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先日、本番のパラトライアスロンのテストを兼ねて世界選手権競技が競技場となるお台場で行われた。

特にスイムの競技になるお台場の水質が、安全基準値を超える大腸菌のために中止となった。競技を主催する JOC だったか、トライアスロン競技会だかが、本番では基準値以下にする措置を採るから、懸念には及ばないというようなコメントを出していた。会場になる海水を大腸菌汚染から防護するためにネットを張り巡らしているが、このネットを、本番では3重にするという。

原因は、競技前日の雨によって、増水した競技場の海水が予想以上に大腸菌に汚染されたものだということだった。

実をいうと、会場の近くの、有明2丁目には東京都の大規模な下水処理場があって、ここで、1000万東京都民が毎日使うトイレや台所、洗濯などの汚染水が下水管を通って運び込まれ処理されている。会場のお台場と有明下水処理場は目と鼻の先である。今はだいぶ下水管の容量や、雨水とトイレ汚水とを分離するなどの改善はされているだろうか?一昔前は、雨が降ると トイレなどの汚染水と、雨水が同時に下水管に流れ込んで、下水管の容量をオーバーし、溢れることがしばしば生じた。ひょっとすると今も分離していないのかも知れない。

競技に先立つ日の東京地方は、確かに西日本を襲った台風10号の影響で、天候が悪く雨模様だったが、左程の雨量ではなかったはずだ。それにもかかわらず、雨水の影響で大腸菌が増加し、海水に異臭が生ずるというのは、やはり、ちょっと問題があるのではないだろうか。

世界中から超一流のトライアスロン アスリートが、集い競う場所で、このような、最も基本的な部分で問題があるのは、恥ずかしい話で、もしアスリートたちが、下水処理場の目と鼻の先で競技をするということを知っていたならば、いくらオリンピックといえども、抗議と共にエントリー拒否をするのではないか? 「いったい私たちの健康をなんと考えているのだろう?」と。

何年か前に、トライアスロン競技がロンドンで行われた際に、会場はバッキンガム宮殿とマルを周回するコースで行われたが、この様子をテレビで観たことがあったが、この時、スイム競技の会場となったのは、セントジェームス公園の池だったように記憶する。水質について問題となった様子もなく、競技は行われたものの、個人的には、この時も、池の水の色は薄茶色で、水質は大丈夫だろうかと気になったことを思い出す。

それ以上に、最近は話題にならなくなって久しいが、福島第一原発事故による1号機から3号機の格納容器内のメルトダウンしたデブリーの冷却に大量の水が使われ、冷却後の放射能汚染水は依然として増加が継続している。このため汚染水を貯めるタンクを設置するスペースが、2022年ころに遂になくなるが、冷却は今後も続けなければならず、見通しは暗い。いずれタンク内の汚染水は浄化装置「アルプス」を使ってセシウムやストロンチウムなどは除去するものの(ただし完全ではない)、親水性の多量のトリチウムは取り除くことができないため、政府や東電は、トリチウムを含んだ処理水を薄めたうえで海に投棄すると言っている。

しかし、地元の漁業関係者が反発しているのはもちろんであるが、隣国の韓国が、慰安婦問題や、徴用工問題などの戦後処理を巡る対立から生じた韓国を貿易品輸出規制の優遇国から外したことに端を発した日韓関係の悪化から、汚染水の海洋投棄を国際世論に訴えて、日本の実像を世界に暴露し、国際問題となってオリンピックボイコット運動に発展しかねない。しかし、そういうことを承知の上で、政府は背に腹は代えられず、理屈の通らない口上設けてでも断行するだろう。(狡いいつも嘘をつく政府や東電は、既に密かに海洋に投棄をしている可能性も否定できない) 

こういう事態は、早い段階から分かっており、有識者による解決策が検討されてきたが一向にいまだに有効な手立てが見つかっておらず、見通しも暗い。福島の一部地域では、放射能汚染が酷い状況にもかかわらず、復興を装うために人々を汚染地域に帰還させている。もし、海外のアスリートを始めオリンピック関係者や訪日を予定している観光客が、オリンピック開催地日本の実情を知ったならば、どういう反応を示すだろうか?直前になって、日本での開催は、それこそ健康第一のアスリート達の安全を脅かすものとして、危ぶみボイコット騒動になるのは必然かもしれない。日本人の我々ですら、情報操作によって、福島第一のその後の本当の姿が見えない。まして、海外の人々おやである。

「オリンピック」なんていうものは、真夏の熱中症危険でアスリートたちの健康を損なおうが、汚染水で人々の安全を脅かそうが、アスリート達の日ごろ鍛えた身体と技を競う世界の祭典などという表向きの美辞麗句とは裏腹に、一部の利権者が金儲けのために設えた仕組みに過ぎないことがよくわかる。

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