フォレストレースウェイに搬入された「新ビビオ」 モータールームの様子 車内の様子(前進・後退切り替えスイッチがいい感じ) テスト走行前の準備の様子 テスト中 テスト中2 無事テスト走行を終えました 新ビビオと4年生 1級自動車整備科の4年次に、「特別自動車研究」の授業があり、学生たちは個人又はグループで自動車に関係する研究課題を自分たちで考え、1年かけてその課題に取り組んでいます。今年は、ひとつのグル−プで新しい改造電気自動車の制作を課題に取り組んできました。 ベースの車両は、スバルの軽自動車ビビオです。ビビオといえば1級自動車整備科の1期生から代々引き継ぎながら改良を重ねてきた「BLUE CATS-I」号がありますが、「もっとパワーを!」ということで、モーターをより大きいものを載せた車両の制作に取り掛かりました。 BLUE CATS-I号のモーターを載せ替える方法では、軽自動車の狭いエンジンルームには大きいモーターは搭載できません。しかし、ベースの車両は軽い軽自動車がいいということで、4駆のビビオを選びました。実は、たまたま学校の教材であったのでビビオになりました。 今回制作した改造電気自動車でもっとも苦労した点は、トランスアクスル(もともとのミッション)を使わずに後輪をどのように駆動させるかでした。使用するモーターが大きいためエンジンルームには横置きでは入らないため、縦置きにする必要がありました。試行錯誤を繰り返し、そして出た答えが、モーターとリヤのプロペラシャフトをドライブシャフトでつなげることでした。そのドライブシャフトは特注で制作してもらいました。 その他のバッテリやコントローラなどは、BLUE CATS-I号からそのまま移植されました。 もう一点工夫したものが前進、後退用の切り替えスイッチです。ソレノイドスイッチによるものがキット販売されていますが、あえて手作りのスイッチの制作をしてみました。オークションで大電流対応のナイフスイッチを落とし、それを改造して搭載しました。またその大きさがいいこと。旅客機のスロットルレバーの様でかっこいいです。 そしてようやく新改造電気自動車「・・・・」が完成しました。車両名はまだありません。「新ビビオ」としておきましょう。 今回、研究の成果を確認するために、袖ケ浦フォレストレースウェイにて、テスト走行をしてきました。30分間の走行でしたが、無事走行を終えることができました。 新改造電気自動車の成果は、モーターを大きいものにしたことにより、BLUE CATS-I号よりパワフルになりました。袖ケ浦フォレストレースウェイの1周のラップタイムは、BLUE CATS-I号の57秒から52秒へ。鉛バッテリの搭載をできるだけ低く車両の中心へ集めたので、コーナーリングも良くなったようです。バッテリの搭載数もまだ増やせるので、もっとパワーが出せるとはずです。 今後の「新ビビオ」の進化が楽しみです。
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2013年度活動報告
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4年生、メインスタンド裏にて 松田次生選手とチームメイト 中嶋一貴選手にサインを求めるファンの列 WECマシン (LMP2クラス 27号車 平中克幸選手たちがドライブするマシン) 1級自動車整備科4年生は、只今インターンシップで各就職内定先企業にて実習をしています。 そんな中、10月19日、20日に研修旅行に行ってきました。 今年の研修は、WEC日本ラウンドの視察です。 「WEC」は昨年よりスタートされた「世界耐久選手権」World Endurance Championshipの通称で 日本では「ウェック」と呼ばれています。F−1、WRCなどと並ぶ世界選手権です。 WECは「ル・マン 24h」を始めとする耐久レースで、世界各国で8戦が行われ、今回の日本ラウンドは第6戦目になります。 今年で2回目となる富士スピードウェイで開催されるWEC日本ラウンドは、どんな規模のレースなのかを、視察に行ってきました。 19日(土)は、WECのピットウォークに参加し、レース車両やメンテナンス機材を間近で見られ、レーシングドライバーにサインや握手をしてもらうこともできました。 午後は、WECの公式予選を観戦しました。 LMP1クラスでは「トヨタ ハイブリッド」と「アウディ ハイブリッド」の速さと、それぞれのマシンのエンジン音の違いが印象的でした。 LMGTEクラスではフェラーリ、ポルシェ、アストンマーチン、シボレーの各マシンがエントリーしていましたが、各マシンのエンジン音の違いがやはり印象に残っています。 出場ドライバーのトークショーが開かれ、日本人ドライバーが揃ってのトークにコース外でも盛り上がっていました。そこで知ったWECで活躍しているという日本人女性ドライバーの井原慶子選手の決勝での走りにも興味が湧きます。 20日(日)は、天気予報では雨。それが的中して富士スピードウェイは雨で、土曜日にはよく見れた富士山はまったく見られませんでした。
WEC決勝レースはどうなるのでしょうか? 観戦する方も雨合羽をきて、耐久戦に臨みます。 やがてタイムスケジュールに従いWECマシンがコースインし 、浴衣美人の待つ各グリッドに整列しました。冷たい雨が降る中での浴衣姿は大変そうでした。 定刻となり、WEC日本ラウンド決勝がスタートされました。 が、雨天のためセーフティーカーによるスタートとなり、そのまま数周を走ったところでレース中断となりました。 各マシンがホームストレート上に一列に並べられ、雨がやむのを待って再スタートということになりました。 結局雨は止まず、レースは再スタートされずに6時間が経ち、終了となってしまいました。 残念です。 |
今年取り付けた電流メータとアクセル開度メータ BMSのモニタ。シャント抵抗器を取り付けた箇所のバッテリ電圧が0.00V表示されている 助手席に移設した38個のバッテリパックとコントローラ。ここにシャント抵抗器を取り付けた シャント抵抗器の溶断 10月14日に出場した”EVフェスティバル2013”のコンバートEV 1時間ディスタンスチャレンジでのリタイアの原因が、判明しました。 改造電気自動車’ENERGY CATS−I’(AE111改EV111)の製作、改良、テスト走行は、1級自動車整備科4年生の特別授業で行っていますが、今年の改造項目でアクセル開度メーターと駆動バッテリの電流量メーター(走行中の放電電流量と回生電流量が分かるメーター)を組み付けることにし、市販のメーター、可変抵抗器、シャント抵抗器を使って回路を組んで、車両に取付ました。
そのシャント抵抗器の容量不足が原因で、レース時の大電流により溶断してしまったようです。 シャント抵抗器は駆動バッテリに直列に組み込むので、溶断してしまえばモーターに電流を流せませんので走行できなくなります。 今回の経験で学んだことは、「電流計はクランプ式がよい」ということでした。 |
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10月14日、体育の日。 気持ちよく晴れたこの日に、茨城県筑波サーキットで開催された 「Japan EV Festival 2013」に、今年も行ってきました。 チームは1級自動車整備科3,4年生。 ドライバーは4年生5人と私(クラブ会員登録者)。 車両は”ENERGY CATS-I(EV 111 レビン)”。 レースカテゴリーは「コンバートEV1時間ディスタンスチャレンジ」。 結果は、タイトルのとおりでした。 大変残念です。 4年生のEVレース活動は、この大会が最後だっただけに、本当に残念です。 二番目のドライバーに交代後、アクセル操作に対してモータの反応が悪くなり 6周目の裏のストレートで、全く反応しなくなり そのまま、リタイアとなってしまいました。 原因は、後日判明次第お知らせします。
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