家の絶賛を受け、観客動員数も50万人を記録。。
04年の『ある愛の風景』もデンマーク国内で43万人以上の観客を動員する大ヒット。
またサンダンス映画祭、トロント映画祭、サン・セバスチャン映画祭、ロンドン映画祭など
多くの国際映画祭にも出品されて、様々な国際的な賞及びノミネートを受けています。

この作品も興行的にも成功を収め、米アカデミー賞の外国語映画賞にノミネートされました。
『ある愛の風景』、『しあわせな孤独』はハリウッドでのリメイクが進行中。

ラブ・ファクトリー Den eneste ene (2002) 製作総指揮・脚本 日本未公開
しあわせな孤独Elsker dig for evigt (2002) 監督・原案
ある愛の風景 Brødre (2004) 監督・原案
アフター・ウェディング Efter brylluppet (2006) 監督・原案
悲しみが乾くまで Things We Lost in the Fire (2007) 監督
 
 
 
監督 スサンネ・ビア 
製作 シセ・グラム・ヨルゲンセン 
脚本 アナス・トーマス・イエンセン 
原案 スサンネ・ビア 
撮影 モーテン・サーボリー 
音楽 ヨハン・セーデルクヴィスト
ミカエル・バーシュブラント (Anton)
トリーネ・ディアホルム (Marianne)
ウルリク・トムセン (Claus)
ヴィリアム・ユンク・ニールセン (Christian)
マークス・リーゴード (Elias)
キム・ボドゥニア (Lars)

*ハウスメイド*

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           ***STORY***                   2010年       韓国
ある大邸宅でメイドとして働く事になったウニ。家事全般と妊娠中の妻ヘラと6歳になる娘ナミの世話が仕事だ。ウニは早速愛らしいナミと仲良くなった。その邸宅に長年勤めているベテランメイド、ビョンシクは、仕事にうんざりしていていつも不機嫌だが、その仕事ぶりは完璧だった。ある日、一家のお供で出かけた別荘で、主人のフンが妻に隠れてウニの部屋へ忍び込む。ウニは湧き上がる欲望に身を任せ、フンと関係を持ってしまう…。                               gooより
 
映画史に輝く傑作として称えられるキム・ギヨン監督の『下女』をリメイク。
無垢で優しいメイドが、禁断の愛におぼれ、やがて狂気にとらわれていく様を描いた衝撃のサスペンス
 
主人公、ウニはビョンスクに家政婦さんの面接を受けて口数が少なそうということで合格。
ある豪邸のメイドさんになります。
このお屋敷が何しろすごい〜〜
グランドハイアットの一部が家になったような感じで、広々したリビングにはシャンデリアが下がり
暖炉は今まで見たことがないようなモダンなもの。
ベテランのビョンスクが作るオードブルもお食事もモダンなイタリアンで、見た目にも美しくおいしそうです。
それをサーブしたり、6歳の子供の面倒を見たり、奥様のお世話がウニの仕事。
奥さまはダンナさんを見送った後、食事し、それから長い時間かけて↑のバスタブでお風呂。
長い髪をウニがゆっくり丁寧に洗います。
 
寡黙で出すぎず、黙々と働くウニはこの家にとって最高のメイドさんに見えました。
ところがある週末行った別荘で・・
この別荘がまた素敵で、お庭に向かってバスルームと温水プールがあります。
みんなが寝静まったあとダンナさんがウニの部屋へ・・
このシーンがすごくセクシー。前半は完全に官能映画ですね。
 
でもダンナさんにとってそれはただのひとときのもので、翌日彼女に小切手を渡すのですが
その後妊娠したことに気づきます。
 
・・が彼女より早く妊娠に気付いたのはビョンスクで奥さまのお母さんに告げ口してしまいます。
それこそ市原さんの”家政婦が見た”ではないですが、すごい観察力と洞察力なんです。
 
奥さまとそのお母様。そしてビョンスクが敵になってしまったウニ・・
ところがこの後ドロドロとした三角関係と復讐劇が始まるのかと思いきや
あっさりとラストに向かってはわわわーーーな展開で・・
 
う〜ん・・
展開はおもしろいですが、ウニの気持ちが深く描かれてないものだから
いえ・・そうでなくてもこういう解決の仕方には共感できません。
でもそれまで言われたことを黙々とこなして働いてきた人生。
この最後の行動は彼女の唯一の能動的な行動だったのかもしれません。
 
ビョンスクの方はさすがベテランで、大奥さまに取り入ったり、うまく立ち回るのですが
後半、キレてみたり、ウニにも同情し始めたり・・そんな彼女の心の揺れの方が面白かったです。
 
は〜それにしてもこの豪邸生活はすごいわ。
でも家やインテリアだけでなく、奥さまはマティスの画集を眺め、ダンナさまは毎朝
ベートーヴェンを弾き、夜はプッチーニのオペラを聴きながらワインをたしなむ・・
っていうこの生活は西洋コンプレックスであるとともに、枠にとらわれた上流階級の生活を
演出してるようにも思えました。
この家族にとってはすべてが見栄なのでしょうね。
 
主演のチョン・ドヨンの代表作は『シークレット・サンシャシン』。
無垢で素朴なのに、イザとなると大胆。
お化粧しないでうつむいていると普通の人ですが、ちょっとした瞬間に顔を輝かせると美しい。
え〜38歳なのですか。もっともっとお若く見えます。
 
奥さまのお母さん役がパク・チヨン。昼メロの意地悪役のようですがマダームらしく華やか。
でもお母さんにしては若すぎですね。
 
 
*カンヌ国際映画祭*イム・サンス ノミネート
*アジア・フィルム・アワード*
主演女優賞 チョン・ドヨン ノミネート
助演女優賞 ユン・ヨジョン 受賞
衣裳デザイン賞 チェ・ソヨン ノミネート

 
監督・脚本 イム・サンス 
原案 キム・ギヨン 
チョン・ドヨン 
イ・ジョンジェ 
ソウ 
ユン・ヨジョン   
 

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