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それでは、平成21年西野神社例大祭において、実施された奉納演武の中で、会長先生による刀の使い方の
一例を説明する場面が有りましたので紹介します。
田浦無想流に於ける刀の使い方の一例 其の壱
腰に挿している刀を抜こうとした場合の対処の一例(1)
抜こうとする動作に合わせ、 鞘毎抜き相手の首を斬り落とす。
腰に挿している刀を抜こうとした場合の対処の一例(2)−1
柄を利用し、 逆手を掛けて制する。
腰に挿している刀を抜こうとした場合の一例(2)−2
柄を握った場合も、手首を押さえられた場合と同様である事の説明。
田浦無想流に於ける刀の使い方の一例 其の二
刀の間違った使い方の一例
時代劇いわゆるチャンバラの場面でよく見かけるシーンの一つに、 自分の刀の刃を使って相手の刀を受け止めるシーンを見かけるが、田浦無想流では、 ご法度であり一番やってはいけない動作である。
刃は、最後まで守らなくてはいけない部分であり、特に、“もの打ち”と呼ばれる部分が刃こぼれを起すと 致命傷である。ゆえに刀の刃で受ける動作は、田浦無想流では有りえないのである。
刀の正しい受け方の一例
では、どこで受けるかと言うと田浦無想流では、 峰(みね)又は錬(むね)で受ける。これは、刃の反対側で、重ね(厚さ)も有り強くいくら傷ついても切味には影響しない部分である。
受けた後の処置の一例
峰(みね)又は錬(むね)で受けた後は、空かさず 小手を斬り落とす。
左右どちらで受けた場合でも、同様である。
例え一撃で斬り落とす事が出来なかった場合でも、小手に傷を負えば戦闘能力は格段に低下する。
※ 刀の使い方の一例を説明しましたが、記事中の「間違った使い方の一例」で、自分の刀の刃を使って相手の刀を受け止める動作は、ご法度である。と記述してますが、これはあくまで田浦無想流に於ける解釈であり、諸流派に伝わる動作を否定したものでは有りません。
今回は、田浦無想流に於ける刀の使い方の一例を紹介しました。
次回は、日本総合武術研究会 会長先生の演武を紹介します。(^^)/
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時代劇では、普通にあるシーンなので
刀ごっことかする時によくマネしました。。
でも、自分の刀で受け止めるのは、ご法度だったんですね〜。。
2009/9/23(水) 午後 5:47 [ はる ]
剣に興味を持ち始めた時に刃で受けていいものかどうかを考えました。
ある本を読むと流派により考えが別れるという事を書いてましたので、田浦夢想流の受け方に納得、一方で斬り合いでは余裕が無いので刃で受けると言う流派にも納得です。
古術の場合は余裕があれば峰で、無ければ刃で受けると言った感じだと理解してます。
2009/9/23(水) 午後 6:04
間違った使い方の一例、
現代社会では刀とか持たないから、へぇ〜って驚きながら
読ませていただきました^^
とても深いものがありました・・・ポチ
2009/9/23(水) 午後 9:05
おっしゃるとおりと聞かせて頂きました。
実は家にも研いでいない刀などがあります。
旦那が合気道するので・・
為になりました
2009/9/24(木) 午前 8:37 [ キャサリン ]
はるさん>私も、習うまではチャンバラのシーンのように刃で受けるものと思っていました。
しかし、刃で受けてばかりいると直ぐに刀が使い物にならなくなってしまいます。
2009/9/24(木) 午前 11:58
soraさん>「斬り合いでは余裕が無いので刃で受ける」これは、十分考えられることだと思います。また、双方斬り合った時に刃と刃がぶつかる事も考えられますね。
ゆえに、「刃で受けざるを得ない状況にならない様に修練せよ。」と言う事だと思います。
2009/9/24(木) 午後 0:11
ポメちゃん>ポチありがとうございます。
現代社会で、刀を持って斬り合う事など、在っては成りませんね。
(在ったら、大変です。(笑))
ですが‥、日本の伝統文化の継承と言う意味も含めて、真険に取り組んで行きたいと思います。
2009/9/24(木) 午後 0:17
キャサリンさん>ご主人、合気道をされていましたか!?
でしたら刀も使いますね。
研がないまでも、手入れをするだけで身が引き締まる想いが有ります。
記事は、参考にしていただければ幸いです。^^
2009/9/24(木) 午後 0:39
丁寧な説明だったのでわかりやすかったです。
こうやって見ると億が深いのがよくわかります。
2009/9/24(木) 午後 1:15
おやじさん>ご理解いただけてでしょうか!?
この時代、刀を持って斬り合う事など有っては成りませんが、日本の伝統文化の継承と言う意味も含めて、真険に取り組んで行きたいと思います。 ^^
2009/9/24(木) 午後 5:08