カレンダーの中から押し出され
今も思い出せずにいた
選択肢のない幸せの始まり
無理やり絞った可能性
破れかけた買い物袋
風に揺れる洗濯物に憧れた
取り残されたかくれんぼは
今も胸で続いている
雨雲の向こうの茜空が見えた気がした
手を振るキミにありがとう
閉じたアルバムの中で
いつまでも 変わらず輝いていてくれて
冷たい雨降る街も
暖かい空気に変わっていく
手に入れ失った 今日も過去に溶けていく
古びて脆そうな橋を渡り
流れる不幸を越えてきた
欲張りで笑えてきた適度な夜
リードで引かれる犬のような
当たり前の幻惑の中
はるか遠くに見えた窓灯り
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