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福島第二原発廃炉

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東電は福島第二原発の廃炉を決定したと福島県へ伝えたと報じられた。

第一原発事故から7年以上も経過してようやく福島県の要望である福島県内の原発を全廃することに東電は決定した。遅すぎる決定である。

これで福島県にある東電の10基の原発すべてが廃炉となる。現在の第一原発の収束は日暮れて道遠しの状況に変わりはない。汚染水を溜めるタンクの増設の場所も満杯でこれ以上の場所を確保することが難しいらしい。それ故に、トリリューム汚染水は希釈して海へ放水する案が東電で検討されているらしいが、地元の漁業関係者からの猛反対にあって、東電との関係が険悪化しているともいわれる。

未だに汚染地域は汚れたままの状態であるが、避難している地元住民への損害賠償額をケチろうとして、早期の帰還を避難住民へ促してはいるが、戻ってくるのは老人ばかりで、既に7年3か月も避難生活が続いていれば、避難先での生活が決して事故以前の状況に戻ることは無いにしても、苦しい生活であるが、曲がりなりにも何とか新天地に慣れてきているとすれば、若年の住民は、移転先に定着する道を選ぶだろう。子供だって事故直後に生まれたら既に7歳になっているので、避難先で友達や遊び場などに慣れ親しみ、避難先以外知らない状況であれば、危険な放射線量の高いところへ、わざわざ戻ろうという気にはならないだろう。

福島県に限らず、東電が福島県の原発10基すべてを廃炉にするということに対して、福島県民だけではなく、他の県の住民である筆者も東電がやっと廃炉を決断したことで、安堵している。廃炉費用は莫大である。東電だけで賄えることはできないと言われ、税金や電気料金で国民へ負担させるだろう。他に方法がないとすれば、それでも再稼働によって電気料金が下がるより、廃炉によって負担が増すことのほうが益しと容認せざるを得ない。

東電がなぜ、急に福島第二原発の廃炉を決定したのか。その理由は、おそらく、私の推測では、新潟県知事選挙の結果をみて、決定したのではないかと思っている。

新潟知事選で、野党が統一してバックアップした女性候補池田ちか子氏が落選したのは、残念だったが、その結果が福島第二原発廃炉に東電を向かわせたとしたら、それはそれでよかったともいえる。

しかし、新新潟県知事の花角氏は、自民党・公明党の推薦を受けて当選したという厳然たる事実は、彼がいずれは柏崎刈羽原発原発稼働の認可を下すことは間違いない筈だからである。現在は、表面上、前知事の考えを踏襲し、福島第一原発事故の検証が終わらない限り再稼働の議論はしないと言っているし、決定するには再度県民の意を問うというような殊勝なことを言っているが、鹿児島県の知事三反田が選挙では反原発を掲げて当選したが、その舌の根も乾かぬうちに、川内原発を再稼働させた。間もなく花角氏も同様に苅羽原発6号7号を再稼働に go サインを出すだろう。東電は福島県内の全原発廃炉によって、何が何でも柏崎苅羽を動かそうと躍起になるはずだ。

政府や経産省の方針は、原発を重要な基幹エネルギーとして変えていないし、原子力規制委員会はすでに6.7号機が新安全基準に適合しているとしている。原発マフィアが柏崎苅羽を易々と遊休状態に置くことを認めるはずがない。政府が新潟県知事にプレッシャーをかければ、知事選に当選したのは自民・公明のバックアップがあったためとの負い目から、花角氏が再稼働に傾くのは自然の成り行きだろう。

もしそうなったときには、選挙の公約と当選後のコメントを言質として、再稼働阻止のために、新潟県民は県民の民意を問い直すことを要求しなければならない。それをやらずに裏切り行為を行い再稼働を許可した場合には、彼のリコールを求めなければならない。

しかし、脱原発への流れはますます強まっていくことに変わりはない。誰が見ても、誰が考えても原発は政府が吹聴するような経済性での点で破綻している。その経済性は、「カネ」に最大のプライオリティを置き、「カネ」さえ儲かれば、しかも「自分だけ」「今だけ」という考え、即ち、政府や一部の者の利権の観点からしか物の見方ができない愚か者としか言いようがない者たちから見た経済性に過ぎない。

原発は福島第一原発事故の教訓を謙虚に受け止めたら、人間だけでなく小さな微生物から大きな動植物など、地球上のあらゆる生き物が安全な環境のなかで育む権利を奪う。だから許されるものではないことは自明の理だから。


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