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                  2016 ハンガリーの旅 2

12月9日(金)

   日本との時差8時間のおかげで、こちらはまだ午前中でございます。前回の
  旅では行けなかったヤノーシュ山を目指すには、絶好の機会のようでございま
  す。ブタぺストへ到着したときには、雲っていた空もいまは晴れ渡り、山頂か
  らの眺めを想像して思わず微笑んでしまう私達でございました!

   
   ホテルへ午前10時にチエックインできたことを喜んで、ひと眠りしている
  わけにはいきません! 早々に荷物を部屋に置いて、行動に移ります!


  まず、地下鉄2号線で、セールカルマン広場(Szell Kalman ter)へむかいます。
 そこからトラムに乗り換えて着いたところが、登山鉄道の始発駅ヴァロスマヨー
 ル駅でございました。


   この登山鉄道は、ハンガリーの首都であるブタペストの、第12区に所在する
  ラック式鉄道でございます。このヴァロスマヨール駅セーチェーニ山とを
  結んでおり、間には10駅を有し、所要時間は登山時には19分、下山時は16分と
  言われております。2008年にはブタペスト交通会社から、公共交通機関として
  の位置づけも与えられ、第60系統の番号も付けられているのでございます。
   
 歴史は古く、もともとブドウ畑や山林で
 あったところが、19世紀に別荘地や散策
 地として人気を博すようになり、1868年
 には増加する需要に対応するために馬車
 鉄道を走らせたことが始まりのようでご
 ざいます。そして、1874年6月24日に、
 このヴァロスマヨール駅からシュヴァー
 ヴヘュ駅までの間を、世界最初の公共 


 交通として、ラック式の鉄道が開通した
 のでございます。このときの全長は2883
 m、高低差は264mだったそうでござい
 ます。1890年5月17日には、セーチェー
 ニ山までの延伸区間が開業し、全長37
 33m、起点と終点との高低差は、315m
 となったそうでございます。さらに1929
 年7月2日には、550Vの直流架線方式で電
 化されて、草創期以来の蒸気機関車が姿を消していったそうでございます。

   1960年代には車両が老朽化したために、新型車両
 への置き換えが求められ、1973年には全体のシステム
 を更新することになり、ラックレールはシュトループ方
 式が採用され、レールも強化され、新型車両にあわせて
 プラットォームもかさ上げされ、架線電圧も1500Vに昇
 圧されて現在に至っているそうでございます。
  軌道幅は一般的な標準軌道(1435mm)を採用している
 ようでございます。

 ラック式鉄道の詳細をお知りになりたい方は、文字をクリックしてください!

  登山鉄道は止まり、乗っていた乗客は
 皆降りてゆく。終点のようなので私達も
 降りたのですが、どうも様子がおかしい?
 次に乗り換える子供鉄道(Gyermek vas
 ut)の駅が見当たらないのでございます!
 一緒に降りた叔母さんが何やら言いなが
 らバス停を指さしているのでそのバス停
 の方へ行ってみると・・・

 
 ・・・どうやらここは、目指すセーチェ
  ーニ山駅ではないようでございます。
 いま 私達がいるのは、シュヴァーヴヘ
 ュ(Svabhgy)駅前のバス停のようで、掲
 示されていた看板の英語部分を読み解く
 と『線路工事の為、11月29日(火)から
 約一月の間Svabhgyセーチェ ーニ
 山駅の間は、臨時バスの運行』と書いて
 あるようでございました!


   実際にバスにのってルートを走ってみると、線路沿いの道はかなりの急勾配
  で、ラックレールの痛みも、そうとう激しいのだろうと想像されるのでござい
  ました。

     緑のラインが子供鉄道           赤のラインが登山鉄道

   バスはほどなく登山鉄道の終点セーチェ ーニ山駅前に止まるのでございます。
 ここから、なだらかに続く坂道を150mほど登りつめると、見えてくるのが、
 供道(Gyermek vasut)の駅舎でございます。こちらが子供鉄道セーチェ ー
 ニ山駅でございます。


  ここで登山鉄道から子供鉄道へ乗り継いでヤノーシュ山頂をめざします!

  恐る恐る中へ入ってみると、先客がい
 らっしゃいました。列車の出発時間が迫
 っているのか、皆乗車券を買い求めてお
 りました。






  本当に子供が仕事しているのか?
  気になって、前に出て覗いてみる
  と・・・


  ・・・切符を売っているのは確かに
  子供のようでございました!







  オカアチャンの番になったので思いっき
 り近づいて・・・



        ・・・記念スナップを写させて頂きました!

  ブダペスト子供鉄道は、ハンガリーの
 首都であるブタペストの第2区と第11区
 にまたがり運行する、軌間760mmの狭
 軌鉄道でございます。路線はセーチェー
 ニ山駅ヒューヴェシュ谷駅とを結ぶ
 11.2kmの単線非電化となっており、
 列車の平均速度は20km/hほどでござい
 ます。その間の駅数は臨時駅を除いて7
 駅あるそうでございます。

 
  機関車の運転は大人が行いますが、出
 札、車掌、信号操作、車両点検に携わっ
 ているのは10〜14歳の少年少女で、この
 類の鉄道では規模が大きく『世界一大き
 な子供のおもちゃ』と称されているよう
 でございます。



   その成り立ちは、ソ連共産党時代の産物で、社会主義教育の道具で
   あったピオネール活動に起因し、正式名称は
  『ハンガリー国有鉄道非公開株式会社セーチェーニ山子ども鉄道』
   (MÁV Zrt. Széchenyi-hegyi Gyermekvasút)でございます。
 
 ※ピオネール活動について詳しくお知りになりたい方は、文字をクリックしてください

  1947年に、ハンガリーの主要鉄道運営
 企業であったハンガリー国有鉄道(MÁV)
 は、子供たちにより運営される鉄道の開設
 を決定いたしました。いくつかの候補地が
 挙がった中、ハンガリー共産党中央委員会
 は最終的にブダ山地への建設を決めたそう
 でございます。
  1948年4月11日に着工された工事は、

 
 その工費を節減するために、ボランティア
 や学生が動員され、彼らが山を開き、軌道
 を敷設したそうでございます。最初の3km
 の区間は1948年7月31日に開通し、1949
 年6月24日にはさらに3.7km延伸され、1
 951年には全通して、11.2kmとなったそ
 うでございます。


   オフシーズンとは言え、お客の
  層は圧倒的に観光客が占めており
  ましたが、沿線には民家のある駅
  もございまして・・・






   別の車両を覗いてみると、地元の方も
  ご乗車されているようでございました!


    
   ヤノーシュ山頂のエリジュベート
  展望台を目指す私達は、まったく人
  気の無い・・・  
 




  ・・・ヤノーシュ山駅で下車となるの
  でございます。ここで降りたのは私達
  だけでした。




  ↑ ヤノーシュ山
    エリジュベート展望台
    リフト       
   と書いてあるようでございます。

  降りた駅の真後ろには、展望台を指し示
 す標識がございます。その指し示す方角に
 向かって道を進んでゆくこと・・・



    ・・・20分ぐらいで、目指す
   エリジュベート展望台へ到着と
   なりました。









イメージ 1

    頂上からの眺めは、私の拙い写真ではお伝え出来ないほど素晴らしいもの
   でございました!ブタペストのお勧めビューポイントでございます!

    
           標高527mのヤノーシュ山頂からの眺めでございます。中央の小高い丘の
   上のあたりにドナウ川があるのですが、見えにくい写真でございます。残念
   でございました!

                          ・・・つづく 

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kico様へ
kico様は旅なれておりますね。ハプニングにものともしない。普通はパニクリますよ。それが無い。所で子供鉄道って。私は子供専用の列車かと思いました(笑)。何だろうと思っておりました。こういう制度と言うか。こんな鉄道があるのですね。これに驚いております。それともっと驚くのは駅を降りた方がkico様たちだけであれば普通は不安にかられます。それが無い(笑)。登られた展望台は最高の景色です。良い旅をさせて頂きました。行った気分にさせて頂いております。続きを楽しみにしております。ナイスです。有難うございます。

2017/1/3(火) 午後 8:05 不あがり

アバター

こんばんは〜

良い景色や色々な物が楽しめたのですね〜(*^^*)
こういった旅も良いですね〜

ナイス

2017/1/3(火) 午後 8:13 ・:*:・桜乃 一人静・:*:・

子供鉄道、興味深いですね。
きれいな景色も素晴らしいです〜〜(*^^*)

2017/1/3(火) 午後 10:08 peko

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お美しい,そして雄大なハンガリーの風景ですね!
ハンガリーの作曲家,コダーイが「ハーリ・ヤーノシュ」という曲を書いていますが,関係あるのでしょうか。スペルが同じですね。

2017/1/3(火) 午後 10:25 jazzclub

> 不あがりさんへ
おはようございます!
写真だけ見ていると、たんたんと旅を続けているようですが、実際にはパニックと慄きの連続でございました。地元の方の親切に助けられながら、無事スケヂュールを消化できたことを、心から感謝しております。

ヤノーシュ山を目指した理由には、『子供鉄道』に乗ってみたいという気持ちが、なりの比重を占めておりました。日本でも近頃キッザニアと呼ばれる職業体験型テーマパークがつくられましたが、『子供鉄道』はその先駆けであり先端でもあると存じます。結果として今は、ソ連共産党の落とし子のような暗いイメージはございません。

山頂から眺めるブタペストの景色は、感無量でございました!不あがりさんの暖かいコメントは、ブログアップの力強いエネルギーとなっております。

コメント&ナイスありがとうございます。

2017/1/4(水) 午後 3:09 kico

> 桜乃一人静さんへ
こんにちは!
貧乏旅行には、貧乏旅行の楽しさがございます。体力勝負の部分が多いのですが、何事も自身の嗜好に合わせることが肝要と存じます。

素晴らしい景色に出会えたそれだけで、心満たされるものがあったことも事実でございますが、その思い出を留める写真技量も、大切と思うのでございました。単にカメラのせいにするのではなく、勉強しなければならないことは、多々ございました。

写真の上手な方に、畏敬の念を抱く私でございます。

ナイス&コメントありがとうございました。

2017/1/4(水) 午後 3:10 kico

> pekoさんへ
こんにちは!
お褒め戴きありがとうございます。実際に見るともっと素敵なんでございますョ!

子供鉄道は、本当に興味深い施設でございます。日本にも作ってほしいいと思うのでございました。

ナイス&コメントありがとうございました。

2017/1/4(水) 午後 3:10 kico

> jazzclubさんへ
こんにちは!
コメントありがとうございます。早々に調べてみました!ヤーノシュ(ハンガリー語: János)は、ハンガリーの男性名でございました。私がブログ内で使っているように、ヤノーシュと表記されることもあるそうでございます。驚くことにハンガリーには、ヤーノシュの名前の日(12月27日)があるそうでございます。ヨハネに由来する名前で、ジョン、ジャン、ヨハネス、ヨハン、ハンス、ジョヴァンニ、イオアン、イオアンニス、イヴァンなどに対応するそうでございます。

正確なところは、分からなかったのでございますが、『ヤーノシュ山』は日本で言えば『太朗山』のようなもののようではないかと勝手に思っているのでございますが・・・?

ハンガリーでは、日本と同じに苗字・名前の順番で表記されております。

調べて分かったのですが、コダーイの『ハーリ・ヤーノシュ』は、とても面白い歌劇でございます。一度ゆっくり聞いてみたいとおもいました。

ナイス&コメントありがとうございます。

2017/1/4(水) 午後 3:11 kico

今日は、昨夜は家に居たのですが新着表示がなくて気付き
ませんでした、
しかし今回も驚きの連続でした、
見知らぬ土地の観光はガイド付きかと思いきや山登りとは
驚いて言葉が有りません、

登山鉄道はラック式には覚えが有ります、
パナマ運河の閘門を開けて次の閘門までの牽引の電気機関車は
日本製でラック式でしたね、
子供鉄道は実際に子供さんが出札から車両点検までとは
開いた口が塞がりませんわ、
展望台までの道には雪が積もっていますね、
雲MARUなら怖くて引き返します

奥方も浮き浮きとしてとても良い表情をされています、

なる程、素晴らしい景色ですね、
kicoさんが此処に到着した時の満足感と達成感が伝わって
来ましたよ

2017/1/4(水) 午後 5:34 [ 雲MARU ]

> 雲MARUさんへ
こんにちは!
ガイドも無しで旅行代金を節約して、体力勝負で山登りしてきました!ハンガリーの治安はとても良く、いつまでも纏わりついて物乞いするような人はほとんどいないようでございます。置き引き、泥棒の類がどれだけいるのか正確なところは存じませんが、日本とあまり変わらないように感じました。程よい距離感を観光客と保ちながら、困ったときには優しいお国柄でございました。もともとは、アジアの民だったマジャール人は、日本人と同じ遺伝子も持っているそうで、何故か親近感を覚えるのでございます。

今回の再訪で、どうしても行ってみたかったのが登山鉄道と子供鉄道を乗り継いで、ヤノーシュ山へ登ることでございました。天候にも恵まれ、素晴らしい景色に出会うことができました!まずは、一つ目のミッションを果たすことができました。

『達成感の伝わる良い写真に撮れておりましたか!』
雲MARUさんにお褒め頂き、安心いたしました。頂くコメントの夫々が、ブログアップの励みとなっております。ありがとうございます。

2017/1/5(木) 午前 11:26 kico

kicoさん、今日は、

いつもご訪問ナイス!を有り難うございます、

雲MARUが明日、掲載の「BUDAPEST EXPRESS」で
この記事を紹介させて戴きますが宜しいでしょうか?
御了解のほど宜しくお願い致します。

2017/1/9(月) 午後 2:50 [ 雲MARU ]

> 雲MARUさんへ
今晩は!
拙いブログでございますが、お役に立てれば幸いでございます。こちらこそ、よろしくお願い致します。明日のアップを楽しみにしております。

2017/1/9(月) 午後 4:21 kico


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